アタルヴァ・ヴェーダ

攘災（じょうさい）招福、呪詛（じゅそ）調伏などを目的とする呪句（アタルヴァン）の集成

『アタルヴァ・アンギラス』ともいう。
福利増大のための呪文がアタルヴァンで、
怨敵の呪詛や悪霊のちょうふくのための呪文がアンギラスである。

古い民間信仰の要素を多分にふくみ、祭式全般を総監するブラフマン祭官
（祈祷官）に所属する聖典として、その神聖さが認められるまでにかなりの歳月を要した。

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• ヴェーダ文献の種類
  • 『リグ・ヴェーダ』 　讃誦（リチ）の集成
  • 『サーマ・ヴェーダ』 　　歌詠の集成
  • 『ヤジュル・ヴェーダ』 　　祭詞（ヤジュス）の集成
  • 『アタルヴェ・ヴェーダ』　　攘災（じょうさい）招福、呪詛（じゅそ）調伏などを目的とする呪句（アタルヴァン）の集成

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