依頼者:
オグビィ(Oggbi)
/
バストゥーク港・蒸気の羊亭
依頼内容:
オグビィの弟子、ダルザックの代わりに
依頼を受けて欲しい。
ダルザックは
フェ・インに向かったらしい。
Oggbi : この前の冒険者君か……。
あんたが来ると他にも客を連れてきて、
仕方がないのう……。
Michea : お久しぶりです、オグビィさん。
バストゥークに戻ってらしたのですね。
覚えておいでですか? 私、ミシェアです。
Oggbi : 覚えておるよ。
ダルザックの後ろでいつも泣いておった
小娘が、大きくなったもんだのう。
Michea : そのダルザックさんの行方に
関して、お伺いしたいのですが……。
Oggbi : あいつがどうかしたか?
どうせまたどこかに出かけているのだろう。
Michea : それが少し変なんです。
いつもより帰りが遅いようで……。
グィルも表には出さないけど心配してるみたい。
Oggbi : ふむ、そういえばフェ・インに行く
仕事があるようなことは言っておったぞ。
Michea : フェ・イン? そんなところまで?
そうですか……、わかりました。
Oggbi : むう……そうなると、
困ったこともあってな……。
そこの冒険者君、ひとつ聞いちゃくれまいか。
Oggbi : 実はダルザックには、
その後でかまわぬからと、頼みごとをしてあってな。
まだあいつがフェ・インにいるなら、捜して、
その依頼を代わりに引き受けてもらえないだろうか。
Oggbi : 奴ならやり遂げるかもしれんが、
できるだけ早くミシェアやグィルのもとに
顔を出すように伝えてやってくれ。
Michea : すみませんが、
お願いしてよろしいでしょうか……?
Oggbi : ガルカのわしが言うのもなんだが、
ミシェアは弟子の育てた子供、孫みたいなもんだ。
あまり悲しませてやりとうはないでな。
Dalzakk : ん? おまえは……?
Dalzakk : なに? おまえが、
師匠からことづてを預かってきた?
Dalzakk : そうか、ミシェアやグィルが……。
しかし、おまえが代わりに依頼を受けてくれるとは、
どういうことだ? 新しく師匠が弟子を?
Dalzakk : まあいい、詮索はすまい。
せっかくの師匠の申し出だ……。
師匠の依頼は次のとおりだ。
Dalzakk :
ダボイにあるオークの居住区に、
サンドリアの武道書なるものがあるらしい。
テントの中に入って見つけることができる。
Dalzakk : これを取ってきて
欲しいとのことだ。そんなもの何に使うのか、と?
それは師匠に聞いてくれ。なんでも、私の姉弟子に
まつわるものらしいがな……。
Dalzakk : とりあえず聞いた話はそれだけだ。
冒険者としては情けない話だが、いささか疲れた。
師匠のお言葉に甘えてクラウツ橋の自宅で
休ませてもらうとしよう。
だいじなもの:ダルザックの依頼書を手にいれた!
ダルザックの依頼書
「ダボイのテントの中から、
『サンドリアの武道書』を見つけ、
それを御師匠、オグビィ(Oggbi)に
渡してくれ」
ダルザック
(Hide Flapを調べる)
オークの居住するテントだ。
選択肢:テントの中に入りますか?
はい
いいえ(キャンセル)
テントの中を調べた……。
何も見つからなかった……。
[Your Name]は、Bilopdopを倒した。
[Your Name]は、Deloknokを倒した。
(Hide Flapを調べる)
オークの居住するテントだ。
選択肢:テントの中に入りますか?
はい
いいえ(キャンセル)
テントの中を調べた……。
だいじなもの:サンドリアの武道書を手にいれた!
サンドリアの武道書
サンドリアに古くから伝わる
格闘を主とした武道の書の一部。
Oggbi : おお、行ってきてくれたか!
