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#contents()
***精霊
サラマンダー
>パラケルススの四大精霊のひとつ。
>真っ黒な皮を持つトカゲの姿をした火の精霊。
>
>火山の火口や溶岩の中、あるいは炎の中に
>棲んでいるとされ、その体は、どんな高温
>にも耐えるとも、またはそれ自体が炎を
>発しているともいう。
>ラテン語でサンショウウオを指す言葉が
>語源だとされている。
ウンディーネ
>パラケルススの四大精霊のひとつ。
>痩身の美しい乙女の姿をした水の精霊。
>
>ニンフなどの妖精に近いとされ、ラテン語で
>波を表す言葉が語源だとされている。
>また人間と恋に落ちて結ばれる話も存在する。
>そこでは、夫となった男は水辺で彼女を
>叱ってはいけないとされ、さもなくば彼女は
>水の中に戻ってしまうとされている。
>またウンディーネと別れた男が別の女性と
>結婚しようとすると、彼女はその命を奪いに
>くるという。
シルフ
>パラケルススの四大精霊のひとつ。
>美しい女の姿をした風の精霊。
>
>その名は、森や樹木を表すラテン語と、
>ギリシャ語のニンフとを合成して作られたと
>される。美女の姿であることから、女性型の
>シルフィードの名で呼ばれることも多い。
>姿を消すことを得意とし、またその喋り声は
>そよ風になるといわれる。
ノーム
>パラケルススの四大精霊のひとつ。
>地中に住まうとされる土の精霊。
>
>ドワーフやノッカーに近い存在だとされ、
>地底の財宝や鉱物を守って暮らすという。
>名前はギリシャ語の「地に棲むもの」という
>言葉に由来するようである。
フレイミーズ
>火の属性である精霊。
>
>世界の万物を構成する四大元素のひとつで、
>低次なエネルギー体である。
>「熱い」「乾いた」相だとされる。
>古代ギリシャに体系化された地水火風の
>四大元素の理論は、初期占星術にも大きな
>影響を与えている。
アクアンズ
>水の属性である精霊。
>
>世界の万物を構成する四大元素のひとつで、
>低次なエネルギー体である。
>四大元素を初めて体系化したギリシャの
>アリストテレスによれば、「冷たい」
>「湿った」相であるという。
エアロス
>風の属性である精霊。
>
>世界の万物を構成する四大元素のひとつで、
>低次なエネルギー体である。
>形の結合を促す「熱い」「湿った」相を持ち、
>増加をもたらす基本素とされる。
アーシーズ
>土の属性である精霊。
>
>世界の万物を構成する四大元素のひとつで、
>低次なエネルギー体である。
>分解を促す「冷たい」「乾いた」相を持ち、
>破壊をもたらす基本素とされる。
***魔人
マザーハーロット
>ヨハネの黙示録において
>「大淫婦」として記される魔人。
>
>7つの頭に10本の角を持った姿の、神に
>逆らう赤い獣にまたがっており、その手には
>汚れに満ちた金の&ruby(さかずき){杯}を持つという。
>黙示録17章では彼女に関する具体的な
>記述がなされており、獣の頭や角を「王」、
>彼女自身を「地の王たちを支配する都」
>などとしていることから、ローマ帝国を
>表しているという説が存在する。
トランペッター
>ヨハネの黙示録に記される、ラッパを持つ
>神の遣い。天使であるとされる。
>
>彼らの吹き鳴らすラッパは、火災や星の墜落
>など様々な災厄を起こし、地上を一旦、
>死の世界へ変えるという。
ペイルライダー
>ヨハネの黙示録に記される、
>世界の終末に現れるとされる四騎士の一騎。
>
>青白い馬に乗り、黄泉の主を従える。
>この騎手の名は「死」といい、死病でもって
>人々の命を奪い滅ぼす力を持っているという。
ブラックライダー
>ヨハネの黙示録に記される、
>世界の終末に現れるとされる四騎士の一騎。
>
>黒い馬に乗り、天秤を手にしている。
>飢饉を起こす力を持ち、人々を苦しみの
>うちに殺すことが許されているという。
レッドライダー
>ヨハネの黙示録に記される、
>世界の終末に現れるとされる四騎士の一騎。
>
>赤い馬に乗り、大きな剣を構える。
>地上の平和を奪い、人々に殺し合いをさせる
>力が与えられているという。
ホワイトライダー
>ヨハネの黙示録に記される、
>世界の終末に現れるとされる四騎士の一騎。
>
>白い馬に乗り、手には弓を持つ。
>神の戦いの象徴である彼には冠が与えられ、
>勝利の上に勝利を得ることが約束されている
>という。
マタドール
>自らの命と引き換えに観客を沸かせる遊戯の
>支配者。
>
>ひとつのミスが死を招く過酷なショーで
>実際に命を落とした男たちの無念、そして
>喝采や熱狂への渇望が、魔人となって現世に
>留まっているのだという。
ケムトレイル
>都市伝説の一種で、人工的な気象現象。
>秘密結社・組織による陰謀だとされる。
>
>この現象は、一見すると飛行機雲のようだが、
>実際は飛行機から有害な金属を散布している
>ものだといわれる。
>その目的は、人間を病気にしての人口抑制、
>太陽光線を遮断しての生態系破壊や気性制御
>など様々な説がある。
>またメディアは黒幕によって掌握されており、
>一切の真実を報道していないといわれる。
プラズマー
>都市伝説の一種で、プラズマ技術を駆使した
>破壊兵器。軍産複合体による陰謀だとされる。
>
>電磁波を照射して交差させることで発生する
>プラズマによって対象を攻撃する兵器で、
>電子機器の破壊や敵兵器の無力化を行うほか、
>人体に対して精神異常や発火現象を起こす
>こともできるという。
>実験で発生したプラズマ火球を民間人に
>目撃されたこともあったが、兵器の存在を
>知られたくなかった首謀者たちは、情報
>操作によってUFO騒ぎにすり替えたと
>いわれている。
>魔人プラズマーは、この兵器の最終形態
>として、悪魔との融合によって生み出された
>ものだといわれている。
デイビッド
>人ならざる魔性の者たるヴァイオリン弾き。
>骸骨の姿をしている。
>
>ヨーロッパ全土を放浪する旅芸人の中にあり、
>ヴァイオリンを狂おしく奏で、人々を惑乱と
>陶酔に誘い、死の舞踏を舞わせたという。
***秘神
カンギテン
>インド神話のシヴァ神の息子ガネーシャ神が
>仏教に取り込まれたもの。
>
>災いを除き、男女の和合や子授けで多くの
>御利益があるとされ、一般的には象の頭を
>した男女が抱き合う姿で表される。
>元々は荒々しい神で、信仰者に厳格な行を
>求めるといわれている。
カーマ
>インド神話の性愛の神。
>オウムに乗った端正な若者の姿で描かれる。
>
>ミツバチを弦とし、サトウキビで作った弓を
>持ち、先端に花をつけた5本の矢を放つ。
>この矢に射られた者は、恋心をかきたてられ
>るという。
>神々に頼まれ、修行を行っていたシヴァ神を
>射たことがあるが、シヴァはこれに怒り、
>第三の目から光線を放ち彼を焼いたという。
キンマモン
>琉球神道における最高神。常世の国
>ニライカナイからやってくるといわれ、
>天地開びゃく以来、&ruby(りゅうきゅうのくに){琉球国}を守護してきた。
>
>この神には陰陽があり、天より降ってきた
>ものを「キライカナイノキンマモン」、
>そして海より上ってきたものを
>「オホツカケラクノキンマモン」と呼ぶ。
>彼方より時を定めて寄り来るマレビト神で
>あるともいわれ、女性に憑依して人々の前に
>現れることもあったという。
アメノフトタマ
>日本記紀に登場する、占いや神事を司る神。
>天皇家に仕えた&ruby(いんべ){忌部}氏の祖神といわれる。
>
>かつて天照大神が天の岩戸に隠れ、世界が
>暗黒に包まれた際、&ruby(あめのかぐやま){天香山}の&ruby(まおしか){真男鹿}の肩骨を
>抜いて「&ruby(ふとまに){太占}」を行ったとされる。
カンバリ
>かわや、すなわち便所の神様。
>正しくは&ruby(かんばりにゅうどう){加牟波理入道}である。
>
>便所の不安を取り除いてくれるとされる神で、
