シェアードワールドライトノベル『双葉学園』wiki内検索 / 「【ある前座の夏休みの話をしようと思う】」で検索した結果

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  • 【ある前座の夏休みの話をしようと思う】
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    ...ノ巻 祟られ屋】 【ある前座の夏休みの話をしようと思う】 [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] 凍結ページ 凍結ページ10 凍結ページ11 凍結ページ12 凍結ページ55 凍結ページ58 凍結ページ60 凍結ページ13 凍結ページ14 凍結ページ15 凍結ページ15 凍結ページ16 凍結ページ37 マージナリープリンセスシリーズ ヘンシェル・アーリア 凍結ページ38 凍結ページ39 凍結ページ59 凍結ページ20 凍結ページ17 凍結ページ31 凍結ページ32 凍結ページ49 凍結ページ54 凍結ページ18 凍結ページ33 凍結ページ34 凍結ページ28 凍結ページ29 凍結ページ06 凍結ページ35 凍結ページ36 凍結ページ40 凍結ページ23 凍結ページ57 ...
  • ある前座の話シリーズ
    シリーズ概要 そのシリーズについての簡単な説明。ジャンルとかあらすじとか。 シリーズ作品 【ある前座の話1】 【ある前座の話2】 【ある前座の話3】 【ある前座の話4-1】 【ある前座の話4-2】 【ある前座の話5】 【ある前座の試験前】 タグ:ある前座の話 主な登場人物 作者コメント なにかあればどうぞ ※コメント欄に入力があることで更新一覧が動くことが気に入らない、というご意見を頂いたので ※コメント欄を廃止しました。ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳御座いませんでした。 確認等あればこちらにお願いします -- ・ぜ (2010-02-25 01 45 03) ん~、どうせポーズだと思うから気にしないほうがいいよ -- ・ぜ (2010-02-25 04 13 59) ということで...
  • 【ある夏の日の話をしてみようと思う】
    【ある夏の日の話をしてみようと思う】 ラノで読む  ある夏の日に起きた下着泥棒事件のことを話そうと思う。  発端は下着が盗まれると言う単純明快な事件になるのだろうか。しかし、ことが露見した時が、彼の――インビジブルなんとかさんと呼ばれたラルヴァの終わりの始まりだったのだと思う。  さて、今現在において学園を恐怖の底に陥れた存在として語り継がれる彼の最後を知るものはあまり多くない。しいて言うなら私と久遠さんとアクリスだろうか。もっとも私たちとて彼が“最後にはどうなったか”を詳細に語る事は出来ない。知ることが出来なかったのだ。  何せ彼は、最後までその姿を現すことはなかったのだから。  下着泥棒だのなんだのと言われ、女性の敵、男性の夢と言われたインビジブルなんとかさんではあるのだが、少なくとも私は彼をそこまで悪し様には思っていない。  私のクラスでも被害があったのだ...
  • 【トモダチの話をしてみようと思う】
    ――私の話をしてみようと思う。 私は双葉学園に通う2年生。身長はクラスでも前から数えたほうが早い。 勉強は得意な方で運動は少し苦手。人と接するのはもっと苦手。 ……終わってしまった。 話し始める前はもっといっぱいっぱい話せるかもしれないと思っていたのだけれど、 思い起こせば話せるようなことがないもないことに気が付いてしまった。 ……困った。 嗚呼、そうだ。一つだけ。一つだけあった。私の自慢の、ううん、私の大切なトモダチ。 今日はその話をしてみようと思う。 その前に私の能力について話をしておかなければならないと思う。 私の能力――『共有者』。 他人に私の意思を、感情を、痛みを与える力。 私に他人の意思を、感情を、痛みを伝える力。 この力のおかげで私は、私たちの一族は代々魔女として忌み嫌われてきた。 なんだかこれだけでさっきの説明より長くなってしまったの...
  • 「期末テスト」
    「期末テスト」 テーマ:期末テスト 実施日:3月28日 概要 :期末テストというテーマに沿っていればなんでもあり。 当日はここに投稿された作品についてまったり語るスレを21時から始めます なお、作品の締め切りは20時とします これ以降は何時もと同じように本スレの進行を妨げる為投下はご遠慮ください 間に合わなかった場合は本スレ終了後に投下をお願いします 参加作品 【科学部の暇な昼休み】 【Little bird,Fly away!】 【腹話術師の道具屋】 【期末テストの話をしてみようと思う】 【ある前座の試験前】 【おーじょさまの倉庫番】
  • 【恋の話をしてみようと思う】
    【恋の話をしてみようと思う】 ラノで読む  パタパタと廊下に響く足の音。  カンカンと空に響く階段の音。  誰にも言ったことがないので恥ずかしい限りなのではあるが今現在においてもあの胸の高鳴りを現す他の言葉を見つけることはできない。だから今日はその日のことを話してみようと思う。  いつものことなのだが私の隣の席が空になっていた。この席の主が居なくなるなんてことはよくあることなのだが今回は違った。恐るべきことに朝のHRで先生からのアナウンス。 「よくあることだが欠食児童は休みだ。朝、使いのなんか白いのが必死に説明に来たんだが腹を壊したそうだ。暖かくなってきたからと言ってお前らも古くなったものは食べるなよ」  教室に戦慄が走る。  笑えるものなどいない。いるはずがないのだ。“あの”アクリスが“お腹を壊す”なんて異常事態を。ついでに欠席報告することも異...
