アットウィキロゴ

地下図書館:地上への道

ケ「じゃあ、お先に失礼するね。」
ル「きゃ――――落ちるのですわ――――!!」
青「ち――――!!」
(落とし穴よろしく、突如足元が無くなったルズアーナとリリマンダは絶叫した)

――――――――――――

地下図書館:地上への道

――――――――――――

ル「ふぎゅるっ?!」
(長いか短いか分からない落下時間の後、唐突にルズアーナは地面へと落ちた)
ル「はあ・・・ここはどこですの~?!」  
(どうやらまだ地下図書館の中のようだ。
 本棚が倒れたり天井が落ちていたり壁が崩れたりでひどい有様だ。灯りは無い。
 地下図書館から脱出し、外のゴミ箱にたどり着くまでには瓦礫や本棚を何とかする必要があるだろう)

ル「全くリリアーナとやらも面倒な事をしてくれるのですわ~。
 どうせ送ってくれるのなら、ゴミ箱の前まで送ってくれれば良かったのですわ~。
 わたくしは頭脳担当なのですから、こういうぐちゃぐちゃした場所は苦手なのですわ~」
ル「全く!マオ様やクリスとやらは一体どこですの~?!他の皆様は・・・・・・ん?」
ル「な、何この地響きは?もしかして地震ですの~?!」
青「ち~!!」
(リリマンダが警告し髪を青白く輝かせる。
(リリマンダの灯りは、暗闇の奥から猛烈なスピードで接近してくるクリス達の姿を照らしている)
ル「ニャアアアアアア?!轢かれるのですわあああああああ――――っ?!!」
ケ「ルズとマンダ…?」
(ケオス、叫び声を聞きその方向を向く。そこには猛スピードで轢かれそうな
(恐らくクリスやマオの腕なら回避出来るだろうが)ルズアーナとリリマンダが居た)
ク(ってなんで急に現れるんだ!!
 もう少し距離があれば避けられるのにこれだと分からないな。
 ちょっとスピードを緩めようk… )
ク「ぐっ!!」
(突然両足が痛み始める。)


ケ「無影月歩。」
(瞬動魔法をかけ移動、ルズアーナを背中に乗せリリマンダを抱き上げる)
ケ「むっ!ちょっと重いな…」
ル「んまー!!うら若き乙女に失礼なのですわー!!」
青「ちー!!(怒)」

ケ「ルズ、しっかり捕まって。マンダ、落ちないように気を付けて。」
(二人に一言かけると瞬動魔法を発動。クリスとマオの走行ラインから外れ、二人と並走する)
(ぐったりしたマオを背負い猛スピードでクリス登場)

ケ「やあ、クリスとミオ、さっきぶり。手伝いに来たよ。」
マ「僕の…名前はマオだ。い、いい加減に覚えろ……二文字も覚えられないなんて…お前はド低能か!?」
ケ「ああ、ごめん。そう、マオだったね。」
ケ「にしても、大丈夫?
 随分顔色が悪いよ。…もしかして乗り物酔い?」


――――――――――――

ヴ「ぎゃああぁぁぁぁ!……はっ?」
(校舎と一緒にこの地下世界に放り込まれて乱雑に放置されたゴミ箱の前で最悪の起床を果たしたヴァンエレン。
しばしボォーっとして辺りを見回してみると、駆逐されて動かなくなった骸骨たちがいた)
ヴ「そうか、死王のところに行く途中で私は奇襲にあって…」
(にやりと笑うチェシャ猫にいきなり首から下の感覚がなくなる、あのような体験はヴァンエレンにとって一生のトラウマとなるに違いない)
ヴ「そ、そうだ。
 みんなは…死王との戦いは一体どうなったのだ!?」
(仲間たちの安否も気になるヴァンエレンは一目散に蝙蝠へと化けて暗闇を行く。
 床に転がる骸骨たちの屍を越えて、死王の間まで行く途中で見知った連中に出くわすことになる)