>大晦日の夜に便所で「カンバリニュウドウ
>ホトトギス」と唱えれば、次の年は一年間、
>便所で妖怪を見ないで済むといわれる。
>昔の便所は簡単な作りの上、いささか危険な
>構造だったため、妖怪だけでなく便所自体の
>恐怖も、この神を生んだ原因と考えられる。
***フード
イナバシロウサギ
>因幡白兎。古事記、出雲神話で有名な
>ずる賢い兎で、白兎神として祀られている。
>
>隠岐島から因幡の国に渡ろうとして、
>ワニザメを騙して海に並ばせ、数を数える
>ふりをしてその上を飛んで行こうとしたが、
>渡り切った所で騙したことを明かしたため、
>最後のワニザメに皮を剥ぎ取られた。
>その後オオクニヌシ神に正しい治療法を
>教わり、この傷を治したという。
クダ
>「管使い」と呼ばれる行者に使役された、
>人に取り憑く狐の妖魔。クダギツネとも
>呼ばれる。
>
>クダに取り憑かれた者は、あまり飲食を
>しなくなり、代わりに生味噌を食べるように
>なるという。
>行者の間では、師から弟子へとクダが受け
>継がれるが、クダが増えすぎて困った場合は、
>7か所の墓石の欠片を半紙に包んで持ち
>歩いていれば、自然にクダは落ちるとされる。
チュパカブラ
>プエルトリコに出没するという謎の生物。
>牛や羊など家畜の血を吸う。
>
>名は「山羊の血を吸う者」の意で、体長は
>90~180cm、頭部は楕円形、大きくて
>赤い目、体はカンガルーに近く、三本爪の
>二本の手、山羊のような足という姿で、その
>体毛は周囲の景色に合わせて変色するという。
>またヒューマノイド・エイリアンと酷似した
>姿であるともいわれる。
>目撃された前後にUFOの目撃も多いこと
>から、地球外生命体だとする説もある。
マメダヌキ
>人を化かすことを得意とする賢い雄ダヌキ。
>
>広げると8畳ほどにもなる巨大な陰部が
>特徴で、これを活用して人を化かす。
>ある時は体にかぶって異形の姿に変身したり、
>ある時は広げて座敷に見せかけ、雨降りの
>時などは、合羽の代わりに使ったという。
>灘の酒蔵では、マメダヌキがいないと良い
>酒ができないとして、これを敬っている。
カタキラウワ
>奄美大島に現れるという子豚の姿をした妖怪。
>耳は片方しかなく、影を持たないとされる。
>
>人間が夜道を歩いている時、カタキラウワは
>1匹あるいは集団で現れる。
>カタキラウワが人間に近寄り、サッと股の
>間をくぐると、その人間は魂を奪われて
>死んでしまうが、素早く足を交差させれば
>股をくぐれず、その場から去っていくという。
オンモラキ
>日本に伝わる、鳥の姿をした不気味な妖怪。
>「&ruby(おんもらき){陰魔羅鬼}」と書かれる。
>
>ツルにもサギにも似た姿で、人面である。
>全身は黒く、灯火のように光る眼をしており、
>羽を震わせては人間に似た声で気味悪く鳴く
>とされる。口から炎を吐くともいわれる。
>寺に納められ墓に入った後、十分な供養を
>受けられなかった屍の気が変じてこの妖怪に
>なるとされる。
>手厚い供養を求めているのか、経文を
>怠っている寺の僧の前に現れるという。
***狂神
テスカトリポカ
>アステカ神話の、創造神にして魔王とも
>呼ばれた恐ろしい神。名は「煙る鏡」の意。
>
>ケツアルカトル神によって地上に落とされた
>原初の太陽神で、争いと変化を司るという。
>また生命を与え、自由に奪うことのできる
>能力を持つ全知全能の神でもある。
アティス
>小アジアはプリュギアの復活する神。
>
>地母神キュベレに捧げられる運命を担った
>アティスは、人々の救済のために生贄となり、
>殺されては復活する救世主的な神として
>崇められた。
アラミサキ
>荒らかな力を持ち、&ruby(すみよしのおおかみ){住吉大神}の荒魂とも
>いわれる神。「&ruby(あらみさきのかみ){荒御前神}」と書かれる。
>
>神功皇后の&ruby(しらぎ){新羅}遠征の際、天照大神によって
>遣わされた神で、皇后の船の先方に立っては、
>これを守り導いたとされる。
>一方で嫉妬深く、人の仲を離す神、男女の
>仲を引き裂く神であるともいわれ、その場合、
>「&ruby(あらみさきひめ){荒御前姫}」という名で呼ばれることもある。
ディオニュソス
>ギリシャ神話の酒と演劇の神。
>主に女性から熱狂的な信仰を集めた。
>
>元来はトラキアの山脈を守護する生命の神。
>ブドウの木を発見し、その栽培とブドウ酒の
>製法を人間に普及させたといわれる。
オグン
>ブードゥー教の戦いの英雄とされる神。
>その礼拝には彼の好むラム酒が用いられる。
>
>様々な形態で存在するとされ、本来の姿で
>ある戦士は勿論、呪術師、門番、政治家、
>火の番人、犠牲者などの姿を取る。同名の
>ナイジェリアの鋼鉄の神に由来していると
>いわれる。
***神霊
エンシェントデイ
>ダニエル書七章に登場する神の別名。
>「エンシェント・オブ・デイズ」と呼ばれ、
>「日の老いたる者」と訳される。
>
>衣は雪のように白く、その白髪は清らかな
>羊の毛のようであるという記述があり、
>王座や車輪は燃え盛る炎であると
>いわれている。
>ダニエルの幻視によると、海から四頭の
>大きな獣が現れ、エンシェントデイは
>その最も恐ろしい第四の獣を殺し、死体を
>炎の中に投げ込んだという。
***威霊
アリラト
>アラビアの古い母神。カーバの地に四面の
>黒い石柱を本体として祀られていたとされる。
>
>原始の月の神であるとも、ぶどう酒を守護
>する神であるともいわれ、その息子である
>山と星の神ドゥスラと共に、砂漠の遊牧民
>たちの崇拝を集めたという。
***天津神
オモイカネ
>天津神の長老的な立場にある神。
>「&ruby(おもいかねのかみ){思金神}」あるいは「&ruby(おもいかねのかみ){思兼神}」と記される。
>思念という概念を神格化した存在であると
>考えられ、「思慮を兼ねる」というその名の
>意味の通り、多くの人々の知恵を備える程に
>知略に長けるとされる。
>アマテラスが&ruby(あまのいわと){天岩戸}に閉じこもった際、
>オモイカネの発案により、アメノウズメが
>舞い踊り、他の神々が楽器を打ち鳴らし、
>彼女の気を引いたという。
アマテラス
>日本神話の太陽神にして、記紀に描かれる
>天津神の国「&ruby(たかのあまはら){高天原}」の主神。イザナギ神の
>左目から生まれたとされる。
>
>生命を司る神でもあり、伊勢神宮をはじめ
>多くの神社にまつられている。
>弟であるスサノオノミコトの乱暴狼藉に怒り、
>天岩戸に引きこもったが、その間、世界は
>闇に包まれたという。
タケミカヅチ
>軍神、あるいは雷神とされる記紀神話の神。
>国譲りで活躍した天津神である。
>
>その名は「建御雷」などと表記され、
>イザナギ神が火神ヒノカグツチの首を
>はねた時に、その剣の鍔際についた血から
>生まれたとされる。
>国譲りの時に高天原からオオクニヌシ神の
>もとへ遣わされたが、オオクニヌシの次子
>タケミナカタ神が彼に従わなかったため、
>力比べをすることになり、これに勝利した
>という。
アメノウズメ
>日本神話の芸能の女神。
>鎮魂や神託など、多くの神楽舞を司る。
>
>岩戸に閉じこもったアマテラスを呼び戻す
>ために、文字通り一肌脱いだという。
>後にサルタヒコの妻となった。
***国津神
オオミツヌ
>「出雲国風土記」に伝わる国引の巨人で、
>その怪力により国土を造成したとされる。
>
>彼は自分の住む出雲の国を広げようと思い、
>対岸にある新羅の国の余った土地に綱を掛け、
>「国よ来い、国よ来い」と言って引き寄せた
>という。
>日本各地には「ダイダラボッチ」という
>同様の国土造成の巨人の話が伝えられるが、
>それらのルーツは、このオオミツヌであると
>考えられている。
アラハバキ
>古代日本神話における主神。
>その姿は遮光器土偶に象られ、表される。
>
>神武天皇の東征軍に敗れたナガスネヒコが
>仰いだ事から、天皇家への逆賊の象徴として