  • 作品保管庫さくいん 「あ行~た行」
    作品保管庫 (あ行~た行)  あ行~た行で始まる作品はこちらです。 NPC紹介SS醒徒会(必読!) 委員会(必読!) その他NPCの作品 「あ行~た行」作品一覧「あ」行 「か」行 「さ」行 「た」行 「な行~わ行、英字」作品一覧「な」行 「は」行 「ま」行 「や」「ら」「わ」行 英字 「あ行~た行」作品一覧 「あ」行 「あ」 【アイスのチョコ】 【秋の空 夏の風】 【アクセス】 【悪の華】 【1】 【2】 【安部太郎】 【アブノーマル・ヒーロー】 【荒神の手】 【荒神の手】【カーチェイス・チェイサー】 【嵐と銃口】 【あるウェイトレスのクリスマスの出来事】 【ある海での出来事の話】 【あるサンタの日常】 【ある前座の話】 【1】【2】【3】【4-1】【4-2】【5】【ある前座の試...
  • 【クラスメイトの話をしてみようと思う】
    【クラスメイトの話をしてみようと思う】 ラノで読む ――クラスメイトの話をしてみようと思う。  彼女の名前は久遠千里。勉強は学年トップクラスで運動はそこそこ出来るほうだ。もっとも、化物ぞろいのこの学園からしてそこそこであるのだから、おそらく一般的な学園にいけばそれはそれは恐ろしいことになるのではないかと私は思っている。  さて、容姿のことについて少し言及してみようと思う。眼鏡をかけているけれど近視ではなく極度の遠視のとのことだ。理由は彼女と親しくなって知ったことではあるのだが、実のところ親しくなったこととその理由を知ったことには少々の因果関係が生じるので後述させてもらおうと思う。  家族構成には両親と兄が一人居り、少年が好きで仮面を被り、奇行が目立つと以前耳にしたことがある。他人の噂に無関心な私も知っていることなのでよほど有名なことなのだろう。  そんな彼女で...
  • 過去コンペ作品
    月例イベント「お題SS」作品集  「お題」を決めてSSを書こうという月例イベント  このイベントは2011年3月を最後に終了します 2月 雪合戦SS 【雪だるまちゃん、来襲】 1月 鍋SS 投稿作なし 12月 ピクニックSS 【ピ○ニック】 11月 口付けSS 【ラストリゾート - Last Resort -】 【俺の弟が気持ち悪すぎてしぬ 前】 【俺の弟が気持ち悪すぎてしぬ 中】 【俺の弟が気持ち悪すぎてしぬ 後】 【ダイアモンド・キスはどこにある?】 10月 日常SS 【らすりぞ!】 【ミカとリカ 前編】 【ミカとリカ 後編】 9月 お月見SS 【夜のお散歩】 【十五夜バトルロワイヤル】 8月 花火SS 【Fireworks】 【花火ロボ大決戦!】 7月 ラッキーな体験SS 【世界が変わる日】 6月 梅雨 【コイバナ~雨に咲く花、散り逝く花~】 【カエル...
  • 【期末テストの話をしてみようと思う】
    期末テストの話をしてみようと思う ラノで読む 「ほう、この数式を解こうと言うか? 出来るものならやってみせよ人間!」 「ああ、解いてやるぜ! ただしその時、貴様はもう存在していないだろうがな!」 「いいんだ、俺のことは忘れちまっても……でもな、少しの間だけ……そう、テストの間だけでも忘れないでほしいんだ……」 「くっ! 分かってる、お前のことは忘れない! きっとだ!」 「俺とお前の力が合わさるとき、それが新たなる化合物の目覚めとなるんだ」 「ああ、知っていたさ……」  正直言うとこのクラスは変な人が多い。  盗み聞きのようで気が引けるのだが私には聞こえてしまうみんなの勉強への姿勢。  誰の心の声かといわれれば分かるのだがあえてここは控えさせてもらう。だが、ここまで強く感じることがみんなの期末試験への焦りなのだとしても色々おかしいと思うのは...
  • 【冒険をした話をしてみようと思う】
    『冒険した話をしてみようと思う』 ラノで読む ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃戦闘に勝利した!▼           ..┃ ┃                       .. ┃ ┃                       .. ┃ ┃                       .. ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃アクリスのレベルが上がった!▼...  ┃ ┃                        ..┃ ┃                        ..┃ ┃                        ..┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃体力が63上がった!           .┃ ┃力86上がった!    ...
  • 【ある前座の話3】
    「まったくもぅ、そんな強くもないんだから、無茶したっていいことないよ~兄ちゃん」 「そうですよ、少しは自重してください」 「……面目次第もない」 双葉学園の片隅にある、主に『超科学』の力持つ学生やかつて同等の力を持っていたとされる指導員らが 集う研究区画。 よく言えば雑居ビル、悪く言えば一般的な日本中の高校の運動部室棟の乱雑さを凝集したようなその場所の 一画を、今日も今日とて西院 茜燦(さい せんざ)は訪れていた。 ―――※――― 訪れたその部屋は、少女趣味と機械油の匂い、ぬいぐるみと機械工具が混在する魔空間である(まぁどの部屋も 似たり寄ったりではあるのだが)。 その部屋の主は、鵡亥 未来来(むい みらく)と明日明(あすあ)の双子姉妹。 その双子は揃って秀才、揃って能力者、揃って見た目はいい。 だが姉未来来は外交的・陽気で妹明日明は内向的・内気と対照的...
  • 【ある前座の話5】
    ラノってみる  体育区画、第二武道場。  ここは主に剣道の授業に剣道部や薙刀部にフェンシング部にスポーツチャンバラ部といった得物系武道部の活動、そして剣戟を以って好しとする者達が鍛錬をする場として開放されている。  授業を終えた生徒達が利用のために集まれば、静謐の極みから一転、授業以上の集中力にて研鑽を積み重ねる場として、嬌声罵声、怒号に歓声が飛び交うことになる。   今日はその武道場の片隅で、第三剣道部と第八剣道部の交流戦が行われていた。  今相対するのは、二人とも高等部二年の男子。  竹刀を握る手に力がこもり、相手の一挙手一投足を逃すまいと鋭い目線を突き立てる。  にじり寄っては離れ。間を空けては詰め。互いの制空圏が接触する間近で、二人にしか見えない火花が激しく散る。  二人の間に横たわる重苦しくも険しい空気は瞬く間に武道場を支配し、観衆も飲まれていく...
