依頼者:
スカードシャーク(Scarred Shark)
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バストゥーク商業区・港側
依頼内容:
クゥダフ兵の新型甲冑が噂になっている。
その一部、超重胸甲と超重背甲を探している
ゲンプたち。
彼らの代理人スカードシャークに渡せば、
報酬をくれるという話だが……。
Scarred Shark : おい、聞いたか?
クゥダフ兵の一部が装備している新型甲冑に
軍の連中が手を焼いてるって話。
Scarred Shark : なんでも、銃弾を
弾き返してしまうとかなんとか……
量産されたら、偉いことになるから
参謀本部は対策におおわらわらしい。
Scarred Shark : ん、誰から聞いたかって?
Scarred Shark : ゲンプさんといって
オレと同じ傭兵の飲み友達だ。
コネがあるらしくてな、軍の情報に精通している。
Ghemp : 間違いねぇ。
ありゃあ、どう見たって跳弾の痕だ。
悔しいが、カメの奴らに
先越されちまったってこった。
Wise Owl : 軍から出資を断られた
例の避弾経始装甲ってやつか? 甲板の傾斜で
飛んできた銃弾を逸らすっていう……
Wise Owl : お上に、もう少し
お前の話を聞く耳がありゃあなぁ。
Ghemp : ん?
おぅ、バレッゴじゃねえか!
どうだい? その後、仕事の方は?
Scarred Shark : はい。まあ、ぼちぼちと。
今時分、オレらのような稼業は
命があるだけでも、めっけもんですから。
Wise Owl : ははは、違えねぇ。
バレッゴ。なんなら、俺らの仕事を手伝うか?
Wise Owl : 最近は戦場働きの傍ら
軍のお達しで軍需工場の面倒を見ててな。
人手が欲しかったところよ。
Scarred Shark : そいつは凄いっ!
ついに、本業の鍛冶を活かせる
職場にありついたってわけで?
Wise Owl : へへ、まぁ
酒代の足しぐらいにしかならねぇがな。
Scarred Shark : それでも立派ですよ。
近ごろは、獣人の兵器も
立派になってきてますからね。
Scarred Shark : 今もちょうど、こいつに
例のカメどもの新型甲冑の話を
していたとこだったんですよ。
Ghemp : ふむ。
クゥダフの超重胸甲とクゥダフの超重背甲だな。
Wise Owl : 俺らも、ここに来る道すがら
その話をしていたところよ。
Ghemp : やはり、あの強度は
甲板の厚みや金属の材質だけが原因じゃねぇ。
絶対に、形状にカギがあるんだ。
Wise Owl : おいおい。ここで、また
講義の続きをおっぱじめる気かよ?
お前は甲冑のことになると、
ほんと目がねえな……。
Ghemp : あったぼうよ!
……くそっ。状態のいい実物が手に入れば
ばらして、俺の説を証明してやれるんだがなぁ。
Wise Owl : ふん。俺だったら
その甲冑に有効な武器を開発して
軍の連中に売り込んで、ひと儲けしてやるぜ。
Ghemp : 何でぇ、けっきょく
お前も興味があるんじゃねぇか!
Ghemp : どうだ、そこのお前?
もしクゥダフの超重胸甲とクゥダフの超重背甲を
揃いで調達してくれれば、謝礼ははずむぜ?
Ghemp : ……待てよ。
そうだな、俺の魂を譲ってやったっていい。
Wise Owl : おいおい。
まさか、アレをやろうってんじゃねぇよな?
そいつはいくらなんでも……。
Ghemp : 俺には、もう必要のねえ物だ。
構いやしねぇよ。
Ghemp : で、どうする?
ちぃと危ねえ橋を渡ることにはなるが……
俺の依頼を受けてくれるか?
選択肢:依頼を受ける?
>>はい
Ghemp : ありがてぇ!
いい知らせを待ってるぜ。
>>いいえ
Ghemp : 仕方ねぇ。
命あっての何とやら、だからな。
まぁ、いいさ。気が向いたら頼むぜ。
Scarred Shark : ゲンプさんが欲しがっていた
甲冑は、クゥダフの超重胸甲と
クゥダフの超重背甲だ。
Scarred Shark : もしも手に入れられたら
すぐオレに渡してくれ。工房だろうが戦場だろうが
絶対に届けるからよ。
(Scarred Sharkに指定のアイテムをトレード)
クゥダフの超重胸甲
クゥダフが胸に着用する重装甲のよろい。
人間には装備不可能。
クゥダフの超重背甲
クゥダフが背に着用する重装甲のよろい。
人間には装備不可能。
Scarred Shark : ……な、なんて重さだ!
間違いない。クゥダフの超重胸甲と
ゥダフの超重背甲だ。よくぞ手に入れてくれた!