――――――――――――

ミ(………それにしても。いくらなんでも落ちてる時間長すぎないか?
 またまたまた時空間異常の影響かなんかで閉じこめられました、なんてイヤすぎるぞ。
 確か、アルナワーズは前に思念が影響うんぬんって言ってたっけ。
 よし!騙されたと思ってもう一回やってみるか!!)
ミ「ペンダントのある場所、ペンダントのある場所、ペンダントのある場所ーっ!!」
(気合いと共に叫んでみれば、まるでそれが合い言葉だったように地に足が着く)
ミ「おし!成功…ってあわわわわ~っ!?」
(足元がぐらつき、バランスを崩したミルクは何か固い物の上を転がり落ちる!)
ミ「痛いーっ!なんなのよこれは!?」
(薄暗い中、天井の穴からのかすかな光に照らされる瓦礫の山が見えた。上から転がり落ちたらしい。
 そして瓦礫の山の中からは、大量のペンダントの反応が感じ取れる)
ミ「おーい!誰かいない!?
 魔法で瓦礫を吹っ飛ばすから、いるんならさっさと離れなさいよ!」

ク(…なんだ?
 この声下から聞こえてくるのか?)←声は聞こえるが、遅すぎて何を言ってるのか分からない
ミ「メギドラ!」

ケ「おっとっと、ここが目的地かな?」
(マオ、おそるおそる下を見てみるとそこには嬉しそうにペンダントを拾い集めているミルク
 その様子をマオたち目撃)
ミ「よーし。それじゃ、ペンダント収穫タイムと行きましょうか」
マ「な、なんだってぇー!!(AA略)」
ケ「ミルク~こっち、こっち~」
ケ「どう?ペンダント、あった?」
ミ「あったあった!暗いから分かりにくいけど全部集めるから、ちょっと待ってて!
 そうだ、明かりの魔法を使えるなら、だれか使ってくれない!?」
マ「――Photosphere――!!」
(マオ、呪文を唱え手から光っている玉を作り出し穴に落としてやる。)
マ「ほら、これ使え、多少なりとも見やすいだろ?」
ミ「ありがとマオ!これでかなり探すの早くなるよ!」

――――――――――――

メ「エミュー、どうやら、貴方の存在は…私にとって
 思っていた以上に大きかったようね…。」

――――――――――――

ヴ「おぉーーーい!みんな無事だったか!?」
(マオが振り向くと、そこにはピンピンしているヴァンエレンが手を振っていた)
マ「…………………」
ケ「ヴァンエレン!良かった、無事復活できたみたいだね。」
ル「あらあらあら。吸血鬼は復活しましたのねー」
マ「ヴァン……生き返れたんだなヴァン!!」
(ヴァンの元に駆けだす。ただ傍にいくだけのはずがいつの間にかヴァンに抱き着いていた)
ケ「うぅーん、見せつけてくれるね。」

マ「……良かった、生きているんだね。リバースは崩壊しかかってるし、
 復活できるはずなのに復活できなかったり…もうヴァンに会えないかと思ったよ」
(安堵したら今度は何だか涙が出てくる)
マ「ごめん、僕が死王を呼ぼうだとか言わなかったらこんな事にはならなかったのに……ごめんよ。
 優勝したいとしか思ってなくて、……こんな事も予想できなかったなんて…エリート失格だね。
 でも、でも本当に良かった、ヴァンが生きててくれて……」
ヴ「大丈夫だ。
 死王は去ってこうして私は元気でやっている。
 それはマオたちががんばってくれたからだ。
 こうして無様に死んでしまった私だが、おかげでわかったことがある。
 君は私にとって、いついかなる時でも胸をはって誇れる大将だよ。
 おっかない死王を追い返してくれたんだろ?
 それだけで十分じゃないか、エリートらしくどんと構えなされ!」
マ「…うん、そうだな!メソメソしてるなんて僕らしくないもんな、ありがとうヴァン!」