  • 【ある前座の話4-1】
    遠く海上に見えるは高架陸橋の警告灯 宵闇の大地を照らすのは煌びやかなネオンサイン 漆黒に彩られたロードの向こう、夜の帳の向こう側へと突き抜けることだけを願い 己のマシンに心血を注ぎこみ、己のテクニックを只管に磨く 今宵もまた公道には、『最速』という名の怪物《ラルヴァ》に取り付かれた狂人たちが集う 彼らが追い求めるは、『最速』の称号、ただひとつ 金も 女も 単位も そんなものが何になる? 誰よりも速くあることより価値のあるものなんて――――――存在するはずがない Fastest or Die? それが、それだけ俺達の合言葉だった それだけが、俺達の生き様を表す全てだった それ以外に何も要らなかった。要るはずもなかった アクセルを開放する エンジンが重々しく唸りを上げ、回転数が限界一杯まで一瞬で跳ね上がる 忌々しくももど...
  • 【ある前座の話1】
    ラノる 授業時間の終了を告げるベルが鳴る。 それと共に、生徒たちと相対していた異形は、その姿を泥と化し崩れ落ちる。 「はい、今日の訓練はここまで。お疲れ様」 双葉学園地下に建造されたシミュレーションルーム。 そこは、世界中を跋扈し始めた出自不明の異形「ラルヴァ」と将来立ち向かう者、今立ち向かっている者を 鍛え上げるために学園が用意したものである。 双葉学園は、唯の学術施設機関ではなく、「ラルヴァ」と対抗する力を持つ少年少女を戦場に送り出すための 基地であり訓練施設でもある。 このことを知る者は、当事者達を除けば、そう多くはない。 ―――※――― 市街戦を想定した模擬演習式の訓練を終えたシミュレーションルームの中は、「ラルヴァ」を模した泥人形や ハリボテのビル群が姿を消し、何もないだたっ広い空間に変化していく。 凛とした、諌める声が響い...
  • 【嬉しかった話をしてみようと思う】
    『嬉しかった話をしてみようと思う』 ラノで読む  私にとって、“嬉しい”と呼べることは多々ある。今となってはよくあることだけれど、それは逆に言えば今までそんなことを思うこともなかったということなのだ。だから、今日はそんな想いを感じた嬉しかった話をしてみようと思う。  さてさて、私が熱を出した日のことだ。とりわけ皆勤賞を狙っていたわけではないのだが、何気に皆勤賞が途切れてしまった。医者の診断では風邪との事で、四十一度の熱が出たわけだが、世間一般ではこれが続くと種がなくなるとか言うらしい。よくは分からないけれど大変なことには違いなく、立ち上がるどころか指を動かすのにも億劫で、もしかするとこのまま発見されずに死んでしまうのではないか、そんなことまで頭を過ぎったものだった。  何故そこまで悲観的かと言われれば、言葉に詰まる、ということはない。  小さな頃、私がまだ実家...
  • 【ある前座の話4-2】
    乗り手の生死を無視し徒只管に速さの限界に挑むためだけに生み出されたと言っても過言ではない鋼鉄の軍馬、 コードネーム『KAMIKAZE Attack』は悪しき存在の手に落ちた。 悪意のみを糧に、人には放ち得ない闇の魂源力を取り込んだカミカゼアタックは、どす黒い排気を振りまき サンフランシスコの市街へ躍り出る。 禍つ風を纏いて駆ける鋼鉄の軍馬を追うは、人を食らうべく生み出された鉄の魔狼。 魔狼がその背に負い手綱を預けるのは、命預けたそのモノの意味を知らぬ少年と、そのモノの持つ意味に戸惑う少女。 軍馬と魔狼の、己が存在を賭けた超高速の戦いが、始まろうとしていた。 後編 パラス・グラウクス 「うぉああああああああああああああああああ!?!?!?!?!!?!?」 「きゃあああああああああああああああああああああああああああ!?!!?!?!?!...
  • 【桜の舞い散る話をしてみようと思う】
    桜の舞い散る話をしてみようと思う ラノで読む  花見の季節である。私は騒がしいのが嫌いのだが、この時ばかりは無礼講というものだ。多少のことには目を瞑ろうと思っている。元々能動的に何かをしようとすることもないのだが、まあなんにせよ、ここで桜を見に来た人たちを見ているだけでも私はそれなりに幸せな気分にはなれるのだ。  だが、だとしても、だ。私を見ているような捕食者のようなギラギラとした視線だけはどうしても看過できないと、私はそう思うのだ。  花見と言えどここは学園都市で、酒を好き勝手に出来るというものでもない。かと言って、就労者や大学生と言った未成年以外は確かにこの時期は大暴れするのだ。未成年とて酒が入らないにせよ結構なはしゃぎようで、新生活の始まりには仕方の無いことなのではあるのだが、それでもやはり限度とは覚えてもらいたいものではあるのだが。  さて、そんな花見...
  • 【ある前座の話2】
    「転入生の出迎えに行け、とはまた妙な話だな……」 そうは言いつつも、やはり上からの依頼には対応せざるを得ない。 双葉学園高等部二年、西院 茜燦(さい せんざ)は、双葉学園区を離れて、雑踏渦巻く東京駅を訪れていた。 ―――※――― 人の波に逆らい待ちぼうけすること、指定された時刻から20分ほど遅れて、改札を通る母子に目が留まる。 あの人は……と思い至るより早く、 「やっほ~ゼンザく~ん! ごめんね~送れちゃって。まったく、この子が駄々を捏ねるものだから」 「あうぅ、声が大きいよぅ、お母さん……ごめんなさい、お兄ちゃん」 「メイジーにライナ小母さんじゃないですか。どうしたんです?観光でしたらここよりも上野とか、  あるいは足を伸ばしてディ」 「おっと、それ以上は危険よゼンザくん。口を慎んだほうがいいわ。妙に甲高い声の鼠に消されるわよ?」 「……それはともかく、...
