覇重笛クーネハウカムの黄色ゲージ運用について

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覇重笛クーネハウカムの黄色ゲージ運用について - (2016/01/30 (土) 09:41:29) の編集履歴(バックアップ)


覇重笛クーネハウカム(以下ハウカム)はアカムト武器の一つであり、非常に高い攻撃力と非常に悪い斬れ味を持っている笛である。
そして斬れ味の悪い武器との相性が良い鈍器使いというスキルが有り、これは斬れ味が悪いほど攻撃力が大きく上昇するスキルである。
その上昇値は緑で+15、黄色で+25という非常に大きなものであり、斬れ味の緑ゲージが短く黄色ゲージの長いハウカムとの相性が良いと思いがちであるが、
クーネハウカムを黄色ゲージで運用する事は間違いである。

+ 詳しく
剣士武器を黄色の斬れ味で使う場合、斬り方補正というものが適用される。(緑ゲージ以上では適用されなくなる)
斬り方補正を簡単に説明すると、斬れ味補正に0.6倍の補正が掛かるという、非常に大きな要素である。
これはそのまま物理ダメージにも反映される為、物理攻撃力が0.6倍になってしまうと考えて良い。
無属性のクーネハウカムに適用された場合は、攻撃力160・会心率0%の緑ゲージ武器で攻撃しているのと同じ事になるのである。

斬り方補正は攻撃モーションの中心で当てた場合に補正が掛からなくなるが、狩猟笛でそんな芸当はまず不可能だと思って良い。
狩猟笛の攻撃の主力は右ぶん回しや後方攻撃といった出始めに当てるものが多いため、必然的に0.6倍補正が掛かってしまうからである。
中間で当てようとしてこれらの攻撃を控えた場合でも、主力である攻撃を削る以上火力が落ちてしまうのと同じ事である。
たとえ鈍器スキルを付けようともこの差を覆す事は出来ないので、必ず臨戦業物や匠を使って緑ゲージを維持しよう。

+ もっと詳しく
モンスターハンターには斬り方補正というシステムが有り、これは斬れ味が黄色以下の場合にのみ適用される。
これは、武器による攻撃のモーションを出始め・中間・出終わりの三つに分け、その内の出始めと出終わりに大きなマイナス補正が掛かるというものである。
斬れ味補正そのものに掛かる補正で、検証により出始めには0.6倍、出終わりは0.7倍の補正が掛かる。
つまり物理ダメージも同じく0.6~7倍される事になり、物理ダメージのみで戦うクーネハウカムに適用された場合悲惨な事になってしまうのである。

例:ハウカム(鈍器スキル+黄色ゲージ)と蛇笛ランポス(鈍器スキル+緑ゲージ)の物理期待値比較
※分かり易くする為、差の少ない0.7倍で計算。狩猟笛は出始めを当てる事が多いため、実際は0.6倍である事が多い。

(両方とも攻撃強化小が吹ける為計算式から割愛)
ハウカム:(250+爪護符15+鈍器スキル25)×会心率1.1倍(1+0.25×0.4)×斬れ味補正1×斬り方補正0.7=223.3
ランポス:(220+爪護符15+鈍器スキル15)×斬れ味補正1.05=262.5

このように、物理期待値でランポス笛に大幅に後れを取ってしまう事になるのである。

また、「斬り方補正かからないように殴れば良いんじゃないの?」と思う人も居るが、それも間違いである。
斬れ味の緑と黄色の時点で既に5%の補正が掛かっており、この補正を加味すると仮に斬り方補正を無視したとしても緑ゲージの方が期待値が高くなるのである。

例:ハウカム(鈍器スキル+緑or黄色ゲージ)
ハウカム緑:(250+爪護符15+鈍器スキル15)×会心率1.1倍(1+0.25×0.4)×斬れ味補正1.05=323.4
ハウカム黄:(250+爪護符15+鈍器スキル25)×会心率1.1倍(1+0.25×0.4)×斬れ味補正1=319

黄色ゲージならば更に斬り方補正が加わる為、その差は大きく広がる事になる。

「業物や匠の代わりに鈍器スキル付けてるから黄色の方が強い」と感じる人も居るかもしれない。
実際に計算上では緑ゲージのみより黄色ゲージ+鈍器術の方が物理期待値は高くなるのは正解である。
しかし、その差というものは

例:ハウカム(鈍器スキル黄色ゲージ)とハウカム(緑ゲージ)
ハウカム緑:(250+爪護符15)×会心率1.1倍(1+0.25×0.4)×斬れ味補正1.05=306.075
ハウカム黄:(250+爪護符15+鈍器スキル25)×会心率1.1倍(1+0.25×0.4)×斬れ味補正1=319

上記の通り、僅かなものでしかない。(倍率で言うと1.04倍)
勿論これは『斬り方補正を無視した理論値』の場合であり、黄色ゲージならば当然補正が掛かる。
仮に1回でも出始めの0.6倍補正(期待値191.4)が掛かった場合、その1回を取り戻すために10回中間で当てなくてはならないと言えば分かりやすいだろうか。
狩猟笛の主力の攻撃は後方攻撃に右ぶん回しと出始め補正が掛かりやすいものが多く、頻繁に0.6倍の補正が掛かってしまっては、いかにハウカムと言えど物理ダメージはフライパンよりマシ程度にまで落ちてしまう。

もちろんこれは狩猟笛に限らず、近接武器ならば全ての武器に言える事である。
狩猟笛は自己強化で心眼効果が付く為相性が良いと思われがちだが、物理ダメージで勝負する場合は黄色ゲージ運用はやってはならないという事を憶えておいて欲しい。

+ 長い、3行で
斬れ味黄色は攻撃力が0.6倍になるため、これで戦うのは地雷行為である
匠や業物+絶対回避【臨戦】等を使用して可能な限り緑ゲージを維持する事
例え弾かれ無効であっても鈍器スキルは緑ゲージで使用する事


  • 鈍器術>鈍器使い 緑ゲージ以上 -- 名無しさん (2016-01-29 12:42:13)
  • 緑ゲージ以上>青ゲージ以上 -- 名無しさん (2016-01-29 12:42:32)
  • 匠無し・鈍器術で黄色運用してました...装備変えます... -- 名無しさん (2016-01-30 01:29:25)
  • やるべきでない、の一言で済むのだからこんなページいらないと思うが -- 名無しさん (2016-01-30 02:49:42)
  • ボーンSで鈍器との関わりが出てくるから解説が有っても良いと思うがなぁ -- 名無しさん (2016-01-30 07:05:37)
  • 分かりやすいしいいと思うが?逆に何でいらないと思うのか…作られる前に個人の意見としていらない、と言うのならギリ分かるが -- 名無しさん (2016-01-30 08:49:32)
  • [ -- 名無しさん (2016-01-30 09:41:29)
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