コンクェスト評議会~ブレンナー編(アジドマルジド編)


ジュノ上層



>>通常時
+ ...
Afdeen : 残念ですが、あなたはまだあの場所に
用はないようです……。私があなたに
お話しできることはありません。

Afdeen : 少し時間をいただけましたら、
ジュノにいる冒険者の方々にお話ししたいことが
あるのですが……。

選択肢:今、彼の話を聞こうか?
    聞く
    今はやめておく(キャンセル)

Afdeen : 初にお目にかかります。
私はアフディーン。
Afdeen : アブダルスの弟子で、
ル・ルデの庭にいるティルコーの兄弟子にあたる者。
以後、お見知りおきを。

Afdeen : さて、私がここへ
参りましたのには理由があります。
まず、それからご説明しましょう。
Afdeen : そう、それは先日
開催されたコンクェスト評議会席上での、
ある発言がきっかけでした……

…………………………………………………………………………………………

Wolfgang : ……というわけで、
冒険者の間では、独自のバリスタルール設定が
編み出され、施行されているようです。
Wolfgang : また、写本会社の呼びかけで
腕に覚えのある各地の冒険者が一同に会する、
大規模なバリスタのトーナメントが催された、
という、驚くべき報告もあります。
Wolfgang : もはや、バリスタは
我々の手を離れ、冒険者によって実質的に
運営されている、といえるのではないでしょうか。

Trion : 同感だな。冒険者を中心とした
バリスタの選手は、我々が久しく忘れかけていた
「英雄」とは何たるかを思い出させてくれた。
Trion : バリスタを復活させ、
兵の士気昂揚と規律回復を図るという、
開始当初の目的は達成されたのかもしれんな。

Volker : ……当初の目的……か……

Ajido-Marujido : どうした?
含むところがありそうだな?

Shantotto : フォルカー、
デスティンのおぼっちゃま相手では、
遠隔攻撃しても始まりませんことよ?
Shantotto : なにしろ、挑発だけが
戦いを始める合図だと思っているんですから。

Trion : なに!?

Volker : 待ってくれ!
つい、独り言を申した私が悪い。
されば諸卿、聞いていただきたい。
Volker : 確かに、
サンドリアの王立騎士団の如く、
個人のとっさの自己判断を是とする軍はよい。
Volker : たった1人の英雄の突撃によって
兵の戦意が昂揚し、戦に勝利する。
そんなロマンが騎士には必要だろうからな。

Volker : だが、作戦指揮の下、
明確に各々の役割が分担された戦闘を
是とする我が軍では、勝手な独断専行は
全員を危険にさらす忌むべき行為だ。
Volker : つまり、我が軍の兵には
バリスタ観戦は、必ずしも有効な影響ばかり
及ぼしている、とはいえないのが現状なのだよ。

Trion : 聞き捨てならんな!
我が国の伝統あるコンフリクトをくさす発言。
撤回願おうか? フォルカー卿。

Volker : 言い過ぎた。
バリスタの試合を通じて、冒険者の戦術や
作戦は見違えるように改良されたし、
兵に勇気の大切さも教えた。それは認めよう。
Volker : しかし、攻撃隊や防御隊、
遊撃隊など、任務を明確に分担。集団として
有機的な作戦行動をとり、敵と戦う。そんな
リアルな模擬戦を設ける必要もあるのではないか?

Ajido-Marujido : ……やれやれ。
赤ん坊相手じゃないんだ。
噛んで含めるような説明はよせ。

Volker : ……分かった。
では端的に言おう。
Volker : 我が国は
新コンフリクトとして
「ブレンナー」の解禁を提唱する!

Wolfgang : ブ、ブレンナー!?
Wolfgang : 確か、戦前まで
黄金銃士の選抜試験に採用されていた競技で、
そのあまりの激しさに、常に合格者の数を
死傷者が上まわっていたという……

Volker : 解説いたみ入る。
しかし、その話は「ブレンナー」の
危険な一側面が強調されたものに過ぎない。
Volker : 元来、鉱山労働者の
作業訓練に端を発している「ブレンナー」は、
各々が集団の中で、いかに役割分担するかで
勝敗が左右される、団体戦を重視した競技なのだ。
Volker : 無論、バリスタを
廃止しようと言う気は毛頭ない。
だが、やや不足している集団戦の要素を
「ブレンナー」で補いたいのだ。いかがかな?