  • 【ある前座の試験前】
    ラノで読む  放課後のチャイムが鳴り響く教室。  とある女子が、2B最前列の教壇真正面、通称「特等席」に座る女子に颯爽と駆け寄る。 「さてちりりん、期末も近づいてきたわね」 「ええそうね」 「お願い! ノート貸して!」 「嫌」 「そんなぁ!? 即答だなんてぇ!」  拝み倒しから一転、崩れ落ちる女友達に冷ややかな目線を投げ掛けながら、舞華 風鈴《まいはな ちりり》は帰り支度を整えながらきっぱりと言い放つ。 「なんでよなんでよぉ! いっつも借りてるときはちゃんと返して」 「私は貴方の間食代のためにノートを取ってるんじゃないの。よもや知らないとでも思って?」 「はぐゥ!? さ~~~て、何のことやら~~~?」  下手な口笛を吹かせて誤魔化そうとしても、とっくの昔にネタは割れている。この女友達は、勉学の成績優秀な風鈴のノートを試験前にコピーしては売って回っているというの...
  • 【昔話を聞いてみようと思う】
    昔話を聞いてみようと思う ラノで読む  ぐぅ、と言う大きなお腹の音が教室に響く。先生は手を止め、時計を見るまでもなく片付けの準備を始める。この教室ではよくある光景だ。 「それじゃ、今日はここまで。ボードは書き終わったら最後のやつが消しとけよ」  言い終わるや否やチャイムが鳴る。挨拶も抜きにしてそそくさと教室を後にするがこれもまたいつものこと。少しでも終了の時間を遅らせるとどこかの誰かのお腹の音がけたたましいと言う範疇を超えて抗議を始めるのだ。  私は書き残した部分を手早くノートに写し取る。隣の席で椅子に正座をして待っている友達が居るからだ。……そういえばノートはとっているのだろうか。  普段の行動はどこか猫っぽいのだけれど、こういう待っている姿はどこか犬っぽいのは何故だろうか。そういえば初めて会話した時も断りなしにお弁当を掻っ攫うような真似をしなかったあたり、きっと...
  • 新着作品50件
    新着作品(最近50件)  ページ作成日順に設定してあるため、後から作品に手直しをして更新しても順番は入れかわりません。  タグからリストアップするページですので、このページ自体には何も更新を加えなくてもいいです。 【su199812.txt】 【キャンパス・ライフ1 その1】 【su199991.txt】 【導入短編】 【時計仕掛けのメフィストフェレス】 【双葉学園レスキュー部の軌跡 「序」】 【ある前座の話1】 【ある前座の話2】 【討状之威の日常】 【藤神門御鈴のとある日常】 【Bossのなつやすみ~成宮金太郎編~】 【猫参り】 怪物記 第一話前編 【高校生龍河弾】 【水分理緒 人物紹介SS】 【荒神の手】 【キャンパス・ライフ1 その2】 【エヌR・ルール 紹介SS】 【遠野彼方は普通であ...
  • キャラの出演作品を探す(PC)
    キャラの出演作品を探す  キャラクターの出演している作品を探しやすくするためにまとめたページです  作品ページのタグ欄にキャラクターのフルネーム(スペース無し)を入れるとリストアップされます  NPCはこちら ある前座の話 ある中華料理店店員の悲劇 駅員小松ゆうなの業務日誌 改造仁間―カイゾウニンゲン― 怪物記 キャンパス・ライフ 禁域の姉弟、瑠璃色の針 群像ウィスタリア シャイニング! 金剛皇女記 「大工部」の人たち タブレット 遠野彼方は普通である 時計仕掛けのメフィストフェレス 突撃のストレイトブースター とらとどらの事件簿 騎士の宿業 二階堂兄弟シリーズ 眠り姫の見る夢 オフビサーガ 双葉学園レスキュー部の軌跡 編入☆双葉学園 真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ 魔女と空 ミステルティンの童話騎士 宮城退魔帳 召屋正行の日常 danger zone Dianthus ...
  • 作品投稿場所
    投稿作品一覧  作品を投稿したら、そのページへのリンクを追加してください。 NPC紹介SS  双葉学園の自治組織醒徒会や風紀委員など各種委員長を紹介した話  他の作品にも割と顔を出しているのでまずはここから読んでみると良いかも  醒徒会 藤神門御鈴のとある日常 水分理緒 人物紹介SS 【醒徒会書記の休日】  高校生龍河弾 Bossのなつやすみ~成宮金太郎編~ エヌR・ルール 紹介SS 【早瀬速人は存在しない】  風紀委員 【猫参り】【猫参り・弐】 【danger zone】1/『【danger zone2】 前編 後編』/【danger zone3】  放送委員 【うれしかった日。或いは醒徒会乗っ取り未遂事件のこと】 ※清廉唯笑紹介SS  体育委員 討状之威の日常  以下NPC考案者本人ではない、有志作品 【I X D】  【成宮金太郎の面...
  • 作品保管庫さくいん・編集管理ページ
    あ行 【あるメッシーのクリスマス・イヴの話】 【ある中華料理店店員の七夕の日】 【ある中華料理店店員の夏の悲劇】 【ある中華料理店店員の悲劇 中編】 【ある中華料理店店員の悲劇 前編】 【ある中華料理店店員の悲劇 後編】 【ある前座の試験前】 【ある前座の話1】 【ある前座の話2】 【ある前座の話3】 【ある前座の話4-1】 【ある前座の話4-2】 【ある前座の話5】 【ある昼の一幕】 【ある海での出来事の話】 【うれしかった日。或いは醒徒会乗っ取り未遂事件のこと】 【おーじょさまとかぼちゃとかぶ】 【おーじょさまとなつのたたかい】 【おーじょさまの倉庫番】 【お花見パニック】 【アイスのチョコ】 【アブノーマル・ヒーロー】 【イナズマヤッコ! 2】 【イナズマヤッコ!】 【ウェポン7...