ケ「フフ……」
(ルズアーナ、クリスの肩をぽんと叩く)
ル「・・・・・・ま、要するにマオ様は『顔』でなく『乗り心地』で殿方を選んだ、という事ですわね~」
ル「では、馬に蹴られる前にペンダントを拾うのですわ~」

ル「ミルク様ご無事で何よりですわ~。わたくし目が良いから探し物はお任せあれ!ですわ~」
ミ「ルズもありがとね。よーし、がんがん集めるわよがんがん!」
ル「ところで肝心のメラル様はどちらに行かれたかご存知じゃありませんこと~?
 ミルク様とわたくしで微妙に落下地点がずれた事ですし、別の場所にいらっしゃるのかしら~?
 ミルク様はどう思われます~?」
ミ「あれ?メラル、まだこっちに来てないの?
 だったら別の場所に移動したんじゃない?
 転移魔法関係はあたしより詳しいだろうし、案外もうゴミ箱前だったりしてね」
ル「本当ですわー。十分ありえるのですわー。」

青「ち~vち~!!」
(リリマンダはハートを飛ばしながら、大喜びでケオスにくっ付いている)
ケ「さて、と、イチャイチャしているのは放置して……よいっしょ…!!」
マ「い、いちゃいちゃなんてしてない!語弊がある言い方はやめろッ!!」
(ケオスが大きめの瓦礫を退かすとそこにはペンダントが溢れていた。)
ケ「うん、上々。」

青「ち~・・・・・・・・ちぃ?」
(リリマンダ、ケオスから離れ暗がりの方へ歩いていく)

――――――――――――

(ケオスのイチャイチャ発言を聞いて、ヴァンは顔を真っ赤にして慌ててマオから距離をとる)
ヴ「そ、それよりいまどんな状態なんだい?マ、マママオさん、説明をヨロシクオネガイシマス」
マ「え?ああ!そうだ、状況ね、状況!ええっと、えっと…………」
(その後も目を合わせずに何となくでヴァンに説明していく。
 ヴァンの方も分かったか分かってないのか曖昧に相槌を打っている。)

――――――――――――

ミ「おーいっ!ペンダントは全部集め終わったよーっ!
 誰か魔法で引っ張り上げてくれないかなーっ?」
(ヴァン、たくさんの使い魔コウモリを出して、ミルクを地上にひっぱりあげる)
ミ「て、ええええぇぇっ!?コウモリ!?」
ル「えええええええ~!」
ル「こ、困るのですわ~ああっ体が勝手に・・・・・えいっえいっ!!」

ミ「ルズ、こっちこっち。このコウモリ達は味方だよ。
 一緒に上に連れていってもらおう」
ル「にゃっ!」
(ルズ、ミルクと共にコウモリに引っ張り上げてもらう)

ル「マンダ、あなたもケオスとやらと一緒に早く登ってくるのですわ~」
青「ち?ち~!」
暗闇をじっと見詰めていたリリマンダは、いそいそとケオスの元に戻ってきた。
青「ち~♥」
(・・・・・・・「抱っこして♥」のポーズを取る)
ケ「ん?マンダ?」 (…リリアーナの姿でそう言う事をされても困るな)
ケ「じゃあ、落ちないようにね。」
(苦笑しつつリリマンダを抱き上げると高くジャンプ)
ケ「よっ、と…はい、到着」
青「ち~♥」

――――――――――――

ミ「お帰りヴァンエレン。復活ルールも回復したみたいだね。
 使い魔コウモリで引っ張り上げてくれてありがとう。
 メギドラオンで図書館ぶっ壊してゴミ箱探し、とかせずに済んで助かったよ。
 …そうそう。で、これが下に落ちてた分のペンダント」
ル「一応礼を言っておくのですわ~。
  ところでヴァンエレンとやら、エルザ様はお見かけしませんでしたの~他の生徒達は~?!」
ヴ「エ、エルザといったかな?
 誰のことかよくわからないのだが、私以外に復活していそうな人物はいなかったぞ」

