依頼者:
アイルベーシュ(Ailbeche)
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北サンドリア・閲兵場
依頼内容:
閲兵場で泣いている迷子の父親を捜す。
Shomo Pochachilo : ねぇねぇ、あんた
あそこの子、知ってる?
Shomo Pochachilo : どうにかしてやりなよぉ。
……あたしは子供は苦手だから、あんたに
任せるよ。よろしくね。
Ailbeche : うぇーん……うぇーん……
お父さーん、どこ行っちゃったの……?
Ailbeche : うぇーん……、お父さんと一緒に
出かけてきたんだけど、いつの間にかお父さんと
はぐれちゃって……うぇーん……
Ailbeche : うぇーん……うちのお父さんは、
エルヴァーンの騎士なんだ。今日は久しぶりの
休みだからって、一緒に出かけてきたのに……
Ailbeche : お父さんは、自分の仕事に誇りを
持ってるから、いつもと同じ格好で来てるんだ。
とても格好いいけど、歩いてると鎧の音が……
うぇーん、うぇーん……
Ailbeche : うぇーん、うぇーん……それと、
兜はかぶってなくて……うぇーん……
凱旋門をくぐるあたりまで一緒にいて……
うぇぇぇぇーん……うぇぇぇぇぇーん……
Ailbeche : お父さん、どこなの……。グスッ。
>>通常時
+
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... |
Exoroche : 私に何か用でも?
悪いが今は忙しいので勘弁してもらえないか。
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Exoroche : なに? ウチの息子が閲兵場で?
それは申し訳ない。用が済み次第、すぐ戻るから
その場を動くな、と伝えてはくれまいか。
Exoroche : わざわざ済まなかった。
礼を言うぞ。
Exoroche : 息子に伝えてくれ。
用が済み次第戻るから、その場を動くな、と。
Ailbeche : えっ? お父さんに会ったの!?
Exoroche : アイルベーシュ! どこにいる!?
Ailbeche : あっ! あれはお父さんの声だ!!
Exoroche : 馬鹿モン!!! たかが迷子になった
ぐらいで泣く奴があるか!? 男のくせに人前で
涙を見せるなど言語道断!
Ailbeche : だってお父さんが……
Exoroche : やめんか!! 馬鹿モン!!
アイルベーシュ、誇り高きエルヴァーンの1人として
恥ずかしくないのか? お前は!
Ailbeche : だって……うぇーん……うぇーん……
ひっく……うぇーん……
Exoroche : ええい、どうしてもわからぬようなら
その腐った性根を叩き直してくれる。反省する
までの間、そこに1人で立っておれ!
Ailbeche : そんな……ひどいよ、お父さん……
Exoroche : 見苦しいところをお目にかけてしまい
すまなかったな。わざわざ知らせてくれたことに
ついては、わずかだが礼をさせてもらう。これを
持って帰ってくれ。
ヤナギの釣竿を手にいれた!
ヤナギの釣竿
ウィロー材でできた釣り竿。
Ailbeche : ああっ! その釣竿……ひどいや……
お父さん、それ、ボクの……
Exoroche : 黙れ!! 貴様なぞ今日から、
親でもなければ子でもないわ!
Ailbeche : そんな……ひどいよ、お父さん……
Ailbeche : ヤナギの釣竿、あれがないと……。
グスッ。
Exoroche : その節は世話になった。
だが、子供を甘やかしてはいかんのだ。
(Ailbecheにヤナギの釣竿をトレード)
Ailbeche : え、これ僕に返してくれるの?
ありがとう……!
これで友達と一緒に釣りに行けるよ!
Ailbeche : でもお父さんのこと、悪く思わないでね。
あれで優しいところもあるんだ……。
Ailbeche : お父さん、釣りに連れてって
くれないかなぁ……。
Shomo Pochachilo : フフッ、見てたよ。いいとこ
あるじゃない、釣竿返してあげるなんてさ。
■関連項目
北サンドリア ,
剣に磨きをかけて ,
子と父
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最終更新:2015年06月23日 22:37