7:猫車~ムウ大陸
マオ「ぎゃんっ!!」
次の瞬間どこかわからないところに投げ出され盛大に尻もちをつく。
打ちつけたところをさすりながら起き上り、荷物を確認する。
マオ「ふう……荷物は大丈夫みたいだな」
気がかりなのは今この場にいない
ヴァンエレンだ。
離れたら消滅とか口にしていたこともあるし何より独りでは何もできない吸血鬼だからな、
今頃{ご主人さまぁ~」とか言って泣きじゃくりながらふらふらしているかもしれない。
マオ「しかし、とりあえずはまあこの程度のことは想定できた、大したことはないな!!」
高笑いをしていると後ろから獰猛さを感じさせる大型の生物の唸り声が上がる。
恐る恐る後ろを振り向くと翼を広げる大空の覇者………ドラゴンがこちらを見つめている。
マオ「………………………」
まさかいきなりこんなところでドラゴンに会うとは思っていなかった僕は
何も考えられなくなって固まる。今にも襲いかかってきそうなドラゴンを前にしているというのに、
金縛りにあったようにどうにも足が動かない……まずい。
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ジャーンジャーンジャーンとものすごい音がしているのでまだ散っている仲間は気がつくと思われる。
その大きな音に金縛りが解ける。だがそれと同時にドラゴンも動き始める。
マオ「い、いいいぃぃぃ!?」
動き出したのを見て全力で後ろを向き音が鳴るほうへとダッシュする。
マオ「こっち来るなぁぁぁぁぁ!!!」
今までにないほど全力で森を走りぬける。すると遠くに人影が見えてくる。
目を良く凝らしてみるとそれが
リリアーナ達とヴァンエレンだということに気付く。
マオ「ヴァ…ヴァン!!ヴァァァァン!!ご主人様のピンチだ!!助けてぇぇぇ!!」
最終更新:2009年06月18日 19:15