責任

責任駆動設計においては、ソフトウェアオブジェクトを、責任をもつ存在としてとらえます。責任は行うことの抽象化です。責任は、役割の観点から見たオブジェクトの義務または振る舞いに関係します。基本的には2つの種類に分けられます。実行(doing)と情報把握(knowing)です。

  *オブジェクトの実行責任には以下のものが含まれます。
     oオブジェクトの生成や計算の実行など、何かをそれ自体で行う。
     o他のオブジェクトのアクションを始動する。
     o他のオブジェクトの※アクティビティを制御し調整する。
     ※作業とか仕事とかそんな感じ

   *オブジェクトの情報把握責任には以下のものが含まれます。
     oカプセル化されたプライベートなデータを把握する。
     o関係するオブジェクトを把握する。
     o導出または計算可能なものを把握する。
最終更新:2009年06月22日 00:58