隠滅の炎

Fire in the Hole
依頼者:
 クララ(Klara)
  / バストゥーク商業区大工房入口
依頼内容:
 銀山に集積されているシージターレットの
 破壊に協力してほしい。


バストゥーク商業区〔S〕



Ghioggo : 同志ガラッグ!
Ghioggo : 軍、銃士隊の
主だったヒューム士官を拘束しました!

Five Moons : ごくろう、同志ギオッゴ。
思いの外、早かったな。
で、同胞の士官たちは?

Ghioggo : はっ。われわれの計画に
賛同しなかった者が少々おりましたが
ご命令どおり、その者たちも拘束しました。

Five Moons : 残念なことだ……
飼い馴らされて、誇りを失った石頭どもめ。
よい。あとで、自分から説得してみよう。

Volker : ファイブムーンズ!
いますぐ、あの愚行をやめさせろ!

Five Moons : フォルカー……。

Volker : こんなことをして何になる?
むしろ、お前たちガルカ族の立場を
悪くするだけだと、なぜ気づかない!
Volker : 隊長に相談しよう。
私たち、ミスリル銃士隊で大統領に直訴するんだ!
そうすれば、軍だって……


Volker : !?
Volker : ファイブムーンズ……
まさか、私まで拘束するつもりか……?

Five Moons : …………。

Volker : お前にとって、私は
他のヒュームの連中と変わらぬ存在だったのか!?

Dabem : 同志ガラッグ、大変です!

Five Moons : どうした、同志ダベム?

Dabem : 北グスタベルグにて
哨戒にあたっていた、第一軍団の第2千人隊が
クゥダフ兵団武装親衛隊の奇襲を受け、現在
敗走中とのことです。

Ghioggo : ちっ、同志ゲレナグを
臨時指揮官に据えた部隊だな。
やはり、経験不足は否めなかったか……。

Five Moons : で、敵の規模は?

Dabem : おそらくは2000~3000。
ここ首府に向け、まっすぐ進軍中です!

Ghioggo : なんだと!?
われわれの命令で動かせる部隊はほとんどないぞ。
Ghioggo : どうする、同志ガラッグ?

Five Moons : …………望むところだ。
Five Moons : どん亀の部隊など
物の数ではない。われらだけで撃退し
ガルカ族の決意をヒュームどもに見せてやるのだ!

Volker : ファイブムーンズ……。



 うおおぉおおぉぉぉーーーっ!!!

Five Moons : !?
Five Moons : !!


Volker : !?

Klara : フォルカー!

Volker : 隊長……!
いまの轟音は!?

Klara : クゥダフ兵団の
シージターレットの砲撃だ。

Volker : 攻城砲ですか!?
いつの間に、敵はそんなものまで?

Klara : 近くの廃坑に、あらかじめ
隠していたんだ。とにかく、このままでは
大統領府が危ない。あいつを破壊するぞ!

Volker : でも、ファイブムーンズが……

Zeid : ほうっておけ。
奴は銃士の誇りを捨てたのだ。
もう、われわれとは関係ない。

Klara : フォルカー、
気持ちはわかるが、いまは一刻を争う。
Klara : あの発射音……
ターレット2~3門による
準備砲撃にすぎないだろう。

Klara : その程度なら
ファイブムーンズの手勢でも
なんとか撃退できるはずだ。
Klara : だが、ザイドがつかんだ
情報によれば、ルホッツ銀山には、まだ
その倍のターレットが集積されているはず。

Klara : それらの設置準備が遅れている
理由はわからぬが、砲列に加えられれば
この街は、ひとたまりもないだろう。
Klara : われわれは、
なんとしてでも、その前に
シージターレットを破壊せねばならない。

Nicolaus : それで、隊長。
作戦は……?

