予告編~第10話

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予告編~第10話 - (2022/06/24 (金) 21:48:16) のソース

***ある日。

***突如降ってきた流星が、

***爆発した。 


翌日、[[ヴアル]]に届いた予告状。それがヴィリームと奇跡団の運命を変えた。 


『実は昨日の流星爆発、私の仕業だぜ。 
流星には[[ミラクルパワー]]がある筈だから、これで全国に奇跡獣が生まれるぜ。 
果たしてお前達に、全国に現れる奇跡獣を倒せるかな? 
P.S.挑戦しないと何か盗むぜ 』
[[キノコ好きの奇跡獣人・キセキウィザーグロー>キセキウィザーグロー]] 


[[メラメラさん]]は危惧した。日本各地に奇跡獣の被害が及ぶ予感がする事を。 
ヴィリーム達のスペカを強化し、色違いのマントをヴィリームに装備させた。 
「お前達は日本各地に現れる奇跡獣を倒す事になってしまった。 
このマントを装備すれば、自由に空を飛んだりあらゆる環境に適応出来るのだ。 
日本各地の奇跡獣を倒し、根源のキセキウィザークローを捕まえるのだ!」 
ヴィリームが、日本各地で活躍する出張ヒロインになる瞬間。 


同じく奇跡団にも予告状が届いた。だが早苗は感づいていた。 
ウィザーグローの写真を見て、どうも魔理沙そっくりであるのだ。 
早苗は決断。奇跡団の宣伝も兼ねてウィザーグローの追跡を行う事を。 
そして早苗は奇跡団を結集させ、転送能力を持つ奇跡獣を作り出す為に動き出す…。 
「奇跡団の皆さん、一刻も早くウィザークローの真相を暴きましょう!」 
奇跡団が、宣伝と追跡の為に日本各地を飛び回る決意をする瞬間。 


幻想奇跡隊ミッドヴィリーム・長編番外編『[[名産奇跡獣道中記]]』、近日公開!…


ロケ地・???幻想町。 
日本各地に散らばった[[ミラクルパワー]]の影響で、全国に奇跡獣が生まれようとしている。 
全国に現れし奇跡獣を倒そうとするヴィリームの前に、新たな仲間が加わった。 
一方、奇跡団もとある真相の追跡と宣伝の為に究極?の奇跡獣を生み出した。 


次回、[[名産奇跡獣道中記]]・第0話『奇跡の小人と奇跡団の神隠し』 
旅立て!奇跡の戦士達よ! 



[[キセキウィザーグロー]]の予告状を見て、[[メラメラさん]]が奇跡獣討伐を命じた。 
そして[[メラメラさん]]は、何故か外出して数分後にキスメと同い年くらいの子供を連れてきた。 
「初めまして。私は少名針妙丸です。ヴィリーム・ミラクライズ・オン!」 
自己紹介を終えた針妙丸という名の子供は、いきなりヴィリームに変身した。 
「大きな童話の小さな雄志!リムドワーフ!」 
針妙丸は変身し、マゼンタ色の甲冑に身を纏い、頭には黒い兜を被り、右手に小槌を模した槍を装備。 
背中には他のヴィリームと同じ形のマントがある。 


「お前達の新しい仲間、リムドワーフだ。彼女は大きさを自在に使うヴィリームと言っておこう」 
[[メラメラさん]]が新たな仲間を紹介したのも束の間、日本各地の都心に奇跡獣が現れたニュースが! 
行け![[ミッドヴィリーム]]!各地で奇跡獣を討伐せよ! 


一方、奇跡団も遂に究極の奇跡獣を生み出した。 
「遂に生まれました!キセキテレポメラニアンです!」 
するとテレポメラニアンが、全員をそれぞれ別の場所にテレポート! 
果たして皆さんは、どこに飛ばされたのか…。


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ロケ地・東京都23区。 
大変だ!秋葉原に名産奇跡獣が現れた! 
姿は鳥のような奇跡獣で、翼から出る光線を受けると秋葉系の服になる! 
しかも巨大化も出来る!そんな中、新たなヴィリーム・リムドワーフが立ち上がる! 


