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ブルースの部屋


レヘ「ブルース、きっと私とずっと会えなくて寂しかったわよね?もうそんな思いはしなくてもいいからね。」
レベッカはゲストハウスに着くと、すぐに“トレー”に入って鏡を探した。
ヘレンに人間の姿に戻してもらったのだが、ちゃんと戻っているのか確認したかったのだ。
ヘレンの変化の魔法は完璧だった。どこからどうみても、以前のレベッカと変わりなかった。服装以外は…
レヘ「それにしても、何かしらこの服?あいつの趣味かしら?」
レベッカの格好は今、股間に白鳥の頭が飛び出たバレリーナの姿になっていた。レベッカは唸った。
レヘ「いいセンスだわ。」
レベッカはブルースがいた部屋の扉の前に立った。心臓がバクバクと脈打つ。
レベッカはドアの鍵穴に鼻をくっつけ、大きく息を吸った。
レヘ「う~ん、ブルースの匂いがする~(愛好)」
通りすがりの子「ママ~、あれな~に~?」
通りすがりの母「しっ!じろじろ見ちゃ駄目よ。」

レベッカは意を決して扉を開けた。
レヘ「ブルース!会いたかったわ!……アレー?」
部屋の中には、誰もいなかった。ただベッドの上に、赤いチャイナドレスが脱ぎ捨ててあるだけである。
レヘ「オカシイナー、ブルースハドコヘイッタンダロー?」
通りすがりの子「ママ~、あのお姉ちゃん変だよ~?」
通りすがりの母「世の中にはかわいそうな人がいるの。そんな目で見ちゃ駄目よ。」

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最終更新:2009年05月20日 21:13
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