乱数とは
そもそも乱数とは、アトランダムに並んだ数列のことである。
しかし、プログラムのかならず書いた通りに動くという特性上そのようなものをプログラムだけで仮想することは現在では不可能である。
そのため、その数式他何らかの方法で作成した乱数の羅列の一部を移植する事で乱数として機能するようにした擬似乱数を用いたりさまざまの方法で乱数を再現している。
擬似乱数は乱数を模したとはいえ、あらかじめ決まった乱数表がコンピューター内に入っているため、数式の場合はいくらか規則性があったり、一見規則性が無いように見えて特定の計算式によって結果が求められたりする。
ここらへんの知識はなくても乱数調整に支障はない。
乱数調整とは
前述の通り、コンピューターの乱数は擬似乱数であるため、計算式が理解できていれば、操作の仕方やタイミングによって、望みの数値を出させる事理論上が可能である。
これについては、乱数の中に時間やタイミングに連動しているかどうかによって難易度は変化する。
ゲームをする上での乱数調整の主な方法
- 1つ目は状況再現というもの。特定のタイミングで特定の操作をするなど、容易に再現でき、かつ間違いのない操作パターンによって得られる結果が同じ操作を繰り返す事によって同じ結果を繰り返し起こさせると言うもの。手順を正しく踏めば同じ乱数を出せるため実機で簡単に出来る場合もある。
- 2つ目は時間調整というもの。起動してからの時間などの時間経過によって変動する内部数値が存在している場合、予めタイミングさえ把握していれば調整が可能となる。しかしプログラムによっては0.1秒間に目まぐるしく乱数が消費されるものがあり、現実的ではない。状況再現より難易度ははるかに高くツールなどを用いたりすることで、かろうじて実現させることは可能である。本来の確率よりうまくいく可能性は確実に高まる。
MHP3での乱数調整
MHP3には2種類の乱数が確認できている
- 護石鑑定、剥ぎ取り・採掘・採取・虫取り・ドリンク効果に使われる乱数
時間経過で消費される乱数で1秒間に何百と消費されるので調整は現時点では事実上不可能であるとされている。
5400の乱数ループが12個発見されていて初期シードを調節することでテーブルの調整はできる。テーブル調整は秒単位。
- 基本報酬・サイズ決定・スタート位置・支給品のタイミング・(魚釣り?)などに使われる乱数
通称「
基本報酬乱数」
状況再現で調整が容易に
可能。特定の操作をしないかぎり変動せず、操作によって乱数を調節する。
初期シードの調整も無論必須である。このWikiではこちらの解説が主となる。
乱数を消費する特定の操作方法は
乱数消費方法
初期シードについて
初期シードとは簡単に言えば乱数の最初の値。最初の値を操作してそこからの時間経過や操作によって乱数を調整していく。
初期シードはMHP3を起動したときのPSPの時間で決定され上記2種どちらの乱数でも同じである。
初期シードの決定に影響するのは秒部分のみでそれ以外は関係ないため、60種類の初期シードが存在する。
注意事項
乱数調整に関しては賛否両論、色んな意見があります。レアアイテムを苦労して入手するのが醍醐味と主張し、乱数調整=チートと考える人が少なからずやいるのも事実です。事実、乱数に頼ることでゲーム性が欠け飽きやすくなってしまいます。
乱数賛成反対の論争は不毛な戦いでありこれから終わることもないのでやめましょう。
乱数の使用は自己責任で行ない、人に意見を強要したり等、絶対そのようなことがないようにお願いします。
最終更新:2011年02月13日 01:44