次回、[[名産奇跡獣道中記]]・第1話『奇跡獣東京23区作戦第一号』 
ヘッヘッヘ、心配する事は無い。 



名前:キセキアキバード 
モチーフ:秋葉+バード(鳥) 
能力:秋葉系ファッションにする程度の能力 
(翼から出る光線を受けると秋葉系の衣装になってしまう) 
解説:秋葉原にいた鳥から生まれた、東京23区の名産奇跡獣。 
翼が漫画本で、頭は白熱電球の鳥で、足と尻尾が電気コードになっている。 
翼から出る『アキバウム光線』を受けると、秋葉系ファッションになってしまう。 


駆けつけたのは、ファータ(翠)とテスラ(屠自古)とドワーフ(針妙丸)の3人。 
アキバードとヴィリームが対峙し、まずファータが突風を試みる。 
だが流石は名産奇跡獣。突風を跳ね返す。 


相手が空を飛んでいる事を利用し、今度はテスラがアキバードに落雷をお見舞いする。 
効果抜群。窮地にたたされたアキバードは、なんと巨大化! 


「ヘッヘッヘ、これで逆転だ。三対一は卑怯だから、これで三体分以上のパワーが手に入った」 
だが反論するのはドワーフ。 
「だったら…、これで一の力を三分割なんて言わなくて済みます!」 
そう言うとドワーフは小槌の槍を天に翳し…。 
なんと、あの光の巨人の如く巨大化。 


こうして始まった巨大奇跡獣と巨大リムドワーフの戦い…は呆気なく幕切れ。 
実は巨大アキバードの尻尾にコンセントのコードがあり、 
秋葉観光をしてた早苗がそれを引き抜いたからだ。 


引き抜かれたアキバードは一気に弱体化し、そのままファータの技で撃破されましたとさ。 
撃破後、アキバードから出たのは【ローカルハート】。 
「どうやら[[ミラクルハート]]の名産奇跡獣版で、47個集めると流星になる」 
[[メラメラさん]]がそう語ると巨大リムドワーフも元の大きさになり、 
ヴィリーム3人が手を繋ぎ、マントを展開して[[ヴアル]]へ一旦帰還した…。 
早苗も、キセキテレポメラニアンの力で奇跡団の家に戻された。もっと観光したかったらしいのは本人の弁。 
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ロケ地・大阪府大阪市。 
大阪や!難波や!浪花や! 
[[ミッドヴィリーム]]が、名産奇跡獣を倒しに大阪へ来るらしいで!楽しみや! 
…冗談はさて置き、リムブレイブとリムフォールとリムルクスが大阪市で乱闘! 
次回、[[名産奇跡獣道中記]]・第2話『EPISODE2 大阪』 
コ・ナモノ・ダ。 


名前:キセキオコノミラブ 
モチーフ:お好み焼き+クラブ(蟹)+ラブ 
能力:お好み焼きを操る程度の能力 
(お好み焼きを作る以外にも、物をお好み焼きにする事も出来る) 
解説:何故か片目が取れてる某蟹料理店の看板から生まれた名産奇跡獣。 
大阪で生まれた影響なのか、何故か関西弁。ハサミから繰り出す光線で物をお好み焼きに変える。 


ブレイブ(椛)とフォール(静葉)とルクス(キスメ)が大阪市に駆けつけて交戦開始。 
中々の互角の戦いぶりを見せつけるも、ブレイブの剣がお好み焼きになってしまい苦戦を強いられる展開に。 
お好み焼きが飛び散る展開になり、ヴィリーム達は近寄れない。 


だがここでルクスがオコノミラブの片目が無い事に気づく。 
ルクスは一人道頓堀の上をマントで飛んで捜索する事に。 
一時間後にようやく片目が見つかり、オコノミラブの片方に嵌めてあげた。 


するとオコノミラブが何故かルクスを抱きしめて抱っこした!苦しむルクスを救ったのは…。 
「私のパワーを注ぎます!脱出して下さい!」 
お好み焼きを食べ終えたマイクロ・チンだった!だがその影響なのか…。 
「リムルクス!オコノミフォーム!」 


まさかのフォームチェンジ。服が大阪のおばちゃんっぽくなり、両手にはヘラを装備。 
そしてヘラでオコノミラブの足とハサミを全て一瞬で折り、その隙に現れたのはリムフォール。 
「ヴィリーム・フォール・クイダオレパンチ!」 
一瞬くいだおれ人形のオーラがフォールから発生し、拳を受けてオコノミラブは倒された。 