Ajido-Marujido : フン、烏合の衆を
鉄の結束をほこる軍団に鍛えあげる。
いかにも、おまえの国らしい発想だ。

Shantotto : オホホホ!
でも、想像すると血が騒ぎますことね!
よござんす、その提案を支持いたしますわ。

Trion : バリスタと並行しての
運用であれば、エグセニミル卿も反対するまい。
よかろう。私も認可する方向に働きかけよう。

Volker : 賛意、感謝する。
続けて提案がある。「ブレンナー」では
バリスタの参加条件であった
「ライセンス」を廃止し、国籍も不問としたい。

Trion : ほう、それは大胆だな。
だが国籍不問にした場合、参加選手が固定されず
気心のしれぬメンバー編制のチームとなろう。
それは貴公の掲げる名分と異なりはしないか?

Volker : 私は冒険者によって
実に多くのことを教えられたが、
リンクシェルの絆によって培われた集団も、
活目すべき彼らの特長のひとつだった。
Volker : あの中には、まるで親友、否
家族のような相互扶助と切磋琢磨が存在する。
理想的な結束をほこる集団といえるだろう。
その対抗試合も導入しようと考えているのだ。

Trion : なるほど。どうやら
貴公は、私の想像以上に周到に
「ブレンナー」を計画していたようだ。
ならば、既に舞台も決めているのだろう?

Volker : しかり。
ウォルフガング卿、
ここにゲストをお招きしてもよろしいかな?

Afdeen : 初にお目にかかります。
私はアフディーン。
Afdeen : 師アブダルスの命で
こちらにまかり越しました。

Trion : おぉ!
アブダルス先生の直弟子の方ではないか?
お名前はかねがねうかがっている。
Trion : ときに先生は
息災であらせられるかな?
できれば箱庭の礼をしたいのだが……

Afdeen : はい……
しかし、礼には及びますまい。
我が師は、箱庭で連日繰り広げられる
バリスタの観戦を大いに楽しんでおられます。
Afdeen : それどころか、我が師は
新たなコンフリクトを見たいと、
プルゴノルゴ島を題材にした箱庭を作り、
私に託したぐらいですから。

Trion : おお! 新たなコンフリクトに、
先生が考案された、新しい専用競技場か!
それは重畳。異議はない。

Ajido-Marujido : いいだろう。
ただし、わが国は1ギルも出さないからな。

Wolfgang : それでは、ここに
「ブレンナー」解禁を承認いたします。

Volker : 詳細なルールは、
文書にて後送いたす。異議ある場合は、
ウォルフガング卿を通じて申し出ていただきたい。

Ajido-Marujido : いわずもがなだが、
ウィンダス出身者の結束は固く強い!
「ブレンナー」では、わが国の冒険者たちに
集団戦とは何かを教わることになるだろう。

Trion : 我が国の騎士団は
集団戦に劣るなど、よまい言に過ぎん!
それを、バリスタで鍛えぬかれた
サンドリアの冒険者諸君が証明してくれよう。

Wolfgang : そ、それでは、
これにて閉会といたします。

Ajido-Marujido : しかし……
実のところは、あまりおもしろくない話だ。
バストゥークに先を越されたわけだ。

Shantotto : 腐る必要はありませんわよ。
今の冒険者たちには、「アレ」が始まるまでの
ちょうどいい腕慣らしになりますでしょ。

Ajido-Marujido : シャントット博士。
……まさか、「アレ」とは……

Shantotto : 「ブレンナー」が
どんな結果を見せてくれるか楽しみですこと!
Shantotto : 生半可な腕では、
ウィンダスの「アレ」で生き残れませんからねぇ。
オーホホホホ!

…………………………………………………………………………………………

Afdeen : ……と、かような仕儀で、
コンフリクト「ブレンナー」は解禁されました。
Afdeen : 私は師より
参加選手の「アブダルスの島-プルゴノルゴ
への誘導を仰せつかっております。
興味がありましたら、どうぞ声をかけてください。



■関連項目 サブクエスト , コンクェスト評議会~ブレンナー編(シャントット編)
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最終更新:2013年02月16日 14:42
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