シェアードワールドライトノベル『双葉学園』wiki内検索 / 「【この夏は双葉水族館へ行こう】」で検索した結果

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  • 【この夏は双葉水族館へ行こう】
     双葉水族館、この夏リニューアルオープン!!  海浜公園より歩いて五分。  リニューアルオープン記念として深海のラルヴァ展を開催中。  双葉水族館へみんなで行こう!!  いつもと変わらぬ放課後の醒徒会室。だが今は加賀杜紫穏と早瀬速人そして龍河弾の三人しかいない。  急ぎの仕事もラルヴァの襲撃もなければ、彼等とて普通の学生。それぞれが思い思いに放課後を楽しみ、三人もトランプで盛り上がっていたりした。  そんな醒徒会室に醒徒会副会長である水分理緒が、やや声を張り上げて入ってきた。 「龍河さん、これについて聞きたい事があります」  そう言って水分は龍河に今月の広報誌・月報双葉を突きつける。 「おお、もう読んでくれたのか。今回は夏休み前って事で少し気合いの入った出来だぜ」  夏休み向けに双葉区内のレジャー施設の情報やイベント情報。  他にも双葉学園と友好関係にある海外異...

  • ...店店員の夏の悲劇】 【この夏は双葉水族館へ行こう】 【異能力研究者の、ある夏の数日】
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    ...サマーデイズ】 【この夏は双葉水族館へ行こう】 【怪物記 第七話前編】 【怪物記 第七話中編】 【キャンパス・ライフ2 その7-1】 【キャンパス・ライフ2 その7-2】 【ハッピーエンドをめざして】 【おーじょさまとなつのたたかい】 【幸福ドロップ:前】 【時計仕掛けのメフィストフェレス 劇場版第最終回「天国編」3】 【時計仕掛けのメフィストフェレス 劇場版第最終回「天国編」6】 【遠野彼方は普通である その4】 【すりら~紅白歌合戦】 【羽子板と醒徒会】 【長き夜の遠の睡りの皆目覚め】 【暗黙のルール・前篇】 【暗黙のルール・後篇】 【暗黙のルール・完結篇】 【カエルの時間をお知らせします】 加賀杜 紫穏   タグ「加賀杜紫穏」 【キャンパス・ライフ1 その2】 【醒徒会書記の休日...
  • 作品保管庫モバイル「か」~「こ」
    ...ランタンの一日】 【この夏は双葉水族館へ行こう】 【ゴブリンマーケットにようこそ】 【金色蜘蛛と逢魔の空 】 【1】【2】【3-1】【3-2】【3-3】【4】【金色蜘蛛と聖夜の空】
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    ...店店員の夏の悲劇】 【この夏は双葉水族館へ行こう】 【異能力研究者の、ある夏の数日】 7月 七夕SS とある彼女のささやかな願い Vision of Apocalpse 【立浪みくの七夕】 【編入生活@七夕行事】 【女教師の、ちょっと長い一日】 【時計仕掛けのメフイストフェレス 番外編 星に願いを】 【蛇の邂逅】 【醒徒会の七夕】 【放送委員会アーカイブス『七夕大祭カップル100組突撃取材!あんなことこんなことさらさらしちゃいまSHOW!』より】 【セブンス・ギャラクシーデイズ】 ある中華料理店店員の七夕の日 【danger zone 七夕特別編 ~Milkyway NINJA~】 【異能力研究者の夜】 上に戻る 【リンク】 トップページ  作品保管庫さくいん シリーズタイトルから検索
  • 作品保管庫さくいん 「あ行~た行」
    ...ランタンの一日】 【この夏は双葉水族館へ行こう】 【ゴブリンマーケットにようこそ】 【金色蜘蛛と逢魔の空 】 【1】【2】【3-1】【3-2】【3-3】【4】【金色蜘蛛と聖夜の空】 【コンビニ・オブ・ザ・デッド】 「さ」行 「さ」 【最強の能力に関する昼休み談義】 【桜の花が開くまで】 【1-1】【1-2】【2-1】【2-2】 【桜の舞い散る話をしてみようと思う】 【ザ・グレイト・フードバトル~三竦みすき身のごった煮~】 【彷徨える血塗れ仔猫】 【彷徨える血塗れ仔猫】【廃墟】【姉妹】 【猿の左手】 【騒がしい保健室の事件記録 『真贋考察』】 【前】【後】 【騒がしい保健室の事件記録2 『質量考察』】】 【前】【後】 「し」 【獅子心嬢と氷の皇子 前半】【獅子心嬢と氷の皇子 後...
  • 醒徒会
    醒徒会 (せいとかい)  醒徒会(せいとかい)は双葉学園生徒自治会の名称です  選挙で選ばれた七人の生徒が役員を勤めます  主な仕事として委員会・部活の予算運営、年中行事の実行や、対ラルヴァ戦における指揮などが考えられます 2019年度 醒徒会役員 会長 藤神門御鈴 (中学一年生)  醒徒会会長。見栄っ張りな13歳。陰陽道を得意とし、式神「白虎」を従える 副会長 水分理緒 (高校二年生)  副会長。高等部2年のおっとりとしたお姉さん。自分が触れた水を操る異能力を持つ 書記 加賀杜 紫穏 (高校一年生)  書記。触れたものを強化する力を持っている、明るい女の子 会計 成宮 金太郎 (中学二年生)  会計。会った人の総資産と今後の金運が上昇↑・停滞-・下降↓の3種類で頭の上...