看板も元に戻り、ローカルハートを回収して3人は[[ヴアル]]へ帰還。 
マイクロ・チンもたこ焼きを食べている途中でテレポートされました。 

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ロケ地・沖縄県那覇市。 
沖縄県には、雪が降る事はまず有り得ない。…というのは、ガセ。 
なんと名産奇跡獣が出現した日から、何故か沖縄に雪が降り始めた! 
リムグラース・リムセトネ・リムモルテは沖縄の雪を止められるのか? 
次回、[[名産奇跡獣道中記]]・第3話『首里城まっ白事件』 
すっくと立った、[[ミッドヴィリーム]]。 



名前:キセキシシースノーサー 
モチーフ:獅子(ライオン)+スノー(雪)+シーサー+シークヮーサー 
能力:暑さを寒さに変換する程度の能力 
(自身がいる市の暑さが寒さに変える。暑ければ暑い程寒くなる) 
解説:沖縄県那覇市にあったシーサーから生まれた名産奇跡獣。 
外見はシーサーの体とライオンの頭に、雪の白い色とシークヮーサーの尻尾が特徴。 
その能力の影響で、那覇市は一面雪景色と化して、那覇市をパニックに陥った。 
首里城も一面真っ白になった。 


グラース(チルノ)とセトネ(小傘)とモルテ(リリーB)が駆けつけるも、沖縄の雪を見て、 
はしゃぐグラースとセトネ。モルテはたまたまテレポートで来た[[キセキヨーヨード]]と共に呆れているばかり。 
「わーい雪だ!セトネ、雪合戦しようよ!」 
「わちきも!わちきも!」 
「…あんたらねぇ、遊びに来たんじゃないのよ!」 
「まあ、気にすんな。あいつらなんだし」 


はしゃぐ2人をよそに、モルテは単独でシシースノーサーと交戦。一方ヨーヨードはグラースとセトネに説得を呼びかけ。 
ようやく自分の立場に気づいた2人は、ある奇策を思いつき、なんと空中に移動。 


マントで上空へ飛んだ2人は、グラースの二丁拳銃の氷をセトネの傘の光線で溶かし、雨を降らせた。 
雨が降れば気温が寒くなる。つまりこれを利用してシシースノーサーを溶かそうとした。 
「わちき達の雨のパワーで、眠りの旅を捧げるよ!」 


狙いは的中し、その隙を突いてモルテが新技を繰り出した! 
「ヴィリーム・モルテ・エマージェンシー!」 
溶けかけのシシースノーサーに天秤のオーラが出た跳び蹴りをかまして撃破! 


こうして名産奇跡獣を撃破したヴィリームは、那覇市の復旧を手伝った後に帰還。 
一方のヨーヨードも、ちんすこうとミミガーを買った後に戻された。 

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ロケ地・三重県鈴鹿市。 
鈴鹿サーキットを占拠する謎の伊勢海老は名産奇跡獣! 
駆けつけたのはリムウェール・リムハピネス・リムビター! 
行けヴィリーム!名産奇跡獣を奇跡のパワーで優しい心を思い出させるんだ! 
次回、[[名産奇跡獣道中記]]・第4話『鈴鹿ノケッセン』 
皆も、赤信号は渡っちゃダメだぞ! 

名前:キセキイセエビドージャ 
モチーフ:伊勢海老+自動車+伊賀忍者 
能力:高速で走り回る程度の能力 
(見ての通りの能力。ちなみに最高時速は184km) 
解説:鈴鹿サーキットの近くに捨てられていた自動車と伊勢海老の殻と忍者の服が[[ミラクルパワー]]で融合し誕生。 
外見は忍者服の伊勢海老に下半身が自動車になっている(恐●戦車みたいな感じ)。 
鈴鹿サーキットを高速で走り回っている所でヴィリームと交戦。 


ハピネス(てゐ)が単身イセエビドージャに挑み、更にレトロ・トラックもハピネスに対するリベンジで参戦。 
対するウェール(リリーW)とビター(真夜)は、チアガールフォームになり応援に専念。 
「頑張れ頑張れ、ハピネス!」 
「フレーフレーですよー、て…ハピネス!」 


