走れ、エグセニミル

Run, Excenmille, Run!
進行内容
ヴィルゴ侯爵家の舞踏会は大成功だった。
しかし、その一方で北の地に遠征していた
部隊に何かが起きたらしい。
トリオン王子を追って、ラーアルが待つ
王立騎士団控え室へと急ごう。


ドラギーユ城


Halver : よくぞやってくれた、
 [Your Name]。
Halver : つい先日のこと、
 ヴィルゴ侯爵家の舞踏会が
 無事に執り行われたのだ。
Halver : ダンスにおける
 トリオン様のご成長は、誰もが目を見張るほど。
 想像以上のご成果をあげられたという。
Halver : ゆえに私も、
 デスティン国王様から
 直々にお褒めの言葉を授かることになった。
Halver : そこで、改めて、
 お前の労をねぎらってやりたいところだが
 ……さて、その前に。
Halver : お前のことを
 トリオン様がお探しになっていた。
 早速、お部屋へと向かうぞ。

Trion : ……おお!
 [Your Name]、
 待っていたぞ。

Pieuje : フッ、
 陰の立役者の登場か。

Claidie : 先日の舞踏会での
 トリオン兄さんのご活躍について、
 詳しく教えてもらっていたところです。

Pieuje : 兄上の活躍というよりも、
 あれは、クリルラの活躍と言えよう。

…………………………………………………………………………………

Pieuje : 我こそはと
 着飾った御仁がひしめく中、
 ひときわ目を惹く、朝焼け色の髪……
Pieuje : その持ち主が
 大きくターンするたびに、
 静かな感嘆の声が洩れる……
Pieuje : それはまるで
 絢爛たる大輪の薔薇が
 咲き誇っているかの如く……


…………………………………………………………………………………

Pieuje : そこにだけ
 魔法がかけられており、見ている者は皆、
 夢に誘われているかのようだった……。

Claidie : ……ピエージェ兄さんは
 詩人ね。

Trion : クリルラとしては
 暴走する雄牛を乗りこなす
 闘牛士の気分だったかもしれんがな。

Pieuje : その喩えにしても、
 これ以上ないほど、兄上と息が合っていたぞ。

Trion : 何……!

Claidie : とうとう、私の方が
 クリルラの代役になるべき時がきたのね。

Trion : おい!
 それはまだ早いだろう?

Pieuje : 兄上、今更、
 何を言っているんだ。
Pieuje : ゲタン卿から
 クリルラを奪い取ったのだ、
 それ相応の責任を取るのが騎士というもの。

Trion : 確かに、そうだが……
 いや……

Claidie : ……トリオン兄さんが
 ご自分の想いに気づくことができて
 本当によかったですわ。
Claidie : 実のところ、
 あのままでは一生、気づくことが
 できないのではないかと心配していたのです。
Claidie : そして、
 あなたの方は
 気づいていますよね?
Claidie : あなたのおかげで、私は
 どうしても病にかかりたい時に
 かかることができたのですわ。

Trion : ……なんだ!
 さっさと入れ!

Pieuje : やれやれ……
 まだ話は終わっていないというのに……

Milchupain : トリオン様、
 緊急の報告が……!

Trion : どうした!?

Milchupain : 北の地へ
 遠征に出ておりました部隊より、
 一刻を争う報告が入りました!
Milchupain : ラーアル団長が
 王立騎士団控室にてお待ちでございます!

Trion : 控室へ向かう!

Pieuje : 久しぶりに
 いい気分だったというのに
 「北の地」だと?
Pieuje : 兄上、
 またひとりで勝手に……
 何を調べている!?

Claidie : ……何事なのかしら……。
Claidie : [Your Name]、
 再び、トリオン兄さまの
 助けになってちょうだい……。
Claidie : どうかお願いします。



Halver : どうも、城内が
 慌ただしいようだが
 何かあったのだろうか。
Halver : トリオン様と
 クリルラのダンスの件、城内では
 まだ噂になっておらんはずだが……。
Halver : 若いお二人のこと、
 冷やかせば意固地になってしまうかもしれん。
 まだ初々しいこの時を大事にせねば。

(Door:Prince Royal's Rmを調べる)
トリオンは、王立騎士団控室に向かったようだ……。



Rahal : ……立ち去れ。
 今、お前に構っている暇は……。
Rahal : ……そうか、お前だったな。
 アルテニアから報告を受けている。
Rahal : ラングモント峠に現れた
 モンスター討伐の任務に、危険を顧みず
 力を貸してくれたということだな。
Rahal : その際、アルテニアから
 「卵」について情報提供するよう
 話を持ちかけられただろう?