>見なされ、長らく信奉が弾圧されてきたと
>される。
ヒトコトヌシ
>日本記紀における言葉の神。
>やまびこが神格化されたもの。
>
>葛城山に祀られるとされ、「古事記」では、
>葛城山を訪れた雄略天皇の一行が
>ヒトコトヌシと遭遇した話が記されている。
>悪いことも善いことも一言で言い放つ神で、
>発する言葉は真実となり、人々を支配すると
>いわれる。
クシナダヒメ
>日本神話の女神。豊穣と田園を司る。
>
>&ruby(てなづち){手名椎}、&ruby(あしなづち){足名椎}の元に八姉妹の末娘として
>生まれるが、全ての姉をヤマタノオロチへの
>生贄として失った。
>自らも生贄として命が危うかった所を
>スサノオのヤマタノオロチ退治によって
>救われ、後に彼の妻となったという。
オオクニヌシ
>日本神話の国津神。農耕や医療の力を司る。
>
>スサノオの課した難事に打ち克ち、
>その娘であるスセリヒメと共に
>出雲に国を築いたことから、&ruby(いずもたけるのみこと){出雲建命}の
>祖先にあたるとされ、出雲神話の最も重要な
>神に位置付けられる。
タケミナカタ
>日本神話の軍事の神。
>狩猟神や豊穣神としての性格も併せ持つ。
>
>国譲りを巡ってタケミカヅチと切り結び
>敗北する。落ち延びて信濃国に至るが、
>そこで追い詰められ、以後、諏訪の地を出る
>ことを禁じられたという。
***英傑
ヤマトタケル
>&ruby(やまとたけるのみこと){日本武尊}あるいは&ruby(やまとたけるのみこと){倭建命}。日本神話で最も
>武力に秀でた英雄のひとりで、半神半人の
>身であったとされる。
>
>身長は2メートルにも及び、顔つきは逞しく、
>並外れた武力を誇り、性格は猛々しく、かつ
>冷徹だったという。
>些細なきっかけから兄を殺してしまい、
>父である景行天皇から恐れ疎まれた彼は、
>まず西方の戦場に送られ、そこから凱旋の後、
>今度は東方へと遠征させられた。
>道中に立ち寄った伊勢神宮で、彼は叔母より
>かの有名な神剣・天叢雲剣をもらい受ける。
>相模国で野中の火攻めに遭った際、この剣で
>草を払って難を逃れたことから、剣は草薙剣
>と呼ばれるようになったという。
>その後も数々の勲功をあげた彼は、最後には
>伊吹山で神の祟りを受けて命を落としたが、
>その際に白鳥に姿を変え飛び去ったとされ、
>この白鳥が飛来したという伝承は全国各地に
>見られるという。
コウテイ
ミチザネ
>菅原道真。平安時代の貴族で、学者や歌人、
>政治家として功績を残した。
>
>学者の家系に生まれ、学者や政治家としての
>才能を発揮して右大臣にまで出世したが、
>政争の中、藤原時平の陰謀によって失脚、
>北九州にある太宰府へ左遷された後、無念の
>うちにその生涯を閉じたとされる。
>彼の死後、都では天変地異や貴人の病死
>などが相次ぎ、人々は道真の祟りだと恐れた。
>特に清涼殿への落雷では多数の死傷者を出し、
>彼の怨霊は雷神と結び付けられた。
>怨霊を鎮めるため北野天満宮が建立され
>「北野天満宮大神」と称号されると、祟りは
>徐々に静まったという。
>その後は天神様として、専ら畏怖のもとに
>信仰されたが、祟りの記憶が薄れ、生前の
>学者・歌人としての功績が注目されると、
>学問の神に変化していったとされる。
トキサダ
テンカイ
>天海。安土桃山から江戸初期にかけて実在
>したとされる天台宗の僧。
>
>徳川家康の参謀として朝廷との交渉役を担う
>など、江戸幕府初期の政策に深く関与したと
>される。
>家康の死後、その神号を巡っての提言では、
>「明神」は豊臣秀吉の神号「豊国大明神」
>であり、豊臣氏滅亡を考えると不吉だとした。
>これにより神号は「東照大権現」とされ、
>遺体は久能山から日光山に改葬されたという。
>その後、三代将軍の家光に仕え、寛永元年に
>忍岡に寛永寺を創建したとされる。
>また江戸の都市計画にも関与したといわれ、
>その構想は陰陽道や風水による鎮護の性質を
>持っていたという。
ラーマ
カンテイセイクン
ジークフリード
ハゲネ
ジャンヌ・ダルク
>百年戦争の末期に現れ、祖国フランスの
>危機を救い、国民的英雄となった少女。
>「オルレアンの聖女」と呼ばれる。
>
>16才の時に天使達の声に導かれ、外国の
>脅威に屈服しかけたフランスを奮起させ、
>失いかけた王国の大部分をイギリス軍から
>取り戻したといわれる。
>後にコンピエーニュの戦いで捕らえられた
>彼女は、イギリスで異端審問にかけられ、
>火あぶりの刑に処されたが、後年に判決は
>取り消され、その名誉を復活、聖女として
>認められたという。
ラリョウオウ
>蘭陵王。華北にあった国・北斉の武将で、
>その美貌を仮面で隠して戦ったという。
>
>北斉は6世紀中頃の中国北部にあった国で、
>隣国の北周と絶えず争っていたが、彼は
>そこで活躍した武将である。
>その美しく優しい顔立ちが戦場には不釣合い
>だったため、奇怪な形相の面をかぶり、
>五百騎の兵を率いて出陣したと伝えられる。
>ラリョウオウの故事は中国の小舞曲となり、
>後に日本にも伝えられ、唐楽曲の雅楽の中に
>取り入れられたとされる。その中で彼は、
>龍を象った恐ろしい面を着けた姿で表される。
ヨシツネ
>源義経。
>源平合戦の英雄として有名な武将であり、
>「牛若丸」という幼名でも知られる。
>
>平安時代の末期から、鎌倉時代初期にかけて
>活躍したとされ、源家の総帥である&ruby(みなもとのよしとも){源義朝}の
>九男として生まれ、京都の東の外れにある
>鞍馬寺で育てられたとされる。
>伝説では鞍馬山の天狗に武芸を教わったと
>いわれており、五条大橋での武蔵坊弁慶との
>戦いで知られる。
>壇ノ浦の戦いで平家を破った後、兄である
>頼朝と対立して追われる身となり、衣川で
>自刃したといわれる。
***混沌王
サナト
>正式名は「サナト・クマーラ」であり
>サンスクリット語で「永遠の若者」を
>意味する。
>
>元はヒンドゥーの神ブラフマーの生み出した
>四人の賢者のひとりとされる。
>一説には、数百万年前に金星から地球に
>降り立ち、物質界における地球人類の進化を
>早め、地球の霊的統治を行うため到来した
>存在といわれている。
>その役割あるいは名前から、近年では
>クラマテングと同一視されたり、ルシファー
>と混同されたりしている。
***屍鬼
アリス
>金髪の少女の姿をした正体不明の霊。
>
>あどけない容貌に反して底知れぬ呪力を持つ
>魔人である。
>不幸な死を遂げたイギリス人少女の霊で
>あるとも、何者かの偏愛思念から生まれた
>悪霊ともいわれる。
パトリオット
>死してなお己がイデオロギーのために戦う、
>恐るべきナショナリスト。
>
>名の意味は「愛国者」。世界秩序を自国の
>一極体制で維持することを信条とした人間が、
>死後にゾンビ化したものだとされる。
>生前に抱いたイデオロギーは今も強く意識に
>刻まれており、むしろゾンビ化して理性が
>利かなくなっている分、より危険である。
>20世紀末の湾岸戦争で使われたアメリカの
>地対空ミサイルの名前でもあるため、日本で
>パトリオットと言えば、愛国者よりも
>こちらのイメージが強いかもしれない。
コープス
サムライコープス
>死してゾンビ化したサムライ達が、無念の
>思いを拠り所に、それぞれ群れ集って融合し、
>一個の悪魔と化した存在。
>
>今を生きるサムライをも、己が一部として
>取り込むべく、襲い掛かってくる。
ゾンビコップ
>警官が死してゾンビ化したもの。
>罪状の如何を問わずに攻撃してくる。
>
>本来は国民の公僕として職務に忠実だったが、
>ゾンビ化した今、その意識はもはや皆無で、
>ただ無差別に国民を襲う存在となった。
>平素の訓練の賜物か、攻撃は整然にして
>容赦なく、生前には決して遭遇することの
>なかった実戦で、腕前を存分に披露する。
>始末書や訓告処分、更には懲戒免職で
>対抗しても、もはや公務員でない彼らには、