Klara : シージターレットは
装甲を生皮で覆われていて、
火をかけるのは難しい。
基部をイグニス火薬で爆破する。

Nicolaus : イグニス火薬……
危険な代物ですね。

Klara : ああ。そこでまず
われわれは第二共和軍団の特殊工兵隊を
解放する。彼らは発破のプロだからな。

Nicolaus : 特殊工兵隊か……
できれば、ご一緒したくない連中ですね……。
で、イグニス火薬はどうするんです?

Klara : 大統領が
大工房の弾薬庫を開放するため、
尽力してくださっているところだ。

Nicolaus : でしたら、私は
そちらを手伝ってもよろしいですか?
あれは、不安定な物質でできた火薬なので
少しでも知識のある者の助けが必要でしょう。

Klara : いいだろう。許可する。
Klara : それから、[Your Name]。
爆破作業の際には、ぜひ
あなたの力もお借りしたい。

Klara : 廃坑は
北グスタベルグのルホッツ銀山の
一角にある。そこで合流してほしい。
Klara : これが、その入口のカギだ。
よろしく頼む。

だいじなもの:銀山の廃坑のカギを手にいれた!
銀山の廃坑のカギ

北グスタベルグにある、
銀山の廃坑に通じる門のカギ。

Klara : ザイド、ニコラウス、
フォルカー、行くぞ!

Volker : ハッ!

…………………………………………………………………………………………

Five Moons : !!
Five Moons : ……おい、ギオッゴ!
しっかりしろ!!

Ghioggo : 同志ガラッグ……
われわれの行動は……
き、きっと…………

Five Moons : ああ、
ガルカ族の名誉を回復した、輝かしい
壮挙として、歴史に語り継がれるだろう。

Ghioggo : ふ……よかった……

Five Moons : ……おい、嘘だろう……?
Five Moons : うあああぁぁあああぁぁーーーっ!!


バストゥーク商業区〔S〕 / 大工房入口


Gentle Tiger : ミスリル銃士隊なら
特殊工兵隊の解放に向かったぞ。君は
銀山で彼らと合流して、爆破作業を手伝ってくれ。


北グスタベルグ〔S〕


(Stonehoused Aditを調べる)


Klara : よく来てくれた、[Your Name]。
Klara : 特殊工兵隊は
イグニス火薬を運搬中だ。
まもなく到着するだろう。

??? : お待たせしましたぁ。

Nicolaus : う、その声は……

Adelheid : やぁ、ニック。
お久しぶりぃ~。


Nicolaus : ハイジ……
やはり、あなたでしたか……。

Adelheid : もぉ。どういう意味ぃ?
同門の仲間なのに、失礼しちゃう~。

Klara : シュトルム参謀、
お待ちしておりました。
早速ですが、作戦説明に入らせていただきます。

Klara : 情報によると、シージターレットは
発見されたときの用心のために、1基ずつ
鉱内に別々に隠されているそうです。
Klara : 参謀の特殊工作隊には
これらが砲列に加えられる前に発見し、
速やかに破壊していただきたいのです。

Adelheid : 了解ですぅ。
鉱内の敵の守備兵力はわかりますかぁ?

Klara : 残念ながら、不明です。
ですが、われわれ銃士が露払いを引き受けます。
どうか、ご安心ください。
Klara : これより、特殊工兵隊からひとり、
われわれ護衛からひとりでペアを作り、
計5組に分かれて作戦を遂行します。

Adelheid : バディシステムですね。
互いを見守り、そして助け合う……了解ですぅ。
Adelheid : じゃあ、わたしはニックとぉ……

Nicolaus : ぼ、ぼくは、彼女と組みます。

Adelheid : もう、ニックってば
相変わらず、素直じゃないんだからぁ~。
Adelheid : じゃあ、フォルカーさ……

Adelheid : とと、遅かったみたい……
Adelheid : うーん、じゃあ……
ザイド……さ……

Zeid : …………。

Adelheid : ……も
先約済みみたいだしぃ……
Adelheid : ……そうだぁ~。
探偵助手さん、わたしと組みましょー!

選択肢:アーデルハイトと組みますか?