選択肢:話を持ち掛けられた?

>>はい
  Rahal : その「卵」の情報は、お前が
   クマリコンから預かってきた調査報告書に
   基づくものだと、彼女は知らなかったのだ。

>>いいえ
  Rahal : そうなのか?
   アルテニアはそのつもりだったようだが。
  Rahal : ともかく、その「卵」の情報は
   お前がクマリコンから預かってきた調査報告書に
   基づくものだと、彼女は知らなかったのだ。

>>アルテニアって誰?
  Rahal : 宰相ハルヴァー殿の妹君だ。
   決断の速さ、行動の速さには定評があり、
   得たいの知れぬ敵を追う才に長けている。
  Rahal : その彼女の話に戻るが、
   彼女は、お前が一番最初に「卵」の情報を
   もたらしたものだとは知らなかったのだ。

Rahal : また、それらの件は
 舞踏会から戻られたトリオン様にも報告済み。
 本格的な調査が始まった矢先に……

Trion : あの伝令、聞いた以上に
 酷い傷だが……北方のボスディン氷河
 何が起きたか説明しろ、ラーアル。

Rahal : ハッ!
Rahal : 先日、ご報告いたしました
 オークどもが探し求める「卵」なるものの件、
 および入手した地図の解析に基づきまして……
Rahal : 北の地へ派遣されていた
 アルテニア率いる部隊「紅燕騎士隊」が、
 かの地で何者かに強襲されました。

Trion : その「何者か」について
 訊いている、ラーアル。

Rahal : 未だ確証は
 得られてはおりませんが、
 おそらくは、オークの……

Excenmille : 私が説明いたします。
Excenmille : トリオン様、
 エグセニミル・M・オルシャー、ここに。

Trion : エグセニミル卿、ご苦労。

Excenmille : ラーアルより報せを受けた私は
 早速、ラゾア大陸に残る同志にあたった次第。
Excenmille : その結果、ダボイ
 オークと頻繁に連絡を交わす使者の正体が判明。
 ある師団の暗躍を示す確証を得ました。
Excenmille : 同時に、数艘の船が
 ラゾア大陸からノストー海を渡り、クォン大陸の
 北へ送り込まれたという一報も入りました。
Excenmille : それらの情報を分析するに、
 北の地へ送り込まれたは、絶対皇帝直轄
 第III"銀梟"軍団マックドロム"突き貫き"団。

Trion : マックドロム……

Excenmille : ラゾア大陸にて、我が部隊も
 幾度か手合わせをしたことがある因縁の相手。
 残忍な戦いを好む、下劣な連中でございます。

Trion : 「卵」なるものを求め、
 ノストー海を渡ってきたオークの師団が、
 アルテニア率いる部隊と遭遇したということか?

Excenmille : ハッ、
 そのように考えるのが自然かと。

Pieuje : アルテニアの部隊は
 無事だと思うか?

Excenmille : ……。
 伝令の様子では
 期待薄だと思われます。

Trion : ラーアル!

Rahal : ハッ!

Trion : 私は希望は捨てぬ。
 すぐさま、救助部隊を派遣せよ。

Pieuje : それで、兄上は?
 この始末を、どう付ける気だ?

Trion : エグセニミル卿と共に
 父上に会う。そして、オーク師団の
 討伐部隊の結成許可をいただく。

Excenmille : ハッ、
 仰せのままに。

Pieuje : フン、
 「悠長なことを言ってはいられん」と
 飛び出していくかと思ったが……。

Trion : ついでにお前も来い。
 父上向けの、気の利いた助言がほしい。

Pieuje : ……珍しいこともあるものだ。
 お供してもいいが、また最初から
 丁寧に説明してもらうぞ。

Trion : [Your Name]。
 お前の力も貸してもらいたい。
 すぐにボスディン氷河に向かってくれ。
Trion : 後から合流する我らのために、
 できるだけ情報を集めてもらいたいのだ。

選択肢:トリオンの頼みを聞く?

>>はい
  Trion : 礼を言う。

>>いいえ
  Trion : ……わざと私を
   怒らせようとしているのか?
  Trion : それならば無駄だ。
   オークどもに我らが騎士を傷つけられたゆえ、
   既に、我が身は怒りで燃え上がっている。
  Trion : それを抑えられるのは、
   お前を信じているからだ。私のかわりとなり
   我らが騎士の元へ、いち早く馳せ参じると……。

Trion : ラーアル!
 では、後は頼むぞ!

