依頼者:
フィー・チャルモー(Fyi Chalmwoh)
/ マウラ・彫金ギルド売店
依頼内容:
昔は数多く生産されていた
「マネキン」を製作したい。
情報や材料を集めるのに
協力してほしい。
Fyi Chalmwoh : ねぇ、あんた、
「マネキン」って人形のこと、
聞いたことあるかい?
Fyi Chalmwoh : 服や鎧を
ディスプレイできる、等身大の人形のことさ。
一昔前には、ギルドや仕立屋でもよく見かける、
ありふれたもんだったみたいだけどね。
Fyi Chalmwoh : それで、
そのマネキンなんだけど、師匠の話じゃ、
人間そっくりの見た目もすばらしいんだけど、
もっともすごいのは、その関節だったらしいんだ。
Fyi Chalmwoh : なんでも、
そこだけは、当時最高の彫金師の腕によるもので、
人間みたいに、自在にポーズがつけられるように、
とても精巧にできてたんだって。
Fyi Chalmwoh : おかげで、
いかつい鎧だろうが、ややこしい衣装だろうが、
何でも着こなせてたって話さ。ただの人形がだよ。
職人として、そそられる話じゃない?
Fyi Chalmwoh : だけど、今じゃ、
そんなマネキンが、どこでも作られてないし、
どこにも飾られてないんだ。何でなんだかは、
いまいちよく分かんないんだけどね。
Fyi Chalmwoh : ねぇ、あんた!
そのマネキンの製法を調べてくんない?
そうしたら、このあたいが、あんたにも、
そのマネキンを作ってやるよ。
Fyi Chalmwoh : ウィンダスの
織工ギルドにもマネキンは
残ってないみたいだね。
Fyi Chalmwoh : ひょっとして、
セルビナ辺りの織工ギルドの片隅に、
転がってたりしてね。
Ramona : え? マネキンは
ないかって? よしとくれよ!
あんな危険なもの、倉庫にだって置いとくもんか!
Ramona : なんでかって?
あんなの持ってたら、獣人に目の敵にされて、
殺されたり、さらわれたりするからだよ。
Ramona : ん? 理由?
そりゃ、知らないけど、
とにかくあれは危険なしろもんだって、
うちの爺ちゃんの口癖だったよ。
Ramona : そういえば、どこかに、
あれの載ってるカタログが残ってたっけ。
今、探してあげるから、それでも持っていきな。
Ramona : ほら、これだよ。
ああ、やだやだ……。
Ramona : え? 作り方?
そんなの知らないよ。木製だったらしいから、
サンドリアの木工ギルドでも訪ねてみたら?
だいじなもの:マネキンのカタログを手にいれた!
マネキンのカタログ
古びた紙に、マネキンの絵が
描かれている。
Fyi Chalmwoh : なるほど、
マネキンには、何か不吉な由来があって、
生産が中止されたのかもしれないねぇ。
Fyi Chalmwoh : でも、そんな話を
聞いちゃあ、ますます作ってみたくなってきたよ。
だって、昔の技を復刻させるなんて、
職人魂をそそられるじゃない?
Fyi Chalmwoh : それにしても、形は、
このカタログからだいたい分かったんだけど、
材料はどうすりゃいいんだろう?
Fyi Chalmwoh : そのおばさんの言うとおり、
木工ギルドにあたってみた方がよさそうだね……。
Cheupirudaux : 何? マネキンだと?