御苦労だったな。ん? ちょっと不満そうだな。
なぜわざわざこんなものを……って顔だ。
Oggbi : まあ、いいではないか。
1人のエルヴァーンの少女と、1人のガルカの少年に
ささやかな幸福を届けたと思ってやってくれ。
Oggbi : そのついでにと言ってはなんだが、
もう少し、老いぼれの酔っ払いガルカの昔話に
つきあってくれぬか……。何もまた冒険に
行けと言うのではない。報酬もちゃんと出そう。
Oggbi : それは、そのサンドリアの武道書に
まつわる話だ……。
Oggbi : 私の弟子になったコーネリアと
共に、サンドリアへ修行に出かけた。
修行と言っても、現在のダボイの地にあった
サンドリアの修道院から依頼があったのだ。
Oggbi : 神殿騎士団は武器を扱う集団だが、
以前は、信仰に基づく、修行僧たちの拳を使った
武道も盛んであった。ダボイにあった修道院も
そのひとつであった。
Oggbi : その武道の書が、
ジャグナーのオークに奪われた。その一部を
取り戻してきてほしい、という依頼を私は受けた。
Oggbi : もちろん、その武道の極意を探るためだ。
今でこそモンクという肩書きを持つ者は多いが、
東方から伝わった拳法と、サンドリアの修行僧の
技が融合し、それは確立されたものと言える。
Oggbi : それはさておき、
我々が向かったのは……ダボイが奪われる
以前のオークの本拠地だった。
…………………………………………………………………………………………
Cornelia : 御師匠、本当に
このあたりなんですかねえ……。
Oggbi : なかなか見つからんもんだな。
しかしまるでこれでは盗人……ん?
Oggbi : ラオグリム……様?
Raogrimm : オグビィ殿のような方が、
オークの居住区などに何の御用ですか?
Oggbi : いや、ちと探し物がありましてな……。
Cornelia : 失礼な野郎だな!
うちの御師匠様をこそ泥みてえに!
Cornelia : そうか……おまえ、語り部の
ラオグリムだな? 御立派な銃士様が
こんな汚いとこに来てんじゃねえよ!
Raogrimm : これは、面白い御弟子様をもたれた。
それに、私のことを知っているヒュームの
女性とはまた珍しい。語り部なんて言葉すら
知らないでしょう、普通は。
Cornelia : ふん、いろいろあってな!
そんなどうでもいいこと、知りたくて
知った訳じゃない。
Oggbi : やめんか、コーネリア!
…………………………………………………………………………………………
Oggbi : これが、後にミスリル銃士となる、
2人の初めての出会いだったのだ……。
Oggbi : おっと、昔話が長過ぎたようだ。
つきあわせてすまなんだな。ほら報酬を渡そう。
ちょうどこの修行の後、コーネリアに与えたものと
同じものだ。
テンプルゲートルを手にいれた!
テンプルゲートル
Rare Ex
防12 HP+12 DEX+3
耐光+10 回避効果アップ
Lv52~ モ
Michea : あ……、ありがとう。
ダルザックさんに連絡してくれたって……。
お隣のグィルも喜んでた。
Michea : 実はね……。
あなたがオグビィさんのところに行くのを
見計らって、一緒に行くといいって教えて
くれた娘がいるの。
Michea : ほんと、彼女じゃなければ
思いつかないような甘えた発想だけどね。
自分だけで行っても解決しないから、
冒険者さんを巻き込むといい、って……。
Michea : 以前は、彼女のそういうとこ、
大っ嫌いだった。私と同じくらいの年
なのに、自分自身じゃ何もできなくて、
ただ甘えてばかりの彼女が……。
Michea : でもね、彼女も実は
似たような境遇なの。このバストゥークでは、
自分と違った存在は異端視はされなくても、
できれば触れたくない存在として扱われる。
Michea : それをこちらに向かせるには、
飛び込み続けるしかないの……相手の心に。
それも彼女がそれなりに苦労して得た術なのよ。
今では彼女のこと理解できる親友って言えるわ。
Michea : おかしいでしょ。
エルヴァーンの彫金細工師と、
いいとこのお嬢様が親友なんて……。
Michea : 彼女の名前?
コーネリアっていうの。
あなたも会ったんでしょ?
最終更新:2016年12月12日 10:47