Volker : [Your Name]、無事だったか。
Volker : さっきのこと、覚えているか?
俺はまだうまく整理しきれていない……。
Volker : われわれが
クララ隊長を追いこんだら、突然
彼女は意識を失った……
Volker : そしてその後、
現れたデーモンに
襲われそうになったら……
Volker : 隊長は
突然また意識を取り戻し、今度は
われわれを救ってくれた……。
Volker : いったい、これはどういうことだ?
隊長の身になにが……?
Zeid : ……ここから先は、私ひとりで調べる。
おまえたちは、首府に戻れ。
Volker : ザイド……?
急になにを言いだすんだ?
Zeid : これ以上、踏み込むのは危険だ。
おまえたちは、手を出さないほうがいい。
Volker : 危険なことは、はじめから
わかって……
Zeid : いいから、戻れ!
Volker : ……ザイド?
おまえ、なにか心当たりがあるのか……?
Zeid : ……。
Volker : そうなんだな……?
Volker : だったら、話してくれ。
皆でここまで来たんだ。
最後まで、共に戦おうじゃないか!
Zeid : ……[Your Name]。
Zeid : おまえは、これまで
幾度もわれわれの手助けをしてくれたな。
Zeid : 理由は何だ?
なぜ、そのように、見返りもなく
何度も、手を差し伸べる……?
選択肢:力を貸すのはなぜ?
>>困っている人を救うため
Zeid : そうか……。
おまえはこれまで、われわれ以外にも
多くの者を救ってきたのだろうな。
>>真実を知るため
Zeid : そうか……
その両足が決して歩みを止めぬのは
真実を求めてやまぬから、か……
>>戦争を終わらせるため
Zeid : そうか……
お前を突き動かすのは
何よりも迷いなき正義……
Zeid : その迷いなき答え……
似ているな。まるであのときの……
Zeid : ……わかった。
話そう。あの日のことを……。
…………………………………………………………………………………………
Zeid : ……6年前、私は
第13部隊の仲間の無念を晴らすため、
憎悪の鬼となっていた。
Zeid : 復讐……!
それこそが唯一、仲間の誇りを取り戻す方法、
そう信じて……!
Zeid : ……だが、実際は
人を殺めれば殺めるほど、己の中の
何かが失われていくばかりだった……。
Zeid : 誇りも尊厳も建前だ。
いくら理由をつけたところで、
俺はただ怒りに身を任せた人殺し……。
Zeid : 正直に言おう。
当時の私は、何のために剣をふるっているのか
もはや、わからなくなっていた。
Zeid : ……やがて
流れる血の臭いばかりに支配され……
私は……ついに人の道を見失い
北の地に流れ着いた……
Zeid : そこで……
とあるデーモンに出会ったのだ。
Marquis Amon : いずれ、来ると思っていたぞ。
ウォークラウド。
Marquis Amon : いや、ザイドと呼ぶべきかな?
Marquis Amon : ……ふ、もはや
人の言葉すら忘れたか。
Marquis Amon : 薄情なものだな。
お前がこの地で仲間を失ったときの
憎しみはどこへ行った?
Marquis Amon : ふっ、
お前は幻滅しているのではないか?
あれほど、憎悪に満ちて復讐を誓ったのに
時が過ぎ、怒りが風化してしまう自分自身に!
Marquis Amon : ……まあ、いい。
所詮、お前は我が傀儡に過ぎぬ。
存外によく動いてくれたがな、ククク。
Marquis Amon : さぁ、心亡き人の子よ。
我と共に来るのだ。
お前の生きる道は、闇の中にこそある。
Marquis Amon : 闇の王に忠誠を誓い、
闇の血族として生まれ変われ。
??? : 待て!
Marquis Amon : なんだ、お前は……?
Klara : バストゥーク共和国軍
ミスリル銃士隊隊長、クララ・ベスターだ。
Marquis Amon : 我はマークィスアモン。
ここはお前の来るところではない。去れ。
Klara : そうはいかない。
Klara : マークィスアモン……
第13部隊を全滅に追いやり、
この者を殺人鬼たらしめるとは……
Klara : ずいぶんと
卑劣なことをしてくれたな。
Marquis Amon : ……ほぅ、軍人とは
ただ頭の固い連中だとばかり思っていたがな。
なかなかの逸材もいるではないか。
これは人の評価を改めねばなるまい、ククク。
Klara : ふざけるな!