Scarred Shark : よしっ! 早速、
ゲンプさんに届けるとしよう。
謝礼はゲンプさんから預かっておくから
しばらくしたら、またココに来てくれ。
Scarred Shark : お前に預かった甲冑なら
必ずゲンプさんに届けておく。きっと、謝礼を
くれるはずだ。しばらくしたらココに来てくれ。
※エリアチェンジ後。
Scarred Shark : おう、来たな。ゲンプさんが
直接、謝礼を渡したいそうなんだ。
ちょっくら呼んで来るから、そこで待っててくれ。
Ghemp : いやぁ、助かったぜ。
確かに、カメの新型甲冑だ。状態も申し分ねえ。
礼を言うぞ。さあ、こいつが約束の俺の魂だ!
Ghemp : いいか。そいつは俺に
鍛冶の技を教えてくれた流しの道具屋が
作ってくれた業物よ。
Ghemp : だが、俺には、ちと出来すぎた道具。
その性能につい頼っちまう。
だから、手放すことに決めたのさ。
トレイニーハンマーを手にいれた!
トレイニーハンマー
Rare Ex
D1 隔324 潜在能力:鍛冶スキル+1
Lv1~ All Jobs
Ghemp : ああ、それからな。
例の甲冑を調べてみたんだが
やはり、予想していたとおり、シノギが
打ち出され、弾を弾くような構造をしていた……。
Ghemp : わからねぇのは
そいつが偶然の産物なのか、あるいは
奴らが意図的に設計したのかってことよ。
Wise Owl : ……いずれにせよだ。
銃弾をも弾く甲冑をカメどもが
開発しちまったってことだけは確かだな。
Scarred Shark : そ、そんな!?
銃弾が効かない敵を相手に、これから
オレら、どうやって戦えばいいってんです?
Ghemp : まあ、そう慌てんな。
「楯を破れぬ矛は無え」ってのが現実よ。
……甲冑師としては嘆かわしいがな。
Ghemp : なあ、ガーベノ!
もう、お前は有効な対策を考えたんだろ?
Wise Owl : ああ。装薬と弾頭に細工して
弾の喰い付きをちょいと工夫してやれば
おそらく、あの背甲を貫くことは簡単だ、が……
Ghemp : ……が?
Wise Owl : それよりも、俺は
対超重装甲クゥダフ兵用の超鋼刃戦斧を
鋭意開発中なのだ!
Wise Owl : なに、重てえ斧頭でガツンッと
ぶっ叩きゃあ、分厚い装甲板を接いでるリベットが
壊れて、甲冑がバラバラになるだろうし……
Wise Owl : たとえ、壊れなくても
中の身体が無事ではすまんわ!
Ghemp : 確かに、俺らガルカ兵なら
そんな戦斧だって扱えるかもしれんが……
なんで、銃じゃなくて斧なんだよ?
Wise Owl : 俺は……
Wise Owl : 飛び道具が嫌いだ。
Scarred Shark : ガーベノさん!
それは単なる趣味じゃあ……。
Ghemp : いや……
ガーベノの言うこと。一理あるかもしれん。
Ghemp : あれだけの重量の甲冑だ。
装備できるほど恵まれた肉体をもつカメは
そういまい。ならば、カメの猛者には
鈍重なままでいてもらい……
Wise Owl : 確実に超重装甲兵を仕留められる
戦斧装備のガルカ駆逐部隊を編成し、そいつが
現れたら急行させれば、ことは足りるというわけよ!
Scarred Shark : そ、そんな安直な!
Ghemp : よ~し、そうと決まれば
ガーベノ! お前は超鋼刃戦斧とやらの開発。
俺はクゥダフを超える軽量防弾甲冑の開発だな。
Wise Owl : おう、望むところよ。
実戦試験でお前の甲冑など
木っ端微塵にしてくれるわ。
Ghemp : ふん、抜かせ。
対策はもう考えてある。
Wise Owl : 装甲内部に例の緩衝材か?
お前、物理の基礎を勉強し直した方がいいぞ!
Scarred Shark : …………。
Scarred Shark : まったく、ゲンプさんたちときたら
傭兵なのやら、鍛冶屋なのやら。
Scarred Shark : でも、オレは知ってるんだ。
彼らの鍛冶は単なる趣味じゃないってこと。
Scarred Shark : ゲンプさんたちが
鍛冶を始めたきっかけ……。
それは貧弱な装備で、簡単に命を落としていく
傭兵仲間を1人でも救いたいからなんだ。
Scarred Shark : 使い手の心を知る作り手……。
本当のプロとは、ああしたもんだとオレは思う。
見習いてぇなぁ。
Scarred Shark : サハギンを知ってるか?
Scarred Shark : 魚のように海に住む獣人だ。
奴らの破壊工作で、ここの軍港は
閉鎖されてしまった。だから、今
第三共和軍団は再建に躍起になってるのさ。
Scarred Shark : で、オレにも
何か手助けできることはないかと思って
今も、ここにいるってわけだ。
Scarred Shark : ん? 金目当てじゃねえぜ。
目指してみたくなったのさ。
ゲンプさんたちみたいに、人の役に立てる男をな。
最終更新:2015年05月09日 15:45