>>いいえ
    Adelheid : そんな……お願いします!

>>はい

Adelheid : よかったぁ!
Adelheid : あ、でもぉ……
足手まといにならないでくださいね~。

Nicolaus : ……[Your Name]さん、
ど、どうかご無事で……。

Klara : では、各自健闘を祈る!



Solitary Ant : 銀山の廃坑のカギは持っているな?
直ちに、北グスタベルグの
ルホッツ銀山に向かってくれ。



(Stonehoused Aditを調べる)

同じエリアにいるパーティメンバーとともに
ルホッツ銀山に進入します。
よろしいですか?

選択肢:進入する?
    はい
    いいえ(キャンセル)

そのままお待ちください。
現在、サーバーに問い合わせ中……
ルホッツ銀山へ進入します。


ルホッツ銀山


制限時間は30分(地球時間)です。


Adelheid : ザイドさんの情報では
集積場所は明らかになってませんでしたけどぉ、
銀山の構造から考えると、そのひとつはぁ……
Adelheid : ……こっちに
間違いないですぅ!

Adelheid : ……イグニス火薬は
とっても不安定な薬品なんですぅ。探偵助手さん!
あいつら、やっつけてくださぁい。

[Your Name]は、Iron Quadavを倒した。
[Your Name]は、Gold Quadavを倒した。
[Your Name]は、Ancient Quadavを倒した。

Adelheid : ご苦労さまでしたぁ。
さぁ、気を取り直して、進みましょ~。

Adelheid : ちょっとぉ。バックを
取られてるんですけどぉ!? イグニス火薬で
爆死したくなかったら、とっとと倒してぇっ!

[Your Name]は、Iron Quadavを倒した。
[Your Name]は、Gold Quadavを倒した。
[Your Name]は、Ancient Quadavを倒した。

Adelheid : なぁんだ、全部
倒しちゃったんですかぁ? 探偵助手さんに
イグニスの爆発力を試してもらいたかったのにぃ。
な~んてね。じゃ、先行きましょぉ。

Adelheid : うぐぅっ……!

Adelheid : わあぁん……
衆寡敵せずですぅ!
助けてぇ、ニック~ッ!

[Your Name]は、Iron Quadavを倒した。×?
[Your Name]は、Gold Quadavを倒した。×?
[Your Name]は、Ancient Quadavを倒した。×?

Adelheid : あ、ありがとぉ。
でも、ニックが助けに来てくれたら、もっと……
もう、ここに用はないですぅ。

Adelheid : ええと、この鉱山に侵入してる
敵軍を大隊相当と想定すると、残存兵力は……
と、とにかく、早く倒してくださぁい!

[Your Name]は、Iron Quadavを倒した。×?
[Your Name]は、Gold Quadavを倒した。×?
[Your Name]は、Ancient Quadavを倒した。×?
[Your Name]は、Magnes Quadavを倒した×?

Adelheid : て、敵を
撃退できることは、想定内ですぅ!
さ、もうひと踏ん張りですよ~。

Adelheid : 木馬さんは、すぐそこですぅ。
探偵助手さん、がんばってくださぁい!

[Your Name]は、Iron Quadavを倒した。×?
[Your Name]は、Gold Quadavを倒した。×?
[Your Name]は、Ancient Quadavを倒した。×?
[Your Name]は、Magnes Quadavを倒した×?

Adelheid : さっすが、助手さぁん!
ではでは、勝利の火花を散らしましょ~。

Adelheid : んもう! イグニス火薬さえなければ
こいつらの好きにはさせないのにぃ~!
探偵助手さん、しっかりしてくださいっ!

>>Adelheid戦闘不能時
+ ...
Adelheid : ……やっぱり
ニ、ニックだったら、よかったのにぃ……
なのに、ニック……ってば……


北グスタベルグ〔S〕



Solitary Ant : なに?
銀山の廃坑のカギを失くしたのか?
作戦中なのに、しょうがない奴だ。
ほら、予備を持っていけ!

