ポーラウス

名前:ポーラウス
性別:女
属性:火
出身:不明

《外見》
武器:片手剣。二刀流の剣術を駆使する
髪:真っ白な長髪。ふわふわとしている
眼:真紅
身長:女性平均よりかなり高め
装飾:赤い宝石のピアス

《性格》
姉御肌であまり細かいことは気にしない。
銃を向けられても動じない肝っ玉の太さと、母親のような包容力を持つ。

《経歴》
真っ白な髪に真紅の瞳、褐色の肌が特徴の女性。
出自は不明。気がついたら帝国貧民層にいたらしい。「ポーラウス(魔法世界古代語で「災厄」という意味)」の名から何かしらの理由で捨てられたのではないかと言われている。
容姿の差から帝国の出身ではないことは確かだが、詳しいことはポーラウス自身も分かっていない。
不良グループの仲間からは「ポーラ姐さん」と呼ばれて慕われている。特にリスティスとは互いに仲間以上の感情を持っていた。

王国軍との戦闘の際、リスティスを庇って敵の攻撃を一身に受け死亡。リスティスのマナ適性に唯一気づいており、死ぬ直前にありったけのマナを彼に渡して息絶えた。
リスティスより5歳年上。

《台詞》
一人称:私
二人称:あなた

「私はポーラウス。ポーラでいいわ、よろしくね」
「昔のことは知らない。あまり興味もないかな…私にとっては今の方が大事だからね」
「こーらこら、おねーさんをからかうもんじゃないよ」


+ 死に様
仲間達と共に向かった戦場。
戦火をくぐるうちに皆の数人とは散り散りになり、数人の死を見てきた。

偶然合流したリスティスと共に行動していたときだった。
ポーラウスは、気配を感じた。そちらに視線を向けると、数人の王国兵が、こちらへ銃を構えている。
銃口は…リスティスを狙っている。彼は気づいていない!
「リスティス!!」
考えるより先に、体が動いた。
少し離れた場所にいるリスティスに駆け寄り、渾身の力で彼を突き飛ばす。
直後。背に、胸に、腹に、足に。何発もの銃弾が撃ち込まれた。

即死はしなかった。だが命が流れ出ていくのを感じる。リスティスの声も遠い。
命の炎が尽きるのも時間の問題だった。
ポーラウスは、リスティスがマナを持っていることを唯一知っていた。
しかし、その属性は木。自分の持つ火のマナとは相性が悪い。
それでも、彼女は選んだ。遠くなる意識の中、彼を引き寄せ、口付けをする。
「生きて。私の分まで…」

ありったけのマナを分け与えた直後、彼女の命の炎は静かに消えた。

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最終更新:2014年12月07日 16:33