代打ちたちの晩夏
あらすじ
1990年バブル絶頂期――――。
好景気に浮かれて街中にあぶく銭が飛び交い、ヤクザのみならず一般人も高
レート麻雀に進出するようになると、腕に自信のない者から代打ちたちに依頼が殺到し、彼らにとってまさに盛夏とも言うべき時期を迎えていた。
しかし1991年に差し掛かるとまもなくバブルが崩壊。株価は下落し地価も暴落。その煽りを受けて高レートの場は立たなくなり、代打ちたちは急速に活躍の場を失っていった。
熱を失った高レートのマンション麻雀では、代打ちたちの過酷な生存競争が繰り返され、半端な麻雀打ちは次々と淘汰されていく。そして生き残ったトップレベルの代打ちたちにより、最後の死闘が幕を開けようとしていた……。(登場人物紹介ページより)
単行本
備考
- 雑誌掲載時のタイトルは「勝負師の条件III 代打ちたちの晩夏」であったように、『勝負師の条件』の続編に当たる。
- 単行本巻末に、土井監修によるコラム「捨て牌読み講座[必勝六カ条]」を収録。
- バンブーコミックス版は『灼熱の麻雀』と改題し、『勝負師の条件』も部分収録。
最終更新:2022年07月24日 20:30