久々に聞く名だな。しかし、君もまた、
随分とアナクロなアイテムに着目したものだな。
Cheupirudaux : 確かに、君の言うとおり、
ここでマネキンが大量に製作されていた
時代があったのは本当だ。一時は、
うちの主力生産品になっていたぐらいだ。
Cheupirudaux : 君の持っている
その古いカタログも、
その頃うちが発行したものだな。
Cheupirudaux : しかし、
ある時を境に生産は中止され、
その生産は再開されることはなかった……。
Cheupirudaux : 理由が
聞きたいのかね? いいだろう。
そう、それは、私の先々代の時代のことだ。
Cheupirudaux : ファッションショーを
開催するとかで、ウィンダスの織工ギルドから
大量のマネキン発注を受けたことがあった。
Cheupirudaux : 納期は短かったが、
当時、国家を越えた発注はまだ珍しかったので、
我がギルドは光栄に思い、受けることにしたのだ。
Cheupirudaux : そして、突貫に次ぐ
突貫作業の末、何とか納期に
間に合うように発送できたそうだ。
しかも、すべて、すばらしい仕上がりでな。
Cheupirudaux : しかし、ファノエ運河を
利用して搬送中、事件は起こった。
獣人に待ち伏せされたのだ。
Cheupirudaux : どうやら、連中は、
兵員を輸送していると勘違いしていたらしいな。
残念ながら、護衛も少なく、満載していた
マネキンはすべて奴らに強奪されてしまった。
Cheupirudaux : その後、織工ギルドは、
警備の責任を棚上げして、代金を払わなかった。
それに対し、我がギルドも断固、代金を請求。
一時は、国際紛争にまで発展する騒ぎになったのだ。

Cheupirudaux : しかも、話は
それで終わらなかった。獣人たちは、
勝利の証として、ばらしたマネキンを
街に投げ込んだり、街道に晒すようになったのだ。
Cheupirudaux : やがて、
マネキンは不吉なものというイメージが定着し、
我がギルドは生産を中止。残るマネキンも、
そのほとんどが廃棄されてしまったらしい。
Cheupirudaux : それを復刻してみたい
という、その者の気概は、同じ職人として、
応援したい。が、当時のパーツは残ってないし、
その技を伝える職人も、うちにはもういないのだ。
Cheupirudaux : そうだ。これをやろう。
当時の彫金師が残した、各関節の絵図だ。
複雑で私にはよく分からんが、ひとかどの
彫金師が見れば、何かヒントになるかもしれん。
だいじなもの:マネキンの絵図を手にいれた!
マネキンの絵図}
マネキンの各パーツの関節のつなぎ方が
描かれている。
Cheupirudaux : ちなみに当時、我がギルドで
作られていたのは、マネキンヘッド,マネキンボディ,
マネキンハンズ,マネキンレッグズ,マネキンフィート
といったパーツだ。
Cheupirudaux : もう今となっては
競売への流通も禁止されてるほどの
忌むべき品だ。おそらく持っているのは
獣人どもぐらいだろう……。
Fyi Chalmwoh : この絵図を見れば、
関節の謎は解けそうだよ。
Fyi Chalmwoh : しかし、
マネキンを完成させるには、
当時のパーツを探し出すしかないって訳か……
関節だけ作っても何だし。残念だねぇ。
(Fyi Chalmwohにマネキンヘッド、マネキンボディ、マネキンハンズ、マネキンレッグズ、マネキンフィートをトレード)
マネキン[ヘッド/ボディ/ハンズ/レッグズ/フィート]
Rare
木製マネキンの[部位]パーツ。
Fyi Chalmwoh : おお!
全部、見つけたんだ!
これで、マネキンを作れるかもしれない。
Fyi Chalmwoh : よし、早速、
関節の製作に取りかかるよ。ちょっと、
時間がかかりそうだけど、楽しみにしてて!
Fyi Chalmwoh : よし、早速、
関節の製作に取りかかるよ。ちょっと、
時間がかかりそうだけど、楽しみにしてて!
※地球時間0時経過後
Fyi Chalmwoh : じゃーん!
ついに完成したよ! これが、マネキンさ!!
まだ自由自在のポーズってわけには
いかないけど……。
Fyi Chalmwoh : この試作品を
あんたにあげるよ。最大の功労者だからね。
いやぁ~、しかし昔の職人の技には驚いたよ。
あたいも、まだまだ精進しなきゃいけないね。
[ヒュームMマネキン / ヒュームFマネキン / エルヴMマネキン / エルヴFマネキン / タルタルMマネキン / タルタルFマネキン / ガルカンマネキン / ミスランマネキン]を手にいれた!
Rare Ex
衣装や甲冑を飾るための、[種族]の[性別]を
模った等身大人形。調度品の一種。
Fyi Chalmwoh : どう?
その後、マネキンの使い心地は?
服とか飾って、ニヤニヤしてる?
■関連項目
マウラ
Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
最終更新:2015年07月04日 20:03