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雑多なまとめ/TypeZにWindows10の64bit版をインストしてみる - (2015/09/02 (水) 10:16:14) の最新版との変更点
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&topicpath()&aname(top)
#divclass(pageTitle){TypeZ(Z90S)にWindows10の64bit版をインストしてみる}
**目次
#contents_line(level=3,sep= / )
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
**はじめに
***目的
-ネット閲覧に使用しているVAIO Type Z (Z90S)のWindows 8.1の64ビット版に、無料でアップグレードできるWindows10の64ビット版をインストできるか
-目的はWindows8.1から無償アップグレードを利用して、Windows10をクリーンインストールすること
-VGN-Z90NS、VGN-Z90FS、VGN-Z90PS、VGN-Z90S、VGN-Z90USでも可能と思われる
-Type ZのVista 32ビットにWindows8の64ビット版をインストールしてみた記事はこちらから アップデートの方法は基本同じなのと、こちらのページの記述は最小限なので、まずはこちらを見て確認することをお勧めします。[[雑多なまとめ/TypeZにWindows8の64bit版をインストしてみる]]
***お約束
-完全に自己責任で
-ここに書いてあることを試して失敗しても責任は負いません
***現在の問題点
-スタミナモード、IEで、Googleドライブを開くと頻繁にデバイスドライバーのフリーズになる現象がありますが、自分だけかもしれません。パワーモードにするとエラーがないのでグラフィクス関連の問題だと思います。
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
**実施手順
***準備
****Windows10のインストールメディアの作成
-クリーンインストする場合は必須
-https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10 より64ビット版をダウンロードする
-指示に従って、USBメモリかDVD-Rにインストールメディアを作成する
-Z90SはUSBブートが可能なので、USBメモリが速くておすすめ
-32ビット版だとSetup実行時にバージョンが違うと言われてはじかれる可能性あり
-無償アップデートの予約をしており、さらにアップデート可能状態になっている人は作る必要が無いが、クリーンインストするにはメディアの作成が必要。
-無償アップデートの予約を利用したほうが、パソコンに必要なデバイスドライバも事前ダウンロードされるので失敗が少ない(デバイスをあとから自分で登録する必要が少ない)との噂もある
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
****BIOSを最新のものに
-BIOSを新しいものにしておく必要あり
-BIOSが最新でないとスタミナモードとパワーモードの変更ができない可能性がある
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
****BIOSのブート優先順位を変更しておく
-USB(External)をHDDより優先度を高くしておく。
--F5とF6キーで優先度の順番の入れ替えが可能
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
****32ビット版の人
-たぶん32ビット版からは32ビット版しかインストールできないので、もし32ビットから64ビットに変更したい場合は、いちどWindows7か8の64ビット版をインストした状態でプロダクトキーを入力し認証させ、それからupgradeする必要があるはず。
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
****インストールの流れ
-Windows8.1を起動した状態でWindows10をアップグレードインストールする
-アップグレードインストールするのは、マイクロソフトのWindows認証サーバに、現在の機器の構成を記憶させるため。こうして記憶させることで、後にWindows10をクリーンインストール時に認証を回避(プロダクトキーの入力の回避)ができるようになる
-Windows10がインストールされたら、USBメモリからブートしHDDのパーティションを削除またはフォーマットし、そこにインストールする。これがクリーンインストール
--一度、アップグレードして認証されていれば次からはUSBメモリブートからのクリーンインストだけでok
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
***インストール
****インストール方法
-インストール前にモードをスタミナに戻しておくこと
-USBメモリにインストールメディアを作成した場合はUSBメモリからsetupを実行するインストールが始まる
--DVDに作成した人はDVDのsetupを実行
