月影に潜む光のタテ |
呪文:光・闇文明 VR (7) |
月光王国 |
■S・トリガー |
■次のターンの終わりまで、自分のシールドの光と闇のカードに「 S・トリガー」と「G・ストライク」を与える。 |
■次の自分のターンのはじめまで、相手はクリーチャーを攻撃できず、相手のクリーチャーの出た時にトリガーする能力以外の能力はトリガーしない。(例えば、相手はクリーチャーの「攻撃する時」、「破壊された時」などではじまる能力を使えない。) |
■オシオキムーン-カードが自分のシールドゾーンを離れた時、手札にあるこのカードを相手に見せてもよい。そうしたら、このカードを表向きにシールド化し、自分のシールドを1枚ブレイクする。 |
制作者:atsusi
解説
《
DM-EX 「集結×祝傑! 十王ドリームマッチ」》に収録されている、月光王国の新規呪文です。
自分のシールドゾーンにある光と闇のカードに「S・トリガー」と「G・ストライク」を付与する効果と、
相手のクリーチャーのクリーチャーに対する攻撃と登場時以外の能力を封じる効果、
オシオキムーンで手札のこのカードをシールド化して1枚ブレイクする、
という3つの能力を有しています。
光と闇のカードに「S・トリガー」と「G・ストライク」を付与する効果は、防御と展開を両立し、
ブロッカーにあてがうことができれば1体で2体分止める、
月光王国でいえば「ロンリネス」、最近では「
終極宣言」持ちのクリーチャーといった、
出しておきたいカードをシールドから事前に出せるほか、
後述するクリーチャーへの攻撃を禁止する能力と併せて、能動的に相手の攻撃をけん制することが可能です。
また、
この効果はターンを跨ぐため、自分のターンに使っても、相手のターンに使っても
確実にトリガーの準備をして構えることが可能です。
相手のクリーチャーのクリーチャーに対する攻撃と登場時以外の能力を封じる効果は、
相手のマッハファイターなどのアンタップキラーや、攻撃による盤面除去から
クリーチャーを守ることができ、
シールドに攻撃しようにも前述の効果で、何かしらの展開を許すことになる、
という圧力を相手にもたらすことができます。
また、登場時以外の効果を封じる、という効果はクリーチャーのトリガー効果全体にかかるため、
攻撃時に手札から宣言して処理する「侵略」や「
革命チェンジ」、
ダイレクトアタック時に宣言する「
革命0トリガー」なども封殺することが可能です。
オシオキムーンは自分のシールドが離れた時に、手札のこのカードをシールドした後、
シールドをブレイクする能力で、
この能力でこのカードをブレイクすると、「星龍の記憶」などにありがちだった、
「入っている場所が1枚目のシールドから遠ざかるほど返しの期待値が低くなる」
というデメリットを回避し、安全に一枚目からトリガーの暴発に賭けることができます。
また、このカード以外のシールドをブレイクすることも可能なので、
受けに自信があればこのカード以外のカードから展開する、
バトルゾーンにあるオシオキムーンを発動させる、ということも可能です。
しかし、このカード自体は
シールドの中身に干渉できないため、
その調整や防御、展開などは他のカードにゆだねる必要があること、
オシオキムーンは手札にないとトリガーしないため
手札に来たら持っておかないといけないこと、
トリガー付与系統の中ではトリガー化は長続きするものの、
こちらのシールドがブレイクされないとシールドからの展開ができず、
このカードを使っていないときに攻め込まれた状況を想定すると、
別の受け札を用意する必要がある、
といった欠点を抱えています。
特に最後の欠点は暴発やロマン砲を期待する場合は本末転倒になりかねないため、
デッキ構築の
スキルが試されます。
総じて、光闇という2色の中では強力な防御札になる反面、
この1枚で逆転することやコンボにつなげることは難しく、
防御や展開をこのカードに頼りきるとデッキの構築が崩れることにもつながるので、
コンボに使うよりは単体の防御札として扱ったほうが強さが光るカードといえます。
ご質問、ご意見などがありましたらコメントしていただけると幸いです。
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最終更新:2024年05月25日 10:32