mangaroyale @ ウィキ内検索 / 「戦闘潮流(後半)」で検索した結果

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  • 戦闘潮流(後半)
    戦闘潮流(後半) 柊かがみは普通の女子高生であり、別段恨みを買うような事はした事がなく、 特に殺してやりたいと思われるほど恨みを買うような事は今までしたことがなかった。 だが今エリアD-8で乗用車を走らせている人間は恨んでいた……彼女を殺したい程に。 「柊……てめぇはゆるさねぇ……ジョジョを殺したてめぇはな」 マジシャンズ・レッドによって炎上した乗用車をクレイジー・ダイヤモンドの能力で完全に直した三村が一人呟く。 そして後部座席にはこれも同様にクレイジー・ダイヤモンドの能力で直したデイパックが二つ載っている。 実は三村は三つ直していたが、直した後で「あまり持ちすぎていては不自然か?」と思い直し一つはエリアD-7に放置していた。 「罪を憎んで人を憎まずって言葉があるが……俺にはそんな割り切る事は出来ない」 一時はかがみを殺せば、自分も彼女と同...
  • 第101話~第150話
    ...子、ラオウ 131 戦闘潮流(後半) ◆3OcZUGDYUo E-8 北部/D-8中部 F-7 S9駅ホーム 午後 ジョセフ・ジョースター、三村信史、柊かがみ、村雨良 132 絶対負けるもんか(後編) ◆wivGPSoRoE G-5 南部 日中 葉隠覚悟、川田章吾、桂ヒナギク、柊つかさ 133 『不死王は星を見た、拳王は月を見た、そして帝王は……』 ◆YbPobpq0XY F-4 S7駅 日中 DIO、エンリコ・プッチ 134 スタートライン ◆d4asqdtPw2 D-2 駅前/E-2北西部 日中 泉こなた、才賀勝、パピヨン、愚地独歩、シェリス・アジャーニ 135 ありったけの憎しみを胸に ◆ga/ayzh9y F-4 西部市街地 午後 吉良吉影、津村斗貴子 136 ――――降臨(後半) ◆O4VWua9pzs E-2 中部/E-2とE-3の境目 D-3 市役所上空 午後 加藤鳴海...
  • 第3回放送までの本編SS
    ... 午後 131 戦闘潮流(後半) ◆3OcZUGDYUo E-8 北部/D-8中部 F-7 S9駅ホーム 午後 ジョセフ・ジョースター、三村信史、柊かがみ、村雨良 135 ありったけの憎しみを胸に ◆ga/ayzh9y F-4 西部市街地 午後 吉良吉影、津村斗貴子 136 ――――降臨(後半) ◆O4VWua9pzs E-2 中部/E-2とE-3の境目 D-3 市役所上空 午後 加藤鳴海、才賀エレオノール、範馬刃牙 138 遥かなる正義にかけて(中編)(後編) ◆3OcZUGDYUo A-8変電所周辺 D-6西部上空/C-8中部 午後 アーカード、防人衛、劉鳳、アミバ、服部平次、タバサ 140 激突! ラオウ対範馬勇次郎!!        ……特別ゲスト坂田銀時(報告書)(後編) ◆1qmjaShGfE F-4北部 午後 ラオウ、範馬勇次郎、坂田銀時 141 サイアクだあなた...
  • 戦闘潮流
    戦闘潮流 ◆3OcZUGDYUo 『――それでは、バトルロワイアルを続行する!!』 二回目の定時放送が終わり、再び禁じられた行い……バトルロワイアルを続行させる宣言が参加者に告げられる。 そしてその宣言に対して表情を全く変えずにクルーザーを走らせる男が一人。 このバトルロワイアルを演出した秘密結社、BADAN大首領の器となるべく その身を99%機械の身体に改造されたパーフェクトサイボーグ……村雨良が居た。 「禁止エリアか…………」 ボソッと特に興味がなさそうに村雨は呟く。 要はそのエリアに入らなければいい話であって、既に村雨は地図を数分前に一度見ただけで完全に記憶しており、 先程の放送の内容も一文字も書き留める事もせずに記憶した。 パーフェクトサイボーグである事による思わぬ利点である。 だがそんな事は村雨は気にも留めずに別の事を考える。 ...
  • 死亡者名鑑
    死亡者名鑑 ここではロワ中に死亡したキャラクターの生き様、死に様を紹介します あ行 か行 か行(後編) さ行 さ行(後半) た行 な行 は行 ま行 や~ら行
  • 死亡者名鑑さ行(後半)
    死亡者名鑑「さ行(後半)」 シエスタ                 __// __ヾ==-、                f ´ ̄ ,  ´ `ヽ l                |  / / \               ∧/ / 〃 ;.イ/l } , ヽ               l { l /__ / / /_/ /j / }               | l レ/,,∠`/ /∠/メ// /               l ! | 伐_j    f以ヽ彡イ               ヽ ! ...
  • ◆Qi1eK.TiFc 氏
    ◆40jGqg6Boc氏 氏が手がけた作品 085 Drastic Soul 090 パピ☆すた 096 真赤な誓い 098 SPIRITS 101 極めて近く、限りなく遠い『運命』へ 108 倒れるまで走るくらい、熱く生きてみたいから――DRAGON LOAD―― 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 117 揺ぎ無い意思貫くように 122 第二回放送 124 薔薇獄乙女 131 戦闘潮流 138 遥かなる正義にかけて 146 更なる舞台(ステージ)へ 150 地獄の季節 162 三村信史は砕けない 168 燃える決意――Resolution―― 173 君らしく 誇らしく 向ってよ 208 君にこの言葉が届きますように 213 Real-Action 219 求めはしない 救いはしない未来(あす)に望むものは―― 221 た...