だいじなもの:銀山の廃坑のカギを手にいれた!


北グスタベルグ〔S〕


Adelheid : まずは
雷管を取り付けてぇ……
Adelheid : それから
爆発を1分後にセット、と……。

Adelheid : 木馬さん、さようなら~。
Adelheid : 完璧ですぅ~!

Adelheid : あれ、探偵助手さん
いつまで伏せてるんですかぁ?
Adelheid : この調子で、
残りもやっつけますよ~。
もたもたしてないで、ついてきてください~。

Klara : [Your Name]、来たか。
ここで最後だ。

Martina : それでは、爆破します。
みなさん、離れてください。

Adelheid : ……?
Adelheid : 待って……
その木馬さん……

Martina : !?

Adelheid : みんな、逃げてっ!

Martina : きゃあっ!

Adelheid : マルティーナ……!!

Nicolaus : 行ってはだめです!


Volker : ……ファイブムーンズ!?

Adelheid : マルティーナ、大丈夫!?

Martina : ええ……

Nicolaus : いまの爆発は、いったい……


Five Moons : 超大口径砲弾の
特殊装薬が積まれていたのだ。
大工房の分厚いベトンの防壁をも砕くという
強力な装薬が……。

Adelheid : そうか! その炸薬の調整に
敵は時間をとられていたんだわ。
Adelheid : ごめんなさい。
わたしがうかつでした……。

Five Moons : 自分だって、ここへ来る途中
ゴブリンの錬金術師が、そう話しているのを
耳にしなければ、その事実を知り得なかった。
Five Moons : ともかく、
ケガ人が出なくてよかった……。

Martina : あ、ありがとうございます……
ファイブムーンズさん……。

Zeid : ふっ、皮肉なものだな。
貴様がヒュームの女を助けるとは……。

Volker : ザイド、よさないか!

Zeid : よくも、ぬけぬけと
隊長の前に顔を出せたものだな。いまや
貴様は銃士ではなく反逆者なのだぞ。
Zeid : それとも、いまさらながら
おのれの仕出かしたことの重大さに気づき
お縄を頂戴しにきたのか?

Volker : ザイド……!
お前、よくもそんな……

Five Moons : いいんだ、フォルカー。
ザイドに自分の気持ちがわかるものか。こいつには
希望も理想も……夢すらないのだからな……。
Five Moons : ……だが、ウェライや
グンパの言うとおり、ヒュームとの争いに
力を行使したのは、自分の誤りだった……。

Five Moons : 気がつけば
自分は憎んでいたヒューム高官と
同じやり方を選んでしまっていたのだ。
Five Moons : 自分のせいで、
あたら若き同胞の命を散らせてしまった……。

Volker : ファイブムーンズ……。

Klara : 話はそこまでだ。
直ちに首府へ戻るぞ。
Klara : ファイブムーンズ、お前もだ。

Five Moons : 隊長……?

Klara : いまは、正規軍も反乱軍も
ヒュームもガルカも、どうでもいいことだ。
Klara : 大切なのは、国民一丸となって
美しきわが街バストゥークを、亀どもの
魔手から護ること……違うか?

Five Moons : はいっ!


バストゥーク商業区〔S〕


Geldav : だから、無駄ですって。いまごろ
同志ガラッグが、ヒューム士官をすべて拘束し
主要な部隊・施設を、掌中にされているはずです。

Werei : 愚かな……
いいから、早く案内してくれ。

Werei : !?
Werei : これはいったい……!

Zyndowa : ウェライさん!

Werei : 敵が市門に
とりつくのを許したのか!?

Zyndowa : 申し訳ありません。
多勢に無勢、いかんともし難く……
この門も、あとどれぐらいもつか……

Werei : ……!

Gumbah : ウェライ、あれ!

Geldav : な……!!
あれは、ヒューム士官!?
同志ガラッグはどうしたというのだ?