>まったく効かないのだという。
サムライゾンミ
>ナラクで悪魔との戦いに敗れ命を落とした
>サムライがゾンビと化した存在。
>
>生前のサムライとしての志は、悪魔化した
>ことで完全に失われており、同じサムライに
>対して容赦なく襲い掛かってくる。
サムライゾンビ
>ナラクで悪魔との戦いに敗れ命を落とした
>サムライがゾンビと化した存在。
>
>生前のサムライとしての志は、悪魔化した
>ことで完全に失われており、同じサムライに
>対して容赦なく襲い掛かってくる。
***人間
ガイアウーマン
>ガイア教団の戦闘員。
>力こそ全てと頑なに信じる苛烈な闘士。
>
>日々の修行で鍛え抜かれた肉体と精神は、
>悪魔と互角に戦えるほどの強さを誇る。
>力の世を理想とする彼女らは、本能の赴く
>ままに戦いを挑んでくるが、その相手が
>自分より強者だった場合は満足して殉教し、
>弱者だった場合は、生きる価値がないとして
>容赦なく殺してしまうのだという。
アシュラウーマン
>阿修羅会の戦闘員。
>冷酷非情な殺しのプロフェッショナル。
>
>人間の身でありながら悪魔にも劣らぬ戦闘
>能力を持ち、悪魔の中に混ざって行動し、
>無差別に&ruby(ターゲット){標的}を定めては襲いかかる。
>彼女に狙われた不運な犠牲者は、銃で脳天を
>撃ち抜かれ、刀で一刀両断にされ、文字通り
>血祭りにあげられるのだという。
アシュラマン
>阿修羅会の戦闘員。
>冷酷非情な殺しのプロフェッショナル。
>
>人間の身でありながら悪魔にも劣らぬ戦闘
>能力を持ち、悪魔の中に混ざって行動し、
>無差別に&ruby(ターゲット){標的}を定めては襲いかかる。
>彼に狙われた不運な犠牲者は、両手に持った
>愛銃と、背中に背負ったマシンガンとで、
>ハチの巣にされてしまうのだという。
ガイアマン
>ガイア教団の戦闘員。
>力こそ全てと頑なに信じる苛烈な闘士。
>
>日々の修行で鍛え抜かれた肉体と精神は、
>悪魔と互角に戦えるほどの強さを誇る。
>力の世を理想とする彼らは、本能の赴く
>ままに戦いを挑んでくるが、その相手が
>自分より強者だった場合は満足して殉教し、
>弱者だった場合は、生きる価値がないとして
>容赦なく殺してしまうのだという。
***マシン
Pアーミー
>魔王プルートの配下にある兵士。
>
>その姿は、兵士という言葉からイメージ
>される人型とは程遠い、四本足の奇怪な
>形状をしている。
>主の居城であるプルート城の内部を絶えず
>哨戒しており、侵入者を発見すると速やかに
>襲いかかり、抹殺するという。
***軍勢
天使の軍勢
>自我を持たず、ただ神の意志にのみ従う
>天使の軍勢。
>
>神の意志が祝福を示せば、彼らはその通り
>人々に祝福をもたらし、災いが示されれば、
>人々に災いをもたらす。
>彼らはこれらのすべてを、微塵の迷いもなく、
>無慈悲のうちに遂行する。
悪魔の軍勢
>高位にして強大な悪魔の軍勢。
>地獄の底で苦しみに耐えながら、悪魔の
>復権を夢見ている。
>
>悪魔王ルシファーの直属である彼らは、
>地獄における最強の軍勢であると同時に、
>最大の誘惑者でもある。
>彼らは神が禁じた数々の知恵を人間に
>もたらし、いずれ地上を混沌で満たすのだと
>いう。
マシンの群れ
>神が遣わしたとされる、殺戮の機械ども。
>
>元々は世の中に溢れるごく普通の機械
>だったが、突如として意識を持って動き出し、
>自らの体を殺戮装置へと作り変えた。
>彼らの持つ思考回路は物事を0と1でしか
>判断できず、神の意に沿う者は容認し、
>そうでない者は無慈悲に抹殺する。
猛者の群れ
>ガイア教団の教団員たち。
>
>力への飽くなく向上心から、悪魔の徘徊する
>街中を行軍しては、戦いを繰り返している。
>ただし戦いを挑む相手は、相応に強い者
>だけと決めており、弱い者は見逃すのだと
>いう。
>その行動原理は一見すると高潔で人情的で
>あるため、教団に対する民衆からの支持を
>集めるのに寄与している。
>だが彼らにしてみれば、単に弱者など石ころ
>程度、見る価値もないものに過ぎないだけ
>なのかもしれない。
カチコミの群れ
>阿修羅会の防衛線、無限発電炉ヤマトを
>死守すべく結成された精鋭たち。
>組織のために命を投げ出す覚悟を決めている。
>
>ちなみに前線に立つタトゥーマンは、
>正確には阿修羅会の所属ではないのだが、
>その腕っ節を見込まれて臨時に雇われた
>先生(剣道5段)である。
死者の群れ
>不遇の死を遂げ、
>その無念により悪鬼と化した者の群れ。
>
>生ある者を自分たちの側に引きずり込みたい
>という怨念と、自分たちも生の側に戻りたい
>という願望とを抱えている。
>しかしどれだけ生ある者を襲い、その生き血
>をすすったとしても、矛盾を抱えた彼らの
>心が潤うことは決してない。
>彼らは苦しみの仲、今日も東京の街を徘徊し
>続ける。
堕天使の群れ
>神によって地獄へ堕とされた、
>かつて天使だった者たちのなれの果て。
>
>悲願である復権を果たすべく、来たる
>&ruby(ハルマゲドン){最終戦争}の先兵として、彼らはこの東京に
>混沌をもたらしにやって来た。
妖精の群れ
>妖精の王オベロンと女王ティターニアの
>もとに集う妖精たち。
>
>かつては人里の近くに小さな妖精王国を
>作って暮らしていたが、都市化によって
>自然が失われることで住む場所を失い、
>現在は放浪する悪魔の群れへと身をやつして
>いる。
バビロニアの群れ
>バビロニアの神の軍勢。
>原初の神ティアマトが、息子にして夫である
>キングーと、配下であるムシュフシュを
>従えている。
>
>主神に背いた反逆神として貶められた
>彼女たちは、そのレッテルを葬り去り、
>名誉ある神の座に返り咲くべく、この東京へ
>進出したのである。
女帝警護隊
>池袋の女帝セイオウボを守護する精鋭部隊。
>整然と隊列をなし、統率の取れた華麗な
>動きで、女帝に刃向かう敵を排除する。
>
>阿修羅会は、武力に秀でた彼らがいずれ、
>池袋を足がかりに東京全域、ひいては日本
>全土の支配に乗り出すのではないかと強く
>警戒している。
ゴロツキの群れ
>八部衆阿修羅会の構成員たち。
>組織の中でもとりわけ外道な奴らが寄り
>集まった部隊。
>
>群れて気が大きくなっただけではなく、
>阿修羅会という看板を悪用し、ゆすり、
>たかり、時には殺しをもいとわず、東京の
>人々の生活を脅かしている。
地霊の群れ
>古より日本に大地の恵みを与えてきた
>神格の群れ。
>
>しかし今では外来の神に踏みにじられ、
>そればかりか日本人にも蔑ろにされている。
>結果、彼らの荒々しい性質だけが際立つ
>ようになり、凶暴な群れとして、東京の
>各所で人間を襲うようになった。
デモ行進
>人々の心に恐慌をもたらす、悪霊の集合体。
>経済の低迷や大きな事件があると決まって
>出現する。
>
>人類の歴史が始まって以来、このような
>性質の悪霊は枚挙にいとまがない。
>この悪霊は、体裁として様々な主義主張を
>声高に叫び、人々を惑わすが、実際はただ
>騒ぎたいだけなのである。
悪霊の群れ
>上野の界隈に出没するという悪霊の群れ。
>
>同地の有名な心霊スポットである&ruby(しのばずのいけ){不忍池}に
>関連していると見られ、水没者の霊の
>集まりであるとか、池の悪魔に殺された霊で
>あるとか、その由来に関する噂話は、数え
>始めたらキリがない。
>しかし最初からそんな悪霊は存在せず、
>人々が悪霊を噂して恐れる心こそが、悪霊を
>生み出しているとも考えられる。
野火の群れ
>燃え盛る火炎をその身に宿した悪魔の群れ。
>古来より、野山に起こる不審火は彼らが
>原因であるとされてきた。
>
>現在の東京に起こる数々の不審火も、
>人知れず街を徘徊する彼らの仕業なのかも
>しれない。
恨みの群れ
>ナラクで命を落としたサムライの群れ。
>死した今でも生前のサムライとしての習慣に
>従い、仲間と集い、行動している。
>
>彼らは永遠に終わらないクエストを達成