  • 揺らいでいく未完成の『メモリー』
    揺らいでいく未完成の『メモリー』 ◆d4asqdtPw2 「散を知っているのか……?」 村雨良の目の前に存在するソレは今確かに葉隠散と言った。ソレは今確かに自らを強化外骨格と言った。 停車している電車の中と外。たとえ空間として繋がってはいても、ソレの放つ異常な雰囲気が双方の空気が混じり合うのを阻害する。 まるで誰かの忘れ物のように、電車の中に置かれていたその鞄。 声を発する器官など持ち合わせていないはずのソレは、まるで自らが喋ることが当たり前の事ように平然と言葉を紡ぐ。 『どうして忘れることが出来ようか! 現人鬼散は我等が半身葉隠覚悟の兄でありながら、人類を滅ぼさんとする悪……』 「電車が出るようだ。……少し待っていろ」 (……処理すべき情報が多すぎる。移動しながらゆっくり話すとするか) 村雨が零の言葉を遮って告げると、零を電車の出口付近の床に置いてか...
  • もうメロディに身を任せてしまえ
    もうメロディに身を任せてしまえ ◆YbPobpq0XY 舗装された道も終わり、今は晒された地面の上を車で走らせる。 車を運転するのは今日が始めてなのだが、自転車やバイクと同じで、コンクリートと土ではタイヤを通して伝わる感覚も違って感じられた。 どうやら田園地帯に入ったようだ。 障害物の少ないここならば、もし敵に襲われても逃げるのは割りと容易い上、植物も水も豊富な地ならば波紋も流しやすくなる。 退路の確保と、迎え撃つ事の両方を考えたジョセフのルートだ。 しかしここらには人っ子一人いない上に、南の方へ向かえば同じ対主催を志す者達を合流できたかもしれないのを考えれば、結果的に大失敗だったといえるわけだが。 最初はジョセフが運転席に座っていたのだが、彼の見せてくれたすばらしい運転技術の数々にすでに車は所々へこんでいる。 とくに後部をベコベコにされた時に...
  • 魔女狩り
    魔女狩り ◆hqLsjDR84w  『地図の端に向かい、そこを調べる』  それが、俺とジョジョの共通の目的だった。  最終目的は脱出だったが、それは脱出の為に必要なことだった。  アイツはいなくなっちまったが、アイツとの誓いは果たしてみせる。  この殺し合いを止めてみせるという誓いを。 「というわけで、地図の端に来てみたが……」  境界線から先も何ら変わりなく道路は続いているし、建物も確認できる。  地図の外に出てみたい衝動に駆られるが、どうすべきか。  出た瞬間に首輪がボン! なんてことになっちゃあ、あの世でアイツに笑われちまう。  そもそも、別に外に出れるかどうかを調べに来たわけじゃない。首輪を解除したあとに、脱出する為のルートを確保するのが目的だ。  しかし…… 「なんにも、見つかんねえなあ」  本当に何も...
  • らき☆すた 第X話 あるいはこんな日常
    らき☆すた 第X話 あるいはこんな日常  ◆1qmjaShGfE 葉隠覚悟、川田章吾、桂ヒナギク、柊つかさの四人はホームセンターを目指していた。 道中何かと話をしているのはヒナギクとつかさの二人。 覚悟も川田も基本的に無口な人間なので、時々相槌を打つ程度だ。 思い出したようにつかさが口を開く。 「そういえば、ヒナちゃんとか覚悟君はパソコンって使える? 私はそういうの全然ダメだから」 ヒナギクはすぐに頷く。 「まあ、人並み程度には。とは言っても普通に使うってレベルよ」 覚悟は首をかしげる。 「申し訳無い。私は使った事が無い」 覚悟の言葉につかさもヒナギクも驚いた顔をする。 「そうなの? 覚悟君すごい頭良さそうに見えるから、私てっきり……」 「あ、それ私も思ってた。ほら、葉隠君って体つき抜きだとインテリって雰囲気あるし」 川田が笑いながら覚...
  • 絶対負けるもんか(後編)
    絶対負けるもんか(後編)   ◆wivGPSoRoE ■  静まり返った室内に筆が紙の上を走る音だけが、かすかに響いている。  誰もが無言だった。紙に記されていく壮絶な内容に、黙り込まされてしまっていた。  『――これで全部だ。今まで黙っていて、すまなかった』  最後の言葉を書き終え、川田は肺の奥から息を吐き出した  二度、プログラムに参加させられたこと。  一度目は、恋人を守れずに望まぬ形で優勝を手に入れてしまったこと。  政府にカウンターパンチを叩きこむために多くの技能を手に入れたこと。  二度目のプログラムでは、二人の人間を生き残らせることに成功したが、  プログラムの監視員達の船を乗っ取った際に、自分は傷が悪化して死んだこと。   全てをできるだけ淡々と、簡潔に、客観的に書いたつもりだが――。  その時、しゃく...
  • 幕間~それぞれの思い~
    幕間~それぞれの思い~ ◆L9juq0uMuo 老人の声と共に放送が終わった。 死んだ人間の中に武藤カズキという名が入っていた。 本当に死んだんだな、と承太郎は静かに怒りを募らせる。 だが、放送の内容で一つだけ気になった事があった。 「……野郎、何のつもりだ?」 先程の放送で新たに付け加えられた『優勝者の願いを叶える』という特典。 急に付け足されたその特典に、承太郎は一つの疑問を覚えた。 承太郎は思う、何故今頃なのかと。 『優勝者は願いが叶えられる』それは確かに殺し合いを助長させるだろう。 だが、ならばなぜそれを最初に言わず今頃言ったのか。 承太郎は仮定する、そうせざるを得ない事態が起きたのではないか、と。 「乗った奴が予想よりも少ないのか、それとも……」 それとも、誰かが主催を打倒する鍵を手に入れたのか。 ...
  • 悪鬼(後編)
    悪鬼(後編)  ◆05fuEvC33. 覚悟は満身創痍ながら、ヒナギクを愚弄された怒りに立ち上がる。 (怒りを胸に沈めてはならぬ。怒りは両足に込めて、己を支える礎とせよ) 「まだやらせてくれると言うのか……………………」 覚悟に勝算は無い。 だが、元より勝算を計っての戦いをする覚悟では無い。 (我が身は牙を持たぬ人の剣なり。この身が肉片になろうとも、牙を持たぬ人を守るのみ) 覚束無い足取りで立ち上がる覚悟に、喜色を浮かべ勇次郎が歩み寄る。 「範馬勇次郎は、主催者の打倒に必須だ!!!」 勇次郎が声のした方向へ向くと、コナンが立っていた。 勇次郎も覚悟もヒナギクも、意味が分からないと言った様子でコナンに注目している。 場に居る全員が、コナンの話を聞く体勢になっているのだ。 ここまではコナンの作戦通り。 「覚悟さん、勇次郎は...
