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ヘヴィボウガン」を以下のとおり復元します。
*ヘヴィボウガン
引いた弦の力で弾丸を射出する武器の内、 
重量と取り回しの良さを犠牲に火力に特化したタイプの物。
機動力は大剣、ランス&ガンランスに並び最低だが、ライトボウガンとは隔世の攻撃力を誇る。

なお、この項目はヘビィボウガンに特有の要素のみを扱う。
共通の要素はライトボウガン>http://www22.atwiki.jp/mhwiki/pages/105.htmlの項目に譲る。


**ヘビィボウガン固有の要素

***パワーバレルとシールド

強化による攻撃力の上昇や可変倍率スコープと言ったライト、ヘビィ共通の要素に加え、
ヘビィボウガンには”パワーバレル”と”シールド”と言う追加オプションが有る。

・パワーバレル … 弾道のブレを抑えて命中率を上げると共に、元来の攻撃力を更に大幅強化する。

・シールド   … オートガード機能を追加し、ダメージを軽減する。
シールド性能は最低レベルだが、咆哮へのカウンターとしても機能する。


**運用思想

攻撃力の低さからモンスターへの効率的ダメージ源が一部の弾種に限定されたライトボウガンと異なり、
常用弾(通常弾2~3や貫通弾1~2)を主戦力に据える戦術を正当化する攻撃力を誇る。
特に敵の弱点を把握した上での狙撃は見た目に反した攻撃力の高さを持ち、
時間単位攻撃力は拡散弾をも上回る事が有る。


***狙撃

弾のダメージが通る部位は近接とはやや異なるため、
クリティカル距離の維持を前提としながらも、
それに加えて「どこを狙うか」を意識した立ち回りをして経験を積む必要が最初はある。

常用弾で剣士に並ぶ攻撃力を確保するにはこの”狙撃”が不可欠であり、
同じ武器、同じ弾、同じ戦術の上でもこれが有るか無いかで火力には致命的な差が生じる。


***移動と回避

機動力の欠如から戦闘中の移動は前転に頼っているが、
この前転も然程劇的な移動能力を持つ訳では無い。
ではどうやって敵の攻撃力を回避するのかと言うと、
”その程度の機動力で回避出来る動き”を敵の動きの中から見出すしか無い。


***2者の両立

そして最も重要なのは”狙撃”のための立ち回りと”移動と回避”の立ち回りを両立する事である。
これを可能にするにはまず敵の動きを把握した上で戦術を組み上げる必要があり、
更にそれをある程度以上精密に実行する腕も必要になる。

それら全てを確保する事の難しさが運用思想の多層構造性を生み出し、
結果、主観的に”奥深い”と感じるに値する運用の楽しみが、
剣士とは全く異なったベクトルで生じる事になる。





**思想の偏向

ヘビィには、他の武器とは一線を画する運用思想から、
主観的思想と俯瞰的思想に差異がある。
これはヘビィボウガンとそれを操るガンナーが宿命的に背負う物であり、
その存在の理解を拒否しては通れない(不可能ではないが、
その場合、何かしらの要素に大きな制限を受ける)現状でもある。


***思想の主観性

”剣士に劣らぬ攻撃力を有する”ヘビィボウガンだが、これは裏を返せば、
”ヘビィボウガン特有の複雑な運用をもってしないと剣士と勝負になる攻撃力を叩き出せない”
と言う事である。
どれ程に高度な運用理論を構築し、どれ程精密にそれを実行する腕を確保したとしても、
”封龍剣【超絶一門】”を持った剣士が乱舞を行えば、
その攻撃性能と運用の容易さからヘビィボウガンに勝目は無い。
”ガンナーは麻痺と拡散以外撃つな”
と言うのは、多くの剣士が心中深くに持つ偽り無き感情であろう。


***”名言”とされる極論

ヘビィの運用に関する有名な言葉に
「ヘヴィガンナーの強さの~割は~である」
と言う類の言葉を聴く。
前者の空欄には5~8等の大きな十進数字、後者には”知識”等特定の要素のみを指す言葉が入る。

しかしこれは剣士の立場からヘビィボウガンを捉えた際に見られる、
あくまで相対的な運用思想の差を指した極論であり、
へビィボウガン単一についての運用思想としては的外れの域にある。

ある程度ヘビィ運用を経験してみれば判るが、ヘビィボウガンの運用の要となるのは、例えば

・敵や自身、環境に関する”知識”
・知識を戦術レベルに変換する”理論”
・理論を実行し、その精度を確保するための”体験”

…等多数の要素の集合体あり、戦術レベルでは個々の要素に占める比重に多少の差異はあろうが、
戦略レベルにおいては特定の要素に偏向して成立し得る物では無い。

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