Werei : 皆の者、聞いてくれ!
ヒュームの士官は解放された。
Werei : 諸君らの
ヒュームに対する思い、
私とて忘れたわけではない。

Werei : だが、ここ
バストゥークは、われらガルカの父祖が
血と汗で築き上げた、第二の故郷。
Werei : いまは恩讐を捨てて
大同団結し、共に
首府を護ろうではないか!


 おおおぉぉおぉーーっっ!!!



※激しい市街戦が繰り広げられ、最後には敵を撃退する。




バストゥーク商業区〔S〕 / 大工房入口


Gentle Tiger : いま、プリーン大統領が
声明を発表されているぞ。
さ、大統領府へ行って拝聴してこい!

…………………………………………………………………………………………

Prien : ……諸君らの
献身的な戦いによって、わが国
建国以来、最大の危機は去った。
Prien : いま、私は高らかに宣言しよう。
わが国は、亀どもに勝利したと!

Prien : ……だが、われわれは決して
忘れてはなるまい。この勝利が、兵士、市民、
多くの犠牲の上に得られたということを……。
Prien : 彼らのために
しばし、黙祷をささげよう……。

Prien : ありがとう……。
Prien : さらに、諸君。
私はこの場を借りて、発表したいことがある。
どうか、冷静に耳を傾けてほしい……。

Prien : 私は恥じているのだ。
Prien : あの忌まわしい
ベルナー軍務大臣暗殺事件……。その嫌疑が
無実のペイルイーグル議長にかけられたことを。

Adelbrecht : ペイルイーグル議長が
無実だと……?

Jeremias : どういうことだ……!?

Prien : カルスト君。

Derek Karst : みんな、聞いてくれ!
Derek Karst : 私は、ある場所で
トンベリの暗殺者に襲われ
もう少しで命を落とすところだった。
Derek Karst : それを、身を挺して
救ってくださったのは、議長その人だったのだ!


Christoph : なんだと……!?

Drangord : 議長が……!?

Derek Karst : 私は暗殺の嫌疑で
彼を糾弾していた張本人だった……。
Derek Karst : もし、彼が容疑を
かけられていたような、反政府主義の暗殺者の
首魁だとしたら、そんなことをするだろうか?

Prien : それに、そのトンベリの
懐から、軍務大臣室の見取り図も出てきた。
もはや、犯人がだれかは明白となったのだ。

Garlbrei : やっぱり、
ぺイルイーグル議長は潔白だったんだ!

Prien : そのとおり!
私は、大統領として公式に議長に謝罪し
その名誉を速やかに回復したいと思う。
Prien : そして、この薄汚い
謀略を仕組んだ、獣人血盟軍に
報復することを、ここに誓う!

Prien : 諸君。そのために
どうか、力を貸してほしい!!

 うぉおおぉぉおぉおぉっ!!!



Dieter : ……ですが、諸般の
事情を鑑みても、内乱罪については
酌量の余地はありません。

Prien : そうだな……。

Dieter : 閣下。憲兵隊としては
ファイブムーンズ容疑者の
即時引き渡しを要求せざるを得ません。

Prien : 待ってくれ。
その前に少しだけ、彼と話がしたい。

Dieter : 承知しました。

Prien : なにか言い残すことは?

Five Moons : …………。

Prien : なるほど。
黙して語らず。あとは死をもって
己が意を示さんというわけか……。
Prien : いい気なものだな?

Five Moons : ……!?

Prien : 違うか?
潔く死ねれば、お前は本望だろうが
あとに残された者たちはどうなるのだ?

Prien : お前と行動を共にした同志は?
本件で命を落とした者たちの遺族は?
そして……
Prien : 反逆者を出した
汚名を被り、何より貴重な戦力を失う
お前の仲間……ミスリル銃士隊は?

Five Moons : …………。

Prien : ときに、クララ。
Prien : いまは戦時だ。
ミスリル銃士1人の諜報活動は
1個軍団の命運すら左右しかねん。そうだな?

