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紫煙荘

柴を焚いて立ち上る煙、紫煙。差し込む陽光に絡む紫煙の動き。
幼少時代、田舎の囲炉裏端で立ち昇る煙が懐かしい記憶、憧れは囲炉裏小屋を作ろうというところまで飛躍した。
山小屋の横の空き地に自作の小屋を建てる計画。横4メートル縦5メートルぐらいのスペースの囲炉裏小屋。
もう早、10年も前の事である。
親父も生きていた頃、二人で相談して、生木の松を傾斜のある土地に床の柱として10本ばかり打ち込み、水平を
出して基礎の土台にするところから始めた。
都合で一人でも材木を建てて作業することが可能にするには、5センチ角の材料で壁を造作して、柱を立てない
工法を考えた。壁で強度を確保するやり方であった。壁が出来て、屋根は最後の施工になった。
柴を焚く、この一点が譲れなかったので、囲炉裏の上は、開閉式の小さな天窓を設置した。またこの開閉式の天窓の
アルミサッシは、10万以上もした。ぼったくりだと感じたが、それしか思い浮かばなかった。
今なら、手製の可動式木製の開閉天窓を塗装で固めて、メンテナンスだけコマ目にすれば利用は可能と思う。
欠点は、天窓からの雨もり、いろいろ試したが大雨の時は、雨の逆流を防ぐことが出来ていない。
柴を焚いて自在かぎに鉄鍋をひっかけて、具だくさんの煮鍋をした感激は鮮明である。
紫煙の立ち昇り、他の者にはけむたいから、ひんしゅくものであり、今は木炭で妥協している。
紫煙、高校時代近くにあった喫茶店、紫煙荘にあやかって、この囲炉裏小屋の名前は、紫煙荘と名付けている。 

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最終更新:2009年04月16日 10:01