依頼者:
アヤメ(Ayame)
/ バストゥーク
大工房・砲室
依頼内容:
アロイス(Alois)大臣を脅迫する者を
探し出し、倒して欲しい。
まずは
パルブロ鉱山に隠してあるという
日記を入手し、天晶堂にいる
カゲトラ(Kagetora)のところに
もっていくように。
>>通常時
+
|
... |
Romualdo : ここは南砲室。
バストゥークの砲台を操作するのさ。
実際に使うことなんてないだろうがな。
|
Romualdo : なんだあんたか。
Romualdo : すまない。
気を悪くしないでくれよ。
今、人を待っているんだ。
Viresefilant : 約束どおり来たぞ。
Romualdo : ちょっと今はまずいな。
またあとで来てくれるか?
Viresefilant : おまえが呼んだのだろう。
Ayame : あなた……。
ヴィルゼフィラン……?
ヴィルゼフィランじゃない?
Viresefilant : ……アヤメか。
久しぶりだな。
そういえば、今はミスリル銃士と聞いたが。
Ayame : 運が良かっただけよ。
Viresefilant : ……厭味なことをいうな。
Ayame : そういうつもりじゃ……
Viresefilant : どいてくれるか。
俺は急いでいるんだ。
Romualdo : アヤメと知り合いなのか?
Ayame : ええ……。
ノーグにいたとき、
おなじところで修行をしてた仲よ。
Ayame : つらいときは励ましあったりして、
お互い困ったときは助け合おうって約束もした。
Ayame : 私がミスリル銃士になったことだって
一緒になって喜んでくれると思ったのに……。
Romualdo : 人にはいろいろあるからな。
忘れてるだけかもしれないし。
……そんなに思いつめるなよ。
Romualdo : それよりさ。
アヤメは、俺に何の用なんだ?
ちょっとこれから忙しいんだけど……。
Ayame : 忙しいならいいわ。
また、今度話すから。
Ayame : そうだ、そこの冒険者さん。
あとで北砲室に来てくれないかしら?
Ayame : ごめんなさい、
突然、こんな場所に誘って。
Ayame : でも……。
他人がいると
どうしても、言えないことなので……。
Ayame : 実は……
Ayame : 大臣から、
あなたあてに依頼があります。
Ayame : 最近、大臣が脅迫されているようなのです。
Ayame : 支離滅裂な誹謗中傷。
訳のわからないことを書き綴った手紙が、
毎日、山のように届けられ
大臣より先に配達員が倒れてしまいました。
Ayame : おかげで、今は、代わりにナジが配達を。
Ayame : さすがに、仕事に支障をきたし始めたので、
私が調べてみました。
手紙から
脅迫者を突き止め、
天晶堂で落ち合う約束まではできたのですが……。
Ayame : ひとつ問題が生じました。
相手は、会う代わりに、1冊の日記を取ってくるよう
要求してきたのです。
Ayame : しかも、日記はパルブロ鉱山に
隠してあるというのです。
何故そんなところに日記を
隠してあるのかは分かりません。
Ayame : ただ、ミスリル銃士は多忙で、
そこまで手がまわりません。
ましてや大臣が自ら行くわけにもいかない。
Ayame : そこで、あなたに頼みがあるのです。
我々の代わりを務めてくれませんか?
選択肢:どうする?
>>引き受けない
Ayame : 私は他の冒険者に任せる気はありません。
気が変わったら、また来てください。
>>引き受ける
Ayame : 日記だけではありません。
依頼には、その脅迫者を倒すことも含まれています。
きっと、あなたの腕が必要となるでしょう。
Ayame : 日記をカゲトラ(Kagetora)に見せれば、
脅迫者のいるところを教えてくれます。
そこには、すでに脅迫者がいる手はずですから、
後はよろしくお願いします。
Ayame : あ、それと。
このことは、くれぐれもロムアルドには秘密に。
Ayame : アロイス大臣は、
彼を疑っているみたいなんです。
Ayame : 最近では、
見知らぬ者と接触を持っているようだし……。
Ayame : ……ロムアルドかどうかはともかく、
脅迫者に情報を与えている人がいると思われます。
Ayame : 大統領府の人間と脅迫者が
そのまま繋がっているとは考えにくいですから、
2人の間を繋いでいる連絡役が、いるのでしょう。
Ayame : その連絡役についても調べてきてください。
※Treasure Chestを開ける。
だいじなもの:ムクンダの日記を手にいれた!
ムクンダの日記
アロイス大臣の悪口が書いてある。
Kagetora : これが噂の日記か……。
あまりの内容に、ムクンダ自身
発覚を恐れてどこかに隠したとは聞いていたが。
Kagetora : 確かに、日記は受け取った。
あいつのいる場所へ案内し……
Kagetora : ……ちょうど、さっき客が
入っていった場所にあいつがいるはずだ。
それ以上は何も知らないがな。
Kagetora : 気になるなら、
自分の眼で確かめてみな。
Viresefilant : おまえが連絡役か?