Rahal : ハッ!
Rahal : ……助力に感謝する。
 まずは、ボスディン氷河の中央に
 そびえ立つ塔を目指すとよい。
Rahal : アルテニアからの
 最新の報告書には、その塔を拠点とし、
 氷河の隅々まで調査を始めるとあった。
Rahal : 可能な限り、気配を消していけ。
 道中、オークの師団に見つからぬようにな。
 女神の祝福のあらんことを。



Rahal : 一刻を争う。
 アルテニアの部隊を救うため、
 急ぎ、救助部隊の派遣準備をせねば。
Rahal : お前の方は、まず、
 ボスディン氷河の中央にそびえ立つ塔を目指せ。
 アルテニアの部隊が何か残しているといいが……

Halver : なんということだ!
 アルテニアの部隊が、オークに襲われたそうだ!
Halver : ……いや、大丈夫だ。
 アルテニアは以前、オークにさらわれたことが
 あるのだが、その時は無事に戻ってきたからな。


北サンドリア


Excenmille : 我が王国がオーク帝国に
 後れをとるようなことは決して許されぬ。
Excenmille : 誇り高きデスティン王ならば
 我らが進言、必ずや聞き届けてくれよう。


ボスディン氷河


>>通常時
+ ...
(Ferric Stenchを調べる)
特に何もないようだ……。

(Ferric Stenchを調べる)
怪しい気配がした……!
制限時間は15分(地球時間)です。


[Your Name]は、Orcish Atlatlを倒した。
[Your Name]は、Orcish Praetorを倒した。
[Your Name]は、Orcish Axemanを倒した。
[Your Name]は、Harnessed Smilodonを倒した。

だいじなもの:紅燕騎士隊が記した地図を手にいれた!
紅燕騎士隊が記した地図

ボスディン氷河で消息を絶った紅燕騎士隊
が使っていたと思われる地図。
オークたちに奪われていたため、ボロボロに
破けてしまっているが……。サンドリアの
王立騎士ならば読み解けるかもしれない。



(Ferric Stenchを調べる)
Excenmille : [Your Name]卿!
Excenmille : 驚いたかね?
 冒険者に後れをとるような私ではない。
Excenmille : 無論、
 我が王、王子の許しは得た上で
 ここに馳せ参じた。
Excenmille : このエグセニミル、
 ゲリラ戦術に自負がある。
Excenmille : トリオン様率いる本隊が
 到着するまでの間、この身ひとつで
 敵をかく乱せんと宣言した。
Excenmille : だが、隙あらば、
 「頭」を狙うぞ。
Excenmille : この地へ送り込まれた
 絶対皇帝直轄、第III"銀梟"軍団
 マックドロム"突き貫き"団……
Excenmille : ラゾア大陸にて
 あの豚どもに弄り殺された者たちの
 仇を取る時がやってきたのだからな。
Excenmille : だが、その前に
 アルテニアや、その部隊の騎士たちの亡骸に
 祈りをささげようと、ここを訪れたのだが……
Excenmille : ここは美しすぎる。
 雪に隠されたにしても、
 血の臭いが少なすぎる。
Excenmille : ……ほう。
 この塔を調査中に、オークどもに襲われ、
 それを返り討ちにしてやったと言うのか。
Excenmille : そして、奴らは
 特別な地図を持っていたというのだな。
Excenmille : 我が見立てでは
 この地図は、アルテニアの部隊がこの地を調査し、
 その結果を逐一、書き込んでいたもの。
Excenmille : ふむ……。
 騎士の死体や、部隊の野営装備の品が
 跡形もないということも気になる。
Excenmille : そのすべてを
 ここから運び出したとするなら
 いったい、どこへ……
Excenmille : とにかく、
 我々の手元には、先ほどの地図しかない。
Excenmille : それによれば、
 ここから北東の方角……切り立った
 崖のところに何かがあると読み取れる……
Excenmille : 求める答えは
 そこにあるのかもしれない。
 早速、向かうとしよう。

だいじなもの:紅燕騎士隊が記した地図を失った。



(Ferric Stenchを調べる)
紅燕騎士隊が記した地図には、ここから北東の方角の崖に何かがあると示されていたらしい……。


ドラギーユ城


Rahal : ……なるほど、
 アルテニアの部隊の行方がわからぬ、と?
 エグセニミルに協力し、早々に突き止めてくれ。
Rahal : 明確な目的地がないまま、
 救助部隊を派遣しても、いたずらに
 犠牲者が増えるだけかもしれぬからな。


北サンドリア


Excenmille : アルテニアの部隊が
 残した地図。ボスディン氷河の北東、
 切り立った崖がある場所へ行ってみたか?
Excenmille : あのままでは崖を登れぬゆえ、
 急ぎ、あるものを取りに戻ったのだ。