--Windows10の無償アップグレードのお知らせに登録し、更新可能の表示になっている場合は、そちらからアップグレードインストールしてもかまわない
-アップグレードが終わったら認証情報を確かめて、ちゃんと認証済みになっていることを確認すること
-設定が終わったらクリーンインストの開始
-USBメモリからsetupを実行した人は再起動のタイミングでUSBメモリを抜く必要がある可能性がある。本来はHDDにコピーしたシステムが起動するはずが、USBメモリのほうで起動してしまうため。HDDからのブートかUSBメモリのものが起動されたしまったのかはちゃんと確かめて、もしUSBメモリから再びブートされインストール画面が立ち上がってしまった場合には、USBメモリを抜いた上で再起動をかけよう。そうするとHDDにコピーされた内容でブートする。
-USBメモリをUSBに指して再起動する。BIOSの設定でEXTERNAL DRIVEの起動ドライブの優先順位を一番上にしておく(F5、F6キーで移動可能)。External→OpticalDrive→HDDの順番が望ましい
-再起動するとUSBメモリからWindows10のsetupが自動実行されるので、新規インストールを選択し、もともとWindowsがインストされていたパーティションを削除→新規作成する。そうするとCドライブの内容は完全に消去される。間違ったドライブを指定するとそこに保存したデータがすべて消えてしまうので注意
-あとは普通にインストールするだけ
-USBメモリから実行した人は再起動のタイミングでUSBメモリを抜く必要がある可能性がある。本来はHDDにコピーしたシステムが起動するはずが、USBメモリのほうで起動してしまうため。HDDからのブートかUSBメモリのものが起動されたしまったのかはちゃんと確かめて、もしUSBメモリから再びブートされインストール画面が立ち上がってしまった場合には、USBメモリを抜いた上で再起動をかけよう。そうするとHDDにコピーされた内容でブートする。
-プロダクトキーを求められたらスキップする。最初にupgradeインストールして認証サーバに機器構成情報を登録しておけば、勝手に認証されるので問題なし。だから、いきなりクリーンインストールせずにまずはupgradeインストールして、その後にクリーンインストールするようにする。
-何もしなくても画面は表示され、タッチパッドも利用でき(タッチパッドの端を利用したスクロールは利用不可)、ネットも利用できます
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
****インストール直後
-初期状態でびっくりマーク付きのデバイスは4つ(自分のはHDD、DVDで、SIMカード、カメラ、指紋認証、ワンセグ無し)
--SDホストアダプタ-SDA標準準拠SDカードホストコントローラー
--ディスプレイアダプタ-Microsoft基本ディスプレイアダプタ
--不明なデバイス-基本システムデバイス
--不明なデバイス-不明なデバイス
-初期状態でネット接続、DVDプレーヤー、ポインティングデバイス(スクロールは不可)、USBも使用可能
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
****ドライバの入手方法
-ダウンロード元
--最新bios
---http://vcl.vaio.sony.co.jp/index.html
--各種64ビット版のドライバ
---http://esupport.sony.com/perl/model-home.pl?mdl=VGNZ690&SelectOS=47
-その他のダウンロード先、必要になるかもしれないプログラム等はこちらを参照[[雑多なまとめ/TypeZにWindows8の64bit版をインストしてみる]]
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
****今回インストールしたドライバ
-必要なその他のデバイスドライバやソフトウェアの詳細はこちらを参照[[雑多なまとめ/TypeZにWindows8の64bit版をインストしてみる]]
-ポインティングデバイスの異常(スクロール不可能の問題を解決)
--Alps Pointing Device Driver Release Date 10/08/2009 Version 7.102.505.201 File Size 3.52 MB(Win7 64bit用)をインストールして再起動で直る
-ディスプレイアダプタ-Microsoft基本ディスプレイアダプタ
--スタミナモードでインストールしないとちゃんとインストールできなっぽいのでずっとスタミナにしておくこと
--デバイスドライバをインストールすると!マークが消える。このときMobile Intel 4 Series・・のみがデバイスマネージャに表示されている状態。
--スタミナモードでインストールが完了したらいったんシャットダウン→スピードモードに変更→再起動するとnVidiaのデバイスドライバが自動的にインストールされる。このときMobile Intel 4 Series・・とNVIDIA GeForce 9300M GSの両方がデバイスマネージャに表示されている状態。ただしモード切替は後述する「不明なデバイス」を消すためにインストールする様々なソフトをインストールしないと切り替えできないはずなので、スピードモードに切り替えてnVidiaのデバイスドライバをインストールさせるのは、モードが切り替えられるようになってから実行するのが望ましい。モード切替スイッチのLEDが点灯したら切り替え可能なので切り替えてインストールする。
