DMTD-06「JK・ボンバー・ラリアット」
運があれば無限のパワー、運がなくともそれなりのパワー。白青赤JKビートダウン?
作者:仙人掌
ジャンケンに関する考察と、悪漢の戦術
過去に登場したJK(ジャンケン)クリーチャーは、登場時にはそれなりに面白がられていた節がある(作者の周囲だけだろうか)。
特定の手が出された時に効果を発動するクリーチャーは、ただの運の比べ合いになることを防いだことを含め、良いカードデザインだったようにも思える。
ただ、結局目立った活躍はしなかった。何故かといえば、ジャンケン特有の不安定さもそうであるが、発動回数があまりにも少なすぎたことが原因だったように思えるのだ。
効果は強力なものが揃っていたが、発動にはラグがあるものばかりで、パワーも低いため除去されやすい。
ジャンケンをはじめとして、ギャンブル系カードというのはデザインが難しい。強すぎれば「運ゲー」となり、弱すぎれば「産廃」である。
環境への配慮の結果、抑えたものとなるのは仕方がないが、結果としてJKクリーチャーは、「産廃」とまでは呼ばないまでも「面白いけど
デッキには入れない」止まりのカード達となってしまったわけである。
ならばと、作者は考えた…ジャンケンの回数を増やしてしまえばよいのではないか。
このデッキには明確な欠点が存在する。
それはデュエルが恐ろしく煩雑になること。このデッキで戦うことになったら、延々とジャンケンなのだ。
それに加えて特定の手を出した時の能力が掛け合わさり、相手のやる気を削いでいく。
最終的には「あーいいよ、そのジャンケン、お前の勝ちで」となるのが目に見えている。
そんな時は、開き直って、爽やかな笑顔で、はにかんでやろう。
コメント
最終更新:2016年01月23日 21:43