《デモニオの壱奔槍》

デモニオの壱奔槍
呪文:火・闇文明 R (5)
鬼札王国
S・トリガー
■このターン、クリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1つブレイクしてもよい。そうしたら相手のクリーチャーを1体選んで破壊する。
■自分の最後のシールドゾーンのカードが離れた時、それがデモニオならコストを支払わずに使ってもよい。
鬼タイム:自分と相手のシールドが6枚以下であれば、このターン、クリーチャーが離れた時、墓地のカードを1枚手札に加えてもよい。
制作者:atsusi

解説

DM-EX 「集結×祝傑! 十王ドリームマッチ」》に収録されている、鬼札王国の新規呪文です。
S・トリガーのほかに、
クリーチャーの攻撃に反応して除去を行う効果と、
最後のシールドにいるデモニオを無条件で使用できる効果と、
鬼タイムでクリーチャーが離れた時に墓地回収できる効果の3つを備えています。

一見するとバラバラの効果に見えますが、一枚でそれなりのかみ合いを見せており、
まず一つ目の呪文を使ったターン限定の除去能力ですが、
この効果は自分のシールド一枚と交換するような形で除去を行うため、
鬼タイムを能動的に使用することが可能です。
全ての攻撃でシールドが2枚以上減るので、相手をこちらの土俵に乗せやすくなるでしょう。
また、このシールドはブレイクしているので、S・トリガーやG・ストライクを絡めて相手の動きを先回りしたり、
事前にシールドを減らすことでリーサルを前倒しにさせて攻撃する順番をずらすということも可能です。

二つ目は、最後のシールドにあるデモニオを無条件で使用できる効果ですが、
これはデモニオを実質的なスーパー・S・トリガーにすることで、
「ジャオウガ」シリーズの除去を相手のターンに使って逆転を狙う、
自分のターンにデモニオを展開して墓地以外から打点を形成する、といった使い方がメインになりそうです。
特に相手のターンにデモニオを使用した場合は、一つ目の効果でシールドの減りを早送りさせることで、
最後のデモニオのケアをさせる猶予を与えないプレイングも可能になります。(運は絡みますが)
さらに、このシールドはどこに置かれてもカードの使用ができるため、
シールド焼却なども無効にできるのは地味ながら強力でしょうか

三つ目の効果は鬼タイムでクリーチャーが離れた際に
墓地のカードを1枚回収できる、というものです。
この効果は一つ目の効果とかみ合っており、除去効果に合わせて墓地回収ができるため、
墓地にある「百鬼の邪王門」などを回収することができます。
また、二つ目の効果が不発だった場合でも、この効果で敗北回避のカードや「百鬼の邪王門」を
回収できていれば、それを起点にしてデュエルを続行することもできます。
この効果はどんな手段でクリーチャーが離れても発動するため、
革命チェンジフシギバースでも墓地のカードを回収することができます。

このように、受けでめくれても、自分で使ってもそこそこ味のあるカードですが、
5マナというコスト帯の重たさ、
シールドがないと除去が使えない
受けで使えるデモニオが少ない
という弱点も抱えており、
「百鬼の邪王門」や「一王二命三眼槍」という既存カードの存在は必要ですが、
鬼札王国のカードとして純正な活躍がある程度見込めるカードではないかと考えています。

ご質問、ご意見などがありましたらコメントしていただけると幸いです。

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最終更新:2024年07月13日 01:58
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