Klara : はっ、光栄であります。
わが銃士隊の情報力は、同盟国からも
高い評価をいただいております。

Dieter : 閣下。
おっしゃりたいことはわかりますが……

Prien : ありがとう。
理解してもらえると思っていたよ、ディーター君。

Dieter : だ、大統領……!!

Prien : なに、いまさら
こやつは逃げも隠れもするまい。
軍法会議が始まるまででよいのだ。
Prien : 彼の身柄を
私に預けてくれるね?

Dieter : …………。
Dieter : ……よろしいでしょう。
大統領として、閣下が彼の身柄を
書面にて保証してくださるならば。
Dieter : ですが、閣下。
いずれ、この件で、ご自身が
議会から追及されることになるでしょう。

Prien : 無論、覚悟の上だとも。
Prien : ファイブムーンズ……
いや、ガラッグ。君には、これまでどおり
ミスリル銃士として任務にあたってもらう。
よいな?

Five Moons : ……隊長が
自分を必要とされているなら。

Klara : 当たり前だ。

Prien : よし、決まりだな。
Prien : わが国は
再び、団結せねばならん。

Prien : ガラッグ。
そのためには、君の意見と行動が必要だ。
頼んだぞ。

Five Moons : はっ。

Prien : それから
[Your Name]。
Prien : クララから話は聞いた。
君が敵の攻城兵器を破壊してくれたそうだな。
おかげで、この街は窮地を脱することができた。
Prien : この国の大統領として、礼を言う。

Prien : これは私からの恩賞だ。
どうか、受け取ってほしい。
Prien : これからも、わが国のため
ミスリル銃士隊に、君の力を貸してくれたまえ。

共和シルバー章を手にいれた!
共和シルバー章
Rare Ex
敵対心-2 ヒーリングHP+1 ヒーリングMP+1
Lv40~ All Jobs

Volker : よかったな、ファイブムーンズ!

Nicolaus : まったく、人騒がせなんですから。

Five Moons : 隊長、自分は……

Klara : なにも言わなくていい。
お帰り、ファイブムーンズ。

Volker : おい、ザイドも
なんとか言ってやれよ。

Zeid : ……ふん。

Five Moons : …………。

Nicolaus : ザイドさんは、相変わらずですね。

Klara : しかたあるまい。
彼とて、同じガルカ族。
いろいろと思うところもあろう。
Klara : さて、[Your Name]。
あなたには引き続き、われわれの
作戦に協力してもらいたい。引き受けてくれるか?

Klara : では早速、
今後の作戦についてだが……
Klara : うっ……!

Volker : 隊長……?
どうされましたか!?


Klara : ……な、なんでもない。
少し目眩がしただけだ……

Nicolaus : おそらく、疲労でしょう。
ここのところ、立て続けの事件で休む間も
なかったですからね。すぐに休まれた方がいいです。

Klara : ……ああ、そうだな。
フォルカー、あとは頼む。
すまないが、私は少し休ませてもらおう……。

Volker : 了解です、隊長。
Volker : [Your Name]。
すまないが、見てのとおりだ。
また後日、隊長が回復されたら
作戦会議の続きをするとしよう。

Gentle Tiger : クララ隊長が
あんなに憔悴された姿は、いままで
俺も見たことがないぞ。心配だ……。
Gentle Tiger : そういえば、
シュトルム参謀総長から聞いたぞ。ついに
ミスリル銃士隊No.6に任命されたそうだな。
おめでとう!
Gentle Tiger : だが、失態とはいえ
俺が最初にここを通してあげたからこそ、
いまの君があるんだ。それを忘れないでくれよ。


称号:ミスリル銃士隊No.6


Gentle Tiger : クララ隊長が
あんなに憔悴された姿は、いままで
俺も見たことがないぞ。心配だ……。


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■関連項目 バストゥーク商業区〔S〕
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最終更新:2013年02月16日 22:16
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