こうして鈴鹿サーキットでのレースが始まるも、案の定忍術でイカサマを繰り出すイセエビドージャ。 
ハピネスも負けじと手持ちの[[ミラクルハート]]でフォームチェンジ。 
キセキトッキュロスホッパーの[[ミラクルハート]]を使って…。 
「リムハピネス!トレインフォーム!」 
追い抜き成功。だが、イセエビドージャが標識を出して逆戻り。 


これを見たウェールが新技披露! 
「召還ですよー!ヴィリーム・ウェール・カムバック!」 
ウェールがポンポンを持って、フラメンコの踊りで技を披露。 
するとそこに、キセキマッターボタスが現れた! 


ウェールはマッターボタスに事情を説明し、ハピネスのフォームチェンジを依頼。 
以前戦っていたのかライバル心があり、すぐに了承。そしてハピネスと合体し…。 


「リムハピネス・ターボフォーム!」 
そして一気に抜き去り勝利。イセエビドージャは負けを認め自ら浄化。 
だがハピネスは止まらなくなり、延々とサーキットを一周し続けた。 


結局先に帰った他のヴィリームの後にマッターボタスとレトロ・トラックと3人で仲良く帰還。 
寝てるハピネスをマッターボタスがおんぶし、レトロ・トラックがハピネスの頬をぷにっとつついたそうな。 

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ロケ地・神奈川県横浜市。 
ここは横浜中華街アルヨー! 
日本最大の中華街で、リムウェール・リムテスラ・リムルクスが中華決戦! 
現れた名産奇跡獣は、美味しい外見だが…。 
次回、[[名産奇跡獣道中記]]・第5話『横浜中華街だァァッ』 
ヴィリーム、シャイミラクラ、キセキパラ、コーチヤターボウ。 


名前:キセキシューマイマイスター 
モチーフ:焼売+蝸牛(マイマイ)+マイスター 
能力:中国拳法と焼売作りが上手い程度の能力 
(中国拳法と焼売作りはやけに上手い。達人レベルと言われている) 
解説:横浜中華街の焼売から生まれた名産奇跡獣。 
外見は焼売を背中に背負った蝸牛モチーフの怪人。チャイナドレスに身を纏っている。 
横浜中華街で、中国拳法を繰り出しつつ焼売を作っていた所をヴィリームと遭遇。 
実は何も悪事をしていない名産奇跡獣。中国拳法と焼売作りは観光客へのパフォーマンスらしい。 


名産奇跡獣であれ、倒さないとローカルハートが手に入れられないので、 
倒すべきと主張するドクター・ブックスとテスラ(屠自古)。 
一方、何も迷惑をかけていないので倒すべきではないと主張するのはウェール(リリーW)とルクス(キスメ)。 
互いの意見がまとまらず、呆れたシューマイマイスターは直接対決を制した相手の意見を受け入れる事に。 


まずはドクター・ブックスが挑むも、呆気なく敗れる。 
次に挑むのはテスラ。ブックスと比較すると善戦するが、敗れる。 
次はルクスが挑む事になるが、ルクスの提案で、ウェールとの協力による焼売作り対決に変更を希望。 


シューマイマイスターは受け入れ、料理対決で決着を付ける事に。 
ウェールはルクスと共にフォームチェンジ。 
「リムウェール!キッチンフォーム!」 
「リムルクス!キッチンフォーム!」 
2人はコックさんを模した衣装になり、料理番組のような展開と化した。 
そして完成した焼売は好評。 
「[[ミッドヴィリーム]]焼売はいかがですかー!」 
シューマイマイスターはルクス達の勝ちを認めた。 


ちなみにその後は、ウェールが例の技で早苗を召還し、別の[[ミラクルパワー]]でシューマイマイスターは蘇ったそうな。 
「ヴィリーム・ウェール・カムバック! 
早苗さーん!この焼売さんに[[ミラクルパワー]]を入れて下さい!」 
シューマイマイスターは、横浜市民に愛される名産奇跡獣として暮らしているらしい。 

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ロケ地・愛知県名古屋市。 
街の奇跡が消え果てて、脅える名古屋。 
進め、リムフォール!リムセトネ!リムビター! 
面白かっこいい活躍を見せつけるのだぎゃー! 
次回、[[名産奇跡獣道中記]]・第6話『名古屋最大のアンブレラ WACHIKI OF NAGOYA』 
これからのパフォーマーは、ヴィリームが主役! 