  • 作品内年表
    ここは双葉学園内で現代とされている2019年以外の出来事を整理するための年表です 西暦 等級 出来事 作品 1999年7月?日 A 世界的に異能力者・化け物「ラルヴァ」の発生・急増が確認され始める 2001年8月30日 A 東京都特区双葉区に双葉学園設立、開校される 2009年 D 永劫機ウォフ・マナフとラスカル・サード・ニクス契約する 【壊物機 第一話】 2016年 B 双葉学園科学部・兵器開発局の超人製造計画によりエヌR・ルール誕生兵器開発局は解体される エヌR・ルール 2016年 D 立浪姉妹学園を追放される キャンパス・ライフシリーズ 2016年 D EU軍北欧山中にて、聖痕によるラルヴァ召喚儀式阻止作戦実施ワンオフ『ナイト』の出現 騎士の宿業シリーズ
  • 第九建築部:通称「大工部」
    第九建築部:通称「大工部」 異能者の大工集団 テレポートでどんな場所でも木材、鋼材を運び 部分加速を使って基礎をあっというまに作り サイコキネシスや身体強化を使って釘打ちや家の組み立てを行う 双葉学園内で異能力による建物の破壊等が行われたときに2,3日、早ければ1日で再建築する 活動範囲は双葉区内に限定される 第九番目に出来た建築部で、大工部は通称 主に建物を担当することからそう呼ばれる 部長、副部長、会計、秘書の下に約30人の部員と外部協力者として特別部員扱いの科学部員がいる トップに戻る
  • シャイニング!シリーズ
    シリーズ概要 導入短編をはじめとするシリーズ。主人公は双葉敏明。その他女の子多数。 ラッキースケベやハーレム、かませ役など色々美味しいフラグを大量にゲットしたりクラッシュしたりするお話。 勃起人という企画上はまとめ役をやってる作者だけど、作品自体は他の書き手同様D設定の扱いです。 シリーズ作品 【導入短編】 【シャイニング!】 【シャイニング! 2】 【シャイニング!3】 【シャイニング! 番外】 主な登場人物 双葉敏明 河越明日羽 山崎巡理 高田春亜 作者コメント(これいらんか) 基本的に異能バトルがやりにくい主人公になってしまったのがちょいと難。 能力的にすごくシェアしずらいから敏明という名前を使ってしまったのをちょっと後悔中。 戻る
  • 醒徒会および風紀委員の選出について
    醒徒会役員選挙 醒徒会の役員を決定するための選挙を行います。 立候補資格は双葉学園の生徒、学生であること。 立候補期限は6月27日24時まで。 立候補者は能力設定を含めた詳細なプロフィールと声明ビデオを提出してください。 投票は同27日25時~26時の1時間を予定しています。 投開票をおこない、獲得票数の多い順に、 会長 副会長 書記長 会計主任 庶務部長 広報部長 の役職を割り振られます。 また、立候補者数が足りない場合は信任投票とし、選挙後に再度立候補期間を設けます。
  • サイテ
    【名称】   :サイテ 【カテゴリー】:デミヒューマン 【ランク】  :中級A-2 【初出作品】 :【氷鐘】【翠雨】【雨鈴】【鈴曲】 【他登場作品】: 【備考】   :人の言葉を理解し人間社会の中に紛れ住んでいるラルヴァ。         常に誰かの擬態(変装)をしているため、その正体を見たものはいない。         口汚く理屈屋で、理由のない争いは好まない。凍結能力の他にも能力があるかは不明。         面食い。空気の読めない自称知能S。今は双葉学園島のどこかにいる。 トップに戻る 世界観設定に戻る ラルヴァに戻る 上に戻る
  • 星崎美沙
    星崎 美沙  「変な事を真琴に言ったら、鉄扇で殴られるわよ?」 【基本設定】 名前 星崎 美沙 学年・クラス 大学一年生 性別 女 年齢 19 身長 170 体重 (無記入) 性格 冷静で穏和、ただしフランクな対応有り 生い立ち 異能力を認められて小学校卒業と共に双葉学園へ。しかしその年に両親と弟が大規模な列車事故に巻き込まれて両親は死亡、弟も瀕死の重傷を負う。が、性同一傷害を持っていた為に『妹』として再会 基本口調・人称 基本的には年下・同輩・年上問わず「~さん」「~ちゃん」もしくは称号、年が離れすぎた年下には「~ちゃん」「~さん」「~君」、真琴は呼び捨て。 その他特記事項 性格はかなりフランク。親しければ年上でも同輩と喋るような言葉遣いで接する。また真琴同様にグラマーであり、上からB88・W60・H89と言うスタイルを持つ 【パラメータ】 総合ポイ...
  • 基本設定
    「双葉学園」A級設定(2010年1月17日改定)  物語・キャラを作成するのに必ず守らなければならない共有設定です 第一項  世界観 ●詳細 この世界には「異能力者」と「ラルヴァ」が存在しており、これらの存在は世間一般には隠されている異能力者の育成や研究、ラルヴァの調査や退治を目的とした機関が存在し、作中では「双葉学園」がそれにあたる 第二項  舞台 ●詳細 東京湾内に形成された学園都市と、それをとりまく世界が主な舞台である双葉島に存在する唯一の学校が「双葉学園」である 第三項  年表・沿革 ●詳細 1999年7月?日  世界的に「異能力者」「ラルヴァ」の数が急増する2001年8月30日 「双葉学園」が開校する 第四項  双葉学園 ●詳細 双葉管理(ふたばすげとし)によって作られた学園である異能力者や一般人の少年少女が集まり、学園生活を送っているラルヴァが暴れるようなことが...