  • 集結(後編)
    集結(後編) ◆1qmjaShGfE 外に出た服部とジョセフの二人。 ジョセフは気安く赤木の肩をばんばんと叩く。 「いやぁ助かったぜぇ。お前顎に似合わず気が効くじゃねえか!」 何をどう考えても顎は関係していない。 「それはいい。それより、記憶が入ったディスクと言ったが……BADANに関する情報はそこにあったのか?」 肩をすくめるジョセフは、スタンドに関する知識はエライ量があったが、核金や改造人間云々といった話はほとんど無かったと語る。 承太郎の記憶の中では、ジョセフもディスク抜きでスタンドを操っていた。 波紋と非常に相性の良いハーミットパープルのスタンドを、自分も使えないかと試してみたのだが、やはり無理であった。 参加者の中では吉良吉影とDIOに関する知識が有効であったと思われるも、二人共既に死亡している。 赤木はそう聞くと、それ以上このディスクに関して期待するのを...
  • 決戦(後編)
    決戦(後編)◆1qmjaShGfE 怒り顔で階段を駆け下りる勇次郎。 出口に向かい駆け寄る彼の視界に、一人の人影が映る。 「よう、再戦希望だが暇あるかい?」 彼が再び現れる事が意外だったのか、怪訝そうな顔をする勇次郎。 「逃げ出した負け犬が何の用だ独歩。よもや……この俺とやりあいたいなどと寝言をほざきに来た訳ではあるまい」 独歩は拳を鳴らしながら勇次郎に歩み寄る。 「再戦希望っつってんだろ。耳遠くなったんじゃねえのかお前?」 怒りに任せて大地を踏みしだく勇次郎。 その挙動だけでビルの床が割れ砕ける。 「負け犬がッッッ!! この俺と戦うだとッッッッッ!!」 独歩は銃器も核鉄も持って来てはいない。 完全な無手。 そんな状態で独歩は、自らのきらりと輝くハゲ頭をこんこんと叩く。 「雨に濡れるのは嫌いでね。知ってるかい、雨ってな頭皮と毛髪に悪...
  • 大乱戦(後編)
    大乱戦(後編) ◆1qmjaShGfE キュルケは何も出来ないままこの戦いを見守っていた。 ケンシロウは強い、物凄く強い。こんな強さがこの世に存在していた事に驚いてしまうぐらい強い。 だが、どうやら相手もそんなケンシロウと戦えてしまうぐらい強いのだ。 何度か魔法での援護を考え、その間を計るもあまりにスピードが速すぎるのと、ケンシロウの邪魔になってはと思いとどまっていた。 それと、戦場が主に上り線ホームだった事がここまでキュルケの命を救ってきたのだが、遂に状況が変わる。 ケンシロウの両目が抉られたのだ。 「ケン!!」 悲鳴を上げるキュルケ。 それをやった男は黒シャツ男の相手で忙しそうだが、もう一人の大男がケンシロウに向かう。 これは見過ごすわけにはいかなかった。 しかし、ケンシロウは両目から血を流しながら大男と戦っている。 とても信じられない...
  • 弟(後編)
    弟(後編) ◆WXWUmT8KJE  ラオウが階段を上りきり、見つけた相手は今までであったことのない男たちだ。  女の方は一人見覚えがあるが、だからといってラオウの興味をそそるわけがない。  男二人、一人は女顔であるが、それなりに腕が立つのかもしれない。  しかし、それだけだ。  もう一人の男はやれるのだろう。だが、どういうわけか今は地に伏している。 (見当違いか)  そう思い、踵を返そうとする。  怪我人を相手にする趣味は拳王にないし、弱い相手を一方的に虐殺することも興味がない。  しかし、ラオウに立ち向かう影が現れる。 「武装錬金!!」  ヒナギクが地面を蹴って、バルキリースカートの刃を煌かせる。  ラオウはあっさりと刃を掴んだ。 「ほう、この拳王に挑むか」 「あんたを行かせるわけには……いかないのよ!」  ヒナ...
  • 進化(後編)
    進化(後編)◆1qmjaShGfE ケンシロウは初めてギャランドゥと遭遇するが、その姿は先だって戦ったDIOのスタンドに酷似していた。 故に、ジグマールの雄叫びに合わせて殴りかかってくるギャランドゥも、それと同種の物と見て対応する。 ギャランドゥから猛然と降り注ぐ拳の嵐。 その一発に焦点を合わせ、カウンターで拳をねじ込む。 「おぼっ!」 そんな悲鳴と共にジグマールの顔が変形する。 進化の初期であるせいなのか、ギャランドゥを自在に操るのに感覚のリンクが必要になっている。 そんな真似をすれば当然こうなるのだが、ジグマールは委細構わずそうし続ける。 ジグマールの事情を知らないケンシロウは、ジグマールのアルターをDIOのそれと同じ特性を持っていると認識した。 ギャランドゥは構わず拳を振り上げる。 今度は一発目から合わせる。 「はぼふっ!!」 そ...
  • 帝王賛歌(後編)
    帝王賛歌(後編) ◆hqLsjDR84w ■  エンリコ・プッチにとって予想外だったのは、パピヨンが研究員の記憶のヴィジョンを見ながら、それなりに冷静であったこと。  よもやパピヨンがホワイトスネイクの能力を分析し、DISCが抜き終えるまでの時間を計算していようなど、夢にも思っていないだろう。  そしてパピヨンにとって予想外だったのは――………… 「そこだァーーーッ! 抜き取れッ、『ホワイトスネイク』!!」  プッチが叫ぶと同時に、ホワイトスネイクが腕を振り下ろす。  すると『二枚』の『大小』のDISCがライダーマンヘルメットを突き抜けて、ともに半分ほど姿を現す。  ホワイトスネイクは迷わず小さいほうのDISCを指で摘み、引き抜こうとする。  それとほぼ同時に、パピヨンが手刀を作る。  しかしパピヨンの手刀が振り下ろされるより速...