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    「あ」 【アイスのチョコ】 【秋の空 夏の風】 【荒神の手】 【荒神の手】【カーチェイス・チェイサー】 【嵐と銃口】 【あるウェイトレスのクリスマスの出来事】 【ある海での出来事の話】 【あるサンタの日常】 【ある前座の話】 【1】【2】【3】【4-1】【4-2】【5】 【ある中華料理店店員の悲劇】 【前】【中】【後】 【ある中華料理店店員の選択】 【1】【2】【3】【4A】【4B】 【ある中華料理店店員の七夕の日】 【ある中華料理店店員の夏の悲劇】 【ある中華料理店店員の南瓜祭】 【ある中華料理店店員の聖夜】  【ある昼の一幕】 【あるメッシーのクリスマス・イヴの話】 「い」 【イグニス・ハート-前編-】 【イナズマヤッコ!】 【1】【2】 【異能番長。漢、一代】 ...
  • 作品から探す
    作品から探す  投稿された各作品からPCを探すためのページです 勃起人作【導入短編】【シャイニング!】 投稿作品【荒神の手】【カーチェイス・チェイサー】 【ある前座の話】 【駅員小松ゆうなの業務日誌】 【怪物記】 【コスプレ戦士キョウカ ep.0】 【遠野彼方は普通である】 【時計仕掛けのメフィストフェレス】 【双葉学園の大学生活 ~遠藤雅の場合~】 【召屋正行のささやかな日常はこうして壊れた】【春部里衣の日常】 【双葉学園レスキュー部の軌跡】 【Dianthus】 【su199812.txt】 【su199991.txt】 【反逆のオフビート】 【金剛の皇女様】 【冥王星でぼくはタンゴを踊る】 【宮城退魔帳】 【白き魔女と傷だらけの道化師】 【X-link】 勃起人作 【導入短編】【シャイニング!】 双葉 敏明 河越 明日羽 山崎 巡理 投稿作品 【荒神の手】【...
  • ドッペルゲンガー
    【名称】   :ドッペルゲンガー 【カテゴリー】:デミヒューマン 【ランク】  :中級A-3 【初出作品】 :【ある前座の話4-1】 【他登場作品】: 【備考】   :基本体は真っ黒でのっぺりとした人型。手近な人間の姿を模倣し、人間社会に溶け込みながら         餌である人間を狩る。攻撃・捕食の際には主に腕に相当する部位を伸ばし突き刺し、魂源力を吸い上げる。         中には脳に突き立てて知識を吸収するものもいるようだが、あくまで得た知識を役立てられるのは         一時的なようで、人間と同程度の知性を兼ね備えた個体に至る事はないと目されている。 トップに戻る 世界観設定に戻る ラルヴァに戻る 上に戻る
  • 【過去からやってきた炎の話をしてみようと思う 始】
    『過去からやってきた炎の話をしてみようと思う』 ラノで読む           1 「御機嫌よう」  透き通るような声が教室に響いた。教室は波を打った様に静まり返り、そこに居た殆どの人間の視線が声の主へ向けられる。  声の主はモデルを思わせるような長身だった。腰よりも長く伸ばした、金色を更に深くした言葉に出来ない色の髪が目に止まった。次に真っ青な空よりも深い蒼い目が印象的で彼女の容姿を説明するならばまずはそのどちらかを言及せねばいけないと言わしめるほど、特徴的だった。  視線を向けられた少女は――アクリス・ナイトメアは無言で返された視線に笑顔で応える。その笑顔を見た男子生徒の殆どが破顔するが、女生徒も別段、気を悪くすることは無かった。彼女と自分たちでは最早立っている土俵すら違っていることを知っていたからだ。  外国の小国ながら、いわゆる王族の血筋で文武両道。それで...
  • 「花見」
    「花見」 テーマ:花見 実施日:4月25日 概要 :花見というテーマに沿っていればなんでもあり。 当日はここに投稿された作品についてまったり語るスレを21時から始めます なお、作品の締め切りは20時とします これ以降は何時もと同じように本スレの進行を妨げる為投下はご遠慮ください 間に合わなかった場合は本スレ終了後に投下をお願いします 参加作品 【鉄の心は揺るがない-第春話】 【桜の舞い散る話をしてみようと思う】 【お花見パニック】 【ある怠惰な教師の花天月地】
  • コメント/ある前座の話シリーズ
    楽しそうなことをしてるけど、参加できないもどかしさ - ぜ 2010-04-27 01 26 12 ナイトの時の被害妄想が炸裂した錯乱書き込みを相談と言うつもりか - 名無しさん 2010-04-21 22 54 35 相談にもなってなかったのは確かですね - 本人 2010-04-27 01 27 13 ページ削除依頼」 - 名無しさん 2010-04-21 07 10 36 ミスった。スレでの相談と「ページ削除依頼」への書き込みという段取りを経ていないので参加者としては放置という状態になっているのですよ。削除にもルールがあるので守って欲しいのです - 名無しさん 2010-04-21 07 13 30 スレでの相談も削除依頼への提出もした南瓜は「勃起が居ない」「作品だから」で一蹴、レス禁の上での削除理由の提示と依頼も「勃起が居ない」「面倒」一蹴、それで皆の見解は「段取り...