  • 榊 芳春
    榊芳春  基本情報 名前 榊芳春 学年・クラス 中等部1-L担任 性別 男 年齢 32歳 身長 187cm 体重 73kg 性格 厳しくも優しいオカマ 生い立ち 双葉学園教師 基本口調・人称 一人称、私。「~ねぇん」などのオカマ口調 その他 オカマ キャラデータ情報 総合ポイント 35 レベル EX 物理攻防(近) 4 物理攻防(遠) 4 精神攻防 8 体力 3 学力 5 魅力 4 運 3 能力 鉄元素限定のテレキネシス 特記事項 エキスパート その他詳細な設定  双葉学園中等部教師。  以前は『鉄血最小(ビスマルク)』の通り名で護り屋(個人経営のボディガード)を生業としていたが数年前に廃業。以後は双葉学園の教師の職に就いている。  ちなみに教員免許は正当な手順で取得した。  異能は鉄元素限定のテレキネシス。  ただし方向性が偏ってお...
  • 【安部太郎】
    「それでは、これからみんなで力を合わせて、頑張っていこう」  A社長がグラスを掲げると、社員となるBとCも、満面の笑みを見せた。彼らの目は燃えており、やる気に満ち満ちているのがわかる。  ここは双葉島の港にある、空いていた倉庫だ。A社長が、このたびメーカー系の会社を設立し、工場代わりとして借りたのである。 「早速だが、社名を発表する。『安部太郎』だ」  たまらず社員二人は目を丸くした。Bは、 「これはまた、なんだか人名みたいですね」  と率直に言う。それに社長は機嫌よく、 「まあ、よく見てみるんだ。これは、私たち三人の名前から、一文字ずつ取っているのだ」  そう、狙い済ましていたかのように、得意げに言った。 「あ! 確かに!」  Cが驚いている。 「なるほど、社名の一部になれるとは光栄です」  Bもまんざらでなさそうだ。 「気に入ってもらえて嬉しいよ。さあ、今日が...
  • アイアンボルト
    アイアンボルト  基本情報 名前 佐藤 タツオ 学年・クラス 中等部2-F 性別 男 年齢 14歳 身長 169cm 体重 55kg 性格 格好つけたがる・馬鹿 生い立ち 元殺し屋(成功件数0) 基本口調・人称 一人称、俺。語尾強めで少し暑苦しい その他 本名で呼ばれたくない キャラデータ情報 総合ポイント 16 レベル 4 物理攻防(近) 2 物理攻防(遠) 5 精神攻防 2 体力 3 学力 1 魅力 2 運 1 能力 鉄元素限定のテレキネシス 特記事項 伸びしろはある その他詳細な設定  殺し屋を気取っていた中二。ただし一人も殺せていない。  両親は既にいないらしい。  異能は鉄元素限定のテレキネシス。  漁船や巨大鉄球のようなものも動かせる出力があるが、一度に一つまでしか動かせない。  速度や操作性、最大重量は訓練次第で上がる模...
  • 【双葉学園怪異目録 番外ノ巻 橋姫】
    ラノで読む  さむしろに衣かたしき今宵もや 我をまつらん宇治の橋姫  双葉学園怪異目録  番外ノ巻 橋姫  双葉大橋。  本土と双葉島を繋ぐライフラインだ。  俺こと夕凪建司は今日、本土へと赴く用事があり、双葉大橋を通るバスに乗車している。まあその用事は特にたいしたことではないのでここでは説明を省こう。  そんなことよりも、いまはもっと大事なことがあるのだ。 「……暇ね」 「本当にねぇ」  さやとベルフェが愚痴る。それには俺も同意する。暇、というよりも退屈だ。  一時間ほど、バスは止まっているのだ。どうやら橋のシステムに異常が起きたらしい。  前には赤壁というラルヴァが現れたり、この橋もいろいろと大変というかいわくつきのようだ。で、俺たちはその何かの異常に巻き込まれ、渋滞の橋で立ち往生……である。 「というか、お前らまで付いてくる必...
  • 【トモダチの話をしてみようと思う】
    ――私の話をしてみようと思う。 私は双葉学園に通う2年生。身長はクラスでも前から数えたほうが早い。 勉強は得意な方で運動は少し苦手。人と接するのはもっと苦手。 ……終わってしまった。 話し始める前はもっといっぱいっぱい話せるかもしれないと思っていたのだけれど、 思い起こせば話せるようなことがないもないことに気が付いてしまった。 ……困った。 嗚呼、そうだ。一つだけ。一つだけあった。私の自慢の、ううん、私の大切なトモダチ。 今日はその話をしてみようと思う。 その前に私の能力について話をしておかなければならないと思う。 私の能力――『共有者』。 他人に私の意思を、感情を、痛みを与える力。 私に他人の意思を、感情を、痛みを伝える力。 この力のおかげで私は、私たちの一族は代々魔女として忌み嫌われてきた。 なんだかこれだけでさっきの説明より長くなってしまったの...
  • ランページビーナス
    【名称】   :ランページビーナス (名前:難波 ミナ) 【カテゴリー】:デミヒューマン 【ランク】  :中級 A-1 【初出作品】 :荒神の手 【他登場作品】:カーチェイス・チェイサー 【備考】   :一人称:私 二人称:あなた <ワンオフ> 登録番号37 白い荒神 十代後半のプラチナブロンドの白人風の少女型のラルヴァ。 本来の姿は二十代前半の中世ヨーロッパのようなゴシック風のドレスを着た女性。 暗闇でぼうっと光る髪の毛と不可視かつ強力すぎる攻撃方法が異名の由来 1999年の異変時に「何か」と交戦、退けるものの自身も重傷を負い、いずこかに姿を消した。 一説では双葉学園内で人間と生活しているらしいが、詳細は不明。 能力名は「荒神の両手」 詳しくは分からないが、1999年の事件では「何か」を空間ごと圧縮するような攻撃...