--!が消えない時は、デバイスマネージャのドライバの更新からコンピュータほ参照してドライバーソフトウェアを検索しますを実行し、探す場所をc:\、サブディレクトリも探すに設定すると勝手に探してインストして!が消えることがある。
-SDホストアダプタ-SDA標準準拠SDカードホストコントローラー
-不明なデバイス-基本システムデバイス
--上記の二つはSDメモリカード関連のドライバ。SDカードドライバ→リコーのドライバの順番でインストールすると消える
--SD Card Driver Release Date 10/12/2009 Version 6.3.2.21 File Size 1.00 MBで消える
--Ricoh® Memory Card Reader/Writer Driverで消える
--!が消えない時は、デバイスマネージャのドライバの更新からコンピュータほ参照してドライバーソフトウェアを検索しますを実行し、探す場所をc:\、サブディレクトリも探すに設定すると勝手に探してインストして!が消えることがある
-不明なデバイス-不明なデバイス
--Sony Shared Library
--VAIO Event Service
--Sony Firmware Extension Parser Device Driver
--上記を上から順番に入れると消える
--これでfnキーを利用した照度の変更等も可能になる
--モード切替スイッチも利用可能
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
***インスト後
****トラブル
#divclass(h6){IE、エッジ利用時にディスプレイドライバがクラッシュする}
#divclass(h7){症状と解決法}
-スタミナモードだとIE利用時にディスプレイドライバがクラッシュする現象が発生(エッジでも発生)
-スタミナモード(intelのオンボードグラフィクス)だと、IEのGPUレンダリングに対応していない模様
-たぶんデバイスドライバが対応していないか、性能的に対応できていないからの模様
-とりあえずIEのGPUレンダリングをオフにしてソフトウェアレンダリングにするとクラッシュを回避できる
-スピードモードでnVidiaを利用している場合はクラッシュしないっぽい
-他の人がみんなクラッシュするのか、自分だけがデバイスドライバのインストに失敗しているのかは不明
#divclass(h7){デバイスドライバに関して}
-まず前提としてVGAの切り替えは、切り替えに対応したnVidiaのVGAのドライバと、IntelのVGAのドライバが必要っぽい
-nVidiaの最新ドライバはバージョン違いとしてインストールができない
-Intelの最新ドライバもインストールできない
--ただし、ドライバの一覧から選択して最新のデバイスドライバをインストールすることができる。その場合、モード切替スイッチのLEDは点灯せずモード切替が不可能になる
-以上から、TypeZ用のIntelドライバ(最も最新の日付が2009/08/22、たぶんnVidiaドライバかチップセットドライバに付属)と、2009/08/22のnVidiaのドライバでしかモード切替ができないと思われる
--IntelのドライバのメーカがnVidiaになっているのは恐らくnVidiaがモード切り替え用にドライバをカスタマイズしたものと思われる
-nVidiaのドライバを無効にするか削除した状態で、IntelのドライバをIntelのサイトからダウンロードした最新のドライバをインストールするとインストールできる。インストールで認識しなかったら、デバイスドライバの一覧からMobile Intel 4 Series Chipset Family(Microsoft Corporation - WDDM 1.1(2013/03/11)を選択してインストールできる。
-もちろんモード切替スイッチは作動しない(LEDが消える)
-最新ドライバではIEのGPUレンダリングを利用してもフリーズしない
-モード切替スイッチを利用したい場合はIEのGPUレンダリングをソフトウェアレンダリングに変更して利用するか、スタミナしか利用しない場合はIEをGPUレンダリングにするといい
-FirefoxやChromeではグラフィクスドライバはクラッシュしないので、IEを利用しないという方法ももちろんアリ
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
****感想
-デバイスドライバと関連ソフトがあれば、それほど問題なくクリーンインストールできる
-クリーンインストール直後でもネット接続、オーディオ、ディスプレイ表示ができるので、後から各種ドライバをダウンロードすることも可能
-モード変更によって使用するグラフィクスが異なるので、それぞれのモードでそれぞれのドライバをインストールする必要あり(intelのほうは自動インストールされるっぽいので、最初はスタミナモードにしてインストし、そのあとにモード変更してnVidiaのドライバをインストールするとよい)
-Win8.1よりはるかにいいね
#right(){&link_anchor(top){▲}&link_anchor(bottom){▼}}