(以降ルズアーナ、使い魔カプセル相手にごそごそしている)

ミ「メラルも沢山ペンダント持ってるし、これだけあれば優勝は間違いないと思う。
 急いでゴミ箱に投下して、リバースが壊れる前に脱出しよう!!」
メ「…優勝させるのは…ミルクでいいわよね?これだけの事をしでかした以上、
 道義的にそこのバカップルを優勝させるのは話の他だし。
 マオ達も火事場泥棒に等しい不名誉な優勝なんて願い下げでしょうし。」
ミ「おおっ!さすがメラル!良い事言うじゃない!!」
ヴ「別に私はいいのだが…」
マ「わかったよ、仕方がない。ミルクに譲る……でも僕とヴァンはバカップルじゃない!!」
ケ「うーん、マオたちが問題無いなら僕はそれで構わないよ。」
メ「理解が早くて助かるわ。」

ミ「よーし!善は急げって言うし、早くペンダントを捨ててみんなを助けましょうか!
 ヴァンエレンが復活したゴミ箱が多分一番近いと思うけど、どっちの方向にあるか覚えてる?」

――――――――――――

ル「エルザ様の身体もゴミ箱前で復活なさるのかしら~!?
 それとも、使い魔カプセルをゴミ箱まで持っていかないと復活出来ないのかしら~?」

――――――――――――
(突然、全高1mほどの一回り大きな鋼鉄製の兵隊10体がブリキの兵隊50体を率いて登場)
(ペンダント回収組を襲撃)
ル「な、な、何なんですの~?!」
ミ「何!?何かあったの!?」
(クリス、クロウにかけてもらった魔法が切れ(相互干渉を利用したので自分の魔法も同時)全身に痛みが走り始める)
(クリス、剣のカートリッジを風に交換しながら詠唱を始める)
ヴ「げぇっ」
ル「いや~んな感じですわ~!誰か何とかするのですわ~!!」

ク「我を包みし大気よ
 目前で強固に固まり
 我らを守りし盾となれ」
(飛んでくる銃弾を全て受けるべく防御魔法を展開する。)
ク「インビジブル シールド」

ク「…皆、先に言ってペンダントを投下してきてくれないか?
 いくら原因が消えたといっても脱出するまで安心できないからな。」
敵の銃弾を魔法で受け止めながら、マオ達に先に行くように言う。
メ「…わかったわ。」
マ「……分かった。先にいくよクリス。だけどあんまりむちゃするなよ。死んだらクロウに死ぬほど奢らされるだろうからな。」
ヴ「クリス…ここは任せるぞ!」
ミ「それじゃ、ここは任せるから!
 …出来るだけ速くイベント終わらせてくるからね!」
ケ「クリス…」
ケ「分かった…」

青「ち?」
(ケオス、リリマンダと一緒に姿を消す)

――――――――――――

Aパート
(全員ペンダントを投下しに離れた後)
ク「さて、そろそろ出てきたらどうだ!!」
(ある程度の兵士を撃った後、ペンダントの魔力を感じる方に向って声をかける)
ク「それとも手負い一人すら倒せない、ということはないだろうな。」
ルー「フフフ…せいぜい人形相手に振り回されなさい」
ケ「無影月歩」
ケ「なんてね。消耗している仲間を一人置いて行ける訳、無いじゃない。」
ク「…ありがとな」
青「ち~・・・・・・・・・ち?ち~!!」
(目を回していたリリマンダ、我に返り身構える)

ク(ひとつ、賭けをしてみるか!!)
(最後の霊酒を一気に飲み干し、詠唱を始める。)

ケ「恵みをもたらしし大いなる風よ
 我にまとわり更なる加速を
 更なる移動を 万物の引き合う力にあがらう速さを与えたまえ」
ケ「ガスト フライト」
(そして先ほどペンダントの魔力を感じた方へ本棚の上を通りながら移動を始めた)