  • 新規参戦者向け
    「双葉学園」のやさしいあそびかた  「双葉学園」は、同じ設定や舞台を使って学園モノのライトノベルを書こうという企画です  シェアードワールド「双葉学園」に参加をするには、まず「世界観」を理解することから始めましょう 目次 とっかかりその1  世界観を理解する とっかかりその2  作品を読んでみる とっかかりその3  作品を書いてみる とっかかりその4  作品をwikiに投稿する とっかかりその1  世界観を理解する  「双葉学園」は、ラノベでいう「学園モノ」のシェアードワールドです  化物「ラルヴァ」との激闘を描いた王道作品もあれば、オリジナルの世界観を双葉学園にあてはめた独創的な長編もあります。中華料理店や漫画家の日常を書いている人もいたりします  要するにこの8つのルールを守れば、限度はありますが何書いてさらさらし...
  • 【リリィ】
    ラノで読む  藤山《ふじやま》博士はロボットを作った。  超科学異能者である彼は、五十年の歳月を経てとうとう人間に限りなく近いロボットを作り上げたのだ。  幼くして亡くなった自分の娘をモデルにしたそのロボットは、美しい少女の姿をしていた。そのロボットは双葉学園にある彼の研究室で生を受けた。その生は電力と微量のアツィルトの循環によってもたらされている疑似的なものだが、同僚の科学者たちの研究によって作り出された人工知能によって自分で考え、行動することができる機能が実装された。  人工毛で再現した綺麗な黒髪と、奥にカメラのレンズが光る宝石のように美しい瞳。肌に体温は無いが、人間と同じように柔らかい。大きく表情を変えることは出来ないが微細な機械の動きによって瞳の動きと口の動きによって感情を表現できるようになっていた。  しかしボディは球体関節が目立ち、不自然さが際立つため、博士は少...
  • 【X-link 1話 part1】
              X-link 1話【Beggining From Endless】part1  廊下から怒号と喧噪が聞こえてきた。  音羽繋(おとわ つなぐ)はゆっくりと声のする方向に顔を向けながら溜息をつく。  ああ、またか。  1週間前のあの日から、彼女の身辺は急に騒がしくなった。毎日が祭のように賑やかになった。  それもこれもある一人の人物のせいであることは繋にとって明らかな事だった。 (あの馬鹿、今度は何をやらかしたのか)  うんざりしているとクラスメイトの鈴木千香(すずき ちか)が慌ただしく繋に駆け寄り、まくしたてた。 「音羽ちゃん、音羽ちゃん!天地君、また凄い事になってるよ」  案の定、繋が想定したあの男、天地奏が騒動を起こしたらしい。 「で、何やったのあの馬鹿?」なかば投げやりに繋は言葉を返す。 「それがね、天地君、今度はあのアイスちゃんに声...
  • 対ラルヴァ迎撃機関「ALICE」
    対ラルヴァ迎撃機関「ALICE」  Anti Larvae InterCepting Enginの略。通称アリス。  双葉学園創立とほぼ同時期に誕生した組織。  組織図的には双葉学園から独立しているが実質的には下部組織に位置づけらており、双葉学園が主に異能者の育成に主眼を置くのに対してアリスはラルヴァの討伐に主眼を置いている。  学園外でのラルヴァ討伐に関して、双葉学園以外の機関(自衛隊や警察、他の異能者集団や医療機関等)との調整・交渉もしている。  構成員は主に学園生や教職員が兼任しているが機器の保守や組織の経営、外部との調整等は専門の職員が行っている。  本部施設はそれなりの大きさがあるが、地上階は主に構成員のトレーニング施設となっている。  また、組織としての機能は地下に集約されており、ブリーフィングルーム、転送門 ゲート 、作戦司令・通信室、情報収集用並列コ...
  • 【双葉学園怪異目録 第十ノ巻 忌無名】
    ラノで読む  地図にも載っていないとある山の奥深く、ラルヴァの住む集落がありました。  そこに住むラルヴァたちは外見もほとんど人間と変わりが無く、しかし人間と接触を絶ち独自に生きておりました。  その理由は彼らの生態にあったのです。かつて人と交流があった時に起きた、悲劇を繰り返さぬために彼らは結界を敷き、隔離された異界でひっそりと生きてきたのです。  だけど、いつの時代も、どんな場所でも、幸運にも、あるいは不運にも……そういった所に迷い込む人間がいるものなのです。  これは、そんな少年と少女の物語。   双葉学園怪異目録  第十ノ巻 忌無名《イムナ》  どうしてこうなったのか、と少年は痛む足を押さえて考える。  双葉学園の課外授業で遠くの街に出て、そして霧に包まれてみんなからはぐれてしまった。この山奥では携帯電話も役に立たず、そして足を滑らせ...
  • 【キャンパス・ライフ2 その4】
     2016年の双葉学園には、名の知れた異能者が二人いた。  その名は立浪みかと、立浪みき。  猫の力を使い、率先して強力なラルヴァと戦ってきた意欲のある異能者であった。長女の人懐っこさや次女の大人しさは多くの生徒たちに好感を与え、親交を深めたり、共闘したりした生徒も多かった。  そんな「学園のアイドル」である二人も、学部長と与田光一の干渉によって悲劇的な運命へと導かれていった。 『血塗れ仔猫』の力に飲み込まれたみきが学園内で暴走し、大惨事を引き起こしてしまったのだ。高等部の校庭に生徒たちの血が流れるという、真夏の悪夢であった。  暴走した彼女を、長女とその仲間たち止めることに成功する。その時点では、誰もが事態は丸く収まったと思い込んでいた。  しかし、その後姉妹は何者かによって抹殺されてしまった。  一通り語り終えた藤神門御鈴は、書物をパタンと閉じて、デスクの...
