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中庭 メイリンバラバラになるの巻


窓を開け空を飛んでいくギズモ
果たしてギズモはメイリンを見つけることが出来るのだろうか?

その頃、そのメイリンは中庭付近のテラスで、ある一等過程の男子生徒に絡まれていた。
彼の名前はテリーである。
テリ「ヘイ、ユー!なに勝手にマイ・チーズバーガーを食っているんだ!?
 ヘイ、ユー!チーズバーガー食べる度にドント・クライしろよ!?
 ヘイ、ユー!それなんてゾンビ・ハンド!?
 ヘイ、ユー!お前は怪しい、どこのどいつマン!?」
どうやらメイリンはテリーのチーズバーガーを勝手に食べてしまったらしい。
さらにテリーは、リボンをつけてない上に死体のような色の手をしたメイリンを、
先程暴れた妖怪犬の仲間ではないかと疑っているのだ。
テリ「オレのマーシャル・アーツでサンズ・リバー見ろよ!?
 ハドー・ウェイブ!!」
ギ「いきなり見つかった!?」
……しかもなんだか知らない生徒に襲われてるし
テリーは拳を地面に突き立てるような動作と共に、圧力波を放った。
その圧力波は、地面を這うようにしてメイリンに向かっていく。
ギ「ちょっとまったぁ!!」
急降下してメイリンを庇おうと技とメイリンの間に立ちふさがる
ギ「ぷぎゅる!?」
案の定、圧力波に吹き飛ばされるギズモ
すごく格好悪いです
テリ「オー、シット!とんだジャムが入ったぜ!」
テリーの圧力波がメイリンに当たる前に、ギズモが身をていして彼女を守ったのだ。
吹き飛ばされてしまったが、私はかっこいいと思うよギズモ。
テリ「次のジャムが入る前に、マックス・パワーでテイク・ダウンだ!」
テリーは次の邪魔が入る前に、素早くメイリンを攻撃する事にした。
テリ「プレッシャー・ゲイザー!!」
テリーは、先程と同じように拳を地面に突き立てた。
すると、今度はメイリンの足元から直接圧力波が吹き出した。
戦闘体勢を全くとっていなかったメイリンは、その攻撃を受けて体がバラけた。
彼女の義肢が胴体から全て外れてしまったのだ。
ギ「ば、バラバラになった!?」
あっと驚くギズモ
「って驚いてる場合じゃない!早く集めないと!!」
ミート君みたいにされてはいけないので
早く四肢を集めようとメイリンに駆け寄ろうとするギズモ
……の上に降ってくるフリージア
フリ「お~ほっほっほっほっほ!私、降臨!満を持して!!」
意味もなく偉そうなオーラを漂わせながらフリージアはポーズを決める
テリ「ソラから、オナノ子が、フッ テ キタ!」
テリーは、西方でこの現象に遭遇した時は、
必ずこう叫ばないといけないことを思い出したのでその通りにした。

ギ「……重い」
フリージアの下敷きになったギズモは思わずそうつぶやく
彼女の名誉のために言っておくがフリージア自体の体重は17歳の女の子の平均ぐらいである

フリ「そこのあなた!!」
テリ「ホワッ!?」
フリ「ここにいるはずのギズモちゃんを知らないかしら?」
ギ「僕はここだよぉ~~~~~~」
フリージアの足下で呻くギズモ
テリ「オゥ!何かと思えばさっきのジャムじゃないか!」
フリ「なんて事ですの?一体誰がギズモちゃんにこんな酷いことを!?」
テリ「ヘイ、ユー!」
フリ「さては・・・・あなたですのね!私のギズモちゃんにこんな酷いことをしたのは!!」
またもやびし!!っとテリーを指さすフリージア
テリ「だから、それはユー!」
ギ「・・・・・いいから早く足をどけてよ」
とりあえず突っ込まれ、足をどけるフリージア

ギ「ふう・・・酷い目にあった」
別にMじゃないギズモは女の子に踏まれても楽しくも何ともないようである

フリ「で・・・何でこの人はメイリンさんに攻撃したわけ?」
一応ギズモに事実関係を聞くフリージア
ギ「さあ?僕が見つけて時にはすでに襲われてたよ」
全然わからないと言った風情のギズモ