  • 真・仮面ライダー ~決着~
    真・仮面ライダー ~決着~ ◆KaixaRMBIU  金属と金属がぶつかる甲高い音が、黒い洞窟のような一室に響いた。  反響する音を無視して、赤い影が地面に軽やかに着地する。  赤い仮面。緑の複眼。マフラーを風にたなびかせる仮面ライダー。  正義を掲げ、目の前のトランプの魔人に対峙する。  一方、全身を白く染め上げるジェネラルシャドウは、ZXへと剣を向けた。  不気味な顔を透明のフードに身を包み、マントを羽織る強敵。  ストロンガーの宿敵が、ZXの壁となって立ちふさがる。 「どうした! もう終わりか? 仮面ライダー」 「まだだ! トゥ!!」  ZXは手刀を剣で受け、金属が擦れあう不快な音が聞こえる。互いに前に押し込み、反動で後方へ跳んで距離をとった。  ZXは肘から十字手裏剣を取り出して、投げ飛ばす。地面を蹴るために踏み込むが、行為自体を中断する。  十字手裏剣...
  • 鬼ごっこ(後編)
    鬼ごっこ(後編)◆1qmjaShGfE 『   ~~ 続 名も無き戦闘員による報告書 ~~ 既に半数が死亡した現状、優勝すら囁かれていた強者が倒れて行く中、何故明らかな弱者が生存しているのか。 今回はその具体例として江戸川コナンの事例を挙げてみたいと思う。 卓越した推理力を誇る以外、身体的には学生組にすら劣る彼。 戦闘こそが至上であるこの会場において、確かに序中盤は逃げ惑う一般人の座に甘んじていた。 しかし、彼の持つポテンシャルはそんなものではないと断言する。 現に、一部では最も優勝に近い男と呼ばれていた吉良吉影を追い詰めたのは彼の功績であるし、 勇次郎、ラオウ、斗貴子と実績ある猛者に遭遇しながら生き残ったのは評価に値すると思われる。 ではそうやって生き残ってきた彼の能力とは、一体如何なるものかについて言及したいと思う。 江戸川コナン...
  • ありったけの憎しみを胸に
    ありったけの憎しみを胸に ◆ga/ayzh9y. 「キラークイーン!!」 吉良は斗貴子めがけて、真っ直ぐにスタンドの拳を突き出した。 爆弾に変える必要もない、キラークイーンの一撃を叩き込めばそれで殺せる。 広瀬康一の腹に、風穴を空けた時のように。 しかし斗貴子もそう簡単には終わらせてはくれない。 彼女はすぐに地を蹴って後方へと下がり、その一撃を回避。 キラークイーンの拳は、空を切った。 (生身で、キラークイーンの攻撃に反応した……岸部露伴並の早さはあるということか。 身体能力の方もそれなり、そしてあの槍のスタンド……!!) 吉良は武装錬金についての知識を持たないが故に、サンライトハートを斗貴子のスタンドと認識していた。 あの様に光を出しながら、猛スピードで突貫できる槍なんて、スタンド能力としか思えなかったからだ。 もしも銀...
  • 万事屋銀ちゃんの店仕舞(後編)
    万事屋銀ちゃんの店仕舞(後編) ◆1qmjaShGfE 吉良吉影は津村斗貴子との戦闘の傷も癒えぬまま、ふらふらと彷徨い歩く。 全身に負った傷を治療するには、病院に行かなくてはならない。 それはあの大男の居る場所へ戻るという事だ。 坂田はどうしようもない男だが、こと戦闘に関しては信頼のおける男だ。 あれだけの身のこなしをする男が、本気で逃げに回ったらどんな奴がそれを捕らえられるというのか。 ならば、坂田に引き付けられたあの大男は何処へ行く? そもそも、奴の目的は何だ? 何故病院に来た? 病院に来る目的は二つ、治療に来るか、治療に来た人間に用があるか、だ。 後者だった場合は皆逃げ散った後なので最早その用を成さない。それでもといったら、待ち伏せするぐらいか。 ただ、そうだとしても、明らかに逃げて行った人間達が居るのだ。普通はそれを追う事を考えるだろう。 ...
  • ターミネーターゼクロス(後編)
    ターミネーターゼクロス(後編) ◆1qmjaShGfE 身動きする力も残っていないゼクロスを見下ろすパピヨンは、彼の持つ機械の体にその知的好奇心を大いに刺激されていた。 この装甲、ここまでゼクロスを弱らせて尚、再生を果たそうと蠢いている。 内部構造の頑強さも折り紙付きであろう。でなくばあそこまでの衝撃に耐えられるはずもない。 こいつもまた、パピヨンの見知らぬ技術で作られたのであろう。 もしかしたら敵の持つ技術に通じる物があるかもしれない。 「泉、シェリスと二人で戻っていろ。これだけ大騒ぎしても誰も戻って来ないという事は、何か不測の事態が起こったのかもしれん」 「パピヨンは?」 「俺はこいつに聞きたい事がある。それが終わったらすぐ後を追うから心配するな」 そう言いながら核金に戻したエンゼル御前をこなたへと放る。 こなたは横目にちらっとゼクロスを見る。...
  • 神に愛された男(後編)
    神に愛された男(後編)◆WXWUmT8KJE  カラッと降り注ぐ陽光の胡散臭さに赤木は思わず目を細める。  ここは偽者の空間。ゆえに、目に映るものはすべて信じられない。  流れる砂漠の砂も、身体を吹きぬける風も、天空から降り注ぐ太陽の光も、すべて偽者。  にもかかわらず、悠々と赤木は歩く。生まれついての自信、不安など捨て去ったかのように。  やがて、視界に黄金の怪人JUDOが入る。 「ここがキサマらが目指す、我が牢獄だ」 「クク……なるほど。ここに閉じ込められている……というわけか」 「うむ。せいぜい、我が抜け出れるのは、その首輪サイズくらいだ」 「……俺たちをずっと見ていた、というわけか。 まあ、あの時は盗聴器から気づいて、何らかのアクションが来ると思っていたがな」  赤木の言葉に、大首領は人間で言えば、『呆れる』という行為をとる。  赤...
