操作方法をさらに詳しく
ブースター操作やターゲットの演奏方法について、
やや専門的な内容をまとめました。
基本ルールをほぼ理解しているプレイヤー向けです。
「ブースター」の構造
本作では、8方向レバーのてっぺんに押しボタンを取りつけた「ブースター」という機械を2基使用します。
- ブースターは左右に1基ずつ。構造的な違いはありません。
- とりあえず基本姿勢として、左側ブースターを左手で、右側ブースターを右手で操作すると良いでしょう。
この機械による「ボタン操作」と「スライド操作」の組み合わせで、ターゲット(音符)を演奏します。
ボタン操作 |
ブースター上部に1個ボタンがあります。 意外に軽い力で反応してくれます。 |
スライド操作 |
ブースター本体を、水平にスライドさせて動かせます。 内部にはバネが入っていて、 手を離すと自然と中央に戻ります。 |
【ちょっとマニアックな知識】
ゲーム中、ブースターは「⬆︎・⬇︎・⬅︎・➡︎の4要素のスライド入力」と「ボタンの入力」の計5項目を常にチェックしています(例えば[↖︎]と入力すると、内部的には[⬅︎+⬆︎]と判定されます。)
- 上記の5項目は、左右で別々にチェックされています。
(例)
ヒットのターゲット1個をボタン同時押しで演奏すると、
「より高得点を取れる側」の入力が片方だけ判定対象になり、
もう片方のボタン入力が余ります。
→この「判定に使われなかった」ほうの入力は、
空打ち扱いになるか、
近くにある別のターゲットの判定に使用されます(重要)。
演奏方法をおさらいしよう
基本ルールのページで軽く説明していますが、本作に登場するターゲット(音符)は10種類もあります。これを覚えるまでがちょっと大変。
……覚えるコツとしては、
①使うのはボタンか、スライドか?
②ブースターの片側だけを使うか、両側とも使うか?
という2つの要素に注目すると良いでしょう。この考え方で10種類のターゲットを分類したものが下記の表になります。
|
ボタンで演奏 |
スライドで演奏 |
片側を操作 |
・HIT ・AD-LIB ・HOLD |
・SLIDE ・SCRATCH ・SLIDE HOLD |
両側を操作 |
・BEAT ・CRITICAL ・DUAL HOLD |
・DUAL SLIDE |
ちなみに、NESiCA無しでのプレー時は毎回、NESiCAを使っている場合でも最初の数回は、プレー中にリアルタイムで操作説明が出ます。
音符の種類を十分に覚えていなくても、遅めの曲なら「操作説明を見ながらプレー」で何とかなる事が多いです。
応用テクニック(初級編)
ブースターを使っての演奏には、色々な「抜け道」や「裏技」があります。
中には「難しい譜面がものすごく簡単になる」レベルの裏技も。ここでは、そんな「知っていると役立つ知識」についてまとめます。
「両手」は「片手」を兼ねる
- 「〜し続ける」タイプ以外なら、片手で演奏するターゲットは、両手で演奏しても、ほとんどの場合は大丈夫です。
- 特に、片手押しのヒット(◯)と、両手で同時押しのクリティカル(◎)が混じっている譜面で真価を発揮します。
本来の譜面…[◎.◯.◎.◯.◎.◯.◎.◯.]
⬇︎
これでOK![◎.◎.◎.◎.◎.◎.◎.◎.]
両手で分担して演奏する
- 「間隔が極端に狭い」ヒットの連打や連続スライドは、無理に利き腕だけで演奏しようとすると苦労します。
- 2基のブースターに左右の区別は無いので、下記のように両手で分担して演奏するのがベターです。
*「右手」と「左手」は逆でも構いません。
譜面の一例…[◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯↑↓↑↓]
⬇︎
右手が担当 [◯.◯.◯.◯.◯.◯.↑.↑.]
