コーナーの紹介


読者参加型コーナー

きくちゃんどんちゃんごきげんファミコン(スーパーファミコン)

1988年7号から開始された読者参加型レース企画。
タイトルは当時放送されていたテレビ番組「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」より。
きくちゃん、とはイラスト担当の菊池晃弘、どんちゃん、とは文章・ネタ選定担当の井沢寛のこと。
誌名がマル勝ファミコンからマル勝スーパーファミコンへ変更になったときに
コーナー名もごきげんスーパーファミコンへと変更された。

投稿者より送られてくる、いわゆる「ネタ」を掲載し、それに対してポイントを与えて
一定期間内に50ポイントを達成すれば優勝(コーナー内での呼び名は「帝王」)という、
典型的な読者参加型レース企画であった。

1993年8号をもって終了。
5年にわたる長期連載であり、マル勝の中でも屈指の人気コーナーであった。
真相は定かではないが、
他誌に「マル勝の見所はGSFC(ごきげんスーパーファミコンの略称)」と書かれたという噂が立つほど。

パーソナリティの2人はもともと週刊少年ジャンプの当時の読者コーナー、ジャンプ放送局を担当していた
さくまあきらの元で働いており、井沢にいたってはジャンプ放送局の元・投稿者である。
2007年12月現在、この2人は週刊少年ジャンプの現在の読者コーナー、ジャンプ魂を担当している。

マルカツ紅連隊

きくちゃんどんちゃんごきげんスーパーファミコンに代わって始まった読者参加コーナー。
イラストはアベタケル。文章やネタ選定の担当者は不明。

ごきげんスーパーファミコンと同じく
ネタを投稿して50ポイント獲得したものが優勝という読者レース形式であり、、
基本的には投稿コーナー名とキャラクターがごきげん~から変わっただけである。
しかし、カラーページになったため絵ネタなどをカラーで載せられるようになった、
優勝者には商品以外に「自分で考えた投稿コーナー」を作る権利が与えられる等の特色があった。

拳法をモチーフにしており、
進行役のキャラクター達はすべて憲法の使い手であり、
投稿者も獲得ポイントに応じて初段、二段とランク付けされていった。
優勝者は師範。
また、つまらないネタには「鉄ゲタ」として-1ポイントを与え、
マイナス王には本物の鉄ゲタが送りつけられた。

95年12号からは白黒ページとなり、
21号で新レギュラーキャラを読者から募集などを行い活性化を図ったものの、
ゲーム少年への雑誌名変更に伴い終了。
そのため募集された新キャラはわずか数回しか出番がなかった。

VICTORY GATE(V GATE)

特定のゲームメーカーから発売されたソフトに対する
イラスト、感想などの投稿を掲載するコーナー。

ファイナルファンタジーおよび旧スクウェアから発売されたソフトに対する
投稿を取り扱う「FF Dream」の他、
ドラゴンクエストシリーズを扱う「ドラクエワンダーランド」、
本誌連載漫画をゲーム化したものである摩陀羅シリーズへの投稿を扱う他、
ゲーム製作の裏話等を掲載していた「摩陀羅2製作日記」、
本誌の同名読者参加RPG企画をゲーム化したダブルムーン伝説のイラストや、
ゲーム中のアイテム捜索コンテスト等の企画を掲載していた「ダブルムーンネットワーク」、
女神転生シリーズを扱う「めがてんサバトの会」、
カプコンの作品全般を扱う「カプコンファイターズサロン」、
そして上記以外のメーカーから発売されたソフト全てに対する投稿を受け付ける「Vカンパニー」
等のコーナーが次々に誕生・終了していった。

1995年11号をもって終了。

それ以外のコーナー

新作ソフトレビュー(新作ソフト体温計、ヒートアップレビュー、Game Hyokerなど)

発売直前の新作ソフトに3~4名のレビュアーが点数を付けるという、
ゲーム雑誌には付き物のコーナー。
時期によりコーナー名は様々。

特色として、グラフィック・操作性・音楽などの項目別に評価が設けられていることが多く、
点数制ではなくレーダーチャートで評価を行っていた時期もある。
また、最後に読者からのお勧めソフトを紹介するミニコーナーも設けられていた。

THE HIT CHART(マル勝ゲームランキングBOX)

ソフトの売り上げ、読者人気、前評判のランキングを掲載する
ゲーム雑誌に付き物のコーナー。
誌名がゲーム少年に変更になった際、
コーナー名もマル勝ゲームランキングBOXへと変わった。

集計対象のハードはFC、SFC、GB、バーチャルボーイ。
ゲーム少年ではさらにプレイステーションとセガサターンが追加され、
ハードシェアや攻略本の売り上げも記載されるようになった。

ウラワザハイパーマーケット

読者から投稿された、バグ・隠しコマンド等の「裏技」を紹介するコーナー。
掲載された裏技は5段階で評価され、投稿者にはテレカやおもちゃ券、図書券などがプレゼントされた。
また、掲載された裏技は1年毎にまとめられ、「ウラワザ大宝典」として本誌の付録になっていた。

ゲーム少年への誌名変更の際に名称変更のなかった数少ないコーナーでもある。
一時期、「ウラ名士や」「ぶとーは」などの4コマ漫画がコーナーの最後に掲載されていた。

ゲーム関連情報紹介(THE ISLAND OF DREAMS、飯田橋通信、どすこい曙橋、ネタ・クルゼ、マル勝情報局など)

ゲームソフトのサウンドトラックやOVA作品、実写映画や周辺機器などの、
ゲームソフトそのものではないがゲームに関連の深い情報を紹介するコーナー。
それ以外にも、角川書店の出版物も数多く紹介されていた。

コーナー名は時期により様々だが、編集部の存在する地名にちなんだものが多い。
ちなみにネタ・クルゼは編集部が引っ越した際、近くに野田クルゼがあったことから命名された。
このことは誌末の4コマでネタにされていた。

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最終更新:2024年01月12日 13:38