  • スカイハイ(後編)
    スカイハイ(後編) ◆d4asqdtPw2 つかさと覚悟が2人で放置されてから、しばらくの時間が過ぎていた。 とはいっても特に会話はない。 と言うより、つかさは眠りこけていた。 いろいろなことがあったのだ、無理もないだろう。 彼女の上には覚悟が民家内で調達してきた毛布がかけられていた。 葉隠覚悟に久しぶりに訪れた静寂。 少女の寝息などはするものの、今までに比べたら遥かに静かだ。 今の川田たちに出会う前も、ルイズや志村などの心強い仲間と共にいた。 その声が妙に懐かしい。 この心地よい静寂よりも仲間たちの声がすることを望んでいる自分がいた。 騒がしいのが好きだったのか、と新たな自分の発見に少し驚く。 今までは一人で戦い、それが当然のことだと思っていた。 己を殺して。誰かの為に全力で。 それが葉隠覚悟の生き方のはずであった。 ...
  • 夜兎と範馬(後編)
    夜兎と範馬(後編) ◆6YD2p5BHYs 空気が、凍りついた。 はらはらしながら戦いの行方を見守っていたコナンも、必死に番傘を振るっていた神楽も、共に凍りつく。 こいつは、何ていった? ついさっきまで戦っていた相手に、一体何を? 「――おい、勇次郎。おめぇ、こんな時に何を」 「そうアル! まったくなんてぶしつけな男ネ?! プロポーズするなら、その前に愛の告白アル!」 「そうだ物事には順番ってものが……ってちょっと待て!?」 思わず突っ込みかけたコナンは、割り込むように叫んだ神楽に一瞬同意しかけて、ぎょっとする。 見れば神楽は頬を真っ赤に染め、モジモジと身をくねらせ…… 「……いやいやいや、それはねーだろ!  なんで『まんざらでもない』って顔してんだよ、お前は!」 「でも綺麗で可愛いジャンプヒロインの私に一目惚れしちゃう気持ち...
  • 地獄の季節(後編)
    地獄の季節(後編) ◆3OcZUGDYUo 一人の男が地にゆっくりと落下する。 特に頭部、左肩、下腹部、鳩尾の箇所に痛々しい傷を負った青年。 範馬刃牙が虚ろな表情を浮かべ地に落ち、大地に伏せる。 スターフィンガーの衝撃のせいか、刃牙が一向に動く様子はない。 そして…… 「ジ……ジョジョーーーーーッ!!」 三千院ナギの悲鳴が周囲に木霊する。 そう、刃牙が地に落ちた数秒後に空条承太郎の身体が同じように落下した。 音速拳をスタープラチナの胸ごと、己の胸に叩き込まれた承太郎。 左胸に不自然な空洞が空き、その傷口から、口から夥しい血液を撒き散らしていた。 承太郎もまた刃牙と同じように、動こうとはしなかった。 「し……しっかりするのだジョジョ!!」 「…………ああ」 ナギが承太郎の下へ駆け寄り、忙しなく彼の身体を揺する。...
  • ――の記憶(後編)
    ――の記憶(後編) ◆wivGPSoRoE ■  飛ぶように、としか表現しようがない。  あまりの速さに目をつぶり、しばらく耳元で風が唸っていたかと思うと、  急に音がやんだ。  ――嘘?  かがみの目の前には、神社の鳥居がそびえていた。  頭の中で地図を広げる。  この一瞬で、ほとんど会場の端から端へと移動したことになる。  ――なんという速さ。 「わっ!?」  いきなり、体が担ぎ上げられた。  暴れたくても、チェーンでぐるぐる巻きにされているため、どうにもならない。  この不自然な体勢で、激戦の核鉄を落さなかっただけでも、僥倖といえるだろう。 「……不満そうだな」  男がカバンに向かって酷薄な声を発する。 『もはやお前にかける言葉は無い』  カバンが氷点下の声音で応答。  カバンが...
  • 一瞬のからくりサーカス(後編)
    一瞬のからくりサーカス(後編) ◆05fuEvC33. 「威力を保ったまま二段変化する蹴りか、器用なもんだ。  けど全然効かねぇよ、テメエの蹴りなんざ」 鳴海は頭を前に出し、打点をずらしていた。 打点をずらしたと言えど、勇次郎の蹴りは肉を切り裂き頭蓋まで振動が伝わる。 「家族も……夢も……人生すら……奪われた人が居るんだ」 それでも鳴海の体は揺るがない、心は折れない。 「勝があれだけ傷付けられるまで、何にも出来なかったんだ」 勇次郎の蹴り足の、膝を踏み打つ。 腹への崩拳は、勇次郎の内臓まで発剄によるダメージを浸透させた。 「その痛みに比べりゃ、テメエの蹴りなんざ効いた内にも入らねぇよ!」 勇次郎は重心を落とし、全身に溜めを効かせる。 溜めを瞬発力にして、全体重で鳴海に突っ込んでいく。 渾身の体当たりに挑んだ、勇次郎の胸に鋭い痛み。 ...
  • 『二人の探偵』(後編)
    『二人の探偵』(後編) ◆1qmjaShGfE その光景を、コナンは信じられない思いで見つめていた。 服部が、吉良を撃った? まだ劉鳳を説得すれば、殺さずに捕える事も出来たはずだ。 確かに吉良はスタンドを出した。だが、それすらも困難ではあるが克服不可能な障害ではなかったはずだ。 誰も死なずに事を収める方法は、まだ残っていたはずなのだ。 もう劉鳳の動きも目に入らない。 「服部! 何故撃った!?」 服部はその一撃で倒れ臥した吉良の様子を確認した後で、こちらを向いた。 「吉良の命より、劉鳳はんや他のみんなの命の方が大事やからや」 コナンの言いたい事も理解しているようだ。その上で撃つ? 何を考えているかまるでわからない。 殊更に事務的な口調を続ける服部。 「吉良の意識は無い。瞳孔も開いとるから、死んだと考えて間違い無いやろ」 吉良は...