  • キャラの出演作品を探す(NPC)
    キャラの出演作品を探す(NPC)  こちらはNPCの登場作品を探すページです  PCはキャラの出演作品を探す(PC) に掲載しています  長くなったので分割しました 醒徒会 藤神門 御鈴   タグ「藤神門御鈴」 【ある前座の話2】 【キャンパス・ライフ1 その2】 【早瀬速人は存在しない】 【時計仕掛けのメフィストフェレス二話 前編】 【キャンパス・ライフ1 その4】 【双葉学園レスキュー部の軌跡 蛟の一】 【うれしかった日。或いは醒徒会乗っ取り未遂事件のこと】 【キャンパス・ライフ1 その5】 【怪物記 第三話】 【編入☆双葉学園】 【駅員小松ゆうなの業務日誌 2日目】 【Mission XXX Mission-02】 【健康ランドにご用心】 【醒徒会の七夕】 【キャンパス・ライフ2 その1】 【先...
  • 作品保管庫モバイル「た」~「と」
    「た」 【「大工部」の人たち 第一話】 【金剛の皇女様】 【前】【後】 【斗え! ゲッソー仮面】 【立浪姉妹の伝説】 【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【終】 【立浪みくの七夕】 【タブレット】 【1】【2】【3】【4】 【猛る獅子と放課後の天使たち】 【起1】【起2】【承1】【承2】【承3】 「ち」 【超刃ブレイダー 第01話】 【超刃ブレイダー@2019 act.01】 【チョコ引受人探してます】 【血を吸う灰被り】 「つ」 【剣となれ、盾となれ01】 「て」 【鉄の心は揺るがない】 【1】【2-1】【2-2】 【手のひらを太陽に。】 【空を歩く者達】【神を見る者達】 【デルタ 01】 【天使飼いと零式図書委員会 アネモイ 】 ...
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    シリーズタイトルから検索  連載形式や連続短編形式の「シリーズもの」を一覧としてまとめています NPC紹介SS ある前座の話シリーズ ある中華料理店店員シリーズ 異能力研究室シリーズ 永遠の満月の方程式シリーズ 駅員ゆうなの業務日誌シリーズ オニ×モモシリーズ 改造仁間―カイゾウニンゲン― シリーズ 怪物記シリーズ 壊物記シリーズ 学校童子シリーズ 気が向いた時に掌編を書いてみるシリーズ キャンパス・ライフシリーズ 禁域の姉弟、瑠璃色の針シリーズ 緊縛少女シリーズ 群像ウィスタリアシリーズ 血族サーガ コスプレ戦士キョウカシリーズ 金色蜘蛛と逢魔の空シリーズ 桜の花が開くまでシリーズ 騒がしい保健室の事件記録シリーズ シルヴィアとその周辺シリーズ シャイニング!シリーズ ジョーカーシリーズ しょんぼり短編集シリーズ スカイライン・ピジョン 金剛皇女記 猛る獅子と放課後の天使たち...
  • 【ある海での出来事の話】
    ラノで見てほしいです カットした部分を補完した完全版です ある海での出来事の話  召屋正行《めしやまさゆき》と一応友人のイワン・カストロビッチ、松戸科学《まつどしながく》の三人は、踏むのが憚れるほど美しい純白の浜辺で、心が洗われるほどに青い海を体育座りをしながらぼーっと見渡していた。  何時間も一言も交わさずに海を見ていたが、その沈黙に耐えられず、その内のひとり、カストロビッチがぽつりと呟いた。 「くそー、ナンパしてえ……」 「いや、もう十分にしただろ」  身長は無駄に高いが、決して水着栄えするような体型ではない細身の召屋が言い返す。 「しましたよねえ」  青っ白い肌がいかにも不健康で、アバラ骨がうっすらと浮いているほどにやせ細った、過分に美しい浜辺と海が似合わない松戸も召屋の言葉に賛同する。 「だから、してねーだろ、ナンパっ!! 何のために貴重な夏休みを...
  • 【あるメッシーのクリスマス・イヴの話】
    ラノ推奨 作品を読む  例の通りに、縦に長く無愛想な表情の少年|召屋《めしや》正行《まさゆき》と、小学生のような体型の男の娘である有葉《あるは》千乃《ちの》は第七進路指導室を訪れていた。  その目の前にはこれまた例の通りに召屋の担任である字元《あざもと》数正《かずまさ》が中央の机の椅子に腰掛けていた。 「もう冬休みだってのに、よく来てくれたな二人とも。実は――」 「断る」  字元が声を発した瞬間、間髪入れずに召屋はそう釘を刺した。 「おいおい待てよ。私はまだ何も言ってないんだが」 「言われなくてもわかるわ! まったくこれで呼び出されるの何度目なんだか。どうせまた厄介な事件の捜査とかだろ。もう俺はそんなのうんざりなんだよ。大体こんな寒い日に呼び出しやがって。文句言うために来たぜ俺は」  召屋は毎度のことにげんなりした様子でそう言った。ちらりと横目で隣に...
  • 作品保管庫さくいん 「な行~わ行、英字」
    作品保管庫さくいん  な行~わ行、アルファベットで始まる作品はこちらです。 NPC紹介SS醒徒会(必読!) 委員会(必読!) その他NPCの作品 「あ行~た行」作品一覧「あ」行 「か」行 「さ」行 「た」行 「な行~わ行、英字」作品一覧「な」行 「は」行 「ま」行 「や」「ら」「わ」行 英字 「な行~わ行、英字」作品一覧 「な」行 「な」 【騎士の宿業】 【1】【2】【3】【4】【5】 【騎士の出張・パンプキンバスター】 【前】【後】 【流れ星を一緒に見よう】 【夏と花火と……】 【七の難業】 【1】【2】【3】【4】【5】【6】 「に」 【二階堂兄弟シリーズ】 【召屋正行の壊れた日常】【偽猫参り・惨】【偽・手のひらを太陽に。―空の守護者―】 【血塗れ仔猫異聞・合宿】【喫茶アミーガで今日も...