名前:キセキシャチホコアラッパ 
モチーフ:鯱+コアラ+ラッパ 
能力:純金製にする程度の能力 
(口のラッパから出る音符が当たると、無機物は純金になる) 
解説:名古屋城の鯱から生まれた名産奇跡獣(これが後にある問題を抱えるが…)。 
外見は黄金の8等身の怪人に、コアラの耳と鼻、鯱の背鰭、ラッパの先端が口になったもの。 
名古屋城が黄金に輝いたニュースが流れるが、実はシャチホコアラッパの仕業。 
それを聞きつけて、フォール・セトネ・ビターが駆けつけた。 
一方のミセス・ウォッチも独自で調査を始めた。 


ヴィリームが駆けつけたものの、何故か一部の名古屋人が非難を挙げた。 
「コアラさんを倒さないでよー」 
「金になる怪物は残すべきよ!」 
「鯱は名古屋の宝だ。壊したら莫大な弁償額になりますな」
(注:方言が分からないので共通語です。)
 
子供や金持ちや名古屋の偉い手から、シャチホコアラの延命の嘆願が続出。 


だがローカルハート回収の件もある他、シューマイマイスターと違い悪事もやらかしている。 
更にシャチホコアラッパの元は名古屋城の鯱。傷をつける訳にもいかない。 


そんな中、妙な案を思いついたセトネ。フォールとビターに耳打ちをして案を伝えた。 
そしてその作戦が実行された。 


まずはビターがこの技で、シャチホコアラを眠らせた。 
「ヴィリーム・ビター・ララバイ…、お休みなさい…」 
シャチホコアラを眠らせると、今度はセトネが傘を広げて必殺技の宣言。 
「ヴィリーム・セトネ・ホーリー!」 
雨が降った。純金の無機物が元に戻り、元の名古屋城の鯱になり、ローカルハートが分離された、が。 


「隙あり!」 
ヴィリーム達の一瞬の隙を突いてミセス・ウォッチがシャチホコアラッパのローカルハートを奪った。 
まさかのローカルハートが一つ、奇跡団に奪われた。唖然と帰るヴィリームであった…。 

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ロケ地・高知県高知市。 
土佐へようこそ[[ミッドヴィリーム]]! 
だがリムブレイブ・リムハピネス・リムモルテは、酒飲みの高知県民からもてはやされ…。 
一方、ブレイド・チックは桂浜である人物に遭遇するが、まさかの坂本龍馬であり…! 
次回、[[名産奇跡獣道中記]]・第7話『坂本龍馬野望(さかもとりょうまの やぼう)』 
奇跡団奏上、天下後免! 


名前:キセキリョウマレイドッグ 
モチーフ:坂本龍馬+ブレイド(剣)+ドッグ(土佐犬) 
能力:闘争心で戦う程度の能力 
(土佐犬の性質が能力になった。侍の如く刀も扱う) 
解説:坂本龍馬のお土産品と土佐犬の毛から生まれた奇跡獣。 
外見は坂本龍馬の全身に土佐犬の頭が掛け合わせたもの。性格は坂本龍馬そのもの。 
桂浜で生まれ、来たるべき相手を待ち構え、こちらからは悪事はしない。だが先に現れたのは奇跡団のブレイド・チック。 


一方名産奇跡獣を探して高知市に来たブレイブ・ハピネス・モルテの3人は、高知市民に歓迎されるが、 
酒豪が多い事で有名な高知市民達に、居酒屋ハシゴをされる羽目になり…。 


そして舞台は桂浜。夕日が差し掛かる中で、ブレイド・チックとリョウマレイドッグが対峙。 
「お主は坂本龍馬でござるか?」 
「違うぜよ。わしはキセキリョウマレイドッグぜよ。名産奇跡獣!」 
「名産奇跡獣ならば…、お主を倒せば[[キセキウィザーグロー]]の手掛かりが掴める筈…!問答無用!」 
「では、勝負ぜよ!」 


夕日を背景に始まったブレイド・チックとリョウマレイドッグの真剣勝負。 
互いの刀が鍔迫り合い、刀の音が桂浜に響く。 
誰もいない刀の音しか聞こえぬ戦いが幕を明けた。 


その戦いは数時間に及んだ…。 


そして真夜中。リョウマレイドッグが自らの刀でブレイド・チックの一つの刀を弾き飛ばす! 
一方のブレイド・チックも残りの刀でリョウマレイドッグの刀を飛ばす! 