>するべく、これからもナラクで戦い続けるの
>だろう。
#contents()
***精霊
サラマンダー
>パラケルススの四大精霊のひとつ。
>真っ黒な皮を持つトカゲの姿をした火の精霊。
>
>火山の火口や溶岩の中、あるいは炎の中に
>棲んでいるとされ、その体は、どんな高温
>にも耐えるとも、またはそれ自体が炎を
>発しているともいう。
>ラテン語でサンショウウオを指す言葉が
>語源だとされている。
ウンディーネ
>パラケルススの四大精霊のひとつ。
>痩身の美しい乙女の姿をした水の精霊。
>
>ニンフなどの妖精に近いとされ、ラテン語で
>波を表す言葉が語源だとされている。
>また人間と恋に落ちて結ばれる話も存在する。
>そこでは、夫となった男は水辺で彼女を
>叱ってはいけないとされ、さもなくば彼女は
>水の中に戻ってしまうとされている。
>またウンディーネと別れた男が別の女性と
>結婚しようとすると、彼女はその命を奪いに
>くるという。
シルフ
>パラケルススの四大精霊のひとつ。
>美しい女の姿をした風の精霊。
>
>その名は、森や樹木を表すラテン語と、
>ギリシャ語のニンフとを合成して作られたと
>される。美女の姿であることから、女性型の
>シルフィードの名で呼ばれることも多い。
>姿を消すことを得意とし、またその喋り声は
>そよ風になるといわれる。
ノーム
>パラケルススの四大精霊のひとつ。
>地中に住まうとされる土の精霊。
>
>ドワーフやノッカーに近い存在だとされ、
>地底の財宝や鉱物を守って暮らすという。
>名前はギリシャ語の「地に棲むもの」という
>言葉に由来するようである。
フレイミーズ
>火の属性である精霊。
>
>世界の万物を構成する四大元素のひとつで、
>低次なエネルギー体である。
>「熱い」「乾いた」相だとされる。
>古代ギリシャに体系化された地水火風の
>四大元素の理論は、初期占星術にも大きな
>影響を与えている。
アクアンズ
>水の属性である精霊。
>
>世界の万物を構成する四大元素のひとつで、
>低次なエネルギー体である。
>四大元素を初めて体系化したギリシャの
>アリストテレスによれば、「冷たい」
>「湿った」相であるという。
エアロス
>風の属性である精霊。
>
>世界の万物を構成する四大元素のひとつで、
>低次なエネルギー体である。
>形の結合を促す「熱い」「湿った」相を持ち、
>増加をもたらす基本素とされる。
アーシーズ
>土の属性である精霊。
>
>世界の万物を構成する四大元素のひとつで、
>低次なエネルギー体である。
>分解を促す「冷たい」「乾いた」相を持ち、
>破壊をもたらす基本素とされる。
***魔人
マザーハーロット
>ヨハネの黙示録において
>「大淫婦」として記される魔人。
>
>7つの頭に10本の角を持った姿の、神に
>逆らう赤い獣にまたがっており、その手には
>汚れに満ちた金の&ruby(さかずき){杯}を持つという。
>黙示録17章では彼女に関する具体的な
>記述がなされており、獣の頭や角を「王」、
>彼女自身を「地の王たちを支配する都」
>などとしていることから、ローマ帝国を
>表しているという説が存在する。
トランペッター
>ヨハネの黙示録に記される、ラッパを持つ
>神の遣い。天使であるとされる。
>
>彼らの吹き鳴らすラッパは、火災や星の墜落
>など様々な災厄を起こし、地上を一旦、
>死の世界へ変えるという。
ペイルライダー
>ヨハネの黙示録に記される、
>世界の終末に現れるとされる四騎士の一騎。
>
>青白い馬に乗り、黄泉の主を従える。
>この騎手の名は「死」といい、死病でもって
>人々の命を奪い滅ぼす力を持っているという。
ブラックライダー
>ヨハネの黙示録に記される、
>世界の終末に現れるとされる四騎士の一騎。
>
>黒い馬に乗り、天秤を手にしている。
>飢饉を起こす力を持ち、人々を苦しみの
>うちに殺すことが許されているという。
レッドライダー
>ヨハネの黙示録に記される、
>世界の終末に現れるとされる四騎士の一騎。
>
>赤い馬に乗り、大きな剣を構える。
>地上の平和を奪い、人々に殺し合いをさせる
>力が与えられているという。
ホワイトライダー
>ヨハネの黙示録に記される、
>世界の終末に現れるとされる四騎士の一騎。
>
>白い馬に乗り、手には弓を持つ。
>神の戦いの象徴である彼には冠が与えられ、
>勝利の上に勝利を得ることが約束されている
>という。
マタドール
>自らの命と引き換えに観客を沸かせる遊戯の
>支配者。
>
>ひとつのミスが死を招く過酷なショーで
>実際に命を落とした男たちの無念、そして
>喝采や熱狂への渇望が、魔人となって現世に
>留まっているのだという。
ケムトレイル
>都市伝説の一種で、人工的な気象現象。
>秘密結社・組織による陰謀だとされる。
>
>この現象は、一見すると飛行機雲のようだが、
>実際は飛行機から有害な金属を散布している
>ものだといわれる。
>その目的は、人間を病気にしての人口抑制、
>太陽光線を遮断しての生態系破壊や気性制御
>など様々な説がある。
>またメディアは黒幕によって掌握されており、
>一切の真実を報道していないといわれる。
プラズマー
>都市伝説の一種で、プラズマ技術を駆使した
>破壊兵器。軍産複合体による陰謀だとされる。
>
>電磁波を照射して交差させることで発生する
>プラズマによって対象を攻撃する兵器で、
>電子機器の破壊や敵兵器の無力化を行うほか、
>人体に対して精神異常や発火現象を起こす
>こともできるという。
>実験で発生したプラズマ火球を民間人に
>目撃されたこともあったが、兵器の存在を
>知られたくなかった首謀者たちは、情報
>操作によってUFO騒ぎにすり替えたと
>いわれている。
>魔人プラズマーは、この兵器の最終形態
>として、悪魔との融合によって生み出された
>ものだといわれている。
デイビッド
>人ならざる魔性の者たるヴァイオリン弾き。
>骸骨の姿をしている。
>
>ヨーロッパ全土を放浪する旅芸人の中にあり、
>ヴァイオリンを狂おしく奏で、人々を惑乱と
>陶酔に誘い、死の舞踏を舞わせたという。
***秘神
カンギテン
>インド神話のシヴァ神の息子ガネーシャ神が
>仏教に取り込まれたもの。
>
>災いを除き、男女の和合や子授けで多くの
>御利益があるとされ、一般的には象の頭を
>した男女が抱き合う姿で表される。
>元々は荒々しい神で、信仰者に厳格な行を
>求めるといわれている。
カーマ
>インド神話の性愛の神。
>オウムに乗った端正な若者の姿で描かれる。
>
>ミツバチを弦とし、サトウキビで作った弓を
>持ち、先端に花をつけた5本の矢を放つ。
>この矢に射られた者は、恋心をかきたてられ
>るという。
>神々に頼まれ、修行を行っていたシヴァ神を
>射たことがあるが、シヴァはこれに怒り、
>第三の目から光線を放ち彼を焼いたという。
キンマモン
>琉球神道における最高神。常世の国
>ニライカナイからやってくるといわれ、
>天地開びゃく以来、&ruby(りゅうきゅうのくに){琉球国}を守護してきた。
>
>この神には陰陽があり、天より降ってきた
>ものを「キライカナイノキンマモン」、
>そして海より上ってきたものを
>「オホツカケラクノキンマモン」と呼ぶ。
>彼方より時を定めて寄り来るマレビト神で
>あるともいわれ、女性に憑依して人々の前に
>現れることもあったという。
アメノフトタマ
>日本記紀に登場する、占いや神事を司る神。
>天皇家に仕えた&ruby(いんべ){忌部}氏の祖神といわれる。
>
>かつて天照大神が天の岩戸に隠れ、世界が
>暗黒に包まれた際、&ruby(あめのかぐやま){天香山}の&ruby(まおしか){真男鹿}の肩骨を
>抜いて「&ruby(ふとまに){太占}」を行ったとされる。
カンバリ
>かわや、すなわち便所の神様。
>正しくは&ruby(かんばりにゅうどう){加牟波理入道}である。
>
>便所の不安を取り除いてくれるとされる神で、
>大晦日の夜に便所で「カンバリニュウドウ