……さぁ、こいつを引き渡してもらおう。
これ以上、お前に好きにはさせない。
Marquis Amon : フッ、我に指図するとは
命知らずな女め……
Marquis Amon : 計画の邪魔はさせぬ。
そこで、大人しく見ていろ。
Klara : なッ……!
Marquis Amon : 冥界の火だ。
触れればその身、ただではすまぬぞ……。
Klara : おい、やめろッ!
こいつらの仲間になどなるな!
正気に戻れ!
Marquis Amon : 耳を貸すな。
この女はお前を捕まえるために、
お前を惑わせているのだ。
Klara : これ以上、己を追いこむのはやめろ!
いまなら、まだ間に合う!!
Marquis Amon : あの女の言うことは、奇麗事だ。
ヒュームがどれだけ嘘つきで醜い奴らか、
お前は充分に知っているはずだぞ?
Marquis Amon : さあ、
愛も情もない闇の世界へ来い。
お前にとって、力だけが、正しいのだ。
Klara : 私の声を聞け! 己を見失うな!
お前とともにあり、お前を信じていた
仲間たちの言葉を思い出せ!
Marquis Amon : 自惚れるなッ!
殺人鬼であるお前には、もう何もない。
誰もお前を信じない……
誰もお前を見つけないッ……!
Klara : ならば……
私がきっと……!
Klara : お前を、見つけだしてやるッ……!
Klara : ぐッ……!
Marquis Amon : ……!
正気か、女ッ!?
Klara : ……さぁ、来い。
勇気を出せ……!
Klara : 掴め、ザイドッ!!!
Marquis Amon : クッ……!
逃がしはせぬ!!
Marquis Amon : ちっ……!!
Klara : うッ……!
Klara : ……ああ、すまない。
大丈夫だ。
Klara : よくぞ、踏みとどまってくれたな。
礼を言う。
Klara : ……さて。
ザイド、今からお前を
私の保護下に置くとしよう。
Zeid : ……?
Klara : お前が犯した所業は
決して許されるものではない……。
Klara : 牢獄に送られれば、死刑は確実。
しかし死ぬのは簡単だ。お前をそう簡単に、
苦しみから自由にしてやるつもりはない。
Klara : 不様に生き恥を晒し
せいぜい、悩んであがくがいい。ザイド。
お前の苦悩の旅を、この私が見届けてやる……。
Klara : 旅の果てに何があるのか……
そのときに改めて、お前に刑を執行してやろう。
Zeid : ……。
…………………………………………………………………………………………
Volker : ……そうだったのか。
隊長は、闇に捕らわれそうになったザイドを
救ったのだな……。
Volker : もしかすると、先ほど
隊長の影から現れたデーモンは、
そのときの……。
Volker : 北の地で
ザイドを迎え入れようとしたことといい、
いったい、なにを企んでいるんだ……?
Volker : ……それに、気になるのは
そのデーモンが持っていた玉だ。
Volker : ひょっとして、
隊長が、玉の光を浴びたことで
奴の術か何かにかかった……?
Volker : ……とにかく、先ほど
隊長が潜伏していた部屋に
もういちど行ってみよう。
Volker : インプも言っていたように、
あの部屋には何かありそうだ。
あの場所で、手がかりが見つかるかもしれない。
(???を調べる)
Nicolaus : 動くな!
Volker : !?
Nicolaus : ……なんだ、
あなたたちでしたか……
Volker : ふたりとも、大丈夫か!?
いったい何があった!?
Five Moons : ……うぬぬ、不覚であった。
奇襲を受けるとは……
Volker : 奇襲?
Five Moons : ああ。実は、そこの壁に
隠し扉を見つけたのだ。
Five Moons : どこへ繋がっているのか
調べていたら、闇の王の親衛隊と思しき連中が
待ち構えていてな。
Five Moons : 奴らを振り切って
ここまで戻ってきたはいいが、この有様だ。
Nicolaus : そっちは、どうでしたか?
Volker : それが……
Five Moons : なに、隊長の影から
デーモンが現れただと!?
Volker : ……ああ。
ザイドの話からも、そのデーモンに
隊長はおそらく……
Nicolaus : 乗っ取られている
可能性が高いですね……
Volker : やはり、ニコラウスも
そう思うか?
Nicolaus : ええ。そう考えれば、
これまでのことも納得できます。
Five Moons : なんということだ……。
だとしたら、隊長からデーモンを
切り離さないかぎり、隊長を救う手立ては……
Zeid : ……。
Zeid : ……!
Volker : なっ……!