フリ「なら本人に聞くまでですわ!そこのあなた何故この子を襲いましたの?」
テリ「よく見なよ、このガール。このガールが怪しかったからアタックしたのさ!
 ところがアンビリバボ!?このガールはバラバラになってもスティル・アライブ!まだ生きてる!
 こいつはさっきのクレイジー・ドッグの仲間じゃないのか!?」
メイリンは、バラバラになったままボーっとしている。
もしかしたら自分の力では四肢を胴体に付ける事ができないのかもしれない。
テリ「こいつはここで倒すべきだぜ!ほっといたら、またさっきと同じ事がハプニングするかもしれない!」
テリーは胴体だけのまま倒れているメイリンに飛び掛った。
テリ「ハドー・ダンク!!」
フリ 「おやめなさいな!この子は私の知り合いで危険な存在じゃありませんことよ!!」
テリーがメイリンに圧力を付加した拳を叩きこもうとするのを、フリージアが割って入った。
テリ「ヘイ、ユー!ジャムするなよ!」
ギ「今のうちに!」
ギズモは何とか今のうちに四肢を拾い本体にくっつけようとメイリンの元へ走る

フリ 「お~ほっほっほっほ!!一度、雪でもかぶって頭を冷やしたらどうかしら?」
テリ「ホワッ!?オレにストリートファイトをセールス中かい!?」
何ともわかりにくいが、テリーはフリージアと戦う気になったようだ。

ギ「スクランブルダーッシュ!!」
ダッシュでメイリンの周りに散らばる義手義足を集めるギズモ

フリ「怪しいからって襲い掛かるなんて、世の中には疑わしきは罰せずって言葉がある
のを知らないのかしら?」
さらに相手の注意を引こうとするフリージア

ギ「よし!これで全部!!」
その隙に全部集め終えるギズモ

フリ 「目には歯を!歯には牙を!それがお婆さまからの言葉ですわ!!」
テリ「マウス、トゥース、タングは究極のコンビネーションだぜ!!」
こちらも言うことは意味不明である。
テリ「プレッシャー・ゲイザー!!」
テリーは、先程メイリンをばらばらにした攻撃をフリージアに放った。
テリーが拳を地面に突き立てると、圧力波がフリージアの足元から吹き上がる。

ギ 「後はくっつけるだけだね」
とりあえず腕さえ付ければ後は自分で出来るだろうとメイリンに腕を取り付けようとするギズモ 
そもそもギズモは義手の取り付け方なんて知っているのだろうか?
ギ「本で読んだことあるから多分、大丈夫!!」
実際問題として、メイリンの義肢はメイリンにくっつけさえすれば簡単に取り付けれる。
しかし、ギズモには男性としての試練が待ち構えていた。
そう、ギズモがメイリンに義肢をとりつけるには、メイリンの服をめくり上げる必要があるのだ。

フリ「あたらなければどうって事ないですわ!!」
三節根モードの氷結根を根モードに変形させ棒高跳びの要領でジャンプして避けるフリージア
フリ「正当防衛成立・・・てとこかしら?」

クロ「その辺にしときな。
 せっかくの祭りなのに楽しまなくていいのか?」
そう言いながら間に割って入る。
生徒会のジャージが見えれば食いついてくることもないだろう。
(仮に食いついてきたら正当防衛を理由にボコるのみだが)
クロ「もし、攻撃魔法等相手に危害を加えるような行為をすれば誰であろうと取り押さえるからな。」
これだけ念を押しておけば、たいていは攻撃をやめるはずだ。

クロ「ってフリージアじゃねえか。
 メイリンさんは見つかったのか?」
フリ「見れば判るでしょ!そこにいるじゃないの!!」
と地面に立てた氷結根の天辺に立ち言い張るフリージア
周りを見渡すクロウ
見るとギズモがメイリンに義肢を取り付けようとしている
        • なぜか脂汗を掻いているような
ギズ「男として女の子の服を捲り上げるのは・・・・いやでもこれは医療行為だし・・・・」

クロ「で、原因は何なんだ?
 理由を最初の方からきっちり話してくれないと生徒会室へ行くことになるが。」
ギ「えとね、えとね、あいつがいきなりこの子を襲ってたから庇ったの」 
とりあえず手を止めてわけを話すギズモ
フリ「私はギズモちゃんがこの子を助けるのを手伝っただけですわ」
と何故か氷結根から降りてこないフリージア
クロ「おいおい、普通は理由がない限り襲わないだろ。」



フリ「男の子でしょ!とっとと取り付けてその子を助けてあげなさい!!」
ギ「男の子だから苦労してるんだよ!!」
フリ「見えちゃまずいのなら目を瞑りなさい!
 私が言葉で誘導してあげますわ!!」
単純明快な解決法をギズモに言うフリージア
ギ「あ!そっか!!その手があったか!!」