>ホトトギス」と唱えれば、次の年は一年間、
>便所で妖怪を見ないで済むといわれる。
>昔の便所は簡単な作りの上、いささか危険な
>構造だったため、妖怪だけでなく便所自体の
>恐怖も、この神を生んだ原因と考えられる。
***フード
イナバシロウサギ
>因幡白兎。古事記、出雲神話で有名な
>ずる賢い兎で、白兎神として祀られている。
>
>隠岐島から因幡の国に渡ろうとして、
>ワニザメを騙して海に並ばせ、数を数える
>ふりをしてその上を飛んで行こうとしたが、
>渡り切った所で騙したことを明かしたため、
>最後のワニザメに皮を剥ぎ取られた。
>その後オオクニヌシ神に正しい治療法を
>教わり、この傷を治したという。
クダ
>「管使い」と呼ばれる行者に使役された、
>人に取り憑く狐の妖魔。クダギツネとも
>呼ばれる。
>
>クダに取り憑かれた者は、あまり飲食を
>しなくなり、代わりに生味噌を食べるように
>なるという。
>行者の間では、師から弟子へとクダが受け
>継がれるが、クダが増えすぎて困った場合は、
>7か所の墓石の欠片を半紙に包んで持ち
>歩いていれば、自然にクダは落ちるとされる。
チュパカブラ
>プエルトリコに出没するという謎の生物。
>牛や羊など家畜の血を吸う。
>
>名は「山羊の血を吸う者」の意で、体長は
>90~180cm、頭部は楕円形、大きくて
>赤い目、体はカンガルーに近く、三本爪の
>二本の手、山羊のような足という姿で、その
>体毛は周囲の景色に合わせて変色するという。
>またヒューマノイド・エイリアンと酷似した
>姿であるともいわれる。
>目撃された前後にUFOの目撃も多いこと
>から、地球外生命体だとする説もある。
マメダヌキ
>人を化かすことを得意とする賢い雄ダヌキ。
>
>広げると8畳ほどにもなる巨大な陰部が
>特徴で、これを活用して人を化かす。
>ある時は体にかぶって異形の姿に変身したり、
>ある時は広げて座敷に見せかけ、雨降りの
>時などは、合羽の代わりに使ったという。
>灘の酒蔵では、マメダヌキがいないと良い
>酒ができないとして、これを敬っている。
カタキラウワ
>奄美大島に現れるという子豚の姿をした妖怪。
>耳は片方しかなく、影を持たないとされる。
>
>人間が夜道を歩いている時、カタキラウワは
>1匹あるいは集団で現れる。
>カタキラウワが人間に近寄り、サッと股の
>間をくぐると、その人間は魂を奪われて
>死んでしまうが、素早く足を交差させれば
>股をくぐれず、その場から去っていくという。
オンモラキ
>日本に伝わる、鳥の姿をした不気味な妖怪。
>「&ruby(おんもらき){陰魔羅鬼}」と書かれる。
>
>ツルにもサギにも似た姿で、人面である。
>全身は黒く、灯火のように光る眼をしており、
>羽を震わせては人間に似た声で気味悪く鳴く
>とされる。口から炎を吐くともいわれる。
>寺に納められ墓に入った後、十分な供養を
>受けられなかった屍の気が変じてこの妖怪に
>なるとされる。
>手厚い供養を求めているのか、経文を
>怠っている寺の僧の前に現れるという。
***狂神
テスカトリポカ
>アステカ神話の、創造神にして魔王とも
>呼ばれた恐ろしい神。名は「煙る鏡」の意。
>
>ケツアルカトル神によって地上に落とされた
>原初の太陽神で、争いと変化を司るという。
>また生命を与え、自由に奪うことのできる
>能力を持つ全知全能の神でもある。
アティス
>小アジアはプリュギアの復活する神。
>
>地母神キュベレに捧げられる運命を担った
>アティスは、人々の救済のために生贄となり、
>殺されては復活する救世主的な神として
>崇められた。
アラミサキ
>荒らかな力を持ち、&ruby(すみよしのおおかみ){住吉大神}の荒魂とも
>いわれる神。「&ruby(あらみさきのかみ){荒御前神}」と書かれる。
>
>神功皇后の&ruby(しらぎ){新羅}遠征の際、天照大神によって
>遣わされた神で、皇后の船の先方に立っては、
>これを守り導いたとされる。
>一方で嫉妬深く、人の仲を離す神、男女の
>仲を引き裂く神であるともいわれ、その場合、
>「&ruby(あらみさきひめ){荒御前姫}」という名で呼ばれることもある。
ディオニュソス
>ギリシャ神話の酒と演劇の神。
>主に女性から熱狂的な信仰を集めた。
>
>元来はトラキアの山脈を守護する生命の神。
>ブドウの木を発見し、その栽培とブドウ酒の
>製法を人間に普及させたといわれる。
オグン
>ブードゥー教の戦いの英雄とされる神。
>その礼拝には彼の好むラム酒が用いられる。
>
>様々な形態で存在するとされ、本来の姿で
>ある戦士は勿論、呪術師、門番、政治家、
>火の番人、犠牲者などの姿を取る。同名の
>ナイジェリアの鋼鉄の神に由来していると
>いわれる。
***神霊
エンシェントデイ
>ダニエル書七章に登場する神の別名。
>「エンシェント・オブ・デイズ」と呼ばれ、
>「日の老いたる者」と訳される。
>
>衣は雪のように白く、その白髪は清らかな
>羊の毛のようであるという記述があり、
>王座や車輪は燃え盛る炎であると
>いわれている。
>ダニエルの幻視によると、海から四頭の
>大きな獣が現れ、エンシェントデイは
>その最も恐ろしい第四の獣を殺し、死体を
>炎の中に投げ込んだという。
***威霊
アリラト
>アラビアの古い母神。カーバの地に四面の
>黒い石柱を本体として祀られていたとされる。
>
>原始の月の神であるとも、ぶどう酒を守護
>する神であるともいわれ、その息子である
>山と星の神ドゥスラと共に、砂漠の遊牧民
>たちの崇拝を集めたという。
***天津神
オモイカネ
>天津神の長老的な立場にある神。
>「&ruby(おもいかねのかみ){思金神}」あるいは「&ruby(おもいかねのかみ){思兼神}」と記される。
>思念という概念を神格化した存在であると
>考えられ、「思慮を兼ねる」というその名の
>意味の通り、多くの人々の知恵を備える程に
>知略に長けるとされる。
>アマテラスが&ruby(あまのいわと){天岩戸}に閉じこもった際、
>オモイカネの発案により、アメノウズメが
>舞い踊り、他の神々が楽器を打ち鳴らし、
>彼女の気を引いたという。
アマテラス
>日本神話の太陽神にして、記紀に描かれる
>天津神の国「&ruby(たかのあまはら){高天原}」の主神。イザナギ神の
>左目から生まれたとされる。
>
>生命を司る神でもあり、伊勢神宮をはじめ
>多くの神社にまつられている。
>弟であるスサノオノミコトの乱暴狼藉に怒り、
>天岩戸に引きこもったが、その間、世界は
>闇に包まれたという。
タケミカヅチ
>軍神、あるいは雷神とされる記紀神話の神。
>国譲りで活躍した天津神である。
>
>その名は「建御雷」などと表記され、
>イザナギ神が火神ヒノカグツチの首を
>はねた時に、その剣の鍔際についた血から
>生まれたとされる。
>国譲りの時に高天原からオオクニヌシ神の
>もとへ遣わされたが、オオクニヌシの次子
>タケミナカタ神が彼に従わなかったため、
>力比べをすることになり、これに勝利した
>という。
アメノウズメ
>日本神話の芸能の女神。
>鎮魂や神託など、多くの神楽舞を司る。
>
>岩戸に閉じこもったアマテラスを呼び戻す
>ために、文字通り一肌脱いだという。
>後にサルタヒコの妻となった。
***国津神
オオミツヌ
>「出雲国風土記」に伝わる国引の巨人で、
>その怪力により国土を造成したとされる。
>
>彼は自分の住む出雲の国を広げようと思い、
>対岸にある新羅の国の余った土地に綱を掛け、
>「国よ来い、国よ来い」と言って引き寄せた
>という。
>日本各地には「ダイダラボッチ」という
>同様の国土造成の巨人の話が伝えられるが、
>それらのルーツは、このオオミツヌであると
>考えられている。
アラハバキ
>古代日本神話における主神。
>その姿は遮光器土偶に象られ、表される。
>
>神武天皇の東征軍に敗れたナガスネヒコが
>仰いだ事から、天皇家への逆賊の象徴として
>見なされ、長らく信奉が弾圧されてきたと
>される。
