Summary. デモンストレーションを兼ねて、簡単なのを1つこなしてみましょう。今後の計測でもなにかと役に立つ「ジャンプの滞空時間」を測ってみます。


素朴に考える

最初なので、まずは素朴に考えます。つまり、
上入れっぱでジャンプして、着地の瞬間のフレーム数を見る
という方針でやってみます:
実際やってみたのが上の図で、42F目に着地していることが分かります。

ちなみに、 着地の瞬間の1Fを滞空時間に含めるかどうか は人によって意見が分かれるところかもしれません。その辺は人それぞれですが、個人的には含めるほうが分かりやすいと思います[1]

これ以降、他のデータでも「ニュートラルの1F」を硬直に含める方針で測ります。

InputDisplayだけで済ます

さて、これからが本番です。

上の方法ではスクリーンショットを撮るなりなんなりする必要がありました。しかし、これをInputDisplayだけで済ませる方法があります。具体的には、
  1. 上入れっぱでジャンプする
  2. そのまま上を入れっぱなしにしながら、着地の瞬間に目押しで地上攻撃を出す
という手順を実行します。
Tips に書いてありますが、地上で「ジャンプ入力」と「ボタン入力」がかち合った場合は後者が優先されます。そして今の場合、1Fでも入力が前後にずれると5Aは出ず、再度ジャンプしてしまいます。

したがって、2度目のジャンプをせずにちゃんと5Aを出せたのを確認して、それからおもむろにInputDisplayを見れば 垂直ジャンプの滞空時間=42F と結論できるわけです。

ジャンプの準備時間

補足になりますが、ジャンプの準備時間を測るには
  1. 上入れっぱでジャンプする
  2. すぐに何かジャンプ攻撃を入力
とし、ジャンプ入力後の何F目以降ならジャンプ攻撃が出せるか見ます。
慣れていないと分かりづらいかもしれませんが、上の図の場合、
  1. ジャンプの5F目に一度JCを入力したものの、まだ準備時間中でJCが出なかった(=Statusが赤)
  2. その1F後に(同時押しボタンで)JCを入力したら今度はちゃんと受け付けられた(=Statusが黒)
という流れになっています。よって、レンの垂直ジャンプだと 準備時間=5F であるとわかります。





[1]
n回ジャンプしたときの時間が(42×n)Fになる、etc.
最終更新:2022年11月12日 03:03