そして先に立ったブレイド・チックが落ちたリョウマレイドッグの刀を構え…。 


満月を背景にリョウマレイドッグを一刀両断! 
「見事ぜよ。ブレイド・チック…」 
そしてローカルハートを入手したブレイド・チック。 


ヴィリームがそれに気づいたのは翌日の事だった…。 

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ロケ地・滋賀県近江八幡市。 
リムドワーフが佇む琵琶湖。 
リムグラースが食べてる近江牛。 
リムファータが塗っているメンターム。 
次回、[[名産奇跡獣道中記]]・第8話『近江牛パニック!メンタームの罠』 
キセキに繋がれたeveryday。 


名前:キセキオーミギュターシー 
モチーフ:近江牛+メンターム(塗り薬)+ネッシー 
能力:外側の傷を再生する程度の能力 
(傷がメンタームの力で一瞬で治る能力。ただし外側しか塗れないので…) 
解説:近江兄弟社の塗り薬・メンタームの空き容器と近江牛の毛から生まれた奇跡獣。 
巨大なネッシーのような怪獣型の名産奇跡獣で、普段は琵琶湖の底に身を潜めている。 
能力の通り、持っているメンタームを塗ると、怪我が一瞬で再生する。 
先にテレポートしたフォン・フォンが何か感じたのか、琵琶湖に向けて光を発動した。 
それに驚いたオーミギュターシーが琵琶湖から現れて、近江八幡市民をパニックに陥れた。 
それと同時にフォン・フォンは怖じ気づいて逃げ出したそうな。 


丁度ファータ・グラース・ドワーフが駆けつけて交戦に。 
「大きな名産奇跡獣なら…、私に任せて!」 
早速ドワーフが巨大化し、東京23区以来の巨大化戦が始まった。 


グラースがドワーフの後方支援に回り、ドワーフが槍でオーミギュターシーを集中攻撃。 
「ンモー。こんな傷くらいメンタームで再生だモー」 
なんという事でしょう。オーミギュターシーの傷がメンタームで治ってしまった。 


その後も同じような展開が続き、ドワーフは力尽きて元のサイズに戻った。 
ファータがドワーフを安全な場所に避難させて一緒に休息。 


残されたグラースがある妙案を思い付き、なんと自らオーミギュターシーの口の中に飛び込んだ。 
そしてグラースはオーミギュターシーの胃の中へイン。 
「外側が駄目なら、内側から攻めればいいって何かで習った! 
行くよ、あたいの必殺技! 
ヴィリーム・グラース・ブラスト!」 


グラースの必殺技が、オーミギュターシーの内部から直撃! 
見事撃破し、近江牛のカケラとローカルハートが出現! 
グラースがローカルハートをキャッチ。 


だがその頃ファータとドワーフが焼き肉を食べていた。 
グラースは焼き肉を食べ損ねて拗ねたそうな。 

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ロケ地・佐賀県佐賀市? 
リムハピネスが鳥栖市にいる。 
リムモルテが伊万里市にいる。 
そしてリムビターは、唐津市にいる。 
次回、[[名産奇跡獣道中記]]・第9話『サガじゃねぇ!』 
空を見ろ、佐賀を見ろ、ブックスを見ろ。 


名前:キセキハンシャロバス 
モチーフ:反射炉+ロバ+バス 
能力:四次元熱を巻き起こす程度の能力 
(反射炉の頭の先から四次元効果のある熱を出す。その熱を感じると四次元効果に巻き込まれる) 
解説:佐賀市にある日本初の反射炉の一部から生まれた名産奇跡獣。 
外見は、反射炉の頭と高速バスの体が特徴の二足歩行のロバそのもの。 
額にはバスの案内表示があり、四次元熱の効果が分かるようになっている。 
誕生と同時に、佐賀市民を他の佐賀県の場所に四次元効果で移動させ、佐賀市と周辺を混乱させた。 