  • I bet my belief(後編)
    I bet my belief(後編) ◆O4VWua9pzs 闇夜の中を歩く一人の男がいた。 シアーハートアタックの死線を超えた赤木しげるであった。 今アカギは目的地である学校へと足を運んでいた。 この半日の間に有力な情報を携え、主催者に対抗できる力を着々と身につけていった。 だが、しかし・・・ 「承太郎を失ったのは……痛かった」 あまり会話を交わしていないとはいえ、承太郎の瞳は鳴海と同じように強い意志を持っていた。 どんな逆境に立ち向かえる強い意志。 主催者に立ち向かうにあのような強い意志を持った人間が必要だったのだ。 それに加え、承太郎はスタンドという未知の能力を持っていた。 主催者に立ち向かえる筆頭になるはずだった。 …だが…死んだ。 「とんだ災難だったな…承太郎」 普通なら弱かったから死んだと思うだろう。しかし、アカ...
  • 二人の女、二人の愛(後編)
    二人の女、二人の愛(後編) ◆WXWUmT8KJE  斗貴子は今日三度目の、ルイズは初めての川のダイブを決めるのをコナンは見届けて、悔しげに俯く。  その彼の手を取るうるさい少女はもういない。  コナンは地面を握った拳で叩いた。 「クソ……クソッ!!」  何度呟いたか分からないほど、長い間コナンは地面を叩き続けていた。  拳には血が滲む。左腕が一切動かない。ヌンチャクを手放し、地面に叩きつけられた時に肩が脱臼したらしい。  痛みが走るが、それ以上に悔しさがコナンの胸を締め付ける。 「何で……俺は…………」  疑問を呟くが、答えはとっくに出ている。  ―― 覚悟って言葉は身を奮い立たせる言葉なんだよ。  かつて、幼馴染である少女、毛利蘭が殺人犯に向かって言った言葉を、あの場の状況に応じて自分流にアレンジした言葉が、コナンの胸を突き刺す...
  • 誰がために(後編)
    誰がために(後編) ◆wivGPSoRoE ■  暗い事務室で川田は、虚空を睨んでいた。 (ひでぇもんだ。戦争でもあったみたいじゃねえか)  病院の惨状は、まさに、被災地のような状態であった。  やっとの思いで辿り着いてみれば、玄関付近には坂田銀時という男の死体が転がり、  自動ドアの玄関は、無残に破壊されていた。  壁にはいくつも大穴が開き、窓ガラスはことごとく割れ、棚がひっくり返り、机が粉砕されている。  足をすすめるたびに、何かを踏みつぶすハメになり、その度に嫌な音が発生する。  一体何をどうやれば、コンクリート造りの病院をこれほど破壊できるのか? (こんなことをやっちまう奴らとやり合うのは、御免をこうむりたいぜ)  川田が、眉間に新たな皺を刻んだその時。  ――逃避するな。  心の中でそんな声が聞こえた。 ...
  • 第5回放送までの本編SS
    第5回放送までの本編SS 話数 タイトル 作者 場所 時刻 登場人物 深夜 213 Real-Action(後編) ◆14m5Do64HQ D-1 神社/D-2 S-3駅周辺 深夜 ラオウ、村雨良、柊かがみ、桂ヒナギク 214 The show must go on ◆bnuNxUeVnw E-3南部 深夜 江戸川コナン、神楽、範馬勇次郎 215 交差する運命(中編)(後編) ◆1qmjaShGfE C-4学校 深夜 川田章吾、津村斗貴子、葉隠覚悟、蝶野攻爵(パピヨン)、泉こなた、赤木しげる、伊藤博士 216 Climax Jump ◆05fuEvC33. D-2 南部/D-3 北部 深夜 愚地独歩、村雨良、柊かがみ、桂ヒナギク、マーティン・ジグマール 217 エレオノール、明日を創る(後編) ◆d4asqdtPw2 E-4 池の公園 深夜 ケンシロウ、才賀エレオノール 2...
  • 第201話~第250話
    本編SS投下順 第201話~第250話 話数 タイトル 作者 場所 時刻 登場人物 201 笑顔(第二幕)(第三幕)(終幕) ◆wivGPSoRoE F-4 E-4 駅付近 D-4 真夜中 範馬勇次郎、アカギ、葉隠覚悟、川田章吾、桂ヒナギク、柊つかさ、津村斗貴子 202 何をしても勝利を ◆9igSMi5T1Q D-3 中部 D-4 北東の民家 真夜中 才賀エレオノール、ジグマール、愚地独歩、ケンシロウ、泉こなた、三千院ナギ 203 Crazy Diamonds~歪んだ輝きふたつ~ ◆6YD2p5BHYs F-4 真夜中 川田章吾、津村斗貴子 204 『二人の探偵』(後編) ◆1qmjaShGfE F-2 民家 真夜中 江戸川コナン、劉鳳、神楽、服部平次、吉良吉影 205 その暴力に賭ける ◆ctWQeRff.I F-3 中央 真夜中 江戸川コナン、神楽 206 バカは死ななきゃ治らな...
  • 第6回放送までの本編SS
    ゲーム終了までの本編SS 話数 タイトル 作者 場所 時刻 登場人物 朝 239 鬼酔酒 ◆05fuEvC33. E-2南東 朝 愚地独歩 240 運命のルーレット叩き壊して(後編) ◆d4asqdtPw2 C-2南東部 C-3南部 C-3中央部 朝 赤木しげる、葉隠覚悟、桂ヒナギク 241 神社にて ◆1qmjaShGfE D-1神社 朝 服部平次、ジョセフ・ジョースター 242 襲来!蝶男の帝王舞(後編) ◆WXWUmT8KJE C-4学校 マップ外 サザンクロス内部 朝 村雨良、才賀エレオノール、柊かがみ、パピヨン、伊藤博士 244 ふしぎなおくりもの ◆hqLsjDR84w H-4路上 朝 愚地独歩 245 チェイン ◆d4asqdtPw2 C-4学校 朝 村雨良、柊かがみ、才賀エレオノール 午前 246 雛菊想恋 ◆03vL3Sy93w C-3 中央部 ...
