(裏面を持たないクリーチャーがバトルゾーンで裏返ったとき、そのクリーチャーはソウルレス状態として扱う) |
作成者:Y
DMVT-01「戦滅編 第1章 破滅の序章」で定義された、バトルゾーンにあるクリーチャーの新たな状態。両面クリーチャーでないクリーチャーが、バトルゾーンに裏向きで存在することを指す。
既に、クリーチャーがバトルゾーンで裏向きになるオリジナルルールとして
未詳状態(808様)や
フリップ(いずみや様)が定義されているが、こちらは「
バトルゾーンに出た後」の「
クリーチャー」限定で定義される。
ルール
ソウルレス状態のクリーチャーは、タップ・アンタップの位相が固定され、効果は無視され、もちろん攻撃もできない。だが、封印と異なり、クリーチャーの存在そのものは無視されない。そのため、《アポカリプス・デイ》のような、クリーチャーの数を数える際はカウントすることができるほか、クリーチャーを対象にとった効果で選ぶこともでき、攻撃先にすることも可能である。
しかし、
・コストが定義できない=便宜上、コストは0
・パワーが定義できない=便宜上、パワーは0
・文明が定義できない=便宜上、無色
となる。
特例として、ソウルレス状態のクリーチャーはパワーが0であってもバトルゾーンに存在できる。パワーが定義できない故の0であるため。そこから、ルール上の処理として、ソウルレス状態のクリーチャーはすべてのバトルに負ける。何らかのカードの効果で、ソウルレス状態のクリーチャー同士がバトルする場合、両者がバトルに負けて破壊される。
また、ソウルレス状態のクリーチャーを進化させることもできない。これもルール上の処理である。
ソウルレス状態のクリーチャーは、何らかのカードの効果で再度裏返されることで表向きに戻り、戦線に復帰する。この時cipは発動せず、召喚酔いも無くなる。
詳細なルール
・ソウルレス状態のクリーチャーを封印することは可能である。
・ソウルレス状態のクリーチャーは、後続のカードの効果でタップまたはアンタップさせられない。
・ソウルレス状態のクリーチャーが裏向きのまま破壊された場合でも、クリーチャーが破壊されているため、《屑男》でカードを引くことはできる。
・「裏面を持たない」と定義されているため、サイキック・クリーチャーやドラグハート・クリーチャー、禁断クリーチャーは裏返されてもソウルレス状態にはならない。
・G・リンクしているクリーチャーが裏返った時、リンクそのものは引き継がれる。再度裏返した場合、リンクした状態のまま復活する。
・ソウルレス状態ではないパワー0のクリーチャー(パワー低下を受け、置換効果で生存している《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》など)とバトルした場合、こちらのルールによる処理が優先され、ソウルレス状態のクリーチャーがバトルに負ける。
評価
最終更新:2023年05月06日 13:30