**コメント
- 2009/08/21のintel,NVIDIAの64bitドライバってどこで入手できるのでしょうか?見つかりませんでした・;; -- 名無しさん (2015-08-28 03:10:15)
- nVidiaは上のリンクの海外ソニーのページから。intelはチップセットドライバかnVidiaドライバと一緒になってるようです -- 名無しさん (2015-09-02 10:16:14)
#comment()
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&topicpath()&aname(top)
#divclass(pageTitle){TypeZ(Z90S)にWindows10の64bit版をインストしてみる}
**目次
#contents_line(level=3,sep= / )
**はじめに
***目的
-ネット閲覧に使用しているVAIO Type Z (Z90S)のWindows 8.1の64ビット版に、無料でアップグレードできるWindows10の64ビット版をインストできるか
-目的はWindows8.1から無償アップグレードを利用して、Windows10をクリーンインストールすること
-VGN-Z90NS、VGN-Z90FS、VGN-Z90PS、VGN-Z90S、VGN-Z90USでも可能と思われる
-Type ZのVista 32ビットにWindows8の64ビット版をインストールしてみた記事はこちらから アップデートの方法は基本同じなのと、こちらのページの記述は最小限なので、まずはこちらを見て確認することをお勧めします。[[雑多なまとめ/TypeZにWindows8の64bit版をインストしてみる]]
***お約束
-完全に自己責任で
-ここに書いてあることを試して失敗しても責任は負いません
***現在の問題点
-スタミナモード、IEで、Googleドライブを開くと頻繁にデバイスドライバーのフリーズになる現象がありますが、自分だけかもしれません。パワーモードにするとエラーがないのでグラフィクス関連の問題だと思います。
**実施手順
***準備
****Windows10のインストールメディアの作成
-2015/12/26 Windows10をクリーンインストールする新しいISOが公開されたようです
-https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
-このツールでメディアをつくるとWindows8/7のプロダクトキーでいきなりクリーンインストールできるようです
以下は以前の記事
-クリーンインストする場合は必須
-https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10 より64ビット版をダウンロードする
-指示に従って、USBメモリかDVD-Rにインストールメディアを作成する
-Z90SはUSBブートが可能なので、USBメモリが速くておすすめ
-32ビット版だとSetup実行時にバージョンが違うと言われてはじかれる可能性あり
-無償アップデートの予約をしており、さらにアップデート可能状態になっている人は作る必要が無いが、クリーンインストするにはメディアの作成が必要。
-無償アップデートの予約を利用したほうが、パソコンに必要なデバイスドライバも事前ダウンロードされるので失敗が少ない(デバイスをあとから自分で登録する必要が少ない)との噂もある
****BIOSを最新のものに
-BIOSを新しいものにしておく必要あり
-BIOSが最新でないとスタミナモードとパワーモードの変更ができない可能性がある
****BIOSのブート優先順位を変更しておく
-USB(External)をHDDより優先度を高くしておく。
--F5とF6キーで優先度の順番の入れ替えが可能
****スタミナモードに戻す
-最初にintelドライバを入れ、その後にnVidiaという流れでインストールするとモードの切り替えができるようになる
****32ビット版の人
-2015/12/26 Windows10をクリーンインストールする新しいISOが公開されたようです
-https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
-このツールでメディアをつくるとWindows8/7のプロダクトキーでいきなりクリーンインストールできるようです
-メディアを作るときに32ビット版のインストールメディアを作るのか、64ビット版のメディアを作るのか、それとも両方を作るのか選択できるので、インストールしたいバージョンを選択してインストールメディアを作ります
-通常、Windows7/8を起動した状態からsetup.exeをクリックしてのインストールでは、同じバージョンのものしかインストールできないので、32ビット版に64ビット版をインストールする場合にはクリーンインストールになります。
以下は以前の記事
-たぶん32ビット版からは32ビット版しかインストールできないので、もし32ビットから64ビットに変更したい場合は、いちどWindows7か8の64ビット版をインストした状態でプロダクトキーを入力し認証させ、それからupgradeする必要があるはず。
****いったんWindows10を認証して元に戻したい人
-いま現在のWin7/8で起動ディスクとディスクイメージを作成し、保管します