(ルーリィの兵隊軍団は軒並み壊滅、おまけに伏兵の自爆攻撃も失敗した。)
ルー(まったく…思い通りにいかないものね)
ルー「あら、もう勝負はついたわよ」
ルー「これ以上の争いは何の得にもならないわ」
(魔導書を開き、半人半馬の鉄の騎兵クロムカイル・プラトーンを召喚、その背に乗る)
ルー「それでは御機嫌よう。私も此処から出るとしますわ」
(蹄鉄の音を響かせてルダリダはクリスの前から去って行った。 )

――――――――――――

Dパート
ル「いや~んな感じですわ~!誰か何とかするのですわ~!!」
ギ「ここはリリアーナお姉ちゃんに男を見せるチャンス!!」
ル「あーれー!誰か助けるのですわー」
ギ「相手がカラクリならば破壊できないはずは無い!!」
(ギズモはありとあらゆる機械を破壊しつくすと言われている、グレムリン特有の超音波を発する)
ギ「LAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
ル「まあっ!そういえばフリージア女王様のペットはグレムリンだと聞き及んでおりましたわっ!
 ギズモとやら、ナイスなのですわ~。
 ブリキ人形達、わたくしに挑戦したあさはかさをあの世で後悔するのですわ~おーほほほほほほっ!!」
ギ「LAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」
(ただし機械ではなく完全に魔法で動いているものには全く役に立たないのであった)
ギ「LAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!・・・・・・・げふんげふん・・・あれ?」
ギ「せめてお母さんのフリージングドールスーツがあるならば・・・・」
ル「あーれー!この人形何をしやがりますの~!や、止めるのですわ~落ちるのですわ~!!」

ル「あいたたたた・・・・・・はっ?!」
落下したルズアーナの前には、武器をカチカチ鳴らしているティンペット・レギオン達の姿が。
ル「きゃ――――!!ギズモとやら早く助けるのですわ~!!
 それとわたくしのマンダはどこに消えましたの~ムキー!!」
青「ち~!!」
リリマンダはルズアーナに駆け寄るなり大きく息を吸いこんだ。炎で敵を焼き払うつもりなのだ。
ル「何するんですの~!ま、まさか・・・・!!
  止めるのですわ~!その位置で炎を吐いたらわたくし達まで焼けてしまうのですわ~止め・・・・・・あーれー!!」
ギ「リリアーナお姉ちゃんがリリアーナお姉ちゃんを助けに来たv」
ル「あーれー!!アフロ軍曹だけは勘弁なのですわ~!!」
(ブリキ人形を嘗め尽くした炎は、ルズ達もこんがり焼いてしまった。
更に炎は、人形達が抱えていた火薬の樽にも引火し盛大な爆発が起こった)
ル「わー、やな感じーなのですわ~!!」
ギ「うわぁ~~~~~!?」
ギ「なんてこったぁぁぁ!?」

ク(…終わった、のか? )
(クリス、高速飛行魔法を解除して床の上に降りる)
ク「っ…」
(しかし、痛みの為上手く着地できずに床の上に転がる形となってしまった。)
ク(…それにしても今日はかなりきつい日だったな。
 本来2日間のレクリエーションも1日で終わってしまうし…)
ケ「どうやら、体よくかわされちゃったみたいだね。」
(クリスの後に遅れて来るケオス。)
ク「…それでも戦うことを止めてくれたんだからいいさ。」
ケ「にしても、クリス。
高速化、飛行だとか身体に負担かけ過ぎだよ。」