ヒトコトヌシ
>日本記紀における言葉の神。
>やまびこが神格化されたもの。
>
>葛城山に祀られるとされ、「古事記」では、
>葛城山を訪れた雄略天皇の一行が
>ヒトコトヌシと遭遇した話が記されている。
>悪いことも善いことも一言で言い放つ神で、
>発する言葉は真実となり、人々を支配すると
>いわれる。
クシナダヒメ
>日本神話の女神。豊穣と田園を司る。
>
>&ruby(てなづち){手名椎}、&ruby(あしなづち){足名椎}の元に八姉妹の末娘として
>生まれるが、全ての姉をヤマタノオロチへの
>生贄として失った。
>自らも生贄として命が危うかった所を
>スサノオのヤマタノオロチ退治によって
>救われ、後に彼の妻となったという。
オオクニヌシ
>日本神話の国津神。農耕や医療の力を司る。
>
>スサノオの課した難事に打ち克ち、
>その娘であるスセリヒメと共に
>出雲に国を築いたことから、&ruby(いずもたけるのみこと){出雲建命}の
>祖先にあたるとされ、出雲神話の最も重要な
>神に位置付けられる。
タケミナカタ
>日本神話の軍事の神。
>狩猟神や豊穣神としての性格も併せ持つ。
>
>国譲りを巡ってタケミカヅチと切り結び
>敗北する。落ち延びて信濃国に至るが、
>そこで追い詰められ、以後、諏訪の地を出る
>ことを禁じられたという。
***英傑
ヤマトタケル
>&ruby(やまとたけるのみこと){日本武尊}あるいは&ruby(やまとたけるのみこと){倭建命}。日本神話で最も
>武力に秀でた英雄のひとりで、半神半人の
>身であったとされる。
>
>身長は2メートルにも及び、顔つきは逞しく、
>並外れた武力を誇り、性格は猛々しく、かつ
>冷徹だったという。
>些細なきっかけから兄を殺してしまい、
>父である景行天皇から恐れ疎まれた彼は、
>まず西方の戦場に送られ、そこから凱旋の後、
>今度は東方へと遠征させられた。
>道中に立ち寄った伊勢神宮で、彼は叔母より
>かの有名な神剣・[[天叢雲剣]]をもらい受ける。
>相模国で野中の火攻めに遭った際、この剣で
>草を払って難を逃れたことから、剣は草薙剣
>と呼ばれるようになったという。
>その後も数々の勲功をあげた彼は、最後には
>伊吹山で神の祟りを受けて命を落としたが、
>その際に白鳥に姿を変え飛び去ったとされ、
>この白鳥が飛来したという伝承は全国各地に
>見られるという。
コウテイ
ミチザネ
>菅原道真。平安時代の貴族で、学者や歌人、
>政治家として功績を残した。
>
>学者の家系に生まれ、学者や政治家としての
>才能を発揮して右大臣にまで出世したが、
>政争の中、藤原時平の陰謀によって失脚、
>北九州にある太宰府へ左遷された後、無念の
>うちにその生涯を閉じたとされる。
>彼の死後、都では天変地異や貴人の病死
>などが相次ぎ、人々は道真の祟りだと恐れた。
>特に清涼殿への落雷では多数の死傷者を出し、
>彼の怨霊は雷神と結び付けられた。
>怨霊を鎮めるため北野天満宮が建立され
>「北野天満宮大神」と称号されると、祟りは
>徐々に静まったという。
>その後は天神様として、専ら畏怖のもとに
>信仰されたが、祟りの記憶が薄れ、生前の
>学者・歌人としての功績が注目されると、
>学問の神に変化していったとされる。
トキサダ
テンカイ
>天海。安土桃山から江戸初期にかけて実在
>したとされる天台宗の僧。
>
>徳川家康の参謀として朝廷との交渉役を担う
>など、江戸幕府初期の政策に深く関与したと
>される。
>家康の死後、その神号を巡っての提言では、
>「明神」は豊臣秀吉の神号「豊国大明神」
>であり、豊臣氏滅亡を考えると不吉だとした。
>これにより神号は「東照大権現」とされ、
>遺体は久能山から日光山に改葬されたという。
>その後、三代将軍の家光に仕え、寛永元年に
>忍岡に寛永寺を創建したとされる。
>また江戸の都市計画にも関与したといわれ、
>その構想は陰陽道や風水による鎮護の性質を
>持っていたという。
ラーマ
カンテイセイクン
ジークフリード
ハゲネ
ジャンヌ・ダルク
>百年戦争の末期に現れ、祖国フランスの
>危機を救い、国民的英雄となった少女。
>「オルレアンの聖女」と呼ばれる。
>
>16才の時に天使達の声に導かれ、外国の
>脅威に屈服しかけたフランスを奮起させ、
>失いかけた王国の大部分をイギリス軍から
>取り戻したといわれる。
>後にコンピエーニュの戦いで捕らえられた
>彼女は、イギリスで異端審問にかけられ、
>火あぶりの刑に処されたが、後年に判決は
>取り消され、その名誉を復活、聖女として
>認められたという。
ラリョウオウ
>蘭陵王。華北にあった国・北斉の武将で、
>その美貌を仮面で隠して戦ったという。
>
>北斉は6世紀中頃の中国北部にあった国で、
>隣国の北周と絶えず争っていたが、彼は
>そこで活躍した武将である。
>その美しく優しい顔立ちが戦場には不釣合い
>だったため、奇怪な形相の面をかぶり、
>五百騎の兵を率いて出陣したと伝えられる。
>ラリョウオウの故事は中国の小舞曲となり、
>後に日本にも伝えられ、唐楽曲の雅楽の中に
>取り入れられたとされる。その中で彼は、
>龍を象った恐ろしい面を着けた姿で表される。
ヨシツネ
>源義経。
>源平合戦の英雄として有名な武将であり、
>「牛若丸」という幼名でも知られる。
>
>平安時代の末期から、鎌倉時代初期にかけて
>活躍したとされ、源家の総帥である&ruby(みなもとのよしとも){源義朝}の
>九男として生まれ、京都の東の外れにある
>鞍馬寺で育てられたとされる。
>伝説では鞍馬山の天狗に武芸を教わったと
>いわれており、五条大橋での武蔵坊弁慶との
>戦いで知られる。
>壇ノ浦の戦いで平家を破った後、兄である
>頼朝と対立して追われる身となり、衣川で
>自刃したといわれる。
***混沌王
サナト
>正式名は「サナト・クマーラ」であり
>サンスクリット語で「永遠の若者」を
>意味する。
>
>元はヒンドゥーの神ブラフマーの生み出した
>四人の賢者のひとりとされる。
>一説には、数百万年前に金星から地球に
>降り立ち、物質界における地球人類の進化を
>早め、地球の霊的統治を行うため到来した
>存在といわれている。
>その役割あるいは名前から、近年では
>クラマテングと同一視されたり、[[ルシファー]]
>と混同されたりしている。
***屍鬼
アリス
>金髪の少女の姿をした正体不明の霊。
>
>あどけない容貌に反して底知れぬ呪力を持つ
>魔人である。
>不幸な死を遂げたイギリス人少女の霊で
>あるとも、何者かの偏愛思念から生まれた
>悪霊ともいわれる。
パトリオット
>死してなお己がイデオロギーのために戦う、
>恐るべきナショナリスト。
>
>名の意味は「愛国者」。世界秩序を自国の
>一極体制で維持することを信条とした人間が、
>死後にゾンビ化したものだとされる。
>生前に抱いたイデオロギーは今も強く意識に
>刻まれており、むしろゾンビ化して理性が
>利かなくなっている分、より危険である。
>20世紀末の湾岸戦争で使われたアメリカの
>地対空ミサイルの名前でもあるため、日本で
>パトリオットと言えば、愛国者よりも
>こちらのイメージが強いかもしれない。
コープス
サムライコープス
>死してゾンビ化したサムライ達が、無念の
>思いを拠り所に、それぞれ群れ集って融合し、
>一個の悪魔と化した存在。
>
>今を生きるサムライをも、己が一部として
>取り込むべく、襲い掛かってくる。
ゾンビコップ
>警官が死してゾンビ化したもの。
>罪状の如何を問わずに攻撃してくる。
>
>本来は国民の公僕として職務に忠実だったが、
>ゾンビ化した今、その意識はもはや皆無で、
>ただ無差別に国民を襲う存在となった。
>平素の訓練の賜物か、攻撃は整然にして
>容赦なく、生前には決して遭遇することの
>なかった実戦で、腕前を存分に披露する。
>始末書や訓告処分、更には懲戒免職で
>対抗しても、もはや公務員でない彼らには、
>まったく効かないのだという。
サムライゾンミ