--戻したいOSで起動ディスクを作成しないと戻せないので注意
--Win10にアップグレードするときに旧OSに戻す機能があるが、失敗報告も多いのでこの作業もしておきます
-作成した起動ディスクは起動しない可能性があるので、ちゃんと起動ディスクから起動し、バックアップしたイメージを選択し回復できるかどうかを確認しておくのが望ましいです
--すべてやる必要はないが、回復する直前までいけるかどうかは試しておきたいです
-HDDをパーティション分けしている場合、その内容もバックアップしましょう
--操作を誤ると勝手にパーティションが消される可能性もあります
-元に戻す場合、更新プログラム等は時間がかかるので必要ありません
-Win7/8のキーを入力する場合、認証が通らない可能性があるが、ネットに接続してキーを入力すると認証されます
-認証されたことを確かめたら起動ディスクからブートして元のOSを回復します
-無償アップグレードユーザの場合、認証したら共有プロダクトキーが登録されるので、これを抜いただけでは無意味です
--PCの情報がマイクロソフトのサーバに送信され、そのPCのみにに認証される仕組みのため
-とりあえずWin10のインストールに使用した(一度でもWin10で認証した)キーという履歴を残せば、今後もアップグレードできる可能性があるので、このようにいったん認証して、元に戻す作業を行います
--ハードウェアが変更になると無効になるという説と、電話認証で回復してくれるという説があり、どうなるかはわからないが、いちど認証を通しておくのがいいと思います
****インストールの流れ
-USBメモリ等にインストールメディアを作成する
-USBメモリからブートしWin10をインストールする
-各種設定やドライバ、WindowsUpdateを行う
-Win7/8のプロダクトキーを利用して認証する
以下は以前の記事
-Windows8.1を起動した状態でWindows10をアップグレードインストールする
-アップグレードインストールするのは、マイクロソフトのWindows認証サーバに、現在の機器の構成を記憶させるため。こうして記憶させることで、後にWindows10をクリーンインストール時に認証を回避(プロダクトキーの入力の回避)ができるようになる
-Windows10がインストールされたら、USBメモリからブートしHDDのパーティションを削除またはフォーマットし、そこにインストールする。これがクリーンインストール
--一度、アップグレードして認証されていれば次からはUSBメモリブートからのクリーンインストだけでok
***インストール
****クリーンインストール方法 2016/06/05の最新版
-Windows10をクリーンインストールする新しいISOが公開されたようです
--https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
--このツールでメディアをつくるとWindows8/7のプロダクトキーでいきなりクリーンインストールできるようです
--なのでクリーンインストールする人はこちらのISOを使っていきなりインストールしたほうが楽です
--こちらだと32bit版から64bit版、またはその逆も簡単にできるようです
-上記のページからUSBメディアにインストールメディアを作成します
-スタミナモードに戻しておくこと
-USBメモリをTypeZに差し込み、TypeZを再起動するとUSBメモリからブートしてインストールできるようになります
--USBメモリからブートするにはBIOSでEXTERNAL DRIVEの起動ドライブの優先順位を一番上にしておく必要があります
-インストールはクリーンインストールの場合は新規インストールを選択し、適時パーティション等を区切り直してください
-ファイルコピーが終わりPCが再起動する段階でUSBメモリを抜く必要があるかもしれません。指しっぱなしだと再びUSBドライブから起動してしまうので、そうなったらUSBを抜いてさらに再起動するとHDD(SSD)からブートしてインストールが進みます。
-プロダクトキーが求められたら、Windows7または8のプロダクトキーを入力して認証します
--後から入力できるので、とりあえずスキップでも大丈夫です
-そのまま進んでいけばインストールは完了
-そのままの状態で画面も表示でき、有線LAN、タッチパッドも使用可能
-その後に各種のドライバをインストする
-お勧めは各種ドライバのインストール→WindowsUpdate→ウィルス対策ソフトの順
****インストール方法 以前に掲載していた記事
-この記事は古い方法ですが参考のために残しておきます
-2015/12/26 Windows10をクリーンインストールする新しいISOが公開されたようです
-https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
-このツールでメディアをつくるとWindows8/7のプロダクトキーでいきなりクリーンインストールできるようです
-なのでクリーンインストールする人はこちらのISOを使っていきなりインストールしたほうが楽です
-指示に従ってUSBメモリなどにインストールメディアを作成する
以下は以前の記事
-インストール前にモードをスタミナに戻しておくこと
-USBメモリにインストールメディアを作成した場合はUSBメモリからsetupを実行するインストールが始まる