Marquis Amon : ザイド、久しぶりだな。
Zeid : ……やはり、おまえは
あのときの……
Marquis Amon : あの女のために
このようなところまで来るとは……すっかり
飼い犬に成り下がったようだ。
Zeid : ……隊長はどこにいる?
Marquis Amon : ほう、内に秘めたその怒り……
素晴らしい。やはり、我が目に
狂いはなかったようだ。
Marquis Amon : ザイド、あの女なら
すぐにでも返してやろう。
そのかわり……
Marquis Amon : 今度こそ、仲間になれ。
Zeid : ……!?
Marquis Amon : 案ずるな。
闇の王に従ずるのは、一時のこと。
Marquis Amon : おまえは
そこいらの人の子とは違う。
おまえならば、闇の王を超える力を得ることも
夢ではないのだ。
Marquis Amon : さぁ、来い。
人の子の世界は、お前には似合わぬ。
我と共に新たな世界を築こうではないか。
Volker : 闇の王を超えるだと……?
それが、おまえの目的か!?
Volker : ザイドは、もう昔のザイドではない。
クララ隊長に救われ、人の道を取り戻したんだ。
おまえの仲間になど、なるものか!
Marquis Amon : フフ……、ほざけ。
その気になれば、あの女の
息の根を止めることなど、造作もない。
Marquis Amon : 下手な挑発は命取りだぞ、小僧。
我はザイドと話をしているのだ、少し黙れ。
Nicolaus : ……!
Volker : くそッ、こんなときに……!
Zeid : ……わかった。
おまえの言うとおりにしよう。
Volker : ザイド……!
Marquis Amon : ククク……賢明な判断だ。
さぁ、これから、闇の王に会わせてやろう。
Volker : ザイド……!
Volker : くそッ……!
Volker : おい、奴を探すぞ!
Nicolaus : 待ってください。
このまま奴を見つけたところで、
状況は変わりません。
Nicolaus : われわれに
残された道は、ただひとつ。
奴の尻尾を掴むことです。
Five Moons : 奴の尻尾……?
Nicolaus : ええ。過去に
デーモンが持っていた玉……
Nicolaus : ザイドさんの話から考えると、
あれが人を思いのままに動かすカギに
なっているにちがいありません。
Nicolaus : それを破壊し、
隊長をデーモンから解放することができれば
ザイドさんも取り戻せるはずです。
Five Moons : だが、玉は過去に
隊長が破壊したではないか。
Nicolaus : ええ。
ですが、なんらかの理由で
いまも存在しているのだとしたら……?
Nicolaus : 隊長が乗っ取られている以上、
その可能性は高いと思います。
Volker : ……よし、
奴を見つけだし、玉を破壊しよう!
Volker : たしか、奴はザイドを
闇の王に会わせると言っていたが……
Volker : ……まさか!
Nicolaus : ええ。
おそらく、奴は
王の間にいます。
Allenberge : 王の間へ行くつもりか?
Volker : アランベルジュ殿。
あなた方もご無事だったのですね。
Allenberge : 残念だが、あそこは
カギがかかっていて、中には入れないぞ。
Allenberge : 調べでは、カギは
この部屋にいるガーゴイルが
持っているはずだが……
Leki Shameene : アランベルジュ~、
ガーゴイルなんて、どこにも
見当たりませんよ~。
Allenberge : ……どうやら、
手違いだったようだな。
Nicolaus : そう決めつけるのは
まだ早いと思いますよ。
Nicolaus : この部屋には、王の間へ
続いていると考えられる入口がありました。
もしかしたら、そこから
現れるのかもしれません。
Allenberge : なに、それは本当か!?
Five Moons : ああ。自分たちは
先ほど、その入口から現れたデーモンに
襲われたのだ。
Nicolaus : 問題は、どうやって
ガーゴイルをおびき出すか……
Allenberge : なに、城内のインプでも倒して
ひと暴れすれば、異常を察知して
現れるだろう。
Allenberge : 君たちには恩がある。
われわれも、協力しよう。
Volker : ありがとうございます。
Volker : よし、城内のインプを一掃するぞ!
[Your Name]は、Keep Impを倒した。×4
(???を調べる)
嫌な気配がした!
[Your Name]は、Gargouille Wardenを倒した。
(???を調べる)
Volker : [Your Name]、
片付けてくれたか!
Nicolaus : カギは?
Allenberge : どうやら、うまくいったようだな。
Volker : アランベルジュ殿。
ご協力感謝いたします。
Allenberge : 礼には及ばん。
さ、そいつを持って早く行け。
時間がないのだろう?
