《エメラルド・スーパークロー》

エメラルド・スーパークロー C 自然文明 (1)
クロスギア
■これをクロスしたクリーチャーのパワーは+4000され、「パワード・ブレイカー」を得る。
作者:はんむらび
「クロスギアというメカニズムが弱い」という思想には正直めちゃくちゃ反対なんですよね
MtGだと「装備品(クロスギア)」というメカニズム自体がぶっ壊れ、とまで言われてますし。
仮に弱いとしたら、それはメカニズムが弱いのではなくカードパワーがクソほど低いだけなのです。

【企画】急募!クロスギア強化案参加カード。
では、単純に現代で求められるスペックについて、《エメラルド・クロー》と比較して考えてみよう。
エメラルド・クロー C 自然文明 (1)
クロスギア
■これをクロスしたクリーチャーのパワーは+2000される。
見た感じ凄まじく弱いが、これでもクロスギアの中では使われていたスペックである。

そして、現代のカードがこれ。
γζ ガッドゥーラ C 自然文明 (4)
オレガ・オーラ:グランセクト/デリートロン +4000
■これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
これは、コモンの、かつ同弾アンコモンに完全上位互換がある全く使われなかったオレガ・オーラである。

この《γζ ガッドゥーラ》からGR召喚コストの2を引き、ジェネレートとクロスの分で2で割ると、だいたい1コストクロスギアと同様の機能を持つコスト論になる。もちろんGR召喚のコストや、「クロス先が場を離れても再度クロスできる」などの差はあれど、だいたいこれくらいのコスト論が適正となるだろう。
つまり、そもそものクロスギアコスト論が「現代の半分以下の性能しかない」のが問題なのだ。


なお、この《エメラルド・スーパークロー》を実際にコモンで刷った場合、環境では使われない割にシールド戦環境を破壊する。こういった性質もあってクロスギアの強化はバランス調整が難しいのだ。

企画

評価



  • なるほど、こうして現代のコスト論と照らし合わせると、カードパワーの問題がよくわかります! -- 焼きナスオ (2022-01-09 11:45:20)
  • 素晴らしい考察です -- 白山羊 (2022-01-09 11:56:52)
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最終更新:2022年01月09日 11:56
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