  • 【あの日に帰ろう】
      ラノで読む  梅雨明けから続く晴天、山間《やまあい》から覗く巨大な入道雲。肌を突き刺さんばかりに照り続けてくる日差しは陽炎《かげろう》となってアスファルトを揺らし、さらに蝉の鳴き声がけたたましく脳に響く。  今年で二年目とはいえこの盆地の夏の暑さはというものはあまりに凄まじく、高校卒業までの十八年間ずっと海沿いの町で暮らしてきた自分にとって、むせ返るほどの熱気が身を包み込むこの環境はまさに地獄そのものだ。  それでも、あの実家を出るために出来る限り遠く離れた(その上で自分の学力でなんとか入学出来る程度の)この大学へ通うことにしたと考えれば、例えどれほどの苦痛であっても今の僕なら甘んじて受け入れられるだろう。  ――この時期になるといつも、僕はあの年のことを夢に見るようになる。  僕の家族が崩壊した三年前の夏を―― 【あの日に帰ろう】 ...
  • 【ある怠惰な教師の花天月地】
       ある怠惰な教師の花天月地    ラノで読む  四月といえば花見。花見といえば桜。  日本人が共有するそんな観念がもたらす需要に従い、東京都双葉区、この学園学園島にも幾つかの桜の群生地が造られている。  学園都市島の要たる双葉学園、その中にもその一つがあるのだが、これが思ったより人気が無い。  教師や風紀委員の目が近すぎるため祭りにかこつけて羽目を外したい生徒が寄り付き難い、ただそれだけの理由だ。  他の群生地と比べるとやや規模は小さいが、かといって景観が明確に見劣りするというわけでもない。そんなわけで風景を静かに楽しみたい人間にとってはここは意外な穴場であった。  さて、始業式を皮切りとした年度初めの喧騒が一段落ついて間もないある日、その穴場たる桜並木の只中。人の気持ちを心地よく弛緩させる春めいた陽気、それにまるで似つかわしくない強張った面持ちでしゃがみこん...
  • 「双葉学園」企画 沿革
    「双葉学園」企画 沿革 2009年6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2010年1月 2009年 6月 6月18日  夜未明、勃起人が「シェアードワールドをやらないか?」とラノベ執筆スレを立てる  一晩のうちにWikiとアップローダーが用意され、勢いのまま企画がスタート 6月26日  初の参加型イベント「醒徒会役員選挙」 6月27日  醒徒会メンバーが出揃う。この頃にはだいたいの設定が固まっている 7月 7月4日  第1回定時スレ 定時スレが本格スタートする 7月7日  双葉学園スレ史上初の24時間営業(6日18:00頃~) 7月18日  無事に企画立ち上げ一ヶ月を迎える  同日より20日まで「連休耐久スレ」開催。39スレまで到達 7月25日  学園最強は「醒徒会」であることを土曜議論スレで...
  • 【Bossのなつやすみ~成宮金太郎編~】
    ラノで読む 「Hey、Boss。そろそろ起きないとチコクするヨ」 「うぅん、あと五分」  黒いスーツを着込みサングラスをかけ、褐色の肌をした大男が、寝坊癖のある少年と母親のような会話をしている。 「Boss……マネーはイチ秒でウゴクといつも言うヨ」 「分かった、今起きる。五分で行くから外で待ってろ」  少年はベッドから出て男に指示を出した。 「OKヘリで待ってるヨ」  男が出て行った部屋で、少年は身支度を始めた。  少年の名は成宮金太郎、彼を起こした大男は個人的に雇っている秘書のアダムスという。  金太郎は普段双葉学園の中を出ないため、外での活動を一切任せている有能な男だ。  その人間の総資産と金運が↑↓-の三種類でわかる金太郎が見て、いつも上向きの金運を保っているのが何とも頼もしい。  今朝は男子寮に入ってきていたが、それは一重に金太郎が学園にしている莫...
  • 【ある中華料理店店員の選択】 その1
    【ある中華料理店店員の選択】 その1  双葉学園はかなり特殊な学園である。  異能力を持つ学生が通うというのは勿論であるが、その場所もかなり特殊な位置といえる。  双葉島といえる島の敷地の半分以上を「初、中、高、大、院、それと研究機関」という超大規模な双葉学園が占め、そこに済んでいる人も大半が学園関係者という学園都市。  この隔離された島の中で問題視されるのが犯罪行為である。  勿論双葉学園にも警察はある。普通の犯罪者や普通の事件であれば確かに警察も有効だ。  しかしここは「異能力を持つ学生」がいる土地で、普通とはかけ離れている。  学園を卒業した異能力者も幾人かは卒業後警察に入り、学園を守るために所属されているが如何せん人数が圧倒的に足りていない。  一度に複数の異能力に関した事件が起これば手が回らなくなることも多々ある上に学園内の巡回などは学園私有地の為に踏...
  • 【ある中華料理店店員の夏の悲劇】
     日本にしては珍しく、湿気の少ないカラッとした夏の日。 空は突き抜けるように青くて、雲ひとつ無い。 盆を過ぎても相変わらず太陽は元気に地上へと光と熱をこれでもかと投下してくれている。 まさに日向は暑く、日陰は涼しいという過ごしやすい環境。 こんな好条件が重なれば学生の多い双葉学園、いや双葉区で当然のように繁盛するのが。 ここ、双葉区南部にある人工砂浜海水浴場だ。  優に全長1kmを超す長大な海水浴場は、パラソルさえ立てれば海で遊んで火照った体をゆったりと休められる素晴らしい遊び場となっている。 そんな広さを誇る海岸でも学生だけで軽く10000人を越える双葉学園にとっては狭く帰省や島の外へ外出したり、さらに引き篭もったり他の施設を利用している生徒を除いてもいわゆる「芋洗い状態」が連日続いていた。 普段から学問と対ラルヴァ戦などで殺伐としていた学生達が、普通の学生の...
