プロローグ
何処かの時代。
“ある時”数千年に及ぶ安寧と平和の時は終わりを迎え、一つの大陸を巻き込んで文明間戦争が勃発した。
終わりの見えない戦争の果に各文明は「最終兵器」まで持ち出し、それによる疲弊で戦争は自然消滅を迎えた。
が、衰退した文明に代わって文明間戦争で各文明に雇われ、あるいは生み出された者たちが新たな勢力を築いていった。
サムライを中心とする南方の「武国」
広大な領土を誇る北方の騎士国家「邪眼帝国」
全生命の機械化を喜びとする「メガ=メガロポリス」
天空を漂流する断罪国家「アポカリプス」
再興を果たした東方の国家「冥府」
これら五つの新勢力は、機能を喪失した文明を差し置き、あるいは文明を傘下として独立国家を築いた。
一方、文明間戦争以前に作られた都市・南トバツ市は西方草原の中、ただただ沈黙を守っていた……。
背景ストーリー
文明が機能を失ってから四半千年紀。
東方の冥府は、西のヴァツァーリー帝率いる強大な邪眼帝国の侵略を受け続けていた。
既に領土の半分を喪い、遂に堅固を誇った府都も騎士によって陥落する。
その現状を鑑み、彼らの長
ジュガイビュートは救援を求め、南方の軍事国家「武国」へ自ら足を運んだ。
目的は同盟の締結。
武国も勢力を拡大する邪眼帝国に対抗するため――いや、古来より続く
サムライと
ナイトの因果に終止符を打つためか――冥府と手を結み、共同戦線を展開。
それを見た邪眼帝国は、武国と冥府に対し宣戦布告を行う。
そうして戦いの準備が始まる中、「メガ=メガロポリス」は相も変わらず《狩り》を行い、南トバツ市は沈黙を保っていた。
そして、決戦の火蓋が切って落とされた。
収録カード(表示順は火→自然→光→水→闇)
SR(10種)
VR
R
UC
C
最終更新:2012年10月09日 02:01