左手が担当 [.◯.◯.◯.◯.◯.◯.↓.↓]
応用テクニック(上級編)
ここからは、このゲーム特有の「スライド操作」に関する豆知識です。
スライド操作の方法を複数用意する
- ブースターのどこを使うかによって、大きく3種類の方法に大別できます。
下記の3つのうち2つ以上を使い分けられるようになると、上達が早まります。
①側面を使う
水平にネジが留まっている、ブースターの側面を軽く指で押して操作します。
4箇所あるネジ穴が「斜め方向」の基準であることを覚えておくと便利です。
②上部を使う
ブースター上部の、ボタンの周りにある「段差」を指先で押す操作方法です。
スマートフォンのフリック入力のように操作することで、
スライドが来るたびに「ブースターを持ち直す」操作はほぼ不要になります。
③全体を使う
「[[No Way Out]]」HARDなど、極端な高密度の連続スライドに対しては
ブースター全体をつかんで小刻みに振るチカラ技も有効です。
変な方向へ暴発しないように、直線的に、丁寧に動かしましょう。
スライド操作の「別解」を知ろう
- スライドの向きは、上下左右に斜めを加えた8方向。
このうち「⬆︎・⬇︎・⬅︎・➡︎」の4方向に関しては、「その方向を含む斜め方向へのスライド操作」で代用する事ができます。- つまり、画面の指示通り演奏する以外にも「別解」が存在するという事になります。スライド、スライドホールド、両手で操作するデュアルスライドのすべてに有効です。
画面での指示 |
「別解」となる操作の例 |
[⬆︎] |
[↖︎]または[↗︎] |
[⬇︎] |
[↙︎]または[↘︎] |
[⬅︎] |
[↖︎]または[↙︎] |
[➡︎] |
[↗︎]または[↘︎] |
[⬅︎+➡︎] [⬆︎+⬇︎] |
[↖︎+↘︎]または[↗︎+↙︎] |
[⬅︎+⬆︎] |
[↖︎+↖︎]または[↙︎+↗︎] |
[⬇︎+➡︎] |
[↘︎+↘︎]または[↙︎+↗︎] |
[⬅︎+⬇︎] |
[↙︎+↙︎]または[↖︎+↘︎] |
[⬆︎+➡︎] |
[↗︎+↗︎]または[↖︎+↘︎] |
デュアルスライドの「別解」について
- デュアルスライドは、2本の矢印が作る「角度」によって4タイプに分類できます。
- 斜め方向への読み替えによる別解を適用できるものは「別解あり」、適用できないものは「別解なし」と表記。
- ②鈍角は2017年に初登場した組み合わせです。詳細は「UFD」の紹介ページも参照してください。
- ④鋭角では例外的に「斜め入力」を「斜め以外への入力」で簡略化することができます。
①直線 (180度) |
矢印の向きがほぼ点対称。 別解あり:[⬅︎+➡︎]・[⬆︎+⬇︎] 別解なし:[↖︎+↘︎]・[↙︎+↗︎] |
②鈍角 (135度) |
[⬅︎+↗︎]・[↖︎+⬇︎]のように、 「斜め+斜め以外」で構成されているもの。 「斜め以外」だけを読み替えることにより、 すべて[↙︎+↗︎]または[↖︎+↘︎]が別解となります。 |
③直角 (90度) |
矢印の作る角度が「直角」に近いもの。 別解あり:[⬆︎+➡︎]・[➡︎+⬇︎]・[⬇︎+⬅︎]・[⬅︎+⬆︎] 別解なし:[↗︎+↘︎]・[↘︎+↙︎]・[↙︎+↖︎]・[↖︎+↗︎] |
④鋭角 (狭いV字) |
矢印の作る角度が②よりも狭いもの。 別解あり:[⬆︎+⬆︎]・[⬇︎+⬇︎]・[⬅︎+⬅︎]・[➡︎+➡︎] 例外的な別解あり(③とは別の扱いなので注意): [↗︎+↗︎]=[⬆︎+➡︎] [↘︎+↘︎]=[➡︎+⬇︎] [↙︎+↙︎]=[⬅︎+⬇︎] [↖︎+↖︎]=[⬅︎+⬆︎] |
スライドの「別解」を知っていると、複雑な方向の組み合わせが登場する譜面を「単純な方向の組み合わせ」で代用することが可能になります。もちろん、入力が精確であれば横着しても高得点はちゃんと出ます。ぜひ活用してみてください。
最終更新:2018年05月21日 21:29