Viresefilant : うん? どういうことだ?
俺が連絡役だと。
Viresefilant : ……。
俺は、大臣から直々に命を受けて動いているのだ。
連絡者であるわけがない。
Viresefilant : ……そんなことを言って、
ごまかす気だろう?
そんな手が通用すると思ったか!
Kagetora : やれやれ、またか。
Viresefilant : カゲトラか。
邪魔をするな。
Kagetora : そこの冒険者も大変だな。
よりにもよって、こんなやつと組まされるとは。
Viresefilant : 俺は、こんなヤツと手を組んだ
覚えはない!
Kagetora : おまえはなくても、大臣にはあるんだよ。
Viresefilant : どういうことだ?
Kagetora : 今、国ではミスリル銃士に代わる、
新しい組織を作ろうとしているとの噂だ。
それがアサシン。
Kagetora : もともとは
ミスリル銃士がやっていた汚れ仕事も、
今は、国の顔である彼らに任せるわけにはいかない。
Kagetora : そこで、
代わりに汚れ仕事専門の組織を作ろうというわけだ。
Viresefilant : その程度の噂なら、俺も……。
Kagetora : おまえは、噂じゃないだろ。
大臣から、直接聞いたはずだ。
Viresefilant : ……。
Kagetora : 国は、アサシンの人選をしているらしい。
人選の仕方は単純だ。
Kagetora : 2人の冒険者に、別々に声をかけ、
同じ
ミッションを与える。
先に解決してきたほうが合格って寸法よ。
Viresefilant : ……やけに詳しいな。
Kagetora : 前にも、似たようなことがあってな。
そのときは、冒険者同士が揉めて、
肝心の脅迫者は逃げてしまったが……。
Kagetora : どうやら、今回こそは倒せたらしいな。
この結果には、大臣も大喜びだろう。
Viresefilant : ぐぐ……。
俺を天秤にかけた、大臣には腹が立つ。
Viresefilant : 腹が立つが、
これでアサシンになれるのなら、
黙って堪えるとしよう。
Viresefilant : いいか、冒険者。
勝ったのは俺だ。
アサシンに採用されるのも俺だ。
手柄の横取りは、許さんからな!
Kagetora : まったく、あいつの野心だけは
ノーグを出ても直らないらしいな。
あいつは、昔からそうだった。
Kagetora : 技よりも、名声を求める。
有力者に従えることにあこがれ、
アヤメがミスリル銃士になったと聞いたとたん
ノーグを去って、修行も辞めた。
Kagetora : どうしているかと思えば、
用心棒のような仕事をしているじゃないか。
そこまでして大臣に気に入られて、
国職につきたいとはな。
Kagetora : どうしてそこまで名声にこだわるのか、
って?
Kagetora : 幼い頃の苦しい生活、だろうな。
Kagetora : やつの両親は、優秀な侍だった。
しかし、侍の誇りだけを追求し、
見返りを求めず、家族の生活は貧困だった。
Kagetora : それが我慢できなかったのだろう。
やつは、影で生きるが、実力社会の忍者を選択した。
しかしだ。
Kagetora : 親と違う道を選び、
侍となったアヤメはミスリル銃士。
同様にして忍者を選んだ自分は、
今だ貧困のまま。
Kagetora : そういったズレが、ヤツの野心に
拍車をかけているのかもしれないな。
それも空回りとも知らず、
大臣のウソに踊らされやがって……
Kagetora : おっと、しゃべりが過ぎたようだ。
人の人生をとやかく言うとは、
俺もとうとう落ちぶれたか……。
Ayame : ヴィルゼフィランが……?
どういうこと……?
アロイス(Alois)大臣に確かめないと……。
Alois : 冒険者が何のようだ?
Alois : ふむ、そうか。
しかし、ワシはそんな依頼をした覚えはないぞ。
まったく、アヤメに言っておいてくれ。
ワシの名前を使って、勝手なことをされては困ると。
Ayame : 失礼します。
アロイス大臣に伺いたいことが……。
Alois : なんだ騒々しい。
Ayame : アサシンについてお教えください。
Alois : あさしん?
いったい何を言い出しているのだ?
Ayame : トボけないでください。
先ほど、天晶堂のカゲトラから話を聞きました。
Ayame : アサシンなどという、
ありもしない組織を餌に
冒険者をこき使うとは、あまりにも横暴です。
Alois : ワシはアサシンなんぞを餌に使った覚えはない。
そんな噂もある程度の話をしたまでだ。
ヤツらが勝手に勘違いしただけのこと。
Alois : それともなにか?
ワシは勘違いしたものの責任まで
取らなければならないのか?
Alois : ワシも責任ある立場になったもんだ。
Viresefilant : 大臣、仰せのとおり、
脅迫者を退治してまいりました……。
Alois : ……!!
