(Throne Roomを調べる)
Zeid : これは!?
Zeid : 闇の王の棺か!?
Shadow Lord : 暗黒騎士……。
20年ぶりだな、ザイド。
Zeid : ちッ、なんてことだ!!
ほんとに、こんなことが……!?
Shadow Lord : 俺は死なぬ。
おまえ達人間どもを、根絶やしにするまではな。
それに、もとより俺は長命種だ。そう簡単に
消されはせぬぞ。
Zeid : あの最後の戦いで
剣を交えた時、もしやと思ったのだが……
おまえ……、まさか、ガルカなのか?
Shadow Lord : 30年前に、俺は……
俺たちは……、この呪われた地を
調べていた。この地に眠るとされる、
未知の力を求めて、な。
Shadow Lord : そうして、まさにこの地で、
俺は友に裏切られ、殺されたのだ!
Shadow Lord : ミスリル銃士隊一の剣士であり、
当時獣人との和平の道を訴えていた俺が、
ウルリッヒはジャマだったのだ。
Shadow Lord : そしてコーネリアも、
俺をかばって、ヤツらに……。
Shadow Lord : 30年前、友に裏切られ、
確かに一度俺は死んだのだ……。
だが、それで終わりではなかった。
Shadow Lord : 地下深くに眠る力に触れて、
俺は死からよみがえったのだ。死を超えた
肉体と、幻獣と心をかよわせる能力を
手に入れて、な。
Shadow Lord : そして、その時はじめて
俺は気づいた。気づかされたのだ。自分の
うちにずっと秘められていた憎しみに。
Shadow Lord : いや、俺個人の憎悪ではなく、
もっと深く、激しい、ガルカという種が
ずっと抱えていた、うずまく憎しみの炎だ。
Shadow Lord : おまえ達にはわかるまい、
我らのなかに眠る、深いこの憎しみは……。
その炎に身をまかせ、俺は人であることを
やめた!!
Shadow Lord : まさにおまえ達、人間どもが、
俺を目覚めさせたのだ。憎しみの化身、
闇の王として!!
Shadow Lord : その時、俺は誓った。
人間どもをこの地から一掃してくれるとな!
ひとり残らず、だ!!
Shadow Lord : 20年前は不覚をとったが、
今度はそうはいかぬぞ。
Zeid : くっ、きさま!?
Shadow Lord : そこで見ているがいい、
ザイド。きさまにも、俺の憎しみが
わかるはずだ。ガルカである以上は。
Shadow Lord : 俺が内なる炎に焼き尽くされて
果てるのが先か、おまえ達人間どもが
この地から消えてなくなるのが先か、
ふたつにひとつ!
Shadow Lord : さあ、来い、人の子よ!
死ですら、もう俺をとめることはできぬのだ!
我が憎しみ、思い知らせてくれる!!
『
ランク5ミッション』でバトルフィールドに突入!
現在このエリア内にいるパーティメンバーのうち
自分を含めた6人がバトルフィールドに入れます。
制限時間:30分
現在の『ランク5ミッション』ベストタイム:[Number]分[Number]秒
記録保持メンバー:[PC Name]ほか[Number]名
Shadow Lord : まだ、だ……。
言ったはずだぞ、死ですらもう俺を
とめることはできぬのだ、とな!
Shadow Lord : この憎しみの炎の
消えぬかぎり、俺は決して……決して、
倒れたりはせぬ! 何度でもよみがえる!
Zeid : 待て、ラオグリム!!
聞け、もう終わったんだ! もうこれ以上
ムダな戦いは止せ!!
Shadow Lord : ラオ……、
グリ……、ム?
Shadow Lord : ちがうッ!
俺は……、俺は、闇の王だ!
Zeid : おまえは、闇の王など
ではない! 思い出せ、自分の真の名を!
ガルカの剣士、ラオグリム!
Shadow Lord : く……!?
Shadow Lord : ラオ……、グリム……?
ラオグリム!?
う……、お、おお……!
Zeid : 正気に返ったか!?
Raogrimm : ああ……、
なんとか、な。
Zeid : そうか、よかった……。
しかしおまえが……、闇の王だったとは。
Raogrimm : 俺は、種の記憶を
引き継ぐ者、語り部だったのだ。遠い昔の
様々なものを、宿していた。あまりに多くの
憎しみと、哀しみ……。
Raogrimm : それゆえに、一度闇にとらわれると
そこから抜け出せなくなってしまったのだ。
果てしない、憎悪と狂気の闇から……。
Zeid : ………。
Raogrimm : 人は、優しい、暖かい光を
たたえる一方で、闇夜よりも濃く、深い
暗黒を抱えていることもある……。
Raogrimm : 誰もが、その危うさを
秘めているのだ。そして、その危うさを
捨てたとき、人は人でなくなる……。
Raogrimm : しかし、俺は………
Raogrimm : 俺は昔の俺ではない。
引き返せはしないのだ、もう……。
Raogrimm : 30年前に死より
よみがえって以来俺のしてきたことを、
謝るつもりはない。だが………
Lion : こっちよ!!
急いで!!
Raogrimm : フッ、本当の俺は
30年前に死んでいるのだ……。今さら
命など、惜しいものか。
Raogrimm : ああ……
コーネリア……
[Your Name]達の活躍のおかげで
闇の王の復活は阻止された。
厚い雲がちぎれ、ヴァナ・ディールの大地に
束の間の日がさした。
だが、この地に満ちた災いが、すべて
消え去ったわけではない……。
伝説はこう続く。
かくして、深く暗き眠りの底より
クリスタルの戦士達は、
しずかに浮かび上がった………
Lion : [Your Name]とはここでお別れね。
そうそう、もし
カザム行き飛空艇パスを持っていたら
ノーグに訪ねてきて。歓迎するわよ。
Lion : じゃあね、[Your Name]。
また会える日を楽しみにしてるわ。
Zeid : 私も、おまえ達とは、いずれまた会うことに
なるような気がする……。
その時まで、さらばだ、冒険者よ。
バトルフィールドクリアタイム:[Number]分[Number]秒
現在のベストタイム:[Number]分[Number]秒
だいじなもの:闇の破片を手にいれた!
闇の破片
砕けた闇の王の体の一部。
わずかだが、闇の王の魔力を感じる。
■関連項目
王の間
Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
最終更新:2015年07月03日 23:31