248 名前: マオ ◆wYjEoXUBzo [sage] 投稿日: 2008/10/18(土) 18:52:55 0
リリアーナがカギを手にしたと同時にリバースの世界が終わりを迎えたのか
劇が終わり幕を閉じるように僕の視界も暗くフェードアウトしていく。
「おめでとう。そして、さようなら。僕が君達によりふさわしくなるまで、しばしの別れを味わおう。」
意識がだんだんと虚ろいでいく、意識が消えていく中最後に聞こえてきたのはヘレンの声だった。
次に目がさめたのは最初の大広間……
あたりには参加していた生徒や教師たちが大勢いてワイワイ話している。
「どうやら……戻ったみたいだな」
するといきなり爆発音が響く、驚いて上を見ると割れたくす玉に『祝!優勝』と書いてある垂れ幕……
「「「優勝、おめでとうー!!!」」」
あたりから上がる祝福の声と拍手、優勝はいさぎ譲ったにしてもあんまり気分が良くない、
さっさとここから抜け出して寮にでも戻ってお風呂にでも入るか……
そう思って大広間を出ようとしたとき、リリアーナのわけのわからない声が聞こえてくる。
「く、詳しいお話についてはミルクを通すか、マオマオから聞いてくださーい!」
「な……ん…だと?」
次の瞬間まるで餌に集る動物のように報道関係の人間がこっちに向かってくる。
「マオさん!トップクラスの成績のあなたが、今回リリアーナさんのサポートに回った理由をお聞かせください!」
「うるさい!僕は今から帰ってゆっくりするんだ!放っておいてくれ!」
なんであんな二流に譲った理由なんていうのを延々語らなければならないんだ。屈辱だ!
しかし逃げようと思ったのも束の間で何人かは腕に組みつき完全に自由を封じられる。
「まあまあそう言わずに、向こうでパーティーもやっていることだしそこで詳しく聞きましょう!」
「お、おいやめろ、疲れているんだ!……聞いてるのか?」
だが何を言っても完全に話しを聞かずに強引に僕を引っ張っていく……
このまま僕は強制的に連れてかれるのか……そうだ!ヴァンが居た!
「ヴァン!助けろ!僕を助けるんだ!」
「あ…アッーーーー!」
帰ってきたのは謎の叫び……よく見るとヴァンもターナー司書に引き摺られている。
フ…フフフ、お前もヴァンエレン・ブランカート……
「さあ、明日の一面のためにも話してくれるまで返しませんよ。
それとマオさんと吸血鬼の仲のことについても洗い浚い話してもらいます♪」
「ち、違う誤解だ!
ヴァンエレンとはそういうんじゃない!
てかだれに聞いた!?誰に聞いたっていっているんだー!!」
リリアーナか?リリアーナ組に聞いたのか?くそ……奴等と関わってからこんな事ばかりッ!!
「殺ス…次あったら殺シテヤルゾ……リリアーナァァァァァッ!!!!」
こうして僕は殺意の波動に目覚めた。
最終更新:2008年10月24日 21:57