  • 【時計仕掛けのメフイストフェレス 番外編 星に願いを】
    ラノで読む  年に一度の七夕祭り。  学校ではみんな思い思いに笹を飾りつけ、そこに願いを書き込んで星に託す。  それは何時の時代でも、何処の場所でも変わることのない子供たちの営みである。  それぞれの家庭でもまた、七夕の笹を飾る所も多い。  そしてここ、時坂家では―― 「親父たちが笹送ってきた。なんだろーね、マメっつーかなんつーか」  宅配便の包みを開けながら祥吾が愚痴る。 「あら、家族サービスを怠らないいいお義父さんじゃないですか」 「なら本人達が帰って来いっての。まあいつでも会えるし別にいいんだけどよ。  つーか今、なんかオトウサのン字が違ってね?」 「間違ってませんよ?」  しれっと言い放つメフィスト。 「まあいいけど。」  言いながら祥吾は笹を取り出し、庭へと飾る。 「……」  七夕になると、妙な感覚に包まれる。  思い出してはいけない...
  • 【カエルの時間をお知らせします】
      ラノで読む  ◇島内広報用スピーカ各所 「ピン♪」   「ポン♪」     「パン♪」 「「「♪ポーン♪」」」  帰りのホームルームも終わり学園生達が岐路につく頃。  気象庁による梅雨入りの発表というそれだけでも気が滅入るというこの時期、双葉島内の各所に設置された区の広報用スピーカから突然、あまりにも不快で耳障りなハイトーンボイスが放送された。 「「「カエルの時間をお知らせします」」」  そのふざけたアナウンスが双葉島全域に響きわたると同時に、それが意図的なのかそれとも偶然なのか、丸一日どんよりと上空を覆い続けていた雨雲がついに活動を開始した。  まるでバケツをひっくり返したような土砂降り。  そして――  ◇双葉区役所広報課通信室  そのあまりに急な出来事に、区の職員は慌...
  • 忌憚研究部
    忌憚研究部(きたんけんきゅうぶ) 高等部のみに存在する部活 旧校舎にひっそりと隠れるように部室を設けており、活動内容も基本的には非公開 また部員も数人しかおらず、普段生活するにおいて滅多に関る事のない部活だと言える 主な部活内容 都市伝説や噂による被害が起こった事件の依頼を受け、調査・解決する 依頼は部員が自発的に行ったり、また研究部の存在を知っている教員関係の人間が依頼したりする(原則的に通知されている) 調査・解決を依頼する最低条件として、「都市伝説・噂の被害に実際に遭っている人間がいる」というのが挙げられる。 規則 1.活動範囲は双葉島内部 2.研究部の存在を不用意に知らしめてはいけない 3.自身が三年になった時、二年生から一人につき一人の進入部員をスカウトする事 4.危機的な活動を強いられた時、いかなる授業や行事も無視して構わない 5.無視し...
  • 【未来の双葉学園を想像する男】
    ラノで読む ※一部グロ表現あり注意  陸雄《りくお》は双葉区から離れた、とある海沿いの寒村に来ていた。  双葉大学でラルヴァ研究を学んでいる陸雄は、郷土妖怪譚や民話とラルヴァの関連性について研究レポートを書くために旅行に出たのだ。もっとも、この村は学園側に出した外出届とは別の場所だ。  たまには学園の目の届かない場所で羽を伸ばしたいと陸雄は思っていた。毎日息の詰まるような講義を受けたり、学園の目を気にして研究に励んでいても気が休まない。後で大目玉を喰らうかもしれないがこの長閑な場所にやってきてよかったと思う。 「空気がおいしいなぁ」  爽やかな潮風が頬を撫で、新鮮な空気が肺いっぱいに入ってくる。陸雄がいる場所は寒村から少し離れた海岸だ。ゴツゴツとした岩場が多く、場所も高いため崖になってしまっている。足元が不安定でちょっと怖い。でもここからの眺めはとても綺麗だ。水...
  • 【俺が双葉学園をやめた日】
    ラノで読む 「このまま一緒にいても私たちお互いに駄目になっちゃうだけだよね…」  そんな事を言って弱弱しく微笑むと彼女は俺の前から去った。  いや、別に彼女に逃げられたってわけじゃあない。むしろ逃げた、というよりも彼女から距離を取ったのは、しょうもない異能に覚醒したせいで色々といっぱいいっぱいになっていた俺のほうなのだった。  という話は、今は置いておくとしても、とにかく俺はそこから一週間ほど家に引きこもった。学校にも行かず、どこにも行かず家でひたすら考えた。今後の自分がどう生きていくかを、だ。傍から見れば『女に振られただけ』で今後の自分の生き方を真剣に考えるなんていうのは鼻で笑われそうなものだが、俺は正真正銘本気そのものだった。  で、一週間己の異能について、そして終わってしまった彼女との関係についてああでもないこうでもないそうでもないと、悩みに悩...
  • 【双葉学園グルメレース】
     【双葉学園グルメレース】  双葉学園の体育祭競技は分類が二分される。  異能を使うか使わないか。  異常かまともか  危険か安全か。  この内、どちらの割合が大きいかを直接述べることはしない。  しかし強いて言えば、運営に回っている各種委員会の中で体育委員会よりも保健委員会や放送委員会の方が忙しそう、というくらいだろうか。  そんな体育祭だが、昼食休憩という憩いの時間は存在する。  この体育祭は参加人数が多いため、「全校生徒が校庭のブルーシートの上でお弁当広げてワイワイ食べる」という小学校などではよく見られた光景はちょっと難しい。付け加えると、学校が学校なので「保護者同伴でお弁当」というのもやはり難しいことが多い。例外はあるが。  そういう事情なのでお昼を食べるときも場所は自由である。校庭、教室、屋上、学食、あるいは外の飲食店まで食べ手にいく生徒もいる。  基本...