ボスディン氷河


>>通常時
+ ...
(Point of Interestを調べる)
特に何もないようだ……。

(Point of Interestを調べる)
オークの足跡がうっすら残っている……

Excenmille : ふむ……
 この崖の上が怪しいな……
 グラップネルを引っかければ……。
Excenmille : [Your Name]卿、
 崖を登るぞ! コツはたったひとつ!
 決して落ちるな!
Excenmille : 豚どもめ、
 ここで何を企んでいる……?
Excenmille : スラックジョー・マックドロム!!!
Excenmille : ……これしきでは
 堪えぬか……

Slackjawed Mukdrom : まぁだ ぎざまか!
 死にぞごないめ!

Excenmille : 私の名はエグセニミル。
Excenmille : 何度、名乗っても
 無駄のようだが、名乗り続けてやろう。
 死してから知りたくとも遅いゆえ。

Slackjawed Mukdrom : ブゥーハハハハハ!!!
 たじかに、ぎざまが死んだら
 だれも教えでぐれねぇな!

Excenmille : ……貴様が捕らえた
 騎士たちがいるだろう?
 どこに連れて行った?

Slackjawed Mukdrom : やづらなら
 「フェ・イン」の奥でブルブル震えでおる!
Slackjawed Mukdrom : ごれがら始まる儀式が
 終わるまで出番を待っでもらうのだ。

Excenmille : 儀式、だと?

Slackjawed Mukdrom : 儀式の後に
 ぞの祝いの宴を開ぐで、ぞの余興で
 皆殺しにじてやるのさ!!!
Slackjawed Mukdrom : ブゥーハハハハハ!!!

Excenmille : 何だと!?

Slackjawed Mukdrom : ごれを見よ!
Slackjawed Mukdrom : ごの「卵」を
 知っているが? 知らないだろうが?
Slackjawed Mukdrom : ごの「卵」こそが
 じょくぜいのだまご! いいや、
 「蝕世の卵(しょくせいのたまご)」!
Slackjawed Mukdrom : ごの世界を滅ぼす
 最強のぢからを秘めだ「卵」なのだ!
 ブゥッ、わ、笑いがどまらん!

Excenmille : しょくせいの、
 たまご……?

Slackjawed Mukdrom : ごれを割るぞ!
Slackjawed Mukdrom : 割っで、
 中身を食っで、
Slackjawed Mukdrom : ぎざまも
 捕らえだ騎士どもも
 ぜーんぶ食らっでやるのだ!!!
Slackjawed Mukdrom : ぞぅじで!
 ブゥッ! ブゥーハハハハハ!
Slackjawed Mukdrom : 最強のわじが、
 最強の絶対皇帝になぁあある!
Slackjawed Mukdrom : ……あで???
Slackjawed Mukdrom : なでだ?
 なでなで、なでだ???
Slackjawed Mukdrom : なでだ!!!
 なで割れない!!??
Slackjawed Mukdrom : ざっざど、
 あの3人の愚者ども、連れでごい!!!

Excenmille : ……今のうちだ、
 ここは一旦、引くぞ。
Excenmille : 追手は来ぬ様子……
Excenmille : ……こちらには
 都合がいい。
Excenmille : 何よりも先に、
 フェ・インに連れ去られた
 騎士たちを救いださねば。
Excenmille : [Your Name]卿、
 卿にも助力を要請する。
 フェ・インの入り口で落ち合おう。

Hエリクサータンクを手にいれた!
Hエリクサータンク

Rare Ex
防1 ストック:ハイエリクサー
Lv1~ All Jobs
 <3/3 0:30/[1:00, 0:30]>



(Point of Interestを調べる)
エグセニミルはフェ・インの入り口へ向かったようだ……


ドラギーユ城


Halver : [Your Name]よ、
 アルテニアのことを頼んだぞ。
 兄として、できる限りのことはするつもりだ。

Rahal : ……そうか!
 アルテニアの部隊は全滅ではなく、
 フェ・インに幽閉されているのか!
Rahal : エグセニミルと救出に
 向かってくれるのならば、彼の指示に従え。
 雪山には誰よりも慣れている、間違いはない。


北サンドリア


Excenmille : アルテニアの部隊は
 フェ・インに幽閉されていると言っていたな。
Excenmille : 人命優先だ。
 騎士たちが凍える前に、解放せねばならん。
 フェ・インの入り口で落ち合おう。


クリルラの狂おしき一日 走れ、エグセニミル 騎士とオークと喰らうものども

■関連項目 蝕世のエンブリオミッション
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最終更新:2021年06月13日 11:58
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