ル「ぎゃふん!!」
(ルズアーナ、地面に落下)
(さらに運悪く、リリマンダとギズモも飛ばされて来た)
青「ち~~~!!」
ギ「美、美少年に変身して女の子にもてもてになりたか・・・・・った。ぐふっ」
ケ「おっと!みんなに言える事だけど無茶しすぎだよ。」
(飛んで来たマンダを優しく受け止め、再び苦笑)
ケ「さて、と」
クリスを背負う
ク「ぐぁ…」
ケ「嫌だって言っても降ろさないからね。今の君は自分が思っている以上に消耗してるんだから。」
ケ「マンダはいつも通りちゃんと捕まって居てね。」
(リリマンダを左手で抱き上げる。)
ケ「ルズ、勝手に運ぶよ。」
(目を回しているルズアーナを右腕で持ち上げる)
ケ「ギズモ、ここで倒れたらモテモテは程遠いよ。クリス、悪いけどギズモを君の背に乗せてあげて」
(ボロボロのギズモをクリスの上に乗せる)
ギ「ふにゃぁ~」
ケ「じゃ、出発」
かくして一人が複数人を抱え走り出すと言う、傍から見たら珍妙な格好になる。

――――――――――

Cパート
ラブスポットから飛ばされ、ゴミ箱近くに降臨。
B「うっ………クソ、頭が…」
R【あ゛――――…なんだこの気分はぁー…!】
S【何だよ、もう……うーん…頭に靄がかかってる感じがする…】
B「……ん、此処は…」
(グレイブは首だけを回して周りのものを視界に入れる。)

(左にはブリキの人形と戯れるヴァンエレン。
 遥か遠く前方で立ち止まっているミルク、マオ。
 後ろに無造作に置かれているゴミ箱。
 周りに立ち並ぶ異様な数の本棚…。)

B「…地下図書館か……ん?」
B「…………ブリキ…?」
S【B!この樽の中身…火薬だ!爆発するつもりだよ!】
(ブリキ兵の首根っこをつかみ、すばやく唱える。)
B「"凍れ"!」
(魔法の効果はすぐさま現れ、ブリキ兵の首から全身へ一瞬にして凍りつく。)

B「魔力は…大分回復してるな……!」
B「ヘボ吸血鬼!阿呆マオ!ミルク!一体全体どうなってるんだ!答えろ!」

――――――――――――

Bパート
メ「…アンチ・グラビティ…。」
(目立たないよう、小声で術を唱え、自分の少し後方の重力を
少し緩和して敵弾を上に逸らせていた)
ミ「あーもう!近寄るな鬱陶しい!!
 みんな先に行ってて!後ろを掃除したら追い付くから!」
マ「わかった。でも早くこいよ、お前がペンダントを捨てるんだからな」
(追いかけてくる二十体ほどの人形達は、なかなか統率の取れた動きで追跡してきている)
メ「貴方一人では不意討ちに弱いのは…私との戦いで実証されたはず。
 違うかしら?」
(メラルは先ほどと同様に敵弾の軌道を上に逸らして支援)
ミ「メギド!」
ミ「あーっはっはっは、ざまみろ――――!!気分爽快ーっ!!」

足元が悪い道のりを行って、さきほど復活したゴミ箱に到着する。
ヴ「これで…終わりか」
マ「そうだな、これで終わりだ……でもなんだかんだで面白かったけどな。
 今となっては沼でヴァンに裏切られた時怒ったのもいい思い出だ。」
ミ「これであたしも優勝間違いなし!賞品転売してガッツリ大儲けだうわーい!」
マ「なあヴァンエレン、こういうお金に汚い女をどう思う?正直引くよな」