Alois : ご、ごくろうだった。
そうだな。
たしかに、おまえには脅迫者の口封じ……
いやいや、倒すように依頼をしたな。
Alois : それと今後は、
前もって予告をしてから現れるようにしなさい。
Viresefilant : アサシンとして
採用いただけるので?
Alois : それは知らん。
なんだそれは?
Alois : あさしん?
いったい何を言い出しているのだ?
Alois : だいたい、そんなもの、
ワシの一存で作れるわけがなかろう。
少し考えれば、自分の勘違いだったと気づくはずだ。
今後、このような誤解をしないよう、肝に銘じよ!
Alois : それに、連絡役は誰だったんだ?
ワシはそこまで調べてこいといったはずだ。
Alois : まったく、依頼すら満足にこなせないくせに、
報酬だけはしっかりと貰おうという、考えが好かん。
さっさと帰れ!
Alois : 文句があるなら、
その連絡役を連れてきてからにでもしろ!
Viresefilant : ……大臣!
Alois : おい、誰か。
大統領府に危険人物だ。このものを追い出せ。
Viresefilant : ……。
Alois : まったく……。
最近は礼儀を知らん冒険者が多くて困ったものだ。
そこの冒険者も、用が済んだのだから帰りなさい。
Ayame : どういうことです、大臣。
あれだけ揉めて、勘違いだとは思えません。
やはり、アサシン採用の話をしたのではないですか?
Ayame : それならば、あの態度はひどすぎます。
大臣は、あのものが優秀だからこそ、
依頼をしたのでしょう?
Ayame : 力は、1日2日で付くものではありません。
そこに辿りつくまでに、
どれだけの汗と涙が流れたことか!
Alois : そんなもの、ワシは知らん。
Ayame : 私は知っています。
彼が、人の倍、手豆をつぶしていたことも。
刀が満足に買えず、毎晩研いでいたことも。
自分が苦しいのに、人を慰めていたことも。
Ayame : すべてでなくとも、
その、ほんの一部だけでも知っています。
その努力を、
駒のように使ったことに対して謝ってください。
Alois : ……。
Ayame : 大臣……。
Alois : ……はぁ。
Alois : 下らん説教は、ウンザリだ。
さぁ、もうスッキリしたろ。帰ってくれ!
Ayame : ……よく、分かりました。
もう結構です。
Ayame : そこの冒険者さん、少し付き合ってください。
Alois : どうせ、プレジデントにでも
泣きつくつもりだろう。
残念だが、プレジデントは忙しくて、
おまえなんかと会っている時間はない。
Ayame : だったら、後で……。
Alois : おい、誰か。
至急、この冒険者を、大工房出入り禁止にしろ!
Ayame : やりかたが強引です。
Alois : うるさい。
早く帰るんだ!
Naji : アロイス大臣、
話だけでも聞いてくれませんか。
Alois : 誰だ、そいつは?
Naji : こいつは、
大臣が探していた、連絡役ですよ。
Matabe : すいませんでした。
ロムアルドを騙して、
大臣の情報を聞き出していたのは、この私です。
Naji : こいつは他にも大臣に恨みを持つものに、
情報を売るつもりだったらしいですよ。
良かったですね、脅迫者が1人で済んで。
Alois : まったくだ。
いやぁ、助かった。
これで枕を高くして眠れるよ。
Alois : さすがは、ミスリル銃士。
仕事が速い。
Naji : いいえ。
この男を捕まえたのは私ではなく、
先ほど大臣が追い出すように命じた、あの男ですよ。
Naji : 大臣は、連絡役を連れてくれば
話を聞いてやるとか、言いましたよね。
だったら、話を聞いてくださいよ。
Naji : といっても、あいつは愛想を尽かして、
この国から出ていってしまったんで、
代わりに俺が、あいつの言葉を伝えます。
Naji : 言いたいことはひとつだけだそうです。
Naji : ……反省しろ。
Alois : なにを、一般人が偉そうに。
Naji : そうですよねぇ……。
それでは、この男をプレジデントの前に
連れていって、洗いざらい白状させましょう。
かまいませんよね? それが仕事なんで。
Matabe : すいませんでした。
ロムアルドを騙して、
大臣の情報を聞き出していたのは、この私です。
Alois : うう……。
Alois : ……分かった。
二度と、このようなことはしない。
誓うことにしよう。
Naji : それと、アヤメ。
ちょっと、いいか?
Naji : 実は、もうひとつ伝言があるんだ。
Ayame : ヴィルゼフィランから?
Naji : あの日の約束……
お互い救い合う約束は守ったぞ。
Ayame : 覚えていて……くれたんだ……
Naji : それじゃあな。
俺、こういうの苦手なんだ。
Ayame : あなたにもお世話になったわね。
これは、私の気持ちです。
Ayame : それでは、これからも頑張ってくださいね。
梟を手にいれた!
梟
D15 隔190 STR+1 AGI+1
Lv28~ 忍
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最終更新:2015年07月31日 21:30