ある若者は言った。

「俺のジイちゃん国士無双を創ったのさ」と。


これはその昔、まだ麻雀の役に国士無双が無かった時代の話である…。


「么九牌を1種類ずつ揃えたら凄くないか!?」

その言葉は人々を動かすには足らなかった

しかし人々の心の中に根付いてはいた。


あれから幾年が過ぎただろうか…。

麻雀の役の中にはしっかりと国士無双の姿があった。


ある若者は言った。

「俺のジイちゃん国士無双を創ったのさ」と。
最終更新:2012年03月17日 01:53