  • 【駅員小松ゆうなの業務日誌 3日目】
     ※ラノ版は後日用意します 「シンコウーッ!」  若い機関士はしっかり右腕を伸ばし、青信号に指を差した。  この列車はJR京葉線を経由してやってきた、物資輸送の貨物列車である。機関車や貨車のほとんどはJRと共用しているが、中継点となる場所できちんと双葉学園鉄道の職員と交代をしている。JRの職員が島内に入ってしまうようなことはないのだ。  この機関士はもともとJRに勤めていたが、異能者であることから双葉学園鉄道に引き抜かれた。まもなく終点の双葉学園駅である。EF210型電気機関車の1001号機――愛称「白虎」号は徐々にスピードを緩めていった。  しかし。  若い機関士は、視界の向こうにはっきりと点灯をしている「赤」を認める。  認めたその瞬間には非常ブレーキをかけていた。鉄道員は、赤信号を絶対に守らなくてはならないのである。  双葉学園駅に配属されている小松ゆ...
  • 舞台背景
    作品ごとの背景情報まとめ SSに登場した島の施設(学生食堂、商店街、双葉湯etc…)に関する情報をお寄せください 本ページの趣旨 SSの主な舞台である、双葉区に関する情報を集積する場所です これまで実に60篇以上のSSが書かれています しかし、それらを全部読み、内容を把握し、かつ作品に反映することは大変な労力を要します そこで、SS内で、双葉区の設備についてどのようなことが書かれたかを大まかにまとめる場所を作りました SSの作者には協力をお願いします ここに書くべきはあくまで背景舞台に関する情報です また、このページは情報を一時的にプールしておく場所です ある程度情報が集まった場合には、定時の会議に諮ったのちに基本的な設定に反映されるなり、正式に派生設定に組み込まれるなりすることになるとおもいます 凡例 作品名 双葉区には学園がある 双葉区...
  • 【あの日に帰ろう】
      ラノで読む  梅雨明けから続く晴天、山間《やまあい》から覗く巨大な入道雲。肌を突き刺さんばかりに照り続けてくる日差しは陽炎《かげろう》となってアスファルトを揺らし、さらに蝉の鳴き声がけたたましく脳に響く。  今年で二年目とはいえこの盆地の夏の暑さはというものはあまりに凄まじく、高校卒業までの十八年間ずっと海沿いの町で暮らしてきた自分にとって、むせ返るほどの熱気が身を包み込むこの環境はまさに地獄そのものだ。  それでも、あの実家を出るために出来る限り遠く離れた(その上で自分の学力でなんとか入学出来る程度の)この大学へ通うことにしたと考えれば、例えどれほどの苦痛であっても今の僕なら甘んじて受け入れられるだろう。  ――この時期になるといつも、僕はあの年のことを夢に見るようになる。  僕の家族が崩壊した三年前の夏を―― 【あの日に帰ろう】 ...
  • 【駄菓子屋の小さな恋】
    ラノで読む  授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響くと同時に、太郎は教室を飛び出した。同じクラスの子供たちがランドセルを背負うよりも早く走っていく。  怒りっぽい担任の怒鳴り声がうしろから聞こえてくるけど彼はそれを無視する。明日とても怒られるかもしれない。それはいやだ。でも仕方ないだろう。太郎はどうしても急がなくてはいけない理由があるからだ。  太郎は階段を数段飛ばしで降り、校門を誰よりも早く駆け抜けた。  目指す場所はひとつ。   それは三つ目の信号を右に曲がった路地の先にある。 「はぁ……はぁ……」  息も切れ切れにぼくは太郎に辿り着いた。  ビルとビルの間に、ちょこんと建てられた小さな建物。年季を感じさせるほどに古びている。  そこは民家のような日本家屋だ。紅茶の匂いのする畳、あちこち破れている障子、誰かが悪戯で落書きした木の柱。そしてその家の中と外にある...
  • 双葉 五月
    双葉 五月  「としあき様っ!」 基本情報 名前 双葉 五月(ふたば さつき) 学年・クラス 中等部 2年 性別 女 年齢 13 身長 146㎝ 体重 36kg 性格 策略型猪突猛進娘 生い立ち かなり不幸な人生を送ってきた。ラルヴァに殺されそうになったところをとしあきに救われる。その後やってきた学園の情報処理班によって異能を確認され、双葉学園に編入する。 基本口調・人称 私、あなた、名字+さん。慇懃だが無礼にならない程度の丁寧語 特記事項 一応としあきと敏明はパラレルになってます キャラデータ情報 総合ポイント 16 レベル 4 物理攻防(近) 1 物理攻防(遠) 1 精神攻防 1 体力 1 学力 5 魅力 4 運 1 能力 『策士』:超人系。魂源の脳幹支配による思考の最適化。目的を達成するために自分の感情すら利用する その他詳細な設定...
  • 【キャンパス・ライフ1 その3】
     フライパンで、何かをジュージュー焼いている音。  透明な油が四方にはね、ベーコンがほどよく焼けていく様子が目に浮かぶ。布団の中で、雅のすきっ腹がひと鳴きした。  これほど、家庭的な音と匂いに包まれながら朝を迎えるのは、もうどれぐらいぶりなのだろう。  コンロの火が止まった。フライ返しがフライパンに置かれた音がした。  そして足音が、雅の寝転ぶベッドに近づいてきた。きっと、遅くまで寝ている自分を優しく起こしてくれるのだろう。 「お母さん・・・・・・?」  雅はそう言いながら、薄く目を開いた。  丸くて小さな、子供の目がそこにあった。  雅の眠気がたちまち引いていき、たまらず目を大きく開く。 「あ、あんた。私のような小学生をお母さんと勘違いするのは、ちょっとありえないんじゃないの・・・・・・?」  顔を引きつらせながら、水色のエプロンに身を包んだ少女が言った。 ...
