《デーモン・グローブ》

デーモン・グローブ R  闇文明 (5)
クロスギア
S・トリガーX
■クロスギア
■このクロスギアをクロスした時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
■これをクロスしたクリーチャーがクリーチャーを攻撃する時、そのクリーチャーを破壊する。(バトルは行われない)
※殿堂入り
作者:はんむらび
転生編中期に登場した、《デーモン・ハンド》のグローブ。

トリガーとして使用した場合は「バトルゾーンに自分のクリーチャーがいないと機能しない《デーモン・ハンド》」であり、さらに毎ターン相手のクリーチャーを破壊し続けられる、《エンドブリンガー・ドラグーン》同様の能力を得る。
一見《デーモン・ハンド》どころか《チェイン・スラッシュ》と大差ない重さに見えるが、相手のクリーチャーを破壊するためには10コスト必要であるため、素出しは《デーモン・ハンド》より難しい……というよくできたバランスになっている……ように見えた。

しかし、「場に2体のクリーチャーが2体以上いるとき、5コスト支払えばその2体に付け替え続けることができる」という、あまりに単純で、かつ致命的な強みが見過ごされていたことが発覚。
「手札を減らさずに《チェイン・スラッシュ》を打ち続けられる」というのは、この当時の遅い環境ではイカれているとしかいいようがなかった。

とはいえ、登場当初のサファイア地獄では「5マナ溜まる前にシールドを焼却してしまえば出てこれない」という単純にして完全な対策があったためそこまで使われはしなかったが、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》が温泉行きした直後に猛威を振るいだす。

当時はこのカードの影響もあり、【赤単速攻】【パシフィック青単】【準黒単】のような速攻偏重環境であったが、トリガーで出る分にはコンボ抜きにしても《デーモン・ハンド》と大差がないため、【除去ガーディアン】のような受けの強いデッキには必ずと言っていいほど採用された。

のちに《光神龍スペル・デル・フィン》が登場すると、「コンボを抜きにしても呪文でない分《デーモン・ハンド》より強い」と評価され、5マナ溜まることがない速攻デッキにすら当然のように採用されていった。
結果、極神編中期に《母なる大地》などと同時に殿堂入り。

現代デュエマでは「5コスト支払って1体を破壊する」動きこそそこまで強くはないものの、『呪文メタに引っかからない』ことを重要視されて採用されることはある。相手のパワーを問わず、相打ちにすらならずに殴り返せることもそこそこ便利。《罪罰執行 ジョ喰ンマ》と違い、オリジナル環境でも使えるのは強み。

企画


評価


  • クロスギアなのにちゃんとありそうな強さで殿堂入りするの素晴らしいですね!自分の場にクリーチャーが居ればデーモンハンドの上位互換ということも含めて長く活躍してそうなカードです -- イベリ子 (2021-08-01 13:07:24)
  • これのハンデス版とかエグそうですね -- 名無しさん (2021-08-02 17:24:50)
名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2021年08月02日 17:24
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|