Volker : はい……!
だいじなもの:王の間のカギを手にいれた!
王の間のカギ
ズヴァール城の王の間のカギ。
(???を調べる)
特に何もないようだ……。
(Throne Roomを調べる)
Marquis Amon : 闇の王、例の者を
お連れしました。
Marquis Amon : 此の者は、必ずや
あなた様の御力となり、
我々を勝利へと導いてくれましょう。
Shadow Lord : ……フン、よかろう。
Shadow Lord : いくらでも、くれてやる。
貴様の器、どれ程のものか見せてもらおう。
Zeid : ぐああぁぁッッッ……!!!
Volker : やめろ!!
Shadow Lord : ……?
Volker : ……こ、こいつが
血盟軍を率いる闇の王……!
Marquis Amon : クッ、人の子風情が
闇の王の御前まで抜け抜けと……!
Marquis Amon : 闇の王、ここは
私にお任せください。
Shadow Lord : ……アモン。
これは、おまえが招いた客人だ。
広間は貸してやる。
責任を持って、もてなせ。
Marquis Amon : ……!?
Shadow Lord : 下らぬ児戯よ。
……俺は外させてもらうぞ。
Nicolaus : ……!
Five Moons : くっ、
しつこい奴らだ……!
Nicolaus : こちらは、われわれに任せて
フォルカーさんたちは、あの玉を
見つけだしてください!
Volker : わかった!
Marquis Amon : ……ほう、
「傀儡の石」を破壊しに来たというのか。
Marquis Amon : 面白い……
Marquis Amon : だが、はたして
お前たちに、見つけ出せるかな?
Volker : なに、おまえのほうから
差しださせてやるさ!
Marquis Amon : ザイド。
Marquis Amon : 奴を殺せ。
Volker : ザイド……?
Volker : !?
Marquis Amon : はははは。残念だったな。
奴はもう、お前のことなど覚えてはおらぬ!
闇の王の御力を得たのだからな!
Marquis Amon : 思う存分戦うがいい!
仲間同士で血を流すのもよかろう!
Marquis Amon : うぐッ……!
Marquis Amon : ば、馬鹿な……!
お前に意志が残っているはずは……
Zeid : 私はもう、己を見失いはしない。
隊長が見つけだしてくれたのだから……!
Marquis Amon : くそッ……!
Volker : まずい……!!
Zeid : ……!
Klara : ……どけ。
Volker : ぐあッッ!!!
Zeid : フォルカー!!
(Throne Roomを調べる)
『己の行く先に』でバトルフィールドに突入!
現在このエリア内にいるパーティメンバーのうち
自分を含めた6人がバトルフィールドに入れます。
制限時間:30分
Klara : ……ザイド、お前には失望した。
いま此処で、お前の息の根を止めてやる。
Zeid : 来るぞ、[Your Name]!!
Klara : 果たしテ、お前たちニ
この女ガ倒せるカナ……?
Klara : 闇の力ヲ思い知るがいいッ!
Klaraは、ダークリングブレードの構え。
Klara : クッ……
この体でハもたぬかッ……!
[Your Name]は、Klaraを倒した。
>>失敗パターン
+
|
... |
Zeid : 隊長……
お救いできなくて、すみま……せん……
|
Klara : ……さらばだ、ザイド。
Klara : ……!
Klara : なッ……!
Klara : この女ッ……!
なにをすル……!!
Zeid : ……!
Klara : ぐあぁッッ……!!!
Marquis Amon : おのれェッ……
よくも、我を辱めてくれたなアァッ……!!
Zeid : [Your Name]、
奴を頼む……!!
Marquis Amon : 死ねェェッッッ!!!
Marquis Amon : これで終いだ、喰らえェッ!
Marquis Amonは、デモニックシアーの構え。
Marquis Amon : ば、馬鹿な……こんなことが……
[Your Name]は、Marquis Amonを倒した。
Marquis Amon : ギャアアァァァッッッ!!!
Marquis Amon : オォ、覚えていロ……
この借りハ……いつ、か必……ズ……
Nicolaus : フォルカーさん、
大丈夫ですか!?
Volker : ……ああ、大丈夫だ。
隊長は……?
Nicolaus : 術は解けました。
もう大丈夫です。
Nicolaus : 玉は
隊長の体内にあったんです。
ザイドさんが、破壊してくれました。
Five Moons : ザイドの奴、いつのまに
あのような芸当を……
Volker : そうか……
ザイドがやってくれたか……。
Zeid : 隊長……
しっかりしてください……!
