妖山学園を後にしたヴィリームたちが、次に向かったのは… あたり一面凍り付き、南極のような世界と化した霧野湖。 そこに蠢く3つの影が、太陽の塔、戦列艦、大蝦蟇を模した氷の彫刻に座り話し合っている…。 『今度こそ…守り抜いてみせる…』 『あたいは、"アイツ"を守る最強の盾だ…!』 まずチルノに似た影が、大蝦蟇を模した氷の彫刻に座って呟く。 『私は、絶対の"正義"を貫く天地の海兵!すなわち私に敵対するものはすべて"悪"!』 『さあ、掛かって来なさい!叩き落としてあげるわ!』 次に天子に似た影が、戦列艦を模した氷の彫刻の上に仁王立ちして叫ぶ。 『そして私が、太陽も凍り付く程皆が慄く太陽だ…、ってあっ!』 サニーに似た影も、太陽の塔を模した氷の上に立つが…滑って転ぶ。 霧野湖の結界に気付いたヴィリームたちが、凍った湖に降り立つ。 それと同時に氷の響きが木霊する。 [[それはとてつもなく硬いダイヤモンドのような戦いの幕開けであった…。>リムマウンダー]]