女「どうしたの、男くん?こんなところに呼びだして」
男「女さん、僕と…僕と付き合ってください!!」
女「…はい、よろこんで」
男「ほっ、本当ですか!?」
女「はい、もちろんです。…それで、挙式はいつにしましょうか」
男「それは気が早すぎじゃないかな」
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女「今日は楽しかったね」
男「気が早いよ、女さん。…デートはこれからじゃないか」
女「それもそうでしたね」
男「それで、今日はまずどこ行こうか?女さんの行きたいところに連れてってあげるよ」
女「ホテルがいいな」
男「僕たちキスもまだですよ」
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女「ごめーん、男くん待ったでしょ?」
男「ううん、今来たとこ。でも珍しいね、女さんが時間ぎりぎりに来るなんて」
女「それよりー。ねえ男くん、手出して」
男「?」
女「はい、プレゼント」
男「これは?」
女「バレンタインチョコ。どう?手作りなんだー」
男「気持ちは嬉しいけどさ、まだ10月だよ」
女「私は気にしないよ」
男「僕が気にします。…ところでさ、なんか手触りが変なんだけど…いつ作ったのこれ」
女「さっきだよ。もう完成が待ち遠しくてそのまま持ってきちゃった」
男「せめて冷まそうよ」
最終更新:2009年12月07日 08:04