キラー・アンクレット R 闇文明 (3) |
クリーチャー:ブレインジャッカー 2000 |
■ブロッカー |
■このクリーチャーは攻撃できない。 |
■クリーチャーが破壊されたとき、それがそのターンで4体目であれば、このクリーチャーを自分の墓地からバトルゾーンに戻す。 |
※殿堂入り |
作者:はんむらび
転生編初期に登場したブレインジャッカー。4体並べれば無敵となり、《無双竜機ボルバルザーク》を止めるために意図的にカードパワーを高めて刷られた……
ものの、自分の《炎剣と水槍の裁》で焼かれ、そのまま墓地から帰ってくる相性の良さから、むしろ【ボルバルブラック】に投入されることに。結果、こちらの歴史では《炎剣と水槍の裁》の殿堂入り・プレミアム殿堂入りがやや早まる結果となった。
とはいえ粗は多く、とくに「この時代で同一ターンにクリーチャー4体を破壊するのは裁きでもしないと難しい」「本体はどうあがいてもチャンプブロッカーでしかない」「無敵化には墓地や場に4体揃えないといけない」「1ターン中に4回以上殴ってくる相手以外には無敵になれない」のが致命的であった。
裁かれる時代が過ぎてからは【
アポカリプスコントロール】でぽつぽつと使われる程度であったが、《偽りの名 ドレッド・ブラッド》など、自軍を犠牲にしてメリットを得る効果が闇に多く出現することで風向きが変わってくる。
契機となったのは《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》の登場であり、あちらの龍解条件(ターン終了自自軍4体破壊)を満たすことで墓地から吊り上げられることが発覚。
ただでさえ防御力の高い【黒単
ドラグナー】が、適当に墓地に落とした《キラー・アンクレット》をついでに吊り上げることで防御力を増す動きは、
ドラゴン・サーガ終盤の環境を徹底的に壊しまくった。
殿堂入りしたことで本来意図された鉄壁の守りは失ったものの、《破壊の儀》や《闇王ゼーロ》など相性のいいカードは多く登場しており、当分帰ってくることはないだろう。
企画
評価
最終更新:2021年07月28日 15:46