Klara : ザイド……
Zeid : 隊長……!
Klara : ……きっと
成し遂げると信じていたぞ……。
Zeid : 無事で、よかった……!
Nicolaus : 隊長……。
Klara : みんな、ありがとう……。
Zeid : ……さ、いったん首府に戻ろう。
Shadow Lord : ……おまえは
人の道になにを望む?
Zeid : ……!
Shadow Lord : フッ、答えずともよい……
おまえもまた、他と変わらぬ
愚かな人の子だっただけのこと……
Shadow Lord : ……何度でも来るがよい。
お前たちのすべてを、
俺はこの憎悪をもって否定してやろう……!
Shadow Lord : はははは……
バトルフィールドクリアタイム:[Number]分[Number]秒
Gentle Tiger : [Your Name]、
戻ったか!
Gentle Tiger : 無事、クララ隊長を
救い出してくれたみたいだな!
Gentle Tiger : ザイドさんたちなら、
一時帰還されている大統領に謁見中だ。
君も行ってこい!
Prien : 皆、よくぞ
無事に戻ってくれた。
Prien : まさか、クララが
デーモンに乗っ取られていたとは……
あまりのことに、驚きを隠せぬ。
Prien : ……だが、思えば
クララは私の前でも、時折
苦しい表情を見せていた。
Prien : 獣人軍との、度重なる攻防と
疲労によるものだとばかり思っていたが、
あれは己の中の敵と戦っていたのだな……。
Prien : 果てはデーモンの術に屈し、
己の意志に反して、われわれと
戦わねばならなかった日々は、さぞ
つらかったことだろう……。
Prien : おまえたちが
真実を見つけだしてくれることだけが、
唯一の希望だったにちがいない。
Prien : 皆、本当に
よくやってくれた。礼を言う。
Prien : だが、ここで
気を抜くわけには、いかぬ。
Prien : ズヴァール城では
連合軍の潜入部隊の活躍により、ようやく
打開の機会が訪れた。
Prien : 連合軍は、まもなく
ズヴァール城に総攻撃をかける。
私も軍を率いて、援護することになっている。
Prien : 帰還早々になるが、
おまえたちも作戦に加わってほしい。
Nicolaus : ……?
それって……
Prien : ミスリル銃士隊は
いま、ここに再結成する。
Prien : ザイド、クララが回復するまで
おまえが隊長代理となれ。
Prien : 皆と助けあい、
闇の王討伐に向け、力を注いでほしい。
Zeid : ……ハッ!
Prien : それから、[Your Name]。
Prien : 君は、これまで
彼らと共に、多くの事件に立ち向かい
力を貸し続けてくれた。
Prien : 君なしでは、彼らが
真実を見出すことも、クララを救うことも
到底叶わなかっただろう。
Prien : 感謝のしるしに
これを受け取ってもらいたい。
エクセルシスリングを手にいれた!
エクセルシスリング
Rare Ex
攻+8 ドレインとアスピルの効果アップ
Lv80~ All Jobs
Prien : そして、これからは
ミスリル銃士隊の一員として、我が国のため
尽力してほしい。
Volker : ……!
[Your Name]……!
Prien : では、君には
特別に0のナンバーを与えよう。
Prien : ミスリル銃士となっても
君らしさを失わず、国や種族を越えて
力を発揮してもらいたい。
Prien : 今後も
君の活躍を期待しているぞ。
Nicolaus : [Your Name]さん
すごいじゃないですか。
0のナンバーをもらうなんて!
Five Moons : 自分も[Your Name]に
負けないように、
精進しなければならぬな。
Zeid : よろしくな、[Your Name]。
Prien : いざ、出陣!!
かくして、ミスリル銃士隊は
次の戦場を目指して旅立っていく……
辛く、厳しい戦いは依然続くだろう。
しかし、我々はもう惑わない。
かの人は言った。
どんなに深く暗い闇の底にも、
目を凝らせば、必ずや光はあると……
いつでも、どんなときも
共に戦う仲間がいることを忘れるなと……
さあ、共に行こう、冒険者よ。
君らあるかぎり、
我がバストゥーク共和国軍も
決して歩みを止めることはない。
絶えることのない光に向かって……
Gentle Tiger : ミスリル銃士隊が
再結成されたのは、願ってもないことだ!
Gentle Tiger : これで、もう
バストゥークは怖いものなしだな!
最終更新:2013年03月02日 16:36