--DVDに作成した人はDVDのsetupを実行
--Windows10の無償アップグレードのお知らせに登録し、更新可能の表示になっている場合は、そちらからアップグレードインストールしてもかまわない
-アップグレードが終わったら認証情報を確かめて、ちゃんと認証済みになっていることを確認すること
-設定が終わったらクリーンインストの開始
-USBメモリからsetupを実行した人は再起動のタイミングでUSBメモリを抜く必要がある可能性がある。本来はHDDにコピーしたシステムが起動するはずが、USBメモリのほうで起動してしまうため。HDDからのブートかUSBメモリのものが起動されたしまったのかはちゃんと確かめて、もしUSBメモリから再びブートされインストール画面が立ち上がってしまった場合には、USBメモリを抜いた上で再起動をかけよう。そうするとHDDにコピーされた内容でブートする。
-USBメモリをUSBに指して再起動する。BIOSの設定でEXTERNAL DRIVEの起動ドライブの優先順位を一番上にしておく(F5、F6キーで移動可能)。External→OpticalDrive→HDDの順番が望ましい
-再起動するとUSBメモリからWindows10のsetupが自動実行されるので、新規インストールを選択し、もともとWindowsがインストされていたパーティションを削除→新規作成する。そうするとCドライブの内容は完全に消去される。間違ったドライブを指定するとそこに保存したデータがすべて消えてしまうので注意
-あとは普通にインストールするだけ
-USBメモリから実行した人は再起動のタイミングでUSBメモリを抜く必要がある可能性がある。本来はHDDにコピーしたシステムが起動するはずが、USBメモリのほうで起動してしまうため。HDDからのブートかUSBメモリのものが起動されたしまったのかはちゃんと確かめて、もしUSBメモリから再びブートされインストール画面が立ち上がってしまった場合には、USBメモリを抜いた上で再起動をかけよう。そうするとHDDにコピーされた内容でブートする。
-プロダクトキーを求められたらスキップする。最初にupgradeインストールして認証サーバに機器構成情報を登録しておけば、勝手に認証されるので問題なし。だから、いきなりクリーンインストールせずにまずはupgradeインストールして、その後にクリーンインストールするようにする。
-何もしなくても画面は表示され、タッチパッドも利用でき(タッチパッドの端を利用したスクロールは利用不可)、ネットも利用できます
****インストール直後
-初期状態でびっくりマーク付きのデバイスは4つ(自分のはHDD、DVDで、SIMカード、カメラ、指紋認証、ワンセグ無し)
--SDホストアダプタ-SDA標準準拠SDカードホストコントローラー
--ディスプレイアダプタ-Microsoft基本ディスプレイアダプタ
--不明なデバイス-基本システムデバイス
--不明なデバイス-不明なデバイス
-初期状態でネット接続、DVDプレーヤー、ポインティングデバイス(スクロールは不可)、USBも使用可能
****ドライバの入手方法
-ダウンロード元
--最新bios
---http://vcl.vaio.sony.co.jp/index.html
--各種64ビット版のドライバ
---http://esupport.sony.com/perl/model-home.pl?mdl=VGNZ690&SelectOS=47
-その他のダウンロード先、必要になるかもしれないプログラム等はこちらを参照[[雑多なまとめ/TypeZにWindows8の64bit版をインストしてみる]]
****今回インストールしたドライバ
-必要なその他のデバイスドライバやソフトウェアの詳細はこちらを参照[[雑多なまとめ/TypeZにWindows8の64bit版をインストしてみる]]
-ポインティングデバイスの異常(スクロール不可能の問題を解決)
--Alps Pointing Device Driver Release Date 10/08/2009 Version 7.102.505.201 File Size 3.52 MB(Win7 64bit用)をインストールして再起動で直る
-ディスプレイアダプタ-Microsoft基本ディスプレイアダプタ
--スタミナモードでインストールしないとちゃんとインストールできなっぽいのでずっとスタミナにしておくこと
--デバイスドライバをインストールすると!マークが消える。このときMobile Intel 4 Series・・のみがデバイスマネージャに表示されている状態。
--スタミナモードでインストールが完了したらいったんシャットダウン→スピードモードに変更→再起動するとnVidiaのデバイスドライバが自動的にインストールされる。このときMobile Intel 4 Series・・とNVIDIA GeForce 9300M GSの両方がデバイスマネージャに表示されている状態。ただしモード切替は後述する「不明なデバイス」を消すためにインストールする様々なソフトをインストールしないと切り替えできないはずなので、スピードモードに切り替えてnVidiaのデバイスドライバをインストールさせるのは、モードが切り替えられるようになってから実行するのが望ましい。モード切替スイッチのLEDが点灯したら切り替え可能なので切り替えてインストールする。