  • 【ある中華料理店店員の選択】 その4A
    【ある中華料理店店員の選択】 その4A 8.ある中華料理店店員の選択 「俺は……」  何故ここまで来た?  何を出来るかどうかすら分からない。  ただ会うためだけにあんな無茶をして、馬鹿をして。  もう死んでる、そう思った。  風紀委員の班長に諭され地面に這い蹲らされて心が折られた。  でも生きていた。  折られた心はもう無い、しっかりと強く固まっている心になった。  だから、迷うことは無い。  死なぬようにと風紀委員は島の外に退避させてくれたのに逆らった時点で拍手の腹は決まっている。 「神様力を貸してくれ」  しっかりと足を踏み、神様の目を見る。  神楽二礼の目を見据える。 「良いだろう」  ゆっくりと髪を揺らして、神様が拍手の前に立つ。  手を少し動かせば当たるほどの距離。  そして手を延ばして拍手の頬に触れようとし、 「ああ、ち...

  • 海 テーマ:海 実施日:8/30 概要:海というテーマに沿っていればなんでもあり。 当日はここに投稿された作品についてまったり語るスレを21時から始めます なお、作品の締め切りは20時とします これ以降は何時もと同じように本スレの進行を妨げる為投下はご遠慮ください 間に合わなかった場合は本スレ終了後に投下をお願いします 参加作品 【ステーキハウスパットギャレットは本日も大入り】 【ある海での出来事の話】 【虚海】 【海の底からの呼び声】 【斗え! ゲッソー仮面】 【考える葦のデマルカシオン】 【海辺にて】 【部長は海が嫌い】 【エイツ・オブ・シーハウス・サマーデイズ】 【ある中華料理店店員の夏の悲劇】 【この夏は双葉水族館へ行こう】 【異能力研究者の、ある夏の数日】
  • 【ある中華料理店店員の選択】 その3
    【ある中華料理店店員の選択】 その3 7.最高の再会、最悪の再会  一瞬の圧迫感、そして続く浮遊感。 「うおっ」  背中から何か柔らかいものの上に拍手は落下した。  体の何処にも被害は無い。  床が薄く輝き、その光に照らされて周りを見ることが出来た。  周囲は一面黒い壁。  凡そ3m四方だろうか、上はもっと余裕がありそうだが夕焼け空は見えずに薄ぼんやり天井のような所が見える。  ここが、あの壁の中だった。  体が妙に重く感じられるのは。 「そうだ、あいつは?」  手元の鈴を見ると輝きは強くなり、振動でスズムシのように鳴いていた。  しかし周囲を見渡しても誰も見えない。 「何処にいるんだ!?」  体を起こして四つんばいになる。  床もあの柔らかなゴムっぽい感触なのか少し不安定な感じがした。 「遅かった……のか?」  がくりと肩を落し、うな...
  • 【ある中華料理店店員の七夕の日】
    「織姫ー、会いに着たぞー!」 「えー、嫌っすよ濡れるし。 帰れ」 「折角一年に一度会いに着たのに酷いなお前!」 「そーれ、そーれ」 「やっ、ちょ、石投げんなこら! いてー!! あ、足吊ったゴボゴボゴボ……」 「おー、天の川って結構な速さあったんすねー」 七夕の日  ……酷い悪夢を見た気がする。 目が覚めると、恐ろしいほどの汗が全身を覆っていた。 おっぱいに関する何かが出ていたような気はするが酷い疲労感だけが体に残っていた。 念のために股間に手をやるが何時も通りだが、体を動かした際に全身から何とも言いがたい不快感を感じる。 頭から水を被ったみたいに寝巻き代わりのTシャツと短パンまでグショグショだ。 間違いなく脱いで絞ると結構な量の汗が出ることだろうそれらを脱ぎ、洗濯籠に放り込んだ。 汗で湿った体が外気に触れたことで一瞬涼しいように思えたが、一...
  • 【この夏は双葉水族館へ行こう】
     双葉水族館、この夏リニューアルオープン!!  海浜公園より歩いて五分。  リニューアルオープン記念として深海のラルヴァ展を開催中。  双葉水族館へみんなで行こう!!  いつもと変わらぬ放課後の醒徒会室。だが今は加賀杜紫穏と早瀬速人そして龍河弾の三人しかいない。  急ぎの仕事もラルヴァの襲撃もなければ、彼等とて普通の学生。それぞれが思い思いに放課後を楽しみ、三人もトランプで盛り上がっていたりした。  そんな醒徒会室に醒徒会副会長である水分理緒が、やや声を張り上げて入ってきた。 「龍河さん、これについて聞きたい事があります」  そう言って水分は龍河に今月の広報誌・月報双葉を突きつける。 「おお、もう読んでくれたのか。今回は夏休み前って事で少し気合いの入った出来だぜ」  夏休み向けに双葉区内のレジャー施設の情報やイベント情報。  他にも双葉学園と友好関係にある海外異...
  • 【最強の能力に関する昼休み談義】
    【最強の能力に関する昼休み談義】 「尿意を自在に操る異能力?」 「……怖くね?」  昼休みの真っ只中に、真顔でそんなバカな話を僕に振ってくるこの女は一体何なんだろうか。  僕の幼馴染だった。  うん、早く縁を切りたい。 「で、その頭の悪そうな能力が何だって?」  バカな話に乗る僕もバカなのかもしれないが、この際そのことは棚に上げておく。僕の幼馴染は人の話を聞かないだけでなく、人が話を聞かないと五月蝿いのだ。  ならば、とっとと話だけでも聞く振りをして、右から左に聞き流してしまうのが一番手っ取り早い。  それがこいつと十年以上つきあってきて得た結論だ。 「怖くない? むしろ最強じゃない?」 「そうだな、ある意味怖いかもな」  もっとも最狂なのはお前の頭の構造だけどな。 「息詰まる能力者同士の戦い。その最中に訪れる猛烈な尿意。能力者はその驚異的な尿意に...
  • @wiki全体から「【ある前座の夏休みの話をしようと思う】」で調べる

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