――――――――――――

Dパート
ヴ「わわわ!」
ミ「げげ!伏兵っ!?」
(人形たちは今回はたいした武装は所持しておらず、かすかに火薬の匂いがする小さな樽を抱えていた。 )
ヴ「あ、あれは小タル爆弾G!?」
ミ「マオ!ヴァンエレンが襲われてる!なんとか出来ない!?」
マ「――我選びし者を望みし地に至らしめよ――Momentary Blink――」
ミ「って、助けろって言ったのに何ヴァンエレンを爆発させてるのよ!?」
(マオが唱えた魔法によって術者の背後に転移したヴァンエレンは九死に一生を得たが、まだ気づいていない)
ヴ「お慈悲をー!お慈悲をくださいー!私おいしくないヨ…ってあれ?」
(人形たちは樽爆弾の爆弾に巻き込まれてただ自爆するだけの結果になった)
S【…あれ?ヴァンエレンさんが…】
R【うんにゃ?いつの間に移動してるなー】
マ「どうだミルク、こんなもんだ……まあ僕はエリートだから――――」

B「ヘボ吸血鬼!阿呆マオ!ミルク!一体全体どうなってるんだ!答えろ!」
ミ「グレイブ!?無事だったの!?」
マ「なんだ、まだ生きていたとは驚きだグレイブ。てっきりもう死んじゃったかと思ったよ莫迦グレイブ!
 状況を説明しろ?ならその態度はないんじゃないかな?
 人のことを阿呆だとか言ってるやつに言うことなんて何にもないね!
 あとヴァンエレンはヘボじゃない!少なくともお前よりは全然格好いいよ根暗!!」
B「……誰が馬鹿で、根暗で、落ちこぼれだと………?」
(指をゴキゴキ鳴らし、左手に魔力を溜める…。)
S【B!止めなってば!此処で争っても三文の徳にもならないよ!?】
B「そんなものはどうでもいい…あいつを殺したいだけだ……!」

ヴ「リバースが崩壊で伏兵いてロー入っちゃってもうウィリーさ!」
ミ「何対抗して煽ってるんだーっ!!今はそんな事してる場合じゃないだろ!」
ここはエリートらしくビシッと説明するのかと思えば、マオの奴言い合いを始めやがった!
ミ「詳しい説明は省くけど、リバースが崩壊しかかって大変なんだよ!
 今からあたしがサクッと優勝条件満たして、脱出できるかどうか確かめるとこ!」
B「………リバースが崩壊?」
S【!うん、きっと本当じゃないかな!?
 ほら人って何かに集中しているときって嘘より本当のことの方が言葉にしやすいらしいし!
 それに二人一緒に同じことを言ったし!】

B「………だからどうした…」
S【争うのは止めて手伝おう!今此処で争っても意味無いしさ!?ワインも早く飲めるよ!】
B「…仕方が無いな」

ミ「これで…どうだっ!」
(ゴミ箱が割れて魔方陣が展開され、結構な大きさの扉が出現した)
ミ「これが…これが宝箱へ続く道!」
マ「はぁ~あ、結局僕はくたびれただけか……」
ミ「ちょ、ちょっと!なんで開かないのよ、壊れてんの!?」
B「…ラヴスポットも脆かったのも、そのせいか」
ミ「このやろー!メギドラオンでこんな扉ぶち破ってやる!」
マ「自爆でもしてくれるととても助かるよ」
ヴ「まったく校長の奴、やっつけ仕事すぎじゃないか?
 空間にヒビとか入るし、欠陥がありすぎるぞこの世界」
(ミルクがメギドラオンを唱えようとすると、扉は動いた。どうやら扉は、魔力に反応して開くようだ)
B「…動いたな」
ミ「みんな、扉に魔力を集中させて開けよう!
 速くリバースから脱出して、無事に現実世界に帰るんだ!」
B「魔力を……ああ、成る程な。一種のマジックアイテムか」
R【よくわかんねーな!兎に角魔力向けりゃあいいんだなー?】
ミ「そういう事。仕様なのか壊れかけてるからなのかは、分からないけどね」
(ヴァンエレンたちに倣い、グレイブも片手を扉に向け、魔力を集める。
少しずつ、だが確実に、扉は開き―――まばゆい光が溢れて、先が見える…。)
B「………ふむ。何かの体液か、溶液かってところだな」
メ(これでもう安心ね…。今日は色々あったわね。…本当に。)
メ「言い忘れていたけど…ミルク。当 然 …換金できる商品があったら
 それはリバースの崩壊防止に動いた協力者全員で山分けよ。
 マオも…その方が平等だと思わない?」
ミ「えっ!…や、やまわ…け…?」
B「ん?メラル=エルディーンか…」
マ「もちろんそれが当然というものだろう。だいたい一人でミルクは優勝したわけじゃない。
 たまたまミルクを優勝者にしようという考えで優勝したんだ。賞品は山分けが基本に決まっている
 僕は要らないとしても他の手伝った奴らにはちゃーんと分け与えるべきだ!フ……フフ…ウフフフ」
ミ(ってことは分け前10分の1以下!? )
ミ「そんな…そんなのってないよ…」
メ(まさか…持ち逃げする気じゃないでしょうね…。)

