*きちんとした文章を書こう! ---- せっかくの執筆スレなので、みんなが何かを身につけられればイイナと思い立ち上げました どうせなら有意義な「遊び場」を目指そうぜ的な試みです ※中学時代の「国語便覧」を参考にしています。追記・訂正・つっこみ自由です **執筆に必要な文法知識 ---- ***①「文章」とは それだけで一つの完結した意味のまとまりを表す。最も大きな「ことばの単位」 ***②「段落」とは 長い文章の中での、まとまった内容を表す一区切りのこと 段落の始めは行を改めて、一字さげて書き出すのが普通 ***③「文」とは 一つのまとまった意味を、終わりまで言い表した一続きのことばを文という 原則として言い切りになり、「句点(。)」が付く 感嘆符(!)や疑問符(?)を使うこともある ***さらに「文節」「単語」へと細かくできますが、割愛します **まず失敗しない文章の書き方 ---- ふつうにメモ帳とかwordとかで書く場合を対象にしています こういうのは好みの問題もありますが、とりあえず手元の資料の通りに解説していきます ***①題名 題名は、一ページ目の第二行に、上から三・四文字あけて書く ***②書き出し 本文は、一行あけて書き始める 当然のことですが、最初の一字分をあけてニ文字目から書き始めてください 「 」で始める場合は一文字あけなくてもいいです ***③改行 段落ごとに行をかえて、最初の一文字をあけて書き始めてください 「 」で始める場合は一文字あけなくてもいいです 段落が大きく切れる場合、一行あけてもよい ***④符号 ―― や ・・・・・・ は二字分を使ってください ― とか ・・・・・・・・・ じゃダメです。ここは間違えやすいポイントなので覚えてください 「?」「!」の後ろは一文字あけてください。でも、「がおー! 」とはしないので注意してください (例) 誤「変態!変態!変態!」 正「変態! 変態! 変態!」 ***⑤引用 短い場合は「 」でくくって示す 長文や詩歌の引用は、行を改め、引用文全体を二字分ほど下げて書くとよい **符号の使い方 ---- これも個人の好みで使い方分かれますが、原則的な使い方を並べていきます ***①( ) かっこ 注記・省略に用いる ***②「 」 かぎ ・会話・語句の引用を示すとき ・特に注意を求めようとする語句をはさむとき ***③『 』 ふたえかぎ ・引用文の中に、さらに引用部分が含まれるとき ・書名などを示すとき ***④ ―― 中線(ダッシュ) ・挿入句を示す場合(前と後ろに入れてください) ・( )の代わりや、「つまり」の意に用います ***⑤・・・・・・ 点線 ・文の省略や語句の省略(あとを想像させる) ・会話のとぎれ・無言を表す ***⑥ - = つなぎ線 - 外国語・地名が二語以上になるとき = 外国の人名を現すとき ***⑦ ? 疑問符 問いの表現。しり上がりの抑揚を示す ***⑧ ! 感嘆符 感動・命令・呼びかけ表現。強い語調を示す **会話文の終わりに句点は必要か? ---- 「双葉学園」やライトノベルでは、「 」でくくられた会話文の終わりに句点(。)は必要ありません 「噴水でも作ってみようかと思います。」 とはなりません 「噴水でも作ってみようかと思います」 となります しかし会話文の終わりに句点を付ける事は、間違いではありません 句点を付けるよう習ってきた人だっていると思われます しかし、「双葉学園」やライトノベル執筆においては、「 」でくくられた会話文の終わりに句点は必要ありません &br() &br() &br() &br()