イングリッド

The Merciless One
進行内容
 「ユグナスにかけられた呪いを解き、
 恐れず開拓を進めていかねばならない」と
 イングリッドは語る。
 ユグナスの通訳として、アドゥリン城へ
 向かおう。


西アドゥリン / 飛空艇発着所



??? : あなたが[Your Name]?
Ingrid : 話のあらかたは聞いているわ。
あたしはイングリッド。
ウェーザースプーン家のイングリッドよ。

選択肢:何か言いますか?
  無慈悲のイングリッドさんですか?

Ingrid : 無慈悲のイングリッド?
Ingrid : ふうん。
あなた……面白い呼び名を
知っているじゃないの?
Ingrid : 誰に聞いたの?
怒らないから言ってごらんなさい。
Ingrid : ……まあいいわ。
自分がそう呼ばれていることは
知っているもの。
Ingrid : でもね。
女神の加護を失った連中に、
どうして慈悲をかける必要があるというの。


Ingrid : 無慈悲、けっこう!
Ingrid : あのものたちに必要なのは、
灰の欠片も残さずに消滅させることだけよ!
Ingrid : 魂の穢れしものたちを
全て消滅させることこそ、
エクソシストの使命だもの。
Ingrid : 無慈悲のイングリッド。
その名をいずれ、あなたたちの住む
中の国にも響かせてあげるわ!
Ingrid : さあ、アドゥリン城へ行きましょう。
Ingrid : え? 案内なんていらないわよ。
Ingrid : あたしは、
ウェーザースプーン家に
縁(ゆかり)ある娘なのよ!

選択肢:何か問う?

>>……娘?
  Ingrid : そこは
  疑問を持つところではないわ。

>>歳はおいくつ?
  Ingrid : ……中の国の人間は
  女性に対する礼儀を知らないようね?

Ingrid : まあ、いいわ。
あたしはアドゥリン家のお城なんて
何度も行ったことがあるの。
Ingrid : あなた、何も聞いてないの?

選択肢:聞いてましたか?
  何も聞いてない
  美人だってことしか……

Ingrid : ふう……。
ということは、あたしが中の国から
戻ってきた理由も知らないのね。
Ingrid : ウルブカで最高位の
エクソシストのあたしを呼び戻したわけ。
それは……。
Ingrid : アドゥリンのドラ息子よ。
Ingrid : 呪いにかかって、
哀れな姿になってしまったとか?
Ingrid : 詳しくは
診てみなくちゃわからないけど。
Ingrid : 初代王の呪いということに
なっているようだけど……どうかしら?
Ingrid : 呪いなのは
間違いないようだけれど……。
ヴォルティミア様も
そうおっしゃっていたもの。
Ingrid : はあ。
まったく世話の焼ける男だわ、ユグナス。
Ingrid : 開拓推進を
言い出したところまでは、
見どころのあるヤツだと思ってたのに……。
Ingrid : こんなところで、
開拓の流れを止めるわけにはいかない。
ヴォルティミア様の言う通りなの。
Ingrid : ウルブカの開拓はこの世の流れ。
イルドベールの言うような
『忌まわしき所業』などではないわ。

選択肢:何か言いますか?

>>イルドベールって?
  Ingrid : いつも白い服を着ている
  ウェーザースプーン家のお偉い爺様よ。
  Ingrid : 十二家に一目置かれた
  あなたなら、てっきり存じ上げていたかと
  思ったのだけれど。

>>[ああ、あの爺さんね/……]

Ingrid : ねぇ、中の国の冒険者。
Ingrid : あなたも開拓者として
志願したのならばわかるはず。
Ingrid : あたしたちは、
そこがどのような魔境であろうとも、
障害は断固として排除し……
Ingrid : 邪魔するものは
根絶してでも、道を切り拓いて
いかねばならないの。
Ingrid : あの、大遠征の時代のようにね!
Ingrid : あなた、
大遠征を知っている?

選択肢:知っている?

>>も、もちろん……
  Ingrid : そう?
  とても知っているようには見えないけれど。
  ……まあいいわ。

>>知らない
  Ingrid : 勉強不足ね。
  セレニア図書館にでも行って、
  もう少しウルブカの歴史について
  学んでらっしゃいな。
  Ingrid : これだから、外の国の連中は……。

Ingrid : ウルブカの開拓は、
初代王の時だけではないの。
Ingrid : 数百年前にも一度、
開拓の時代があったのよ。
Ingrid : それが
大遠征って呼ばれている時代。
Ingrid : ウルブカの開拓を
禁じた『初代王の言い伝え』は、
時が流れるにつれて薄らいでいったわ。
すると、どうなったと思う?


Ingrid : 各家による
勢力争いが起こったの。
Ingrid : 覇権、確執、せめぎ合い。
どの家も、政敵を出し抜くのに必死。
目の色を変えて開拓に奔走したってわけ。
Ingrid : まあ、そういった話は、
家によっては栄光に満ちた武勇伝として
美談になっているかもしれないけれど。
Ingrid : 綺麗ごとを好む連中は、
闇の穢れを知らない奴らばかり。
……敢えて歴史の闇に背いているのよ。
Ingrid : 魔境に踏み入ったウルブカの民は、
冥府から現れたかの如き恐ろしき悪霊や
魔獣に苦しめられたというわ。


Ingrid : 当時の開拓者たちを
魔の手から護ったのが、
あたしたちエクソシストよ!
Ingrid : 悪霊や呪いを
恐れていては、人間に明日はないわ!


Ingrid : っと……
少しおしゃべりが過ぎたようね。
あなたには関係のない話だったかしら。
Ingrid : 外の国から来た開拓者なんて
所詮は金目当て……。それならそれで
邪魔しないでくれればいいわ。
Ingrid : ねぇ、中の国の冒険者。
Ingrid : あなた……。
哀れな姿と化したユグナスと
話ができるそうじゃないの。
Ingrid : けっこう!
Ingrid : あなたには用がないけど、
あなたの力には用があるのよ。
その力にみんな期待してるってわけ。
Ingrid : あなたは通訳。
それ以上の同行の理由なんてないのよ。
それは覚えておいてね。
Ingrid : さあ、行きましょう!



Andrival : ここだけの話だが……
飛空艇発着所から出てきた美人さん。
性格に難ありって話だぜ。
Andrival : 一般搭乗は禁止されてるのに
すっげーゴネてな、運航スケジュールにも
支障がきたすってんで、半ば無理矢理
乗船許可を取り付けたんだと。
Andrival : 綺麗なものにはトゲがある
ってよくいうだろ? おお、おっかねー。
Andrival : そういやあんた、
彼女と一緒にアドゥリン城へ向かうって
言ってなかったか? こんなとこで
油売ってないで、急いだほうがいいと思うぜ。


エクソシスト帰る << イングリッド >> 呪い

■関連項目 アドゥリンミッション
Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.



















































~
最終更新:2015年01月12日 11:42
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|