  • Real-Action(後編)
    Real-Action(後編) ◆14m5Do64HQ 「フン。DIOが死んだか……まぁいい。この拳王の天の道にあやつの居場所はなかったというコトか」 エリアD-1の神社で世紀末覇者、ラオウが口を開く。 放送で呼ばれた名前の中で、ラオウが知っている名前はアミバ、DIOの二名。 奇妙な人形遣いであるDIOは兎も角、アミバにはラオウは全く興味がなかった。 所詮、小物であるがために何処ぞでケンシロウのような者に討たれたのだろう。 そのような考えしか湧かず、正直どうでもいい事であった。 それよりも、今のラオウには興味が引き立てられる事がある。 「さて、あの男は来るか。それともこの拳王を前にして逃げ行くか……」 先程、自分と闘い、本郷猛と同じ存在であると思われる村雨良。 自分との闘いを放棄し、瀕死の仲間の治療に帰った男。 彼が本当に戻っ...
  • ダイヤモンドダスト・クルセイダース(後編)
    ダイヤモンドダスト・クルセイダース(後編) ◆d4asqdtPw2 「おっせぇなァー、服部のやつ……」 服部と赤木が社へと向かってから、既に1時間以上経つ。 社の中で確認したい事があると言っていたが、余りにも時間がかかりすぎではないのか? 仮に時間がかかるとしても、そんなに距離も離れてはいないのだから、ちょこっと出てきてそのことを伝えてくれればいいだけではないか。 「何かあったんじゃねーだろうな……」 服部は赤木を信用していたし、さっきまでは自分も特に赤木の事を害のある人物とは見ていなかった。 だが、今にして思うと……どこか信用ならない気配が漂っていたような……。 赤木が、服部に何かしたのではないか? それに、例えそうじゃなくても、あの社には敵の親玉の最終兵器が眠っているという話だ。 もしかしたら、主催者の罠か何かにかかってしまったのでは……。 ...
  • 第4回放送までの本編SS
    第4回放送までの本編SS 話数 タイトル 作者 場所 時刻 登場人物 夜 173 君らしく 誇らしく 向ってよ ◆3OcZUGDYUo D-3 北東部の民家前 夜 三千院ナギ、加藤鳴海、愚地独歩 174 Double-Action ZX-Hayate form(後編) ◆WXWUmT8KJE D-8 南 D-5 南 夜 綾崎ハヤテ、村雨良、アーカード 175 たとえば苦しい今日だとしても ◆1qmjaShGfE E-5 中央部 夜 葉隠覚悟、川田章吾、桂ヒナギク、柊つかさ 176 波紋の記憶 ◆vPecc.HKxU G-8 駅前 夜 ジョセフ・ジョースター、柊かがみ 177 今夜月の見える丘で ◆bnuNxUeVnw F-3 川の傍 夜 江戸川コナン、劉鳳、アミバ、服部平次、神楽、吉良吉影 178 情報戦的優位(ビバ=ノウレッジ)(後編) ◆6YD2p5BHYs D-2 S...
  • 月下の死闘、そして……(後編)
    月下の死闘、そして……(後編) ◆L9juq0uMuo 「残念だったなぁ、鳴海。このDIOの首をはねた時、貴様は『勝った』と油断した。だがな、首を落とした程度ではこの『帝王』を倒す事などできない」 地に落ちながらも首だけで笑顔を浮かべるDIOの姿が目に入った。 ドサ、と言う音と共に、鳴海が地に伏し、顔だけをDIOの首へと向ける。 「テメェ……」 「言っただろう? 『ザ・ワールド』以外にも力があると。もっとも、体力の消費はスタンド以上であるからあまり多様はしないがね、」 首が飛ばされた瞬間、DIOは気化冷凍法で血を凍らせ、首からの出血を抑えた。 そして、落下しながらも、先程鳴海の肩を抉った裂眼刺驚を発射、狙いはずれたが、鳴海のわき腹を抉る事には成功した。 「あの時、ジョナサン・ジョースターに敗れた時は、既に胴体は無く、ジョナサンの体を...
  • 第251話~第300話
    本編SS投下順 第251話~最終話 話数 タイトル 作者 場所 時刻 登場人物 251 AFTER_THE_PERIOD(前編)(中編)(後編) ◆6YD2p5BHYs マップ外/サザンクロス内 昼 パピヨン、暗闇大使、ジゴクロイド、カマキロイド、カニロイド 252 人の瞳が背中についていない理由は(中編)(後編) ◆KaixaRMBIU エリア外 サザンクロス内部 日中 服部平次、赤木しげる、ジョセフ・ジョースター、葉隠覚悟、村雨良、桂ヒナギク、柊かがみ、才賀エレオノール、愚地独歩 253 虎! 虎! 虎!この身は我が組織のために ◆KaixaRMBIU エリア外 サザンクロス内部 日中 パピヨン、アレキサンドリア・パワード、三影英介、ジュクの秀、暗闇大使、大首領、葉隠四郎 254 真・仮面ライダー ~決着~(後編) ◆KaixaRMBIU マップ外/サザンクロス内 日中 村雨良、柊...
  • 第151話~第200話
    本編SS投下順 第151話~第200話 話数 タイトル 作者 場所 時刻 登場人物 151 小さな死 ~ La Petite Mort ~ ◆6YD2p5BHYs F-3 民家の中 夕方 津村斗貴子 152 【裏】貴重な貴重なサービスシーン ◆1qmjaShGfE D-2 駅前 午後 パピヨン、泉こなた、シェリス・アジャーニ 153 一歩進んで ◆WXWUmT8KJE G-8 ボウリング場前 夕方 ジョセフ・ジョースター、柊かがみ 154 新しい夜が来た、闘争の夜だ ◆uiAEn7XS/. A-8 変電所周辺 夕方 アーカード 155 万事屋銀ちゃんの店仕舞(後編) ◆1qmjaShGfE F-4 病院 F-5 北西 F-5 ビルの瓦礫の下 夕方 志村新八、神楽、吉良吉影、江戸川コナン、ルイズ、シアーハートアタック 156 コドクノテイギ ◆YbPobpq0XY D-5 総合体育館 夕...