ヴィリームに対しても例外では無く、ハピネスを鳥栖市に、モルテを伊万里市に、ビターを唐津市に移動させた。 
「また鳥栖市だね!勘弁して欲しいヨン!」 
「伊万里市に送還されるの何度目よ…」 
「唐津市に移住しろという暗示でしょうか?」 


一方のドクター・ブックスは、同じように四次元熱に巻き込まれ、しかも玄界灘を泳がされる羽目になった。 
「流石に我も限界灘じゃ!」 


何度も佐賀市を目指すつもりのヴィリームだが、四次元熱のせいで近づく事すら出来ない。 
…のだがモルテが何か取り出して閃いたようだ。 
「一か八かやってみるわ。これでフォームチェンジしてから」 
取り出したのは、那覇市で入手したキセキシシースノーサーのローカルハート。 
シシースノーサーの【暑さを寒さに変換する】力に賭けるつもりだ。 
「別に、やりたくてやる訳じゃないわ!でもこうしないと佐賀市は救えないのよ!」 
モルテはシシースノーサのローカルハートをスペカに翳してフォームチェンジ。 
「リムモルテ!スノーシーサーフォーム!」 


そして悠々とハンシャロバスに近づくモルテ。 
案の定全く効果がなく、すぐに頭の四次元熱の発生装置を壊されて羽交い締め。 
「今よビター!必殺技で決めなさい!」 


そしてビターの必殺技が決まりハンシャロバスを撃破。 
こっそりハピネスがローカルハートをくすねた。 


佐賀市民は元に戻ったが、未だブックスは玄界灘で水泳中…。 

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ロケ地・岡山県岡山市。 
一つ!人の世救うリムブレイブ! 
二つ!不思議な風のリムファータ! 
三つ!未来に光るリムルクス! 
次回、[[名産奇跡獣道中記]]・第10話『十之巻/響く桃』 
桶、参上! 


名前:キセキモモタローランド 
モチーフ:桃太郎+ローランドゴリラ 
能力:勧善懲悪を貫く程度の能力 
(桃太郎の如く、勧善懲悪で立ち向かう) 
解説:岡山市のお土産屋の吉備団子から生まれた名産奇跡獣。 
外見は、そのまんま桃太郎の服を着たローランドゴリラ。 
表記されている能力以外にも、持っている吉備団子を食べさせると、 
数分の間だがモモタローランドになつく。 


ヴィリームが来た時点で既にモモタローランドとブレイド・チックが交戦状態になっていた。 
途中でヴィリームが現れて一旦休戦に。 


ブレイブとブレイド・チックが睨み合い一触即発。 
遂に両者が持っているローカルハートを使ってフォームチェンジしての戦いに。 
ブレイブはキセキアキバード(東京23区で入手)のローカルハートを、 
チックはキセキリョウマレイドッグ(高知市で入手)のローカルハートを使用。 
「リムブレイブ!アキバフォーム!」 
「ブレイド・チック!リョウマフォーム!」 
リムブレイブは、某宇宙刑事のように衣装がメタリック装備になって剣に電気が纏い始めた。 
一方のチックは、坂本龍馬の武士服に変わり、剣が一つになった代わりに謎の力が秘め始めた。 
そして両者共に剣を交えて一騎打ち! 


一方のファータ達はモモタローランドから事情を聞き、 
了承も得た上でローカルハートにしてもよいとの許可を得る。 
実はモモタローランドは優しい名産奇跡獣だった。 
「すまない。ローカルハートが目的なら、素直に受け取ってくれ」 


「分かりました、そしてごめんなさい…。 
ヴィリーム・ファータ・カルーセル!」 
ファータの技を無防備で受け、浄化されるモモタローランド。 
そしてルクスがモモタローランドのローカルハートを入手。 


ファータとルクスは、お土産の吉備団子を手に持って岡山市を後にした。 
後に争った土地が【桃太郎ランド】になるのは別の話。 


一方ブレイブとチックの対決は、奇跡パワーの消耗により引き分けで幕を下ろしたそうな。

[[NEXT>第11話~第20話]]