  • 【狙われた醒徒会長】
    ラノ 「同士諸君!」  薄暗い部屋の中で、赤城《あかぎ》は声を張り上げた。  その部屋には赤城の他に、二人の男がいた。一人は痩せていてメガネをかけている青山《あおやま》で、もう一人は肥満体形の男である横井《よこい》であった。ただならぬ雰囲気を発しているこの三人は双葉学園の生徒である。  三人はある目的のために同盟を組んでいた。 「ついに決戦の日は来た! この日のために我々は血のにじむような訓練をしてきた。今日、我々の努力は報われるのだ!」  赤城がそう言うと、青山はメガネを押し上げながら呟いた。 「ふふふふ。僕たち三人があの日和見主義者共ばかりの組織から離れて早一年。僕たちの思想こそが正しいことを奴らにみせつけてやる」  横井もポテチをムシャムシャと食べながら奮起する。 「そうだね赤城くん。青山くん。俺たちが同盟を組んだのはまさに運命だったんだ。俺たち三人なら絶...
  • 「双葉学園」企画 沿革
    「双葉学園」企画 沿革 2009年6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2010年1月 2009年 6月 6月18日  夜未明、勃起人が「シェアードワールドをやらないか?」とラノベ執筆スレを立てる  一晩のうちにWikiとアップローダーが用意され、勢いのまま企画がスタート 6月26日  初の参加型イベント「醒徒会役員選挙」 6月27日  醒徒会メンバーが出揃う。この頃にはだいたいの設定が固まっている 7月 7月4日  第1回定時スレ 定時スレが本格スタートする 7月7日  双葉学園スレ史上初の24時間営業(6日18:00頃~) 7月18日  無事に企画立ち上げ一ヶ月を迎える  同日より20日まで「連休耐久スレ」開催。39スレまで到達 7月25日  学園最強は「醒徒会」であることを土曜議論スレで...
  • 【Es schmeckt gut! (6)】
     房総半島の東側、太平洋の波風にビクともせずに大洋に屹立する鋼鉄の檻が其処にはあった。ここ数日間続いている強風は今日も太平洋をざわつかせ、高低差のある幾枚もの波がその暗灰色の壁面へと激しく襲いかかり、空気を多分に含んだ白飛沫となって消えていく。一九九九年以降、政府主導で開始された海底資源発掘プロジェクトの一環として急造されたそのプラットフォームは外観だけ見れば全くの立方体としか見えず、しかしその目的は外観からはわからない。何しろ、そこには入口と思しきものが見当たらないのだ。  船で本土からこの建造物へと向かった場合、当然立方体を構成する一面にぶち当たるが、そこには一つのからくりがある。その船から建造物内部の守衛センターに対して暗号通信を行い、マニュアル化されたチェック項目の全てをパスすると、油圧機構の働きによって立方体の一面に切り込みが入る。切り取られたようなその壁面が二分間かけてスライ...
  • 双葉学園
    双葉学園 「双葉学園」のA級設定 第四項  双葉学園 双葉管理 ふたばすげとし によって作られた学園である異能力者や一般人の少年少女が集まり、学園生活を送っているラルヴァが暴れるようなことがあれば、異能力者の生徒が戦いに出る 「双葉学園」のB級設定 東京の埋立地に造られた小中高大一貫教育の巨大学園です 生徒たちには「異能力者」と「一般人」がいます 制服は「ブレザー」です 全日制であり、学生寮が存在します 普通の授業に加えて「ラルヴァ」や「異能」に関連した特殊な授業が組まれています 日本の各地で「ラルヴァ」が発生すると、双葉学園の生徒が派遣されます 「モバイル学生証」というものが存在します 「双葉学園」には「醒徒会」という組織が存在します 「醒徒会」は全作品のなかで「最強」の存在です 作品ごとの傾向  どれもA設定・B設定をきちんと守って書かれているので、大き...
  • 双葉敏明
    双葉敏明  「フラグッ!!」 基本情報 スペシャルキャラクター 名前 双葉 敏明(ふたば としあき) 学年・クラス 高等部1年1組 性別 男 年齢 15歳 身長 168cm 体重 60kg 性格 基本的に一般人、応用的にオタ気質。ツッコミタイプ大体の人とは普通に話せるし、いかにも日本人らしくあまりエキサイトしない。ただし、時々思い込みというか妄想が言動に表れることもある。 生い立ち 双葉学園創設者、双葉管理の孫。両親、兄、妹と五人家族中流階級の一般家庭に育ち、双葉学園に来るまで異能力やラルヴァの話も聞かされなかった。 基本口調・人称 ~だ。~か? 俺、おまえ、あいつ。 敬語は普通に使う 特記事項 住まいは学園から少し歩いたところにある一軒家で管理の別邸。ただし、管理は学園内にも自宅がありそちらで暮らしているため敏明の一人暮らし キャラデータ情報 総合ポ...
  • 【双葉学園の怖い噂 五怪目「人魚姫」】
    縦読み版   「人魚姫」  ぼくがまだ双葉学園に来る前、地元の浜辺で人魚を見つけた。  その時ぼくはまだ七歳の子供で、記憶はあいまいだけど確かにそれは人魚だった。  釣りをしようと親に連れてこられたのだけれど、ぼくは興味無かったから砂浜で砂のお城を作っていた。季節は冬で、幸い空は曇っていたおかげで砂浜は暑くもなく、砂遊びするには快適だった。  砂遊びに飽きたぼくは人気のない砂浜を歩く。すると、遠くの砂浜に倒れている人影が見えた。  なんだろうと好奇心を膨らませ、その人影に近づき、ぼくは驚いた。  そこに倒れていたのは、上半身は裸の女の子で、下半身は魚であった。珊瑚色の鱗がきらりと光っているが、尾ひれは元気が無いようで動かない。  それはまさに、ママに絵本で読んでもらった『人魚姫』そのものだった。ただ、ここが日本のせいか、その女の子は綺麗な黒髪で、日本人のよう...
