依頼者:
エナールマン(Enaremand)
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タブナジア地下壕・3階
依頼内容:
マネキン製作の仕上げに必要な
材料を探してきてほしい。
マウラのギルドを訪ねれば
手がかりがあるはずだ。
>>通常時
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... |
Enaremand : この狭い町では、
僕のような者は疎まれるのが相場だ。
Enaremand : 僕が何をしているか?
……君には、まだ言えないな……。
Enaremand : この広い世界でも、
僕のようなものは疎まれるのが相場らしい。
Enaremand : 僕が何をしているか?
……君には、まだ言えないな……。
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Enaremand : 君はずいぶん
世界を見てきているようだね。
Enaremand : なら、どこかで
マネキンの話も耳にしたことがあるだろう。
精巧に人間の姿を模した人形だよ。
Enaremand : 僕は……、実はね。
そのマネキンを作る人形師なんだ。
Enaremand : 今でもマネキンを
作ってる人間がいるなんて、驚きだって?
……まあ、無理もない。
Enaremand : 僕も、元々は
彫金ギルドに所属していたのだが、
マネキンの不吉な由来は
君も聞いたことがあるだろう?
Enaremand : 呪われしものを作る男、と噂され、
居づらくなって、あちこち放浪しているうちに
こんな所に流れ着いてしまった。
Enaremand : ……まあね、いつの時代も
新鋭の芸術は理解され難いものだ。
Enaremand : ところで……、
見聞の広そうな君を見こんで
ひとつ頼みがあるんだが……。
Enaremand : うまくいった暁には、
もちろんお礼もしよう。
Enaremand : これらが僕の作品達だ。
なかなか良い出来だろう?
Enaremand : 今、ちょうど
最後の仕上げに入っているのだが、
材料がきれてしまってね……。
Enaremand : 材料を調達してもらいたいんだ。
そうだな、マウラ辺りに行ってもらえないだろうか。
Enaremand : ギルドで話を聞けばわかるだろう。
Enaremand : レッドオイルが必要なんだ。
よろしく頼む。
Enaremand : この狭い町では、
僕のような者は疎まれるのが相場だ。
Enaremand : ……でも、
君ならわかってくれるだろう?
Enaremand : この広い世界でも、
僕のようなものは疎まれるのが相場らしい。
Enaremand : ……でも、
君ならわかってくれるだろう?
Fyi Chalmwoh : やあ、どした?
Fyi Chalmwoh : へえー! 今でも人形師がいるんだ。
ビックリだねぇ。
Fyi Chalmwoh : レッドオイル……?
Fyi Chalmwoh : うーん……、レッドオイルかあ……。
Fyi Chalmwoh : せっかく来てくれたけど……、
ここには、ないよ。
Fyi Chalmwoh : 前にもさ、マネキンは昔々、
オークたちに襲われたって話したろ?
今じゃあほとんど残ってないんだよ。
Fyi Chalmwoh : あ、ひょっとしたら、
どこかのオークが落とすかもしれないけど……。
Fyi Chalmwoh : 力になれなくて悪いねぇ。
Fyi Chalmwoh : しかし、いいねえ……あんた。
あたいもその人形師に会って、
職人の技を伝授してもらいたいなあ……。
(???を調べる)
[Your Name]は、Bullheaded Grosvezを倒した。
(???を調べる)
だいじなもの:レッドオイルを手にいれた!
レッドオイル
微細な金属機械などの手入れに使う油。
血のような赤い色をしているので
マネキンが不気味がられた一因になった。
Enaremand : おお、ありがとう。助かったよ。
Enaremand : よし、これでついに揃ったな。
Enaremand : 自分で言うのもなんだが、
最高の出来映えになりそうだよ。
Enaremand : え、これは
誰かモデルがいるのかって?
Enaremand : うん……まあ……、実は……。
彼女の名前はアルシャー……。
Enaremand : ……僕の妻なんだ。
Enaremand : いや、妻といっていいものか……。
Enaremand : さしておもしろくもない話だが、
退屈しのぎにでも聞くかい……?
Enaremand : もう20年も前の話だ……。
Enaremand : 当時、僕はまだ若くて
駆け出しの人形師だった。
Enaremand : その頃、
マネキンは世間では忌み嫌われ
まったく理解されなくてね。
Enaremand : 僕は半ばやけくそで
人形を作っていた。ムキになっていたんだな。
Enaremand : そんな僕の仕事を
唯一理解してくれたのが、アルシャーだった。
Enaremand : 僕はたちまちに彼女に恋をした。
彼女は聡明で美しく、誰より優しかったよ。
Enaremand : 僕はそのまま、彼女の故郷、
タブナジアに永住することにした。
Enaremand : ここで結婚しようと約束していたんだ。
Enaremand : 美しかったこの国が、
僕はとても気に入っていたよ。
静かに暮らしたかった。せめて……。
Enaremand : そんな折だ。
Enaremand : あれはちょうど
僕らが海へ出かけて、
ミザレオ海岸を渡っているとき……。
Enaremand : 急に上空に、一閃の光が走った。
とてもとても、まぶしくて
目を開けていられないほどの強い光……。
Enaremand : 何が起こったのか
わからなかったが、
次の瞬間、僕らは爆風で吹き飛ばされて……。
Enaremand : ふたたび目を開けたときは
見渡す限り……、
一面にえぐられた地面と、立ち上る煙だった……。
Enaremand : 彼女の姿は
どこにも見当たらなかったよ……。
Enaremand : いわゆる
クリスタル大戦だ……。
タブナジアの壊滅的な被害は知ってるだろう?
Enaremand : あれは、
何か魔法でも飛んできたんだろうな。
敵のものか味方のものかわからないけど……。
Enaremand : いずれにせよ、彼女は
この世に影すらも残さずに消えてしまったのさ……。
Enaremand : 悲しみと己の不甲斐なさで
以来、僕は彼女の姿を作りつづけた。
Enaremand : 僕は腕っぷしはまったくで、
これくらいしかできないからね。
Enaremand : あのときの閃光で
僕もほとんど視力を失って……。
Enaremand : おそらくそのうち
完全に失明するだろう。
Enaremand : その前に
どうにか完成させたかったってわけさ。
Enaremand : ほら、退屈な話だっただろう。
Enaremand : え、完成してよかったって?
Enaremand : うん、まあ。そうだな。ありがとう。
でも、実は……。
Enaremand : いや……、なんでもないんだ……。
これは、ほんの気持ちだ。受け取ってくれ。
マヌカンパンプスを手にいれた!
マヌカンパンプス
Rare Ex
防6 MP+12 INT+1 MND+2
Lv35~ All Jobs
>>マヌカンパンプスを捨てた場合
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... |
Enaremand : ……なんだって?
アレをなくしてしまったっていうのか? 君は。
Enaremand : …………仕方ないな。
マヌカンパンプスを手にいれた!
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■関連項目
タブナジア地下壕
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最終更新:2015年04月30日 21:03