>ナラクで悪魔との戦いに敗れ命を落とした
>サムライがゾンビと化した存在。
>
>生前のサムライとしての志は、悪魔化した
>ことで完全に失われており、同じサムライに
>対して容赦なく襲い掛かってくる。
サムライゾンビ
>ナラクで悪魔との戦いに敗れ命を落とした
>サムライがゾンビと化した存在。
>
>生前のサムライとしての志は、悪魔化した
>ことで完全に失われており、同じサムライに
>対して容赦なく襲い掛かってくる。
***人間
ガイアウーマン
>ガイア教団の戦闘員。
>力こそ全てと頑なに信じる苛烈な闘士。
>
>日々の修行で鍛え抜かれた肉体と精神は、
>悪魔と互角に戦えるほどの強さを誇る。
>力の世を理想とする彼女らは、本能の赴く
>ままに戦いを挑んでくるが、その相手が
>自分より強者だった場合は満足して殉教し、
>弱者だった場合は、生きる価値がないとして
>容赦なく殺してしまうのだという。
アシュラウーマン
>阿修羅会の戦闘員。
>冷酷非情な殺しのプロフェッショナル。
>
>人間の身でありながら悪魔にも劣らぬ戦闘
>能力を持ち、悪魔の中に混ざって行動し、
>無差別に&ruby(ターゲット){標的}を定めては襲いかかる。
>彼女に狙われた不運な犠牲者は、銃で脳天を
>撃ち抜かれ、刀で一刀両断にされ、文字通り
>血祭りにあげられるのだという。
アシュラマン
>阿修羅会の戦闘員。
>冷酷非情な殺しのプロフェッショナル。
>
>人間の身でありながら悪魔にも劣らぬ戦闘
>能力を持ち、悪魔の中に混ざって行動し、
>無差別に&ruby(ターゲット){標的}を定めては襲いかかる。
>彼に狙われた不運な犠牲者は、両手に持った
>愛銃と、背中に背負ったマシンガンとで、
>ハチの巣にされてしまうのだという。
ガイアマン
>ガイア教団の戦闘員。
>力こそ全てと頑なに信じる苛烈な闘士。
>
>日々の修行で鍛え抜かれた肉体と精神は、
>悪魔と互角に戦えるほどの強さを誇る。
>力の世を理想とする彼らは、本能の赴く
>ままに戦いを挑んでくるが、その相手が
>自分より強者だった場合は満足して殉教し、
>弱者だった場合は、生きる価値がないとして
>容赦なく殺してしまうのだという。
***マシン
Pアーミー
>魔王プルートの配下にある兵士。
>
>その姿は、兵士という言葉からイメージ
>される人型とは程遠い、四本足の奇怪な
>形状をしている。
>主の居城であるプルート城の内部を絶えず
>哨戒しており、侵入者を発見すると速やかに
>襲いかかり、抹殺するという。
***軍勢
天使の軍勢
>自我を持たず、ただ神の意志にのみ従う
>天使の軍勢。
>
>神の意志が祝福を示せば、彼らはその通り
>人々に祝福をもたらし、災いが示されれば、
>人々に災いをもたらす。
>彼らはこれらのすべてを、微塵の迷いもなく、
>無慈悲のうちに遂行する。
悪魔の軍勢
>高位にして強大な悪魔の軍勢。
>地獄の底で苦しみに耐えながら、悪魔の
>復権を夢見ている。
>
>悪魔王ルシファーの直属である彼らは、
>地獄における最強の軍勢であると同時に、
>最大の誘惑者でもある。
>彼らは神が禁じた数々の知恵を人間に
>もたらし、いずれ地上を混沌で満たすのだと
>いう。
マシンの群れ
>神が遣わしたとされる、殺戮の機械ども。
>
>元々は世の中に溢れるごく普通の機械
>だったが、突如として意識を持って動き出し、
>自らの体を殺戮装置へと作り変えた。
>彼らの持つ思考回路は物事を0と1でしか
>判断できず、神の意に沿う者は容認し、
>そうでない者は無慈悲に抹殺する。
猛者の群れ
>ガイア教団の教団員たち。
>
>力への飽くなく向上心から、悪魔の徘徊する
>街中を行軍しては、戦いを繰り返している。
>ただし戦いを挑む相手は、相応に強い者
>だけと決めており、弱い者は見逃すのだと
>いう。
>その行動原理は一見すると高潔で人情的で
>あるため、教団に対する民衆からの支持を
>集めるのに寄与している。
>だが彼らにしてみれば、単に弱者など石ころ
>程度、見る価値もないものに過ぎないだけ
>なのかもしれない。
カチコミの群れ
>阿修羅会の防衛線、無限発電炉ヤマトを
>死守すべく結成された精鋭たち。
>組織のために命を投げ出す覚悟を決めている。
>
>ちなみに前線に立つタトゥーマンは、
>正確には阿修羅会の所属ではないのだが、
>その腕っ節を見込まれて臨時に雇われた
>先生(剣道5段)である。
死者の群れ
>不遇の死を遂げ、
>その無念により悪鬼と化した者の群れ。
>
>生ある者を自分たちの側に引きずり込みたい
>という怨念と、自分たちも生の側に戻りたい
>という願望とを抱えている。
>しかしどれだけ生ある者を襲い、その生き血
>をすすったとしても、矛盾を抱えた彼らの
>心が潤うことは決してない。
>彼らは苦しみの仲、今日も東京の街を徘徊し
>続ける。
堕天使の群れ
>神によって地獄へ堕とされた、
>かつて天使だった者たちのなれの果て。
>
>悲願である復権を果たすべく、来たる
>&ruby(ハルマゲドン){最終戦争}の先兵として、彼らはこの東京に
>混沌をもたらしにやって来た。
妖精の群れ
>妖精の王オベロンと女王ティターニアの
>もとに集う妖精たち。
>
>かつては人里の近くに小さな妖精王国を
>作って暮らしていたが、都市化によって
>自然が失われることで住む場所を失い、
>現在は放浪する悪魔の群れへと身をやつして
>いる。
バビロニアの群れ
>バビロニアの神の軍勢。
>原初の神ティアマトが、息子にして夫である
>キングーと、配下であるムシュフシュを
>従えている。
>
>主神に背いた反逆神として貶められた
>彼女たちは、そのレッテルを葬り去り、
>名誉ある神の座に返り咲くべく、この東京へ
>進出したのである。
女帝警護隊
>池袋の女帝セイオウボを守護する精鋭部隊。
>整然と隊列をなし、統率の取れた華麗な
>動きで、女帝に刃向かう敵を排除する。
>
>阿修羅会は、武力に秀でた彼らがいずれ、
>池袋を足がかりに東京全域、ひいては日本
>全土の支配に乗り出すのではないかと強く
>警戒している。
ゴロツキの群れ
>八部衆阿修羅会の構成員たち。
>組織の中でもとりわけ外道な奴らが寄り
>集まった部隊。
>
>群れて気が大きくなっただけではなく、
>阿修羅会という看板を悪用し、ゆすり、
>たかり、時には殺しをもいとわず、東京の
>人々の生活を脅かしている。
地霊の群れ
>古より日本に大地の恵みを与えてきた
>神格の群れ。
>
>しかし今では外来の神に踏みにじられ、
>そればかりか日本人にも蔑ろにされている。
>結果、彼らの荒々しい性質だけが際立つ
>ようになり、凶暴な群れとして、東京の
>各所で人間を襲うようになった。
デモ行進
>人々の心に恐慌をもたらす、悪霊の集合体。
>経済の低迷や大きな事件があると決まって
>出現する。
>
>人類の歴史が始まって以来、このような
>性質の悪霊は枚挙にいとまがない。
>この悪霊は、体裁として様々な主義主張を
>声高に叫び、人々を惑わすが、実際はただ
>騒ぎたいだけなのである。
悪霊の群れ
>上野の界隈に出没するという悪霊の群れ。
>
>同地の有名な心霊スポットである&ruby(しのばずのいけ){不忍池}に
>関連していると見られ、水没者の霊の
>集まりであるとか、池の悪魔に殺された霊で
>あるとか、その由来に関する噂話は、数え
>始めたらキリがない。
>しかし最初からそんな悪霊は存在せず、
>人々が悪霊を噂して恐れる心こそが、悪霊を
>生み出しているとも考えられる。
野火の群れ
>燃え盛る火炎をその身に宿した悪魔の群れ。
>古来より、野山に起こる不審火は彼らが
>原因であるとされてきた。
>
>現在の東京に起こる数々の不審火も、
>人知れず街を徘徊する彼らの仕業なのかも
>しれない。
恨みの群れ
>ナラクで命を落としたサムライの群れ。
>死した今でも生前のサムライとしての習慣に
>従い、仲間と集い、行動している。
>
>彼らは永遠に終わらないクエストを達成
>するべく、これからもナラクで戦い続けるの
>だろう。