Angry Bull : いや、懐かしい。
20年ぶりなのだ。このガルカン橋の
防衛責任者を仰せつかったのは……。
Angry Bull : 大戦時、この橋は封鎖されていてな。
獣人の工作員を防ぐため、という理由だったが
鉱山区のガルカ族の暴動を恐れてのことだろう
と世間ではもっぱらの噂だった。
Angry Bull : その橋を、同じガルカの自分が
守っていたのだから、当時は複雑な心境だった。
Angry Bull : 特に、戦火で
焼け出された難民を
この橋の袂で追い返したときにはな……。
Angry Bull : この橋を再び
自分が守ることになったのも
なにかの因縁なのかもしれんな。
Angry Bull : この橋は、血盟軍の
工作員の侵入を防ぐため、封鎖されている。
最終更新:2015年07月01日 22:45