神化大司教クテシフォン・セレウキア VR 光/闇/火文明 (3) |
クリーチャー:オラクル・セレス 4500 |
■ブロッカー |
■プレイヤーがマナゾーンまたはシールドゾーンにカードを置くとき、または召喚以外の方法で無色でないクリーチャーを出す時、その持ち主はかわりに裏向きにして置く。(裏向きのクリーチャーは無色でコストが0、パワーが2000であり、種族と能力を持たない。) |
■水晶武装3:自分のターンのはじめに、自分は自身のマナ、シールド、クリーチャーのうち裏向きのものを1つ選び、表向きにしてもよい。その後、自分のマナゾーンに裏向きのカードが3枚以上なければ、各対戦相手は自身のマナ、シールド、クリーチャーのうち裏向きのものを1つ選び、表向きにしてもよい。 |
作者:はんむらび
DM24-BD6 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ツラトゥストラは水晶と語らう」は、対となるアセビのデッキと比べ
- 《飛翔龍 5000VT》が入ってない分カード単価が安く、総合カードパワーも低い
- 光闇火水晶、という妙なデッキのため、通常環境で成立せず、新規カードも使い道が薄い
という問題点がある。
……なら、それを「光闇火水晶を成立させるパワーカード」のシフォンちゃんを作って解決してもらおう、というわけ。
マナ・シールド・踏み倒された無色でないクリーチャーが出る時裏向きにする不思議なクリーチャー。
複雑だが、能力としては
1.マナを裏向きにする。
- 相手のマナの色を縛る疑似《停滞の影タイム・トリッパー》と自身への《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》を兼ね備えた能力。
- 無色化することでアンタップインとなるため、多色事故を防ぐ効果もあるが、相手に逆用されることもありうる。
2.シールドを裏向きにする。
- 【ギャラクシールド】等へのピンポイントメタ。後述の能力で相手に表向きのシールドも供給してしまうが、「1ターンに1回」という性質と、表向きシールドを利用するデッキの大半は踏み倒しも多用することから逆用は難しい。
3.踏み倒された無色でないクリーチャーを裏向きにする。
- 踏み倒されたクリーチャーを2000バニラに変えてしまう。これにより『cip』『スピードアタッカー』『マッハファイター』等を無力化可能。
- 踏み倒しメタとしては《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》等に劣り、比較的弱め。
- アドバンスにおいてのサイキック・クリーチャーなどの両面カードにはルール上裏向きも表向きもないため、踏み倒しメタとしては機能しない。当然覚醒できたりもしない。
4.裏向きのカードの表向き化
- 1ターンに1度、上記の能力で裏向き化したカードの水晶化を解除できる。
- これはシフォン自身の能力のため、シフォンを除去した場合は表向きにできなくなる。踏み倒しメタなのに除去しづらいという変則的な性質。
- さらに、水晶武装3を満たせばこの強力なロックが永続する。自身の効果で3ターン目には機能するので、除去しづらいが除去しなくてはならないのが厄介。
一つ一つの能力こそ強くはないが、多彩な範囲をメタりながら水晶マナを供給できる基盤カード。
色さえ合えば非水晶デッキでも扱える性能。
難点はカスみたいな色。3ターン目にこれを出すのは、とくに水晶デッキでは難しい。
関連カード
《神化のカルマ シフォン》
《偽神殺しのツラトゥストラ》
評価
最終更新:2025年01月30日 11:43