(グレイブに向けて)
メ「さっきマオのことを随分と馬鹿にしていたようだけど…
 もし、リバースから出た後でマオに決闘を挑むつもりなら…止めておきなさい。」
B「……?何でだ……」
 おそらく、貴方じゃマオの足元にも及ばない。マオが慢心して
 手を抜いたりしたらわからないけど…。現状それは考えられないでしょうし。」
B「………」ピキイ (何故地雷を踏んだし。 )
マ「そうそうメラルの言うとおり、まあ僕とまともに戦いたいなら学園順位をあと30位は縮めてきなさい、フフン♪」

B「………」プッツン
(左手に再び魔力が篭り、手首から先が青く強く輝く。)
B「……"魔力一点、氷河変換、威力最大…!"」
S【わ゛―――――!!ストォーップ!そんなの放っちゃ駄目だってー!!R!『前』に!】
R【オッケー!】
(グレイブは左手を二人(+吸血鬼)に向ける)
B「…"凍り、砕け――"…おい!止め…」
(呪文が完全に紡がれる直前、瞬時にグレイルに体の支配権が移り、魔力が拡散する。
頭髪の色が紅葉の早送りみたいにさぁーっと赤くなり、ぼさーっとした髪質のグレイルにチェンジ)
R「ふぃーっ。セフセフ!あっぶねーなぁー!あひゃひゃ!」

メ「マオ、ヴァンエレンとは当然主従契約するんでしょう?
 式には私も呼んでね。」
マ「もちろん、式にはメラルも呼んで……って、からかうなー!!」
ヴ「ワッツ?」
(ヴァンエレンと眼が合ってしまって顔が恥ずかしくなって火照るのが分かる。 )
R「んで、マオマオ。ヴァンとマオマオの式ってなんの式よー?
 メラリン、俺ならマオマオに勝てるかな?んで式って何?
 式ってー?ヘッポコ――――あ、ヴァンー」
メ「自分で考えなさい。」
マ「お前は知らなくていいの!」
ケ「その式には是非、僕も呼んでね!!」
R「んお?」
マ「例え式をやっても名前を間違うお前だけは呼ばない、絶対に!」
ヴ「うおォん 私はまるで機関車のようだ」
マ「だ、だいたいメラル!おまえはさっきも人をことをバカップルだとか言って!!……くっ…もういい!」
メ「照れなくていいのよ?丁度友人に恋の専門家がいるし、 
  声をかけといてあげるから。リリアーナの部屋に行って。」

ヴ「オヤ、クリスサン…オハヨウゴザイマス」
ケ「ごめん、ちょっと遅刻しちゃったみたいだね。」
R「あー!カオスだっけー!ひっさー」
マ「クリス、大丈夫……じゃないみたいだな。まあだがもうすぐゲームも終わる。そうすれば休めるから頑張ってくれ」

R「んでさー、これで全員なん?ならこの中行こうぜー」
ク「ケオス、そろそろ俺を下した方がいいんじゃないのか?
 さすがに重いだろう。」

(220で〆)
――――――――――――

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年10月12日 19:25
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。