詳細にマッチムーブプロセスを記述する前に、ユーザインタフェース概要を説明します。
各々の要素に関する詳細は、参照セクションで見つかることができます。
SynthEyesは2つのデフォルト配色、ライトバージョン(図参照)とダークバージョンがあります。
ライトバージョンは一般にOSにデフォルト(PCとMacで異なります)に合うものを見つけます。
明るいオフィススタイルの環境を目的とします。
ダークのユーザインタフェースカラーはCombustion、Fusion、Shakeその他のようなプログラムにマッチします。
それらはより暗いスタジオ環境で使われるように設計されています。
配色を変えるために、Edit/Reset(編集/リセット)初期設定メニュー項目を選んでください。
もしインターフェースの配色を変更したいと思ったならば、ほぼ全てのインターフェースの配色を個別に変更することも可能です。
例えば、緑色の画像を扱う際には、デフォルトのトレース色を緑から青に変えることもできます。
詳細については、Keeping Track of the Trackers(トラッカーのトラック保持)を参照して下さい。
ツールバーは、アプリケーションの上部を横切っています。通常のWindowsアイコン、コントロールパネル全体とビューポートコントロールを含みます。
SynthEyesは、完全なUndo(アンドゥ:元に戻す)とRedo(リドゥ:やり直し)をサポートしています。
右の3つのボタンは、[[Customer Care Center>Customer Care Features and Automatic Update ]]機能(カスタマーケアセンター機能:メッセージやアップグレードなど)を制御します。
いつでも、ツールバーボタンまたはメニュー項目を選択すれば、コントロールパネルがコントロールパネル領域に表示されます。
コントロールパネルは、Window/Floating Panelメニュー項目にで浮かせることができます。
どんなビューポートででもコントロールパネルを使用することができます。
どんな時ででも、1台のカメラまたは動的オブジェクトが、Active(アクティブ)になっています。カメラとオブジェクトのリストは、Shotメニューに表示されます;
Shotメニューはツールバーのビューポート選択リストの右ボタンです。
アクティブなものはチェックされます。
アクティブオブジェクト(ムービングオブジェクトまたはカメラ)はCameraビューで表示されるショットを持ちます、そして、そのトラッカーは可視で、編集可能です。
ショットのアクティブオブジェクトまたは全てのオブジェクトはエクスポーターでエクスポートされます。
トラッカー、物、メッシュ物、カメラ、光線は全て選択できます。
それらの上で、または、3-D panel(3Dパネル)
パースペクティブウインドウではシングルメッシュオブジェクトをEditMesh(メッシュの編集)として選択できます。
その側面と頂点が露出して、編集をできます。
動的オブジェクトはアクティブにできるが選択できない点に注意してください。
同様に、メッシュオブジェクトは選択できるが、編集できません。
Window/Floating Camera(ウィンドウ/カメラを浮動にする)でカメラビューを浮動状態に出来ます。
例えば、2番目のモニタを動かすことができます。
これは、通常のカメラビューに含まれており、全てのビューレイアウトでカメラビューが空になります。
4画面視点表示よりも、とても便利です。
Mac OS X Tip:(Mac OSでの秘訣)
カメラビュー上で、コントロールパネルを使用し、カメラビューとコントロールパネルを浮動状態にし、次にカメラビューのタイトルバーをクリックすると、コントロールパネルは、OS Xで動き、カメラビューの下に隠れます。
Un-float(浮動状態にしない)とre-float(浮動状態にする)コマンドを見て下さい。
これは、滅多に使用しません。
Play Bar(プレイバー)はコントロールパネルのTOPに現れて、フレーム数表示と同様に、普通のPLAY
デフォルトではフレームは0から数えられます。
高解像度モニタでは、preferences panel(プリファレンスパネル)の設定で、ツールバーにプレイバーを移行させることが出来ます。
これは、普段からFloat Many Panels(フロートメニイパネル)モードを使用している場合は、特に役立つでしょう。
また、Window/Float Playbar(ウィンドウ/フロートツールバー)メニューアイテムを使用して、プレイバー自身をフロート状態にすることも出来ます。
メインディスプレイエリアは、一つのビューポート(例えばTopまたはCamera View)で表示できます。
または4画面表示のようなレイアウト枠で区切った複数のビューポートを示すことができます。
SynthEyesは、いくつかの異なる座標系調整(例えばZ-UP、Y-UP、Y up left-handed)のどれでも動作可能です。
座標軸セッティングは、Edit/Scene Settingsで設定されます;デフォルトセッティングは、Edit Preferences(初期設定編集)で設定されます。
ビューポートは、 赤X 、 緑Y 、 青Z
軸は、スクリーンの平面で外にあり、t(towards)、あるいはa(away)とラベルされています。
たとえば、Z-upモードのTop~ビューでは、Z軸は、Ztとラベル分類されます。
座標系セッティングを変えるとき、SynthEyesは自動的にシーンとユーザインタフェースを調節します。
点がZ-upモードで(X,Y,Z) =(0,0,10)ならばY-upモードに変えると、点は(0,10,0)になります。
事実上、SynthEyesはビューを各々の方向から保護します:
あなたが座標系セッティングを変えてもTop、Front、Left、その他、各方向からのビューは決して変わりません。
従って、好きなときにいつでも、シーン座標軸セッティングを変えることができます。
そして、エクスポートは対象アプリケーションにマッチするようになります。
レイアウトは一つ以上のビューポートから成り、同時に示されます。
ツールバーの上でドロップダウンリストでレイアウトを選んでください。
Windowメニューからレイアウトマネージャとレイアウトを修正してください。
多くのビューポートタイプは、一度だけ特定のレイアウトに現れることができます:
1つのレイアウトで2つのトラッカーグラフビューポートを持つことはできません。
Spinners(スピナー)
急速な数字の増減を行うためには、スピナーを上、あるいは下向きにドラッグし、少しずつ増減させたい場合には、矢印をクリックして下さい。
スピナーによっては、赤いアウトラインのフレームを表示しているものもあります。
キーを削除するか、リセットしてスピナーをデフォルトに戻すか、右クリックすることで、数値を初期値に戻すことが出来ます。
Tooltips(ツールチップス)は、マウスをアイテムの上に乗せてしばらくすると表示されるヘルプ表示用の小さな箱状のテキストボックスのことです。
トラッカーとオブジェクト名を特定するために、ビューポート上で、制御方法についての機能を説明するtooltips(ツールチップス)があります。
トラッカーのtooltips(ツールチップス)には、自動的に生成しているトラッカー( グレー表示 )か、管理中のトラッカー( 金色表示 )の2種類があります。
いくつかのマウス操作では、ウィンドウ全体の下部にあるstatus line(ステータスライン:状況表示行)に、マウスがどのウィンドウにいるかや、ドラッグ中であるかどうかなど、現在のマウスの情報を表示します。
例えば、カメラビューを見るとき、相対的にズームさせたとして、3Dビューポートが画面を徐々に拡大しているときに、3Dユニットのビューポートでの幅と高さを見ることが出来ます。
reference(リファレンス)で詳しく説明されていますが、キーボードアクセラレータが使用可能です。
Edit/Edit Keyboard Map(編集/キーボードマップを編集)を選ぶと、キーボードマネージャーから、キーボードアクセラレーターを変更出来ます。
誤ってトラッカーを破損することがあるので、カメラビューのトラッカー関連コマンド内でだけ使用するように、注意が必要です。
また、Windowsでは、終了時に使用するALT+F(ファイル)+X(終了)などのメニューバーで動作する全てのWindowsのALTと連動するアクセラレーションが可能です。
Shot/Edit Shot(ショット/ショットの編集)の項目では、メインメニューのShotの中のEdit Shotメニューアイテムについて説明しています。
ビューポートの中でマウスの右ボタンをクリックするときに現れる右クリックメニューを見てみて下さい。
メニューは、クリックしたビューポートの上に表示されている筈です。
これは、もし何か定義をする場合には、メニューは、メニューアイテムのキーボードと同じくなることを示しています。
トラッキング作業では、手と手首を酷使するので、定期的に休憩を挟むようにして下さい。
隠れた補助機能として、Click-on/Click-off Mode(クリック・オン/クリック・オフモード)があります(これによって、通常のドラッグをクリック・オン/移動/クリックオフといった動作にモード変更することが出来ます)。
このモードでは、多くのマウスボタンは押す必要がなくなるので、このモードに移行することで、緊張が多少緩和されるのではないかと思います(ただし、これは我々の認識であり、医師の保証を伴うものではありません)。
Click-on/Click-off Mode(クリック・オン/クリック・オフモード)のプリファレンスを設定して、ウィンドウメニューから、断続的に切り替えることが出来ます。
Click-on/Click-off Mode(クリック・オン/クリック・オフモード)は、カメラビュー、ミニトラッカービュー、3Dビューポート、パースペクティブウィンドウ、スピナーに対して、左及び中ボタンで影響します(右クリックは影響しません)。
これは、他のシナリオに変えても、余計なクリックをせずに、引き継がれます。
SynthEyesは、スクリプト言語が使えます。
Sizzle(シズル)を使用したSizzle(シズル)スクリプトによって、入出力やツールの機能追加を行うことを可能にしています。
自身(や自分のスタジオ)の用途に合わせて、スクリプトを追加していくことが出来ます。
入力に関しては、File/Importers(ファイル/入力)メニュー、出力に関してはFile/Exporters(ファイル/出力)メニュー、ツールスクリプトは、Script(スクリプト)メニューで見ることが出来ます。
これらスクリプトは、マシン内の2つの場所に保存されます。
それは、全てのユーザーのためのセントラルフォルダ及び、自身のパーソナルフォルダです。
スクリプトメニューの先頭の2つのメニューアイテムから、素早くどちらのフォルダも開けられるでしょう。
これによって、サブメニュー構造を発生させて、フォルダ構造をメニューに反映させます。
素早く組み込みたいスクリプトを見つけて、標準のシステムスクリプトと区別し、パーソナルエリアに“My Scripts”(マイ・スクリプト)フォルダを作成し、自分のスクリプト全てを、その領域に置くことが出来ます。
同じように、スタジオでは、共有されたスクリプトフォルダに“Our Shared Scripts”(自分たちの共有スクリプト)フォルダを作ることも出来ます。