数十秒後
ギ「出来た!!」
ぶっちゃけクロウにテリーのことを頼んで女であるフリージアが取り付けたほうが早いと思うのだが
フリージアの医療技術はLV-EX(超常的失敗)なので
下手にやると今よりさらに状況が悪くなる
例えてみると捻挫を治療すると何故か相手が複雑骨折してしまうぐらい治療が苦手なのだ
フリ「さてと、とりあえずメイリンさんはこれで大丈夫として・・・・あなた覚悟はよろしくて?」
フリージアはテリーに笑ってない笑みで微笑んだ
いつの間にか氷の結晶で編まれた鎖が握られている
ギ「こ、殺す笑みだ」
怯えるギズモ
どう見ても女王様です・・・本当にありがとうございました

テリーは、納得いかない顔でクロウに抗議していた。
テリ「ヘイヘイ!生徒会がちゃんと仕事シないからオレが怪しい奴をテイクダウンしてんだぜ!?」
テリーはメイリンを指差した。顔はクロウに向けていたため、
ギズモが男としてクロウ…もとい苦労しつつメイリンに義肢を取り付けている事は見逃していた。
クロ「そりゃあ立て続けに事件が起きているからな。
 生徒会も人手不足だから全部把握することは難しい。」
ただ、会長は本当に仕事をしていないと思うけどな…

テリ「こいつは何なんだ?チーズバーガー食って泣くし、ドントスピークで、ゾンビハンド!
 魔法使いでもなけりゃ、リボンもついてないじゃないか!さっきのクレイジー・ドッグみたいな事があったら、
 怪しい奴はテイクダウンするのが自然なフローじゃねえかい?…
 ヘイ!ワッツアップ!!」
いつの間にやらメイリンに義肢が取り付けられ、それが大急ぎで女子寮に走っていったものだから、
テリーはすっとんきょうな声をあげてしまった。
クロ「とりあえず質問はひとつづつにしてくれ。」

フリ 「さてと、とりあえずメイリンさんはこれで大丈夫として・・・・あなた覚悟はよろしくて?」
テリ「ヘッ!2等クラスのヤングボーイ達が1等クラスのオレとファイトするなんてジョークみたいだぜ!
 そもそもユー達!なんだってあのゾンビ・ガールの味方をするんだい!?」
テリーは戦闘態勢をとりながら訪ねた。
テリ「オレはハッキリとわからないモノはなんだってドント・ライクなんだ!
 きっちり納得する説明をしなきゃ!ダブル・テイクダウンだ!」
クロ「 だ か ら 戦おうとするな!!
 フリージアも挑発しない!!」
こりゃあ落ち着かせるためにこっちの事情を少し話さねえと。

クロ「まず、そこにいた人、メイリンさんというのだが今日急にいらした中つ国のお客様だ。
 これは学園長も知っている。
 リボンが付いていないのは急だったから、今作っている最中なんだ。
 それで何も言わないのは喋らないのではなく、言葉を話せないからだそうだ。
 手や足が外れたのは義手義足だからだろう。
 で、俺達が味方するのは大事なお客様だからだ。」
テリ「………ガッデム!!」
テリーは、被っていた赤いキャップを地面に叩きつけた。
なんか納得がいかなかったが、クロウに反論する材料が無かった。

クロ「まだ納得できないところはあるか?
 なかったら何故怪しいと思ったのか始めから詳しく話してほしいのだが。」
テリ「これ以上、オレに恥かかせんじゃねえよボーイ!」
クロ「いや、恥ってねぇ…」
実際問題として、テリーがメイリンを怪しいと思った理由は、
魔法使い(生徒)ではないのにリボンが無いことと、不気味な義肢の2点ぐらいしかないので、
詳しく話せと言われても困ってしまうのだ。
テリ「ヘイ、ボーイ!これだけは言っとくぜ!もしかしたら、学園長だってメイビー、
 間違える事だってあるかもしれないぜ!」
クロ「え、ちょっと…」
そう捨て台詞を吐くのが関の山のテリーは、大またでつかつかと歩き去っていった。
中庭には、赤いキャップだけが物悲しく残された。
フリ「お~ほっほっほっほ アンダードッグハウリングですわね!!」
何故か言葉がうつっているフリージア
フリ「お母さん・・・まったく意味わからないよ」
クロ「まあ、戦わずに済んだことでよしとするか。」
でもこの帽子、どうしよう。
今更追いかけても間に合わなそうなんだよな。
…仕方ない。生徒会室に落し物として送っておくか。
落し物と書いたメモを帽子に貼り付けて、
クロ「sotff nachsendung」
あとはいつも通りの対応をしてくれるだろう。

と、そうだ。
放送でメイリンさんが女子寮に呼ばれていたんだった。
クロ「フリージアも放送を聞いたよな?
 すぐに女子寮の方へ向おう。」
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最終更新:2009年01月15日 08:44
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