  • 襲来!蝶男の帝王舞(後編)
    襲来!蝶男の帝王舞(後編) ◆WXWUmT8KJE  クルーザーの排気音が唸ると同時に、前輪を上げてウィリー状のままヘルダイバーへと迫る。  鉄槌のごとく振り下ろされた前輪を、ヘルダイバーは潜り抜けて、クルーザーはコンクリートを粉々に砕いた。  クルーザーの持ち主、ZXは余裕で回避するパピヨンを歯噛みしながら睨みつける。  視線を受けたパピヨンはピューッと、口笛を吹いた。  パピヨンはそのまま勢いを増すヘルダイバーで雑居ビルの壁を走る。その後をクルーザーは追いかける。  ヘルダイバーがビルの壁の端に達して、宙へと舞う。そこに、雷鳴のごとくバイクの排気音が響いた。  刹那、ヘルダイバーにクルーザーが迫る。白い巨体で吹き飛ばすつもりなのだ。  単純にして強い。  シンプルな攻撃に、ヘルダイバーが捉えられた。 「武装錬金」  パピヨンが呟くと同時に、...
  • 蜘蛛の糸~キラキラと輝くもの(後編)
    蜘蛛の糸~キラキラと輝くもの(後編) ◆MANGA/k/d.  こなたは言う。  「パピヨンはパピヨンだ」  あいつとは違う。  パピヨンは言う。  「今日今まででお前に見せた俺も、紛れも無く蝶人パピヨンたる俺自身の姿だ」  あいつとは違う。  それは事実だ。  それでも。  同じだ。  耳元で、囁かれる。  『私と君の、何が違う? 私は石仮面の力で人を辞め、人を越えた吸血鬼となり、欲望のままに人の血を飲み、意のままに支配する。  君も又、自らの意志で人を辞め、練金の力で人を喰らうホムンクルスとなり、欲望のまま人を喰らい、ホムンクルスを生み出し支配する。  何が違う? 君と私の、何が違う?  私たちは同類だ。人を越えた存在だ。  殺し、喰らい、破壊する。人を越えた化け物。  何が違う?』  違わない。  詳細名簿に書...
  • 第5回放送までの死亡者
    第5回放送までの死亡者 死因 時間 被害者 加害者 死亡場所 死亡作品 死因 深夜 泉こなた 川田章吾 C-4学校 215 交差する運命 射殺 深夜 津村斗貴子 蝶野攻爵(間接) A-3 219 求めはしない 救いはしない 未来(あす)に望むものは―― 首輪爆発 深夜 神楽 範馬勇次郎 F-3中央部 河原 222 夜兎と範馬(後編) 撲殺 黎明 ケンシロウ ジグマール エリア外 228 進化(後編) 首輪爆発 黎明 ジグマール 自爆 D-3西部 228 進化(後編) 首輪爆発 黎明 劉鳳 ラオウ D-1神社 230 Reckless fire 撲殺 早朝 江戸川コナン 範馬勇次郎 F-3 231 悪鬼 顎破壊 早朝 ラオウ 劉鳳 E-2 中央部 233 決戦(後編) 斬殺 早朝 範馬勇次郎 村雨良 E-2 中央部 233 決戦(完結編) 失血 早朝 川田章吾 蝶野攻爵 C-4 学校 ...
  • 人形の名を名乗った娘(後編)
    人形の名を名乗った娘(後編) ◆9igSMi5T1Q 【エレオノール編】  消防車を運転しながらエレオノールは、自分の頭が澄み渡っていくのを感じた。  古井戸での記憶が、今まで以上にエレオノールの人形認識を加速させている。 「先生、あなたのおかげで私は本当に目指すものを見つけることが出来ました」  この街に来てから、まだ一日も経っていないが、エレオノールは既に数回目的を変更している。  今にして思えば、目的が何度も変わってしまったのはギイの言う自分の役割を見つけていなかったからだ。  だが、もう違う。  暗いイドの底から、エレオノールの意識にははっきりとした目的が浮かんできている。  ふと、消防車から外を見る。  平均的な日本の家々が並ぶ。  地上8階程のビルや、ごく普通のビデオショップ。  日本での生活が長いエレオノール...
  • 真・仮面ライダー ~決着~(後編)
    真・仮面ライダー ~決着~(後編) ◆KaixaRMBIU 「超電ドリルキックにも劣らぬの威力だ……。だが、俺はストロンガーのその技に耐えたことがある。 一発程度、どうということはない」 「なら……何度でも打ち込むまでだ!」 「そう簡単に叶うと思うなよ! キサマのZXキックが来る前に、俺が捻じ伏せてやる!」  心底楽しそうに、シャドウが告げた。ZXは戦いを続ければ続けるほど、強くなっていっている。  こちらに来る前に、プログラムに参加させられたことも影響しているだろう。  強敵と戦い、負ければ負けるほど、立ち上がって強くなる。  それがシャドウの知る仮面ライダーだ。シャドウの知るストロンガーだ。  ZXも彼らと変わらず、仮面ライダーである事実にシャドウの心が躍る。  ストロンガーの後輩が、ストロンガーに実力で追いつこうとしている。  この戦いのためにこそ、自分が...
  • 交差する運命(後編)
    交差する運命(後編)◆1qmjaShGfE これが逃げ道を塞ぐ手だと見切った赤木は、今度は校舎内を走り回りながら校舎裏へと向かって逃げていた。 斗貴子の怒りに任せた初撃、これさえかわせば斗貴子は体勢を崩すはず。 それを何とか成し遂げた赤木は、既に失ったモーターギアにて反撃する素振りを見せながら逃げ回る。 何故それを使わないのか? そう斗貴子が一瞬でも思ったのなら、それは持っているのと同じぐらい効果的な行為となる。 以前に出会った時と違って、随分と落ち着きを取り戻している。 ならばこそ、この策が通用する。 あの時のように衝動のみで猛然と襲いかかられていたら、あっという間に殺されていただろう。 時間さえ稼げば覚悟が狙撃手をしとめて戻ってくる。 よしんばそれが何らかの問題が発生して出来なくなったとしても、今の赤木には増援のアテが幾つかあったのだ。 だ...
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