  • 【宮城退魔帳 その一】
     いつもの日常。  いつもの景色。  アーケードのコーヒーショップでブルーマウンテンを啜りながらいつもの様に俺たちはダベっていた 「なぁ慧護、お前進路どうする?」  親友であり腐れ縁の大前克 おおまえかつ が聞いてくる。 「進路か・・・、まだ何も考えてないな」 「マジかよ!俺達も来年から受験だろ?そろそろ進路も決めとかないと後で困るぜ」 「それは分かるんだけどな・・・。そういうお前は決まってるのかよ?」  どうせ決まってないだろうととタカをくくって聞き返したが、予想外の答えが返ってきた。 「モチのロンさ!」 「で、何になるんだ?」 「TK大の航空宇宙工学科に行って宇宙用エンジンの開発をしたいと思ってる」 「へぇ・・・」 「その為に今必死に勉強してるんだぜ。熱力とか流力とかトライボロジとか」 「何も考えてないようでちゃんと考えてるんだな、克も」 「当たり前だ...
  • 【雪だるまちゃん、来襲】
     双葉学園に敵襲です。  ラルヴァの名は――雪だるまちゃん!  双葉大橋の袂で待機した初等部生徒・天上院佑斗(てんじょういん ゆうと)は、右耳につけた通信機のインカムに手を添えると、状況報告を行った。 「周りは雪だらけでぇーす。白くて寒いでぇーす。おなかへったでぇーす。おじさんのいう敵ってやつも見えませぇーん。……ねえ、まだ帰ったらだめなのかな、おじさん?」 「おじさんではない! チーフと呼びたまえチーフと!」  敬意の欠片も感じられない通信にこたつで包まりながらチーフは憤慨した。  ここは双葉島内にあるALICEラルヴァ監視ルーム。  双葉大橋を渡って進入してくるラルヴァの迎撃が天上院佑斗に下された任務である。 「あのぉ、お言葉ですがチーフ。初等部ですよ。この任務をあんな小さな子だけにやらせちゃって大丈夫なんですか?」  オペレーターの疑問ももっともである。 「...
  • 【キャンパス・ライフ2 その5】
     醒徒会長は雅を呼び出したあの日、こんなことも言っていた。  雅が恐る恐る、こうきいたときだった。 「まあ、会長の配信した動画を見れば、それは言うまでもないことなのでしょうが・・・・・・『血塗れ仔猫』は当然、粛清するんですよね?」 「当然だろうが」と、藤神門御鈴は急に険しい顔つきになった。  白虎がいつの間にか昼寝から起きていて、雅のことを見つめている。つぶらな黒の瞳はとても深い色合いをしていて、彼と目を合わせていると飲み込まれてしまいそうであった。 「大量に流れ出た血と涙に報いるためにも、血塗れ仔猫の存在は許されないのだ。立浪みきは、もはや立浪みきではない。今や七名の少年少女をその手にかけた『ラルヴァ』だ。私たちは醒徒会だ。どうして私たち醒徒会が、島の住人を恐怖に陥れた彼女を抑止せずにいられよう?」  やっぱり、醒徒会は立浪みきを倒すつもりなのだ。彼女にとってそれは本...
  • 「双葉学園」用語集
    「双葉学園」用語集  用語集です  スレ内に出てくる用語を解説します  スレが立ってないときに暇つぶしがてら編集してください  個別PC、NPCのあだ名一覧はこちら 「あ」行「あ」 「い」 「お」 「か」行「か」 「こ」 「さ」行「し」 「す」 「せ」 「た」行 「な」行 「は」行「は」 「へ」 「ほ」 「ま」行 「や」行 「ら」行「ら」 「ろ」 「わ」行 * 日本語 「あ」行 「あ」 アイス 逢洲等華のこと。風紀委員。勃起人のちんこを斬る アダムス 醒徒会会計・成宮金太郎の秘書。一般人のくせしてステータスが存在し、物議をかもした。【アダムスの項目】 魂源力(アツィルト) 能力者の力の源泉たる、命の泉から湧き出す力。全ての能力はこの魂源力を消耗することで発動される。ラテン語で「根源」、カバラにおける原型・流出・神聖界を意味する Atzilu...
  • 双葉学園大学
    双葉学園大学  双葉学園大学とは、学校法人双葉学園が運営する大学である ■双葉学園大学の特色  大学まで進学する理由・目的は生徒によって様々で、自分の戦闘スタイルや得意異能分野をさらに磨いたり、また、いっそう深い教養を身につけたいという希望による  未知の能力を発掘・体系化を目指している機関であり、研究の水準はかなり高い  異能者教員免許を取得すれば指導者の道も目指せる
  • 【ラッキーストライク】
    ラノで読む  俺の友人である甲府守哉(こうふ・もりや)は稀代の駄目人間だった。  あまり奴を知らないひとは、甲府のことを深刻ぶらない楽天主義者なんだと思っているようだが、正体はそんなものじゃない。あいつは、現在さえよければあとはどうなってもいいと考えている刹那主義者ですらないのだ。 「この世には必ず抜け道があるから頑張ったり努力したりする必要はない」  それが甲府の信念だった。本当にどうしようもない野郎だ。  あいつとの腐れ縁は中学時代から続いてしまっているのだが、当時から帰宅部員で宿題もやらず、テスト勉強ももちろんしない問題児だった。にもかかわらず甲府は落第生ではなく、テストでは限りなく満点に近い成績をおさめることが少なくなかった。テストが二回あれば一度はほぼ満点。もう一度は文字通り全滅。平均すれば並の成績というのが奴だった。  甲府はやたらとヤマを張るのがうまかったの...
  • @wiki全体から「【この夏は双葉水族館へ行こう】」で調べる

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