依頼者:
エルキ(Elki)
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バストゥーク鉱山区・宿屋
依頼内容:
パルブロ鉱山開拓者の10人の下にあった
名前の秘密を調べて欲しい。
パルブロ鉱山に初期開拓者の
手がかりが
あるのではないかという話だが……。
Elki : ああ、あなたですか。
先日はどうも……。実は私は単なる
墓参りに来たのではないのです。
Elki : 曽祖父の残された日記などを見ると、
パルブロ鉱山の開発者は10人ではなく、
もう1人いたのではないかと……
Elki : 曽祖父はその1人が、表舞台に
出ることなく去っていったことを
ひどく悔いていたようなのです。
Elki : あなたが以前碑石で見つけた
Vig****t O**というのがその人の名では
ないかと思うのですが……。
Elki : そのような名の人は見つからないのです。
もう150年ぐらい前のことですから、
亡くなっているのは当然なのですが……
Elki : その方に関して調べるのを手伝って
いただけませんでしょうか?
選択肢:調べるのを手伝う?
>>手伝わない
Elki : そうですか、残念です。
>>もっと詳しい話を
Elki : パルブロ鉱山は、ヒュームの火薬技術に
よって拓かれた初めての鉱山なのです。
Elki : それ以前の鉱山開発は、
ガルカの強い力に頼ったものばかりで……
それでその10人のヒュームの知恵と技術は
後世に語り継がれるようになったのです。
Elki : 初期開拓者について
もしなんらかの手がかりがあるとすれば、
やはりパルブロ鉱山内部に何か……。
>>手伝う
Elki : ありがとうございます。
何か手がかりを見つけたら持ってきてください。
(Old Toolboxを調べる)
箱の中には
工具の詰まった『工具箱』がいくつか入っている。
これには銘が入っているな。
……『Vigilant Owl』 と読める。
選択肢:手がかりとして持って帰る?
持って帰る
置いとく(キャンセル)
古い工具箱を手にいれた。
古い工具箱
11セットの工具が入っており、
それぞれ名前が刻まれている。
最も上にある名前がOmran、一番下に
「Vigilant Owl」とある。
Elki : これは……。11セットの工具?
初期開拓者の名前が書いてある……。
Elki : 最後の1人の名前は……Vigilant Owl?
これはもしかしてガルカの名前では?
Elki : パルブロ鉱山はヒュームの開発に
なるものと言われていたのに……
Elki : ん? この工具の裏に何か……
Babenn?? 別の名前が?
Elki : これはどういうことでしょうか?
私の方でも調べてみますが、
何かわかったら教えてください。
Parraggoh : パルブロ鉱山の初期開拓者が
もう1人……? やはりそうか!
Parraggoh : いや、以前おまえに取ってきて
もらったパルブロ鉱山記を読めば読むほど、
初期開拓者に関しては後から手を
加えられたような形跡があってね……。
Parraggoh : やはり、ヒュームたちのプライドを
守るためのデマだったと言う事か!
奴らはガルカの歴史さえ忘れようと……!!
Parraggoh : ……いや、申し訳ないな。
取り乱してしまって……。
Pavvke : 初期開拓者? 私は確かに
15年前にパルブロ鉱山で働いていたが、
初期開拓者なんて150年ぐらい前の話だろう?
Pavvke : そこまで年はとっておらんよ。
そんな昔のことを知っているのはウェライが
いなくなった今、バベン(Babenn)ぐらいか……。
Babenn : 何だね?
こんな老いたガルカのところに
用はないだろう……?
Babenn : ヴィジレントアウル(Vigilant Owl)?
そんな者は知らんな……
Babenn : そんな古い工具箱を持ってきたところで、
私から得られる情報など何もない。
Gumbah : なあるほどね、そういうことだったのか。
Gumbah : バベン(Babenn)が昔のことを
話したがらないのにはそういう訳があったんだ。
Gumbah : でもバベン、もう150年前の話でしょ?
もう隠すのはやめたらどう?
Babenn : グンパ(Gumbah)……何の用だ?
Gumbah : 冒険者なら聞いたことあるんじゃない?
バストゥークのガルカには2種類の名前があるんだ。
Gumbah : 1つは生まれてからの名前。
もう1つは……その名前が呼びにくいと、
ヒュームたちがつけた名前……。
Gumbah : ヴィジレントアウル(Vigilant Owl)
それがバベンの昔の名前……でしょ?
以前に話してくれたの、忘れてないよ。
Babenn : 余計なことをしゃべるガキだ。
もう150年も前の話など忘れたよ。
どうして今ごろそんな名前で私を……
Babenn : ……ん?
そこにいるのは誰だ?
Elki : 曽祖父は忘れていませんでしたよ、
ヴィジレントアウル……いや、バベンさん。
Babenn : まさか……オムラン?
いや、そんなはずは……ヒュームの寿命は
100年にも満たないはずだ。
Elki : オムランは私の曽祖父です。
幼い私に詳しいことは教えてくれませんでしたが、
10人の開拓者の話をする時、いつも悲しげでした。
Elki : 私にこう言ったこともあります。
「運良く自分が何かを成したとしたら、それは
自分が出会いに恵まれたからに過ぎない」と……。
Babenn : そうか、オムランがそんなことを……
Babenn : 覚えておけ、オムランのひ孫よ。
当時のヒュームたちには誇りが必要だった。
自分たちの力で鉱山を開拓したという名目の……。
Babenn : そのためには彼らには不必要なものがあり
それが私だったというだけのことだ。
Babenn : 何かが見えることを能力とするなら、
何かが見えないことも能力かもしれない。
発展や名声という名のもとの犠牲だ。
Elki : それは違います!
曽祖父は、名声などを欲した訳ではない!
Elki : 自分が最も幸せだったのはただ無心に
パルブロ鉱山を拓くために尽くして
いた頃だったと……。
Babenn : もう良い、それ以上言うな。
我らガルカとヒュームは同じ時を生きられぬ。
我らの目にうつる世界も別のものだ。
Elki : ……。
Babenn : だが、私は信じているのだよ。
あの時、無心にミスリルを求めた我々は
同じ時を生き、同じ世界を見つめていた。
Babenn : それで十分なのだ。他の者がなんと
言おうと関係はない。彼らがこの世を去っても、
私はそのことを知っている。信じている。
Babenn : オムランのひ孫よ。我々の
過去の絆を確かめるより、今同じ時代を生き、
同じ世界を見つめられる絆を確かめることだ。
Elki : ……わかりました。
お体にお気をつけて……。
Gumbah : むっずかしいことを言って
おっぱらったもんだねえ……。
Babenn : ふん、おまえがややこしくしたのだ。
どうせ奴を連れてきたのもおまえだろう?
Babenn : だいたい、いつおまえに昔話なぞした?
そんな覚えはないぞ。
Gumbah : あ、あれ? そうだっけ?
多分ウェライに昔聞いたんだよ。
Gumbah : さ、ボクももう行かなくっちゃ!
じゃ、またね~~。
Babenn : おぬしにもいろいろと迷惑を
かけたようだな。これは私からの工具箱に
対する礼だ。受け取ってくれ。
スモールソードを手にいれた!
スモールソード
D13 隔226 DEX+2
Lv19~ 戦黒赤シナ暗獣吟狩忍竜コ踊
■関連項目
ガルカと少女 ,
バストゥーク鉱山区
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最終更新:2014年04月17日 18:38