--!が消えない時は、デバイスマネージャのドライバの更新からコンピュータほ参照してドライバーソフトウェアを検索しますを実行し、探す場所をc:\、サブディレクトリも探すに設定すると勝手に探してインストして!が消えることがある。
-SDホストアダプタ-SDA標準準拠SDカードホストコントローラー
-不明なデバイス-基本システムデバイス
--上記の二つはSDメモリカード関連のドライバ。SDカードドライバ→リコーのドライバの順番でインストールすると消える
--SD Card Driver Release Date 10/12/2009 Version 6.3.2.21 File Size 1.00 MBで消える
--Ricoh® Memory Card Reader/Writer Driverで消える
--!が消えない時は、デバイスマネージャのドライバの更新からコンピュータほ参照してドライバーソフトウェアを検索しますを実行し、探す場所をc:\、サブディレクトリも探すに設定すると勝手に探してインストして!が消えることがある
-不明なデバイス-不明なデバイス
--Sony Shared Library
--VAIO Event Service
--Sony Firmware Extension Parser Device Driver
--上記を上から順番に入れると消える
--これでfnキーを利用した照度の変更等も可能になる
--モード切替スイッチも利用可能
***インスト後
****トラブル
#divclass(h6){intelのグラフィクスドライバがない、また認識されない}
#divclass(h7){症状と解決法}
-intelのグラフィクスドライバは、intelのチップセットのドライバか、sonyが提供するnVidiaのドライバと一緒にセットになっているよう
-単独では認識せず、sonyのShared Library、Event Service、FirmwareExtensionParserのどれか、または複数をインストールするとグラフィクスドライバが認識されるようだ
-最初は認識されないかもしれないが、とにかくここで提示されているドライバをインストールして、それでも認識しないようであればグラフィクスドライバを再インストするなどして対応しよう
-また複数回の再起動後に認識したり、WindowsUpdateをかけたあと認識されるという話もあるので、根気よく様々なアップデートをためしてみること
-デバイスマネージャからマイクロソフト基本・・のプロパティを開き、ドライバの更新から、c:\を選択してドライブを検索させるようにすると自動的にドライバを検索認識してインストしてくれることがあるようだ。もしどうしてもビックリマークが消えないようなら、c:\全体からドライバを自動検索させてみてほしい
#divclass(h6){デバイスマネージャのビックリマークが消えない}
#divclass(h7){症状と解決法}
-デバイスドライバをインストールしても、デバイスマネージャのビックリマークが消えないことがある
-TypeZは複数のデバイスドライバやコンポーネントが関係しているらしいので、とりあえずはすべてインストールしてみることが重要
-またドライバをインストールしても認識されないことがあるので、デバイスマネージャからドライバの更新を選択してC:\から自動更新させてみよう。そうすると勝手にデバイスドライバを認識してインストールしてくれることがある
-それでもダメならもう一度デバイスドライバをインストールしてみる。中には順番にインストールしなければならないものもあるようだ
-とにかくここで提示したドライバをインストールすればビックリマークはすべて消えるので、根気よくそれぞれ試してみよう
#divclass(h6){IE、エッジ利用時にディスプレイドライバがクラッシュする}
#divclass(h7){症状と解決法}
-スタミナモードだとIE利用時にディスプレイドライバがクラッシュする現象が発生(エッジでも発生)
-スタミナモード(intelのオンボードグラフィクス)だと、IEのGPUレンダリングに対応していない模様
-たぶんデバイスドライバが対応していないか、性能的に対応できていないからの模様
-とりあえずIEのGPUレンダリングをオフにしてソフトウェアレンダリングにするとクラッシュを回避できる
-スピードモードでnVidiaを利用している場合はクラッシュしないっぽい
-他の人がみんなクラッシュするのか、自分だけがデバイスドライバのインストに失敗しているのかは不明
#divclass(h7){デバイスドライバに関して}
-まず前提としてVGAの切り替えは、切り替えに対応したnVidiaのVGAのドライバと、IntelのVGAのドライバが必要っぽい
-nVidiaの最新ドライバはバージョン違いとしてインストールができない
-Intelの最新ドライバもインストールできない
--ただし、ドライバの一覧から選択して最新のデバイスドライバをインストールすることができる。その場合、モード切替スイッチのLEDは点灯せずモード切替が不可能になる
-以上から、TypeZ用のIntelドライバ(最も最新の日付が2009/08/22、たぶんnVidiaドライバかチップセットドライバに付属)と、2009/08/22のnVidiaのドライバでしかモード切替ができないと思われる
--IntelのドライバのメーカがnVidiaになっているのは恐らくnVidiaがモード切り替え用にドライバをカスタマイズしたものと思われる
-nVidiaのドライバを無効にするか削除した状態で、IntelのドライバをIntelのサイトからダウンロードした最新のドライバをインストールするとインストールできる。インストールで認識しなかったら、デバイスドライバの一覧からMobile Intel 4 Series Chipset Family(Microsoft Corporation - WDDM 1.1(2013/03/11)を選択してインストールできる。
-もちろんモード切替スイッチは作動しない(LEDが消える)
-最新ドライバではIEのGPUレンダリングを利用してもフリーズしない
-モード切替スイッチを利用したい場合はIEのGPUレンダリングをソフトウェアレンダリングに変更して利用するか、スタミナしか利用しない場合はIEをGPUレンダリングにするといい
-FirefoxやChromeではグラフィクスドライバはクラッシュしないので、IEを利用しないという方法ももちろんアリ
****感想
-デバイスドライバと関連ソフトがあれば、それほど問題なくクリーンインストールできる
-クリーンインストール直後でもネット接続、オーディオ、ディスプレイ表示ができるので、後から各種ドライバをダウンロードすることも可能
-モード変更によって使用するグラフィクスが異なるので、それぞれのモードでそれぞれのドライバをインストールする必要あり(intelのほうは自動インストールされるっぽいので、最初はスタミナモードにしてインストし、そのあとにモード変更してnVidiaのドライバをインストールするとよい)
-Win8.1よりはるかにいいね
**コメント
- 2009/08/21のintel,NVIDIAの64bitドライバってどこで入手できるのでしょうか?見つかりませんでした・;; -- 名無しさん (2015-08-28 03:10:15)
- nVidiaは上のリンクの海外ソニーのページから。intelはチップセットドライバかnVidiaドライバと一緒になってるようです -- 名無しさん (2015-09-02 10:16:14)
- docomo Wireless WAN(WWAN)が使えなくなってしまった。ドライバどこかに落ちてないでしょうか? -- 名無しさん (2015-11-03 20:26:03)
- うーん、Sony Shared Library、VAIO Event ServiceのSetup.exeを動かすとRuntime Errorになってしまいインストールできないです・・・ -- 名無しさん (2016-01-12 08:45:23)
- Runtime Errorは、インストーラーを格納していたフォルダ名が長すぎただけでした・・・短縮したらインストール出来ました。お騒がせしました。 -- ↑ (2016-01-12 11:59:28)
- 2017年4月のCreators Updateのバージョンアップを試みたところ、NVIDIAの64bitドライバがうまく当たりませんでした。 -- 名無しさん (2017-04-18 18:12:00)
- 確かにcreators updateのあと、NVIDIAのドライバアップデートを入れると、起動しなくなりますね -- 名無しさん (2017-04-22 13:07:31)
- 私のVGN-Z92JSでも,creators updateを適用すると,nVIDIAドライバでは起動しなくなりました・・・OTL -- 名無しさん (2017-06-10 18:31:48)
- VGN-Z91YS(Vista)から直接Win10クリーンインストールしました。BIOSをR4041M3からR4044M3に更新して輝度調整が出来るようになりました。もう一息。。。 -- zaskrx7 (2017-07-17 01:51:31)
- Creators Update適応でnVidiaドライバが「8.15.11.8684」→「21.21.13.4201」に更新されるので起動できなくなります(Winロゴ後にフリーズする。)。この状態でnVidia_v8.5に戻し、nVidia_v21ドライバを削除、OSの設定でドライバ更新拒否しても、なぜか不意にv21がインストールされるて起動できなくなる。妥協策としてはnVidiaのドライバを無効にすれば起動可能です(セーフ起動で無効にする)。ただし、intelドライバ(Mobile Intel(R) 4 Series Express Chipset Family (Microsoft Corporation - WDDM 1.1) v8.15.10.2702またはv21.x)だけになるので、グラボの恩恵は受けられなくなる(VGA出力は可能)。これで、グラボ問題以外のvaio機能は動作OK。ですが、「whea uncorrectable error」のBSoDが頻発する問題を当方では確認しています。 -- くろーと (2017-08-01 00:19:01)
- ↑BSoDの原因はwin10でのドライバの問題かと思っていましたがwin7でも41エラーが頻発したので調査したところ原因が判明しました。「CPUが0.3mm程度ソケットから傾いていた」のが原因でした。気になる方はCPUをソケットにしっかり設置しなおすと直るかもしれません。 CPUはヒートパイプとも接触しているので、ヒートパイプの傾きの微調節も